ミックス犬（雑種）の人気ランキング20選！各犬種の特徴や性格

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体毛

ミックス犬は寿命が長いって本当？

ミックス犬は純血種に比べて体が丈夫だ、といわれることが多いです。

純血種は犬種によって予防が難しい遺伝子疾患が受け継がれることも多いですが、2つの犬種を掛け合わせることでリスクを軽減できると言われています。

ミックス犬の平均寿命は、以下のとおりです。

ミックス犬だからといって、純血種よりもはるかに長生きする・病気にならないというわけではありません。

両親の性質や・かかりやすい病気を受け継ぐ場合もあるので、体の丈夫さを過信することなく体調管理を欠かさず行いましょう。

ミックス犬の値段相場は10万円～45万円

ミックス犬をお迎えする際の相場価格は低くて10万円前後、高い場合は45万円以上になることもあり、振れ幅が広いのが特徴です。

血統書はないため「この犬といえばこういう見た目」というスタンダードはないものの、人気のミックス犬や人気の毛色の場合は価格が上がりやすい傾向があります。

ペットショーで求められるような基準はありませんが、整った顔立ちや理想的な体型の子も価格が高騰しやすいです。

ミックス犬は同じ親犬から生まれたとしても個体差が出やすいため、その分価格の幅も大きくなります。

需要の大きさによって金額が変わることもあり、同じ犬種から生まれたミックス犬であっても都心部と地方では価格が異なる場合もあります。

ミックス犬をお迎えする方法

ミックス犬をお迎えする際も、血統書付きの犬と同様にペットショップ、ブリーダーさん、里親制度を利用するのが一般的です。

それぞれのお迎え場所のメリット・デメリットなどを解説しているので、参考にしてみてくださいね。

ペットショップ

最近では、ミックス犬を取り扱うペットショップも多くなっており、中にはミックス犬専門のペットショップも存在します。

ペットショップは複数のブリーダーさんと契約していることも多いため、さまざまなミックス犬を見て、その中からお気に入りの子を見つけられるのがメリットです。

しかし、希望の掛け合わせのミックス犬がいつでもいるとは限らないので、こだわりがある場合は事前に電話などで問い合わせるか専門のブリーダーさんを探すのがよいでしょう。

ブリーダー

「この犬種の掛け合せがいい！」と明確な希望がある場合は、ブリーダーさんを探すのがおすすめです。

ミックス犬は成長後の姿や性格が予想しづらいですが、両親を見せてもらうことで将来の姿をイメージしやすくなるでしょう。

また、自宅や犬舎を見せてくれるブリーダーさんであれば育った環境を確認できるので、安心感があります。

しかし、稀に知識不足により無理な交配を行うブリーダーさんも存在するため、見極めが重要です。

里親制度の利用

里親制度を利用し、保護団体や里親支援団体からお迎えする方法もあります。

ペットショップやブリーダーさんからお迎えするときと違い、高額な費用が発生しないことがメリットといえます。

しかし、里親になるためには厳重な審査があったり、両親の犬種が分からないことも多いです。

保護犬にはさまざまな子がいるので、お気に入りの子に出会えるチャンスも十分にあります。

気になる人はぜひ地域の保健所や保護団体に会いに行ってみてくださいね。

ミックス犬の飼い方

ミックス犬であっても血統書つきの犬であっても、基本的なお世話の方法に変わりはありません。

愛犬の性格をよく理解して向き合い愛情をかけて育てていけば、良好な関係を築くことができるでしょう。

大切な愛犬がなるべく快適に暮らせるよう、工夫をしてあげてくださいね。

しつけは子犬期から始める

ミックス犬に限ったことではありませんが、子犬期からしっかりとしつけを行うことは、とても重要です。

特に以下の内容は、早めに覚えさせるようにしましょう。

ミックス犬の場合は性格の傾向を読めない場合も多く、同じ両親から生まれた兄弟であっても性格が異なる場合があります。

愛犬としっかりと向き合い、性格・性質を見極めながら、その子の個性に合ったしつけを行なっていきましょう。

運動不足にならないよう散歩は毎日行く

基本的に、どの犬種から生まれたミックス犬であっても散歩は必要です。

体のサイズや運動量によって適切な距離・時間は異なりますが、1日2回を目安に適度に運動をさせましょう。

熱中症や足裏のやけど予防のため、夏場は早朝・夕方などの涼しい時間帯に散歩をさせてあげるのがおすすめです。

運動不足に陥るとストレスが溜まって問題行動を引き起こしたり、健康状態にも影響が出てしまうおそれがあるので、毎日欠かさず散歩に連れていきましょう。

親が骨折・脱臼しやすい犬種なら床材を工夫する

出典：Amazon

トイ・プードルやポメラニアンなどの小型犬は骨折や脱臼などのリスクが高く、その子であるミックス犬も体質を引き継いでいることが多いです。

骨折・脱臼のリスクを軽減できるよう、室内の環境を整えてあげましょう。

フローリングを走り回っていると滑って転んだときに、関節に大きな負担がかかってしまいます。

また、ソファや椅子から飛び降りてしまうと骨折の可能性も。

滑りにくいよう床にカーペットを敷いたり、ステップを作って高いところからの飛び降りを防止するなどの工夫をしましょう。

肥満にならないように体重管理は徹底する

どのような犬種であっても、肥満は病気のリスクが上がります。食事のコントロールと適度な運動を行い、健康維持に努めましょう。

体重が増えすぎると体を支える関節に負担がかかりやすくなったり、呼吸器の疾患や高血圧・免疫力の低下などにつながることも。

毛量が多い犬の場合はパッと見では体型が分かりづらいこともあるため、日々のコミュニケーションを通して体に触れ、脂肪がつきすぎていないか確認しましょう。

理想的な体型については、上記ボディコンディションスコア（BCS）を基準とし、BCS3の理想的な体型を目指しましょう。

参考：環境省「ボディコンディションスコア（BCS）」

体のケアは定期的に行う

健康維持のため、以下のような体のケアを定期的に行いましょう。

これらのケアは美しさを保つためだけでなく、健康な体を守っていくために必要なことです。

ブラッシングやシャンプーを怠ると皮膚トラブルを引き起こしたり、歯磨きが不十分で歯周病になると口腔内だけではなく体全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。

飼い主さんが自宅でケアをできるようになるとスムーズですが、中には愛犬が嫌がってしまってどうしてもうまくいかないことも。

その場合はトリミングサロンや動物病院で、プロの力を借りるのもおすすめです。

ミックス犬を迎え入れるときの注意点

ミックス犬と一緒に暮らすにあたって、あらかじめ把握しておきたい注意点を解説します。

純血種にはない、ミックス犬ならではのポイントを解説するのでぜひお迎え前に目を通してみてください。

血統書は発行されない

JKC（ジャパンケネルクラブ）で登録が認められている犬種以外はすべて雑種の扱いになり、血統書は発行されません。

どんなに見た目が美しく高額なミックス犬であっても純血種とは認められておらず、血統書は発行されないことを覚えておきましょう。

しかし、一般家庭でペットとして一緒に暮らす分には血統書がないからといって困ることは特にありません。

参考：ジャパンケネルクラブ「血統証明書について」

性格や見た目はどちらの親の気質が出るかわからない

純血種と比べて、ミックス犬は個体差が大きく両親のどちらの性質が強く出るか予想も難しいとされています。

子犬のときと成長後では、見た目や毛色の印象が大きく変わる場合も。

ミックス犬は、そういった変化も含めて楽しめる人に合っている犬だといえます。

どのような容姿・性格に育っても「思っていたのと違った」と放棄することなく、最後まで責任を持ってお世話をしましょう。

ミックス犬用のグッズは少なく探すのが大変

ペットフードや犬用の洋服などのアイテムには「○○用」と犬種名が書かれていることが多いですが、ミックス犬の場合は専用のアイテムが非常に少ないのがデメリットです。

愛犬に合ったものを探すには、少々苦労が伴うでしょう。

また、人間用の雑貨類などにも犬のイラストをあしらった物が多数販売されていますが、ミックス犬のアイテムは決して多いとはいえません。

ミックス犬を迎え入れたら存分に個性を楽しもう

両親のどの部分が出るか予想がつかず、成長に連れて姿が変わっていくのがミックス犬の魅力です。

どちらか片方にとても良く似ている子もいれば、どちらにも似た子もいます。

純血には純血の良さがありますし、ミックスにはミックスの良さがあるということですね。

ほかの子にはない個性を存分に楽しみ、たくさん愛情を注いであげてくださいね。

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