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ねっちゅうしょう

熱中症

概要

高温多湿な環境に長時間晒されることで体温が上昇し、高体温及び脱水することにより、急変や死亡リスクがある病気のこと。

症状

初期症状では「荒い呼吸、目や口の粘膜の充血、食欲不振、足元のふらつき」などが見られる。

重篤化すると「嘔吐・下痢、吐血・血便、痙攣、意識消失」などが見られる。

検査・診断

体温測定や身体検査、飼い主さんによる状況報告から判断。

重症の場合には、血液検査や超音波検査、レントゲン検査なども。

治療法

熱中症は症状がどんどん進行する病気のため、軽度であれば、すぐに涼しい場所へと移動させ、全身に常温の水をかけて冷却。

特に首、脇の下、そけい部などの血管が太い部位を保冷剤などで冷やすといった応急処置が必要となる。

重度では、すぐに動物病院を受診し、点滴や薬の投与などが行われる。

この情報の監修者

監修者情報

西岡 優子

西岡 優子

ライター、獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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