しきゅうちくのうしょう
子宮蓄膿症
概要
子宮蓄膿症とは、細菌感染などによって子宮内に膿が溜まってしまう病気のこと。
症状
初期は無症状であることが多いものの、症状が進行すると食欲の低下や多飲多尿、嘔吐やお腹の張りに加えて、陰部からの膿や血が見られるようになる。
原因
肛門と外陰部は近く、膣口から大腸菌などが入り込みやすい状態になっており、発情期頃には免疫機能が低下することで子宮蓄膿症になりやすい。
治療法
治療は緊急を要すことが多く、基本的には外科手術によって卵巣と子宮を摘出する。
健康なうちに避妊手術を受けることで、卵巣と子宮を摘出し、事前に予防することができる。