こねこしょう
小猫症
概要
小猫症(ドワーフキャット)とは、成長期に体が成長することなく、子猫のサイズのままという病気のこと。人間でいう、小人症にあたる。
症状
見た目の通り、体が成長しないというのが大きな症状で、骨や筋肉の形成不足によって運動がしづらい体になる。
顔だけが成長して体が大きくならないケースや、低体温、巨大舌、便秘などが見られることもある。
原因
甲状腺ホルモンの分泌が低下する甲状腺機能低下症や、成長ホルモンがうまく分泌されない下垂体前葉機能不全などが原因であると言われている。
治療法
甲状腺機能低下症が原因とされる場合には、甲状腺ホルモンが投与される。
下垂体前葉機能不全が原因とされる場合には、現在のところ確立された治療法はない。