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すいがいぶんぴふぜん

膵外分泌不全

概要

膵外分泌不全とは、膵臓から分泌される消化酵素が不足することで、消化不良を引き起こす病気のこと。

症状

脂肪の分解ができなくなってしまうため、「便が白っぽくなる、軟便、水様性の下痢、食欲旺盛なのに痩せる、毛艶や毛並みが悪い」といったものが見られる。

検査・診断

糞便検査を行い未消化の脂肪を確認したり、補助的な検査として血液検査により膵臓に関する数値の測定などが行われる。

治療法

治療法としては主に症状を緩和させる治療となるため、一生涯にわたる治療が必要になる。

消化膵酵素を食事に混ぜたり、ビタミンB12製剤を補給する治療が一般的。

この情報の監修者

西岡 優子

監修者情報

西岡 優子

ライター/獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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