愛犬・愛猫との暮らしは楽しいものである一方、住まいに関する悩みやトラブルは少なからずあるでしょう。
人が中心になりがちな住宅ですが、今ではペットとの暮らしを中心にした物件も多くなってきています。
そんな中でも今回ご紹介するのは、関東を中心に住まいに関する事業展開を行うポラスグループのHaScasa(ハスカーサ)というブランド。
大切な愛犬・愛猫との暮らしを中心に考えて設計された、モデルハウスを訪れました。
ライター/運営者
小学生の頃から愛犬と育ち、15年近くをともに生きてくれた経験を経て、ペットメディアのnademoをスタート。
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目次
ポラスグループの特徴
「ポラス」という名前を聞いたことがある人は多いはず。テレビCMなどでも聞いたことがありますよね。
ポラスグループでは戸建分譲・注文住宅・分譲マンションなど、住まいに関するさまざまな事業を展開している企業です。
こうした住まいを中心としたイメージがあると思いますが、実は木材を事前にカットするプレカット事業でも有名な企業。
難しく複雑な加工であっても正確にカッティングしてくれるため、これがポラスの家の品質に繋がっています。
自社で一貫して設計からアフターサポートまで
ポラスグループの特徴のひとつでもあるのが、自社で一貫して行われている一貫施工体制です。
敷地調査や設計はもちろんのこと、施工から品質管理、そしてアフターサポートやメンテナンスまで一貫して行っています。
これによって全ての工程に責任を持つことができるうえ、下請け業者に丸投げすることなく信頼と実績を積み重ねてきています。
「家を建てて終わり」ではなく、住人にしてみれば住んでからがスタート。アフターサポートやメンテナンスまでしっかり行ってくれるのは、大事な安心ポイントになるでしょう。
地域密着型のサービスで、どこでも1時間以内に駆けつける
ポラスグループの従業員は2024年6月時点で4,000人以上という規模で、業界的に見ても一貫して全ての工程を行っている企業は少ないそうです。
事業の中心にしているのは関東圏で、あえて全国展開をせずに、丁寧なアフターサポートを実現するため。
地域密着型となっており、なにかトラブルがあればどこでも1時間以内に駆けつけられるよう、地域を限定しているのだそう。
HaScasa(ハスカーサ)の注文住宅
今回ご紹介するポラスグループのハスカーサは、注文住宅事業のうちの1ブランドです。
注文住宅では自由設計からセミオーダーまで対応しており、利用する方の希望に合わせた設計が可能に。
愛犬・愛猫との暮らしにおいて、人を中心とした設計とはまた違った“ペット中心のモデルハウス”をご紹介します。
設計士が「ペットを家族の一員」と考えて設計
今回、ペットとの暮らしをテーマにしたモデルハウスが作られたのは、設計士の方が実際に2匹の豆柴と暮らしているからだそうです。
設計士の方は「ペットを家族の一員」と考えているそうで、人だけではなく愛犬も快適に暮らせる設計にしてくれています。
あくまでもペットという飼い方ではなく、家族の一員だと思っている人が多いと感じたそうで、家族全員のことを考えて設計するのは自然なことだと。
実際に訪れてみるとわかるように、さまざまな工夫がされているので、そのひとつずつを見ていきましょう。
唯一「ツーバイシックス工法」を用いている
現在、ポラスグループには5つのブランドがあり、そのうちのひとつがこのハスカーサ。
このハスカーサの特徴というのが、5つのブランドの中でも唯一「ツーバイシックス工法」というものが用いられている点です。
通常であれば在来工法といって、点と線で結んで作られるのが一般的だそうです。
点と線で繋ぐのに対して、ツーバイシックス工法・ツーバイフォー工法では、面で支えるのだそう。
この在来工法との違いは以下のとおりです。
ツーバイシックス工法の特徴
- 断熱性が高い
- 耐震性が高い
- 遮音性に優れている
在来工法で斜めに入れる筋交いがない分、断熱材が敷き詰められて、高い断熱性を実現しているのだとか。
足腰に負担がかかりづらいフローリング
今や一般的となっているフローリングですが、通常のフローリングでは犬や猫は滑ってしまいます。
特に走っているときは滑って足腰の負担になるため、マンションなどではカーペットを敷くこともあるでしょう。
このモデルハウスに関しては1階のフローリングを、創業100年を超える朝日ウッドテックの『ライブナチュラルプラス for Dog』を使用。
天然木なので美しい木目を維持しながらも、愛犬にとって負担の少ないフローリングにしてくれています。
階段と2Fの床はコーティングをすることですべりにくくする工夫をしています。1Fと2Fの床の違いをぜひ触って試してみてください。
階段の高さは165mmで少し低めに設計
一般的な人を中心とした階段では、一段の高さが200mmに設計されているそうです。
ですがこのモデルハウスに関しては、一段を165mmと少し低めに設計することで、愛犬の足腰への負担を軽減してくれます。
これは愛犬にとっても負担が減りますし、飼い主さんが年齢を重ねたときには体への負担を減らしてくれることになります。
目先の安心だけではなく、ペット中心とは言っても人も安心して暮らせる設計になっているということです。
小型犬から大型犬まで快適に暮らせる
モデルハウスの至るところにスペースが設けられており、少し広めに設計されています。
一般的には小型犬を中心として考えますが、モデルハウスでは大型犬であっても快適に過ごせるスペースになっているのが特徴。
玄関も朝の準備をしながら愛犬のお世話をすることができる、十分なスペースが作られています。
キッチンにはオリジナル調湿工法を採用
家に入ってからすぐ目につくキッチンの壁面には、オリジナル調湿工法という手法が採用されています。
この工法をした壁が湿気を吸放出する仕組みになっており、快適な湿度を維持すると共に、脱臭効果も高くなっています。
調理中のニオイはもちろんのこと、愛犬の気になるニオイなども吸収してくれるので快適。
愛犬・愛猫の顔をどこでも見られる設計に
愛犬・愛猫の室内飼いは今でこそ一般的になってきていますが、室内には隠れられるところがたくさんあります。
ふとした瞬間に「あれ?どこ?」という経験をしたことのある飼い主さんも多いはず。
ペットをテーマにしたこのモデルハウスでは、愛犬・愛猫の姿を見失いづらい、さまざまな工夫がされています。
玄関には安心できるヌックを設置
玄関で飼い主さんのことをお迎えしてくれる子はたくさんいますよね。
ですが、もともとリビングにいるところからだと、玄関までの距離が長かったり、急に走ってケガをしてしまうこともあります。
このモデルハウスでは玄関から見えるところにヌック(小ぢんまりとした居心地のいい場所)が作られており、リビングからすぐに玄関の飼い主さんが見えるようになっています。
ヌックから玄関までの高さを設けているのは、あえて飛び降りづらい設計にしているようで、ケガや事故を防ぐための設計だそうですよ。
飼い主さんと目線が合うように高さを調整
犬は飼い主さんを見上げることが多いため、首を酷使しがち。そこにも配慮されているのがこのモデルハウスです。
リビングではもちろんのこと、愛犬がリビングのソファからキッチンを向けば、その目線がほとんど同じ高さになるよう調整されています。
これはヌックからソファや、ヌックからキッチンなども同じで、目線が合うので愛犬もきっと安心してくれることでしょう。
そのためにリビングを一段高くしており、空間の感じ方がリンクするように作られています。
ドッグウォークからワークスペースまで
2階には元気よく走り回ることができるドッグウォークが作られており、安全に元気に運動することができます。
また、階段横にはワークスペースを用意しており、ドッグウォークから愛犬の様子を伺うことも。
窓を開け放てばドッグウォークを1周走れるように作ることもできるのだとか。
愛犬がどこにいても飼い主さんが仕事をしていても、その様子を確認することができる設計なのです。
これは寝室も目線を合わせられるようにされており、かなり重視されているところだそうですよ。
外を監視しやすく、ストレスを軽減する設計
単独でお留守番をすることもある愛犬にとって、飼い主さんがいない状況はストレスになりやすいです。ここでは日向ぼっこもできます。
ですが、外のことがなにもわからない環境で過ごすよりも、少しでも外を見ることができる、監視することができる、そして飼い主さんの帰宅タイミングがわかるというのは、愛犬にとって嬉しいこと。
窓が愛犬用に少し低めに設置されていても、天窓も設置されているので自然の光はしっかり入ってきます。
そうしたひとつひとつの細かな設計が、愛犬のことを考えて作られているように感じます。
HaScasa(ハスカーサ)の注文住宅は関東を中心に体感できる
ポラスグループの事業の中心が関東となっているため、ハスカーサのモデルハウスが見られるのも関東を中心に9つの場所で体感できます。
ハスカーサの展示場
- 埼玉県/新越谷
- 埼玉県/草加
- 埼玉県/越谷
- 埼玉県/朝霞
- 埼玉県/浦和
- 埼玉県/東浦和
- 東京都/足立区加平
- 千葉県/柏
- 千葉県/船橋
ですが、このペットをテーマにしたモデルハウスについては、朝霞展示場のみということです。
気になった方はぜひ、朝霞展示場まで足を運んでみてください。
ペットのための設備も加えて、快適便利に
室内飼いで困ることの多い汚れのひとつが、散歩から帰ってきた愛犬の手足の汚れです。
ウェットティッシュなどを使ってキレイにすることも多いかもしれませんが、注文住宅なら愛犬用の足洗い場を作ることもできます。
愛犬向けの設備が多くなっていますが、実際には愛猫家の方たちも多くいらっしゃるようです。
そうなるとドッグウォークとは少し違った、壁に設置するキャットウォークやキャットタワーなど、設備が違ってくるもの。
年齢によっても高さや必要性が変わってくるので、それらを全て加味したうえで快適に暮らせるよう、設計してくれますよ。
ペットのことだけでなく自分たちの負担軽減にも繋がる家に
設計士の方からは、次のような言葉をいただきました。
「ペットが家族の一員であり、大切に育てているご家庭の方々、もちろんペットの方々。ペットのことを考えての住まいづくりというのは、結局自分たちの将来のバリアフリーにもつながります。年を取った時にも階段の段差がなめらかになれば登りやすいですし、自分たちのバリアフリーにもつながりますよね。どなたでも関係しています」とのこと。
愛犬・愛猫のことを考えながらも、自分たちも快適に過ごせる家でなければいけません。
「ペットのことを思いやることが、将来的には自分たちのことを思いやる」ことに繋がるのは、大きな買い物になる住宅においてとても大事なことでしょう。
体感すまいパーク朝霞の情報
住所 | 埼玉県朝霞市幸町3-11-9 |
お問い合わせ | 048-450-1120 |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 火・水曜定休日 |
公式サイト | https://www.polus-ie.jp/park/asaka/ |
この記事の執筆者
HIROKI SHIRAKAMI
ライター/運営者
犬との生活から始まり、「ハムスター、うさぎ、フクロモモンガ」とともに生活しています。 現在は新しい家族の愛猫クロアを迎えて、日々奮闘中。
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