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猫がすりすりしてくる理由とは?猫の行動から知る愛猫の気持ち

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猫がすりすりしてくる理由

猫の行動にはそのひとつひとつに意味があり、飼い主に対してなにか表していることが多いです。

特に猫がすりすりと体を寄せてくるようなときには、少なくとも飼い主に対して好意的であることがわかります。

では、猫のすりすりにはどんな意味があるのか、どういった理由ですりすりしてくるのか気になるのではないでしょうか。

猫の行動からどんな理由があるのかを理解していけば、愛猫の気持ちもきっと理解できるようになるでしょう。

この記事の結論

  • 猫がすりすりしてくる理由の大部分は、飼い主に対するマーキング行動になる
  • 自分のニオイをつけて安心したいため、帰宅後やお風呂後にすることが多い
  • 愛猫にすりすりされたときは、そっと見守り、特にアクションを起こす必要はない
  • 好意的な相手にはすりすりするが、好意のない相手にはすりすりすることはない

nademo編集部

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猫がすりすりしてくる理由

猫が自分の体を飼い主にこすりつけてくる「猫のすりすり」は、基本的に好意的な印象のものばかりです。

とても可愛らしく感じられるこの行為は、そもそも信頼できる相手や愛する家族でなければ行いません。

ただ、実はこれは飼い主さんや家族などの人や動物相手だけでなく、家具や荷物などにもすることがあります。

その理由として第一に考えられるものはマーキング行動であり、この「すりすり」はコミュニケーションのひとつとしても活用されています。

マーキング

猫がすりすりする理由のひとつはマーキング行動で、大半の理由は自分のニオイを飼い主につけることを目的としています。

猫の頬や体には「フェロモン腺」と呼ばれるニオイを分泌する器官があり、物や人に体をこすりつけることで、自分のニオイをつけます。

これは「ここは自分の縄張りだ」という意思表示や、自分のニオイがするところを増やし、安心感を得るための行動です。

特に、飼い主に対してすりすりする場合、「この人は自分のもの」と認識している証拠です。

猫は縄張り意識が強いため、自分の安心できる範囲を確保しようと、家具やドア、飼い主に頻繁にすり寄ってくることがあります。

ニオイの上書き

猫は自分のニオイがついている場所を好み、知らないニオイを嫌がる傾向があります。

飼い主が外出から帰ってきたときにすりすりするのは、外でつけてきた他のニオイを安心できる自分のニオイで上書きしようとしているからです。

特に他の動物や知らない人と接触した後は、自分のニオイが薄れていると感じるため、熱心にすり寄ってくることがあります。

また、室内の家具や物に対しても同じ行動をとり、安心できる環境を保とうとするのです。これは猫にとってのストレス軽減やリラックス効果にもつながります。

甘えたい、構って欲しい

猫がすりすりしてくる理由として、単純に甘えたい、または構って欲しいという気持ちがある場合もあります。

特に、飼い主が忙しくしていたりしばらく構ってもらえなかったりすると、「撫でてほしい」「遊んでほしい」といった要求を込めてすり寄ってくることが多いです。

また、食事の時間が近いときや、おやつが欲しいときにも、飼い主に甘えるようにすりすりすることがあります。

この場合、喉を鳴らしたり鳴き声を伴うことが多く、猫なりの愛情表現として見られることが多い行動です。

猫がすりすりする際の部位別の意味

猫

基本的にどんな部位をすりすりしてきたとしても、猫にとってそれは好意的な印です。

不快な意味合いですりすりするということはありませんので、飼い主さんは安心して良いでしょう。

前述のとおり、マーキングや愛情表現がすりすりの理由なので、これを理解しておけば問題ありません。

頭:愛情表現

猫が頭をすり寄せてくるのは、強い愛情表現のひとつです。

猫の頭にはフェロモン腺があり、大好きな相手に自分のニオイをつけることで、「信頼している」「大好きだよ」と伝えています。

特に、猫同士でも親しい関係にある場合、頭をこすりつけ合うことがよく見られます。

飼い主に対しても同様に頭をすり寄せることで、親愛の情を示し、安心感を得ているのです。

この行動は特にリラックスしているときに見られ、撫でられるとゴロゴロ喉を鳴らすことが多いでしょう。

顔:マーキング

猫が臭腺の多い顔をすりすりするのは、主にマーキングのためであると考えられます。

頬や口元にはフェロモン腺があり、家具や壁、人に顔をこすりつけることで自分の縄張りであることを主張します。

特に飼い主の手や顔にすり寄ってくる場合、「この人は自分のもの」とアピールしているのです。

また、新しい環境や物に対してもこの行動をすることで、自分のニオイをつけ、安心感を得ようとします。

猫にとっては「自分のエリアを作る」重要な行動のひとつと言えるでしょう。

鼻:挨拶や愛情表現

猫同士が鼻を近づけるのは、親しい関係であることを示す挨拶の一種です。

そのため、飼い主に対して鼻をすり寄せるのも、「あなたを信頼しているよ」という愛情表現のひとつです。

鼻先を軽く押し当てたり、すんすんと匂いを嗅ぐのは、猫が相手を確認し、安心感を得るための行動でもあります。

また、食べ物のニオイが気になるときや、相手の体調をチェックしようとしている場合もあります。

優しく鼻をくっつけてくるときは、猫が心を開いているサインです。

体:要求や甘えている

猫が体をすり寄せてくるのは、挨拶の意味や甘えたい気持ちが込められています。

特に、足元に体をこすりつけてくるのは「構ってほしい」「撫でてほしい」といった要求のサインであることが多いです。

また、猫同士でも体をこすりつけ合うことで親しい関係を確認し、フェロモンを共有する習性があります。

飼い主の足元にぐるぐると巻きつくようにすり寄ってくるのは、信頼の証でもあり、猫が安心して甘えられる相手だと認識している証拠です。

しっぽ:挨拶や要求

猫がしっぽをすり寄せてくるのは、挨拶や何かを要求しているときに見られる行動です。

特にしっぽの根元を飼い主にこすりつける場合、「撫でてほしい」「遊んでほしい」といった甘えのサインであることが多いです。

また、猫同士でもしっぽを絡めたり、軽くこすりつけることで親しみを表すことがあります。

しっぽをピンと立てて寄ってくる場合は、飼い主への強い信頼の証です。逆にしっぽを低くして寄ってくる場合は、少し慎重になっている可能性があります。

お尻:信頼の証

猫が飼い主にお尻を向けたり、こすりつけたりするのは、信頼の証です。

猫にとってお尻は急所であり、無防備な部分です。そのため、安心しきっている相手にしか見せません。

また、猫同士でも親しい間柄ではお尻を嗅ぎ合い、お互いの情報を確認する習性があります。

飼い主にお尻を向けるのは「あなたを信頼している」というメッセージであり、「撫でてほしい」「構ってほしい」といった甘えの意味も含まれています。

無防備な姿を見せてくれるのは、猫が心を許している証拠です。

愛猫にすりすりされたときの対応方法

猫がすりすりしてきたときは、その行動の意味を理解し、適切に対応することが大切です。

まず、猫が愛情表現としてすり寄ってきた場合は、優しく撫でてあげたり、声をかけたりしてスキンシップをとりましょう。

特に、頭や頬をすりつけてくるときは、甘えたい気持ちが強いので、猫がリラックスできるように撫でると喜びます。

マーキングの一環としてすりすりしている場合は、自分の縄張りであることを確認しているサインなので、そっと見守るのがベストです。

無理にやめさせる必要はありませんが、家具や壁に頻繁にこすりつける場合は、猫が安心できる専用のスペースを作ると良いでしょう。

食事前やおやつの時間にすり寄ってくる場合は、「ご飯が欲しい」と伝えていることが多いので、適切なタイミングで食事を用意してあげることが大切です。

ただし、要求がエスカレートしないように、決まった時間に食事を与える習慣をつけるのも重要です。

もし、外出後にすりすりしてくる場合は、外でつけた他のニオイを上書きしようとしている可能性があります。

このときは、猫が安心できるようにしばらく一緒に過ごし、優しく話しかけると良いでしょう。

すりすり行動は猫の愛情や信頼の証なので、できるだけ応えてあげることで、飼い主との絆が深まります。

すりすりする猫としない猫の違い

猫にも個体差があり、すりすりする子としない子がいます。この違いは、性格や育った環境、社会性の違いによるものです。

甘えん坊で人懐っこい猫は、飼い主に頻繁にすり寄る傾向があります。一方で、警戒心が強い猫や独立心が強い猫は、あまりすりすりしないことが多いです。

また、子猫の頃から人に慣れているかどうかも影響します。幼少期にたくさん触れ合った猫は、人に対して親しみを持ちやすく、自然とすりすりすることが増えます。

好意のある相手にはすりすりする

猫は信頼し、好意を持っている相手に対してすりすりすることが多いです。

飼い主だけでなく、仲の良い猫同士や他の動物に対してもこの行動を見せます。

特に、猫が自分のニオイをつけることで安心感を得るため、信頼している相手には頻繁にフェロモンをつけようとします。

また、お気に入りの人が帰宅したときや、リラックスしているときにすりすりすることが多いです。

苦手な人にはすりすりしない

猫は苦手な人や警戒している相手には、すりすりをしません。

猫にとってすりすりする行動は、自分のニオイをつけることで安心感を得るためのものなので、不安を感じる相手には距離を取る傾向があります。

また、急に触ろうとする人や、大きな音を立てる人、しつこく構いすぎる人には近づかないことが多いです。

しかし、無理に距離を縮めず、猫のペースに合わせて接すると、時間をかけてすりすりしてくれるようになることもあります。

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