いぬでんせんせいかんえん
犬伝染性肝炎
概要
犬伝染性肝炎とは、犬アデノウイルス1型に感染することで、風邪のような症状から肝炎を引き起こすことのある病気のこと。犬アデノウイルス1型感染症とも呼ばれている。
症状
- 発熱
- 鼻水
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 食欲不振
- 元気消失
軽度の場合には風邪のような症状であるものの、重篤になると急死することもある。
原因
犬アデノウイルス1型に感染した犬との接触や、排泄物を介して感染する。
感染力がとても強く、排泄されてから数日~数か月ほど生存することがあるウイルスである。
治療法
犬アデノウイルス1型に対して有効的な治療法は現在のところ確立されていない。
そのため、症状にあわせた対症療法が選択される。