うぉぶらーしょうこうぐん
ウォブラー症候群
概要
ウォブラー症候群とは頸椎すべり症ともいい、大型犬によく見られる病気で、頚椎の異常形成によって脊髄圧迫を起こし、さまざまな症状を引き起こす病気のこと。
症状
初期症状では後ろ足のふらつきや開脚状態が続くなどの症状が見られる。
症状が進行すると、前足にも症状が出てくるため、歩行困難になることがある。
原因
詳しい原因はわかっていないものの、先天的な要因があるのではないかと考えられている。
治療法
軽度の場合には鎮痛剤や炎症を抑えるステロイド薬を使用し、運動制限による対症療法が行われる。
症状が重度の場合には、基本的に手術が勧められる。