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もんみゃくたいじゅんかんしゃんと

門脈体循環シャント

概要

門脈体循環シャントとは、消化管で吸収した栄養分や毒素を肝臓へ運ぶ門脈血管に、異常血管(シャント血管)ができることで、解毒されるべき毒素が体中に回ってしまう病気のこと。

症状

「元気消失、食欲不振、嘔吐、大量のよだれ、痙攣、意識障害」などが見られる肝性脳症が起こる。

検査・診断

「血液検査、超音波検査、X線検査、CT検査」などを行い、診断する。

治療法

先天性の場合には、外科的手術によってシャント血管を閉鎖することで根治が期待できる。

後天性の場合や手術が困難な場合は、低タンパク食や、肝性肝保護剤などの投薬を行う。

この情報の監修者

監修者情報

西岡 優子

西岡 優子

ライター、獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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