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ぶどうまくひふしょうこうぐん

ぶどう膜皮膚症候群

概要

ぶどう膜皮膚症候群とは、眼球の内側を包む虹彩・毛様体・脈絡膜の3つからなるぶどう膜や皮膚に異常が見られる病気のこと。

症状

眼の異常は、ぶどう膜炎として「まぶたの痙攣、瞳孔が光に反応しない」など。皮膚の異常は「口や鼻周りの色素が薄くなる、赤くなる、ただれる」などが見られる。

検査・診断

「身体検査、一般眼科検査、眼圧検査、眼底検査、皮膚の病理組織学的検査」などによって確認する。

治療法

眼の初期治療は点眼、結膜下注射、免疫抑制剤などを使用して治療が行われる。

皮膚の治療に関しては色素が薄くなっている症状のみである場合、経過観察に留め、重症の場合にはステロイドや免疫抑制剤などが使われる。

どちらも効果的な予防策は確立されておらず、発症後は生涯を通して治療することとなる。

この情報の監修者

西岡 優子

監修者情報

西岡 優子

ライター/獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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