にょうほうしょう
尿崩症
概要
尿崩症とは、原尿の血液中への再吸収を促すホルモンが不足することによって、腎臓機能が低下する病気のこと。
症状
- 薄い尿が出る
- 多尿
- 脱水
- 痙攣
- 意識障害
原因
尿崩症の原因には、中枢性と腎性の2種類がある。
いずれも原尿の再吸収を促すホルモン、バソプレシンの不足もしくは機能不全が原因となっている。
中枢性 | 下垂体の異常により、バソプレシンがうまく分泌されない |
腎性 | 甲状腺機能亢進症や腎盂腎炎により、バソプレシンがうまく機能しない |
治療法
原因に対する治療が行われるため、原因によって治療方針は異なる。