毎月2回、東京都内を中心に譲渡会を開催中というミャオ!ねこのおうち。拠点を持たずボランティアスタッフさんたちの手で、にゃんこの保護からお世話、譲渡までを行っています。
譲渡会で新しいおうちを探す子たちは皆、美猫。保護している人が、ねこちゃんたちを大事にお世話していることが理解できます。
和気あいあいとした雰囲気の譲渡会へ、たくさんの人が来場していましたよ。今回はその様子をレポートします。
ライター
実家の近所にある大きめのドッグランで遊ぶたくさんの子を眺めるのも、至福のひとときです。
プレゼント企画やお友だち限定企画も用意してありますので、友だち追加お待ちしております!
目次
ミャオ!ねこのおうちとは
ミャオ!ねこのおうちは、ボランティアが運営する保護団体です。
TNR時に保護が必要な子や、山梨県・群馬県の動物愛護センターからの引き出しを中心に、飼い主のいない猫を保護・譲渡しています。
保護した猫たちは都内・近郊の里親さんやボランティアさんが預かり、SNSなどで情報を公開。
月に2回、土日や祝日に譲渡会を開催し、彼ら彼女らの新しいおうちを見つける活動をしています。
譲渡したあとも飼い方についての質問なども大歓迎です。人も猫もずっと幸せに暮らして欲しいと思い、活動しています。
この日は高田馬場駅から徒歩5分ほどの場所にある企業での譲渡会。里親さんのひとりがお勤めの会社だそう。
譲渡会には30頭から40頭程度のにゃんこが出席
譲渡会には毎回、多くのにゃんこが顔を出します。
春の出産シーズンを受けて、春~秋は子猫の参加も多いそう。
12月23日の譲渡会には生後2ヶ月から7歳位のにゃんこまで、32頭が参加していました。
同居の子や兄弟は同じケージに入ったり、ケージを寄せ合って不安がないよう配慮されています。
ケージに猫の詳細情報が記載されており、分かりやすい展示です。
にゃんこのお迎えなんて夢のまた夢?という人こそ、ミャオ!ねこのおうち譲渡会へ
猫をお迎えしたいな、と思いつつこの記事を読んでくださっている読者の方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
譲渡会へは毎回、たくさんの人が訪れます。
ミャオ!ねこのおうちの譲渡会はスタッフが親身に、来場者ひとりひとりと面談し、お迎えにあたっての疑問や悩みに寄り添うのが特徴です。
「猫を飼うのは初めてだけど大丈夫かな」「保護主さんてどんな感じ?」などと二の足を踏んでいる方こそ、参加してみましょう。
何度も足を運ぶ人、時間をかけてじっくりみて回る人、ボランティアのお手伝いを始めてしまう人など、参加のスタイルはさまざま。
同居のご家族全員で来て、にゃんこの様子を皆で観察し、意見共有するとお迎えしやすいとのことです。
また、目に見える形での脱走防止対策もお願いしています。
脱走対策は人間側ができる、目に見える形での愛情の現れのひとつだと考えています。
喜んでアドバイスさせていただきますので、色々ご質問ください。
ミャオ!ねこのおうちスタッフより
毎月2回ほど譲渡会は開催されています。ご家族でスケジュールを合わせて、出かけてみませんか。
おうちの写真をいくつか持参すると「にゃんこお迎えのヒント」を教えてもらえます
猫のお迎えを考えたとき「うちは狭いから」「ものが多いから」「脱走対策ってどうやればいいの?」という不安もまた、あるかと思います。
ご自宅内の状態がよくわかる写真を数枚、持参するとお迎えに向けてのメンテナンスなどに関するアドバイスをしやすいそうです。
また、ミャオ!ねこのおうち制作のパンフレットには、にゃんこが安心して暮らせる工夫について、詳しい情報が掲載されています。
お迎え前の不安を解消したいという方は、パンフレットも覗いてみませんか。
譲渡したいにゃんこがいるときは、ミャオ!ねこのおうちへ連絡を
ワクチンや検診などを済ませたニャンコなら、譲渡会への参加は歓迎とのことです。
曰く「譲渡会にいちど来てもらって、お話させていただければ」と。
ミャオ!ねこのおうちは、にゃんこだけでなく保護主への門戸も広く、開放している団体といえるでしょう。
ミャオ!ねこのおうちで今、必要なボランティア
ミャオ!ねこのおうちでは、ボランティアを絶賛募集中です。
- インスタなどのsnsを更新する
- 譲渡会場の受付
- 譲渡会来場者の案内
- 物販品の提供
など、スポットでも参加可能なことはたくさんあります。
にゃんことのふれあいも満載です。お手伝いできそうという方は、お問い合わせしてみては。
定期的なボランティアも可能、という場合は搬送・預かりなどを
都内では猫や物品を運搬できるような自動車を所有していて運転もOKという方は意外に少なく、にゃんこたちを譲渡会場まで連れて行ったり、物品を運搬してもらったりする搬送ボランティアも不足しているそう。
また、ご家庭で猫を一時的にお世話する「預かりボランティア」も募集中とのことです。ご自宅までスタッフが伺って、住環境や家族構成を確認したうえで、依頼がされるとのこと。
筆者も取材後、預かりボランティアを鋭意検討中です。
いずれ猫を飼いたい、部屋が1つ空いている、年齢的に新たなお迎えは難しそう、などという方はトライしてみませんか。
にゃんこのためのこんな支援・あんな支援
ミャオ!ねこのおうちは、拠点をもたない団体です。
毎度、譲渡会が開催できる場所探しには苦労があるそうです。都内や近郊でふさわしい場所をご存知の方は、お声がけください。
ほか、手芸ができる方も募集中です。また、保護猫の医療費やフード等の消耗品も基本自腹ですので、ご支援いただけたらありがたいとのことです。
代表の鵜ノ澤亜由子さん
2023年12月現在、ミャオ!ねこのおうちの代表をつとめている鵜ノ澤亜由子さん。
1級愛玩動物飼養管理士の資格をもち、豊島区飼い主のいない猫対策・推進協力員の活動もしている、猫のプロフェッショナルです。
家の近所に住み着いていた「さくら猫」との出会い
自宅の近所に住み着いていたさくら猫と仲良くなったことが、猫との縁の始まりだったという鵜ノ澤さん。
その猫が片耳に、桜形の切れ込みが入っていて、色々調べているうちに、地域猫の存在を知ることになったそうです。
「地域猫ということは、お世話している人がいる?と思い、その方を探しました。運よくお会いできて、その子を飼いたいと申し出たら涙でお礼を言われて。それからです、猫との関わりは。もともと犬派だったんですけどね」とも。
猫は人間にとって「クスリ」かも
近所のさくら猫と仲良くし始めたのは、自分より夫が先だったという鵜ノ澤さん。
猫との関わりをもつにつれ、保護猫の預かりもするように。「猫はクセになりますね。うちのダンナなどはしばしば、もう欠かせない!みたいな勢いで愛でていますよ。もはやクスリです(笑)」と。
参加していたボランティアスタッフの方曰く「ミャオ!ねこのおうちのような保護団体がいつか、なくなればいいなと思いながら活動しています。飼い主のいない猫がいなくなり、みんなにあたたかいおうちがある世の中がくれば」と。
ミャオ!ねこのおうちの詳細情報
グループ名 | ミャオ!ねこのおうち |
対応動物 | 猫 |
公式サイト | https://myaoneko.com/ |
https://www.facebook.com/myaoneko55/ | |
X(旧Twitter) | https://twitter.com/myaoneko55 |
https://www.instagram.com/myaoneko55/ | |
Instagram(代表、鵜ノ澤さんのアカウント) | https://www.instagram.com/kojikoro1325/ |
※本記事は2023年12月時点の情報です。掲載情報は現状と異なる場合がありますので、実際に利用する際には事前にご確認ください。
この記事の執筆者
SATOKO KAWASAKI
ライター
実家の近所にある大きめのドッグランで遊ぶたくさんの子を眺めるのも、至福のひとときです。
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