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ちゅうしゃぶいにくしゅ

注射部位肉腫

概要

注射部位肉腫は、ワクチン接種などを行った後にできる、非上皮性悪性腫瘍のこと。

ワクチン接種後に多く見られたため、「ワクチン誘発性肉腫、ワクチン関連肉腫」などとも呼ばれていたが、現在ではワクチン以外でも肉腫ができることがわかっている。

症状

多くが線維肉腫で、「骨肉腫、未分化肉腫、粘液肉腫、横紋筋肉腫、リンパ腫」など、多岐にわたる肉腫が見られる。

「頚部背側、肩甲間、胸背部側面、後肢、腰部背側」などの一般的な注射部位に多く見られる。

検査・診断

「細胞診、組織生検、血液検査、ウイルス検査、X線検査、超音波検査」などが行われる。

治療法

一般的には腫瘍部位の切除手術が必要になり、その他、放射線治療や化学療法なども検討される。

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