病気情報 nademo ペットメディア【nademo [なでも]】 nademo 2ページ

2025/9/10

鼻咽頭狭窄症

概要鼻腔の奥にある鼻咽頭という部分が狭くなる病気のこと。症状慢性的な鼻水、くしゃみ、開口呼吸、いびきなど。原因炎症や外傷、先天的な異常などが考えられる。治療法バルーン拡張術やステント留置術などの外科的処置が検討される。

2025/9/10

高尿酸血症

概要血液中の尿酸値が異常に高くなる状態。ダルメシアンなどの犬種に多く見られる。症状尿路結石、膀胱炎、排尿困難、血尿など。原因尿酸を体外に排泄する機能に遺伝的な異常があることや、プリン体の過剰摂取が関与。治療法尿酸生成を抑制する薬（アロプリノールなど）の投与、食事療法が中心となる。

2025/9/10

骨軟骨形成異常

概要骨や軟骨の形成に異常が見られる遺伝性の疾患。スコティッシュフォールドに特徴的な病気。症状四肢の関節の変形、短足、歩行異常、痛みなど。重度な場合は、歩行困難や全身的な骨の変形を伴う。原因遺伝子の変異による先天的なもの。治療法根本的な治療法はなく、痛み止めの投与や体重管理など、症状を緩和する対症療法が行われる。

2025/9/10

鉤虫症

概要消化管内に寄生する鉤虫という寄生虫によって引き起こされる病気のこと。症状下痢、貧血、食欲不振、体重減少など。子犬では重篤な貧血を起こし、命に関わることもある。原因鉤虫の幼虫が口から入ったり、皮膚から侵入したり、母犬の胎盤や母乳を介して感染。治療法駆虫薬の投与が主となる。

2025/9/10

遺伝性壊死性脊髄症（ENM）

概要壊死性の病変が脊髄に生じる、遺伝性の神経疾患。レトリーバー系犬種に多く見られる。症状若齢での運動失調や後肢の麻痺など。病気の進行は早く、症状は急速に悪化。原因遺伝子変異によって引き起こされる遺伝性疾患。治療法確立された治療法はなく、対症療法が主となる。

2025/9/10

天疱瘡

概要自己免疫疾患の一種で、皮膚や粘膜に水疱や潰瘍ができる病気。免疫系が自身の細胞を攻撃することで発症。症状皮膚、特に鼻、耳介、足の裏、口の中などに水疱やびらん、かさぶたが見られる。原因免疫系の異常により、皮膚の細胞同士を結合させるタンパク質（デスモグレイン）が攻撃されることが原因。治療法免疫抑制剤（ステロイドなど）の投与が主となる。

2025/9/10

腎周囲偽嚢胞

概要腎臓の周囲に液体（尿が主）が貯留し、線維性の被膜に包まれた袋状の構造物ができる病気。症状無症状の場合もあるものの、腹部の膨満、食欲不振、体重減少、腎不全の症状が見られることもある。原因腎臓や尿管の損傷、閉塞により尿が漏れ出すことが主な原因と考えられている。治療法嚢胞内の液体を抜く治療が行われる。根本的な治療には腎臓摘出が必要となることもある。

2025/9/10

脊髄腫瘍

概要脊髄やその周囲にできる腫瘍のこと。症状歩行障害（ふらつき、麻痺）、痛み、排泄困難など、腫瘍の発生部位によって症状は異なる。原因腫瘍細胞の異常な増殖によって発生。原発性（脊髄から発生）と転移性（他の臓器から転移）がある。治療法外科的切除、放射線療法、化学療法などが検討される。

2025/9/10

胸水

概要胸腔内に液体が異常に貯留する状態のこと。症状呼吸困難、咳、食欲不振、ぐったりする、開口呼吸など。原因心臓病、腫瘍、低アルブミン血症、感染症（FIPなど）など、多岐にわたる病気が原因で胸水が溜まる。治療法原因疾患の治療と、胸腔穿刺により貯留した液体を抜く対症療法が併用される。

2025/9/10

肘関節脱臼

概要肘関節を構成する上腕骨、橈骨、尺骨の位置関係が異常になる状態。症状急な痛み、足を引きずる、体重をかけることができない、患部が腫れるなど。原因転落や交通事故などの外傷が主な原因。先天的に関節が不安定な場合もある。治療法整復（関節を元の位置に戻す）が基本で、多くは鎮静下または麻酔下で行われる。重度の場合は手術が必要。

2025/9/10

狂犬病

概要狂犬病ウイルスによって引き起こされる、人にも感染する危険な人獣共通感染症。症状初期には行動の変化や発熱が見られ、進行すると攻撃的になったり、麻痺、よだれを垂らす、恐水症などの神経症状が現れる。原因狂犬病ウイルスを保有する動物に咬まれることで感染。治療法臨床症状が現れてからの治療法は確立されておらず、ほぼ100%致死的な病気。予防のためのワクチン接種が最も重要。

2025/9/10

消化管好酸球性硬化性線維増殖症（GESF）

概要消化管の壁が好酸球の浸潤と線維化により肥厚する、猫に特異的に見られるまれな病気。症状嘔吐、食欲不振、体重減少、下痢など消化器症状が中心。原因詳細な原因は不明で、アレルギーや免疫反応が関与していると考えられている。治療法免疫抑制剤（ステロイドなど）や食事療法、抗生物質の投与などが行われる。外科的切除が必要な場合もある。

2025/5/30

概要脂漏症は、皮膚の皮脂腺から過剰な皮脂が分泌されることで、皮膚がベタついたり、フケが出たりする皮膚疾患。乾燥性のものと油性のものがある。症状油性脂漏症：皮膚や被毛がベタつき、油っぽいフケ（黄白色）が多く見られる。独特の酸っぱいような脂っぽい臭いがすることが多い。乾燥性脂漏症：皮膚が乾燥し、カサカサしたフケ（白色）が多く見られる。皮膚に弾力性がなく、ひび割れを起こすこともある。共通して、痒みを伴うことがあり、脱毛や二次的な細菌・マラセチア感染を引き起こすことがある。原因原発性脂漏症：特定の犬 ...

2025/3/21

慢性腎不全

概要慢性腎不全とは、年齢を重ねるとともに腎臓機能が低下していき、さまざまな症状を引き起こす病気のこと。症状多飲多尿毛並みの悪化嘔吐体重減少ふらつき口臭　など原因加齢の他にも外傷や感染症、中毒、免疫疾患などが原因となる。治療法腎臓病を一度発症すると完治することはなく、症状を緩和させて症状の進行を遅らせることが目的となる。

2025/3/21

瓜実条虫症

概要瓜実条虫症は、瓜実条虫という消化管内に寄生する寄生虫を発端とし、消化器疾患を引き起こす寄生虫感染のこと。症状下痢血便軟便嘔吐食欲不振元気消失　など原因ノミなどが瓜実条虫の虫卵を摂取し、感染可能なまでに瓜実条虫が成長後、そのノミを口にすることで感染する。治療法瓜実条虫とノミの駆虫がそれぞれ必要になるため、駆虫薬を使って駆虫する。

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