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かくちょうがたしんきんしょう

拡張型心筋症

概要

拡張型心筋症とは、心臓の筋肉(心筋)が薄くなることで、心臓の収縮機能が低下し、血液をスムーズに循環させることができなくなる病気のこと。

症状

初期症状としては「元気消失、食欲低下、運動を嫌がる」といった症状が見られ、重症になると胸水や腹水の貯留、肺水腫により「咳、呼吸困難」といった症状が見られる。

検査・診断

「聴診、レントゲン検査、心臓超音波検査、心電図検査、血圧測定」などで、呼吸の乱れや心雑音の確認、超音波による心臓の内腔の拡張などの確認、心電図による不整脈の確認が行われる。

治療法

完治できる治療法は現在のところなく、症状を緩和させる目的での内科治療が一般的。

内科治療では血管拡張薬、強心薬、利尿薬、抗不整脈薬などを使用し、一生涯に渡っての治療が必要となる。

この情報の監修者

監修者情報

西岡 優子

西岡 優子

ライター、獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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