かくまくかいよう
角膜潰瘍
概要
角膜潰瘍とは、角膜に傷がついた状態のこと。
角膜は表面から順番に「角膜上皮層、上皮基底膜、角膜実質層、デスメ膜、角膜内皮層」という層からなる。
症状
目を開けなくなったり痛そうにする、目の充血や涙が多いといった症状が見られる。
検査・診断
顕微鏡・染色を用いて、角膜の傷を確認する。
治療法
点眼薬を用いた内科治療が一般的で、細菌感染を抑えたり、傷の修復を助ける。
重度の場合には外科治療が必要になり、瞬膜で覆う瞬膜被覆術や、欠損した角膜を部分的に覆う手術が行われる。