ペットコラム

日本海洋散骨協会に聞いた、我が子亡きあとの「散骨という選択肢」

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nademoの運営体制・コンテンツガイドライン

日本海洋散骨協会

一般社団法人日本海洋散骨協会は2014年に設立された、安心・安全な海洋散骨の普及を図る団体です。

独自のガイドラインをもとに持続可能な散骨環境を整え、認定海洋散骨アドバイザー検定試験を通じて専門家を育成しています。

nademo編集部では我が子の散骨について、方法や心構えなどを中心に、直接取材させていただきました。

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日本海洋散骨協会​​とは

日本海洋散骨協会

出典:https://kaiyousou.or.jp/

一般社団法人日本海洋散骨協会は、安全な環境で行える海洋散骨の実施・定着を目指し、2014年12月1日に設立された団体です。

2024年4月現在、散骨に関わる49の企業を束ねています。

海を生活や仕事場にする企業・個人等との関係性を保ち、環境に負担のない海洋散骨を広めることを主な目的としています。

多くの方に散骨・海洋葬の素晴らしさを知ってもらうことを目指し、専門家育成や関係各所の連携を図る活動などを精力的に実施。

令和2年には、厚生労働省が散骨事業者向け​​に定めた「散骨に関するガイドライン​​」の作成に協力した実績もあります。

独自に定めたガイドラインのもと、参列者が安心して散骨を行える環境を用意

日本海洋散骨協会

出典:https://kaiyousou.or.jp/

一般社団法人日本海洋散骨協会では、散骨に関する独自のガイドラインを定めています。ガイドラインは以下の3つです。

独自のガイドライン

  • 航行上の安全確保(不定期航路の取得)
  • 施行場所付近でのトラブル防止と環境保全(協会ガイドラインの選定)
  • 周辺および自然環境への配慮

これらを順守することで環境に負担なく、参列者が安全に、安心して散骨を行なうことができるそうです。

海洋散骨のアドバイスができる「認定海洋散骨アドバイザー検定試験」を実施

認定海洋散骨アドバイザー検定試験

出典:https://kaiyousou.or.jp/

一般社団法人日本海洋散骨協会では、海洋散骨に関する専門知識を備えたアドバイザーを認定する「認定海洋散骨アドバイザー検定試験」を行なっています。

海洋散骨に関する法規やマナー等のルール、船舶や海洋の知識、自然環境への影響、遺族の心のサポートなどについての基礎知識が問われる試験です。

合格すると、適切なアドバイスができる認定資格を取得できます。

オンラインでの受検申込も受け付けており、2024年4月現在、800名が資格を取得しているそうです。

日本海洋散骨協会で把握しているペットの散骨例はわずか

出典:https://kaiyousou.or.jp/

ペットの散骨例は非常に少ないのが現状です。協会でも把握している事例は多くなく、人間の散骨と比較すると、まだごくわずかだそう。

ご自身の手で自ら散骨する方も多く、公のデータとして残りにくいといった背景もあるとのこと。

少ないながらニーズはある、ペットの散骨

日本海洋散骨協会

出典:https://kaiyousou.or.jp/

ペットの散骨には明確な決まりがまだなく、しようと思えば誰でもできてしまうのが実情だそうです。

海洋散骨には協会の定める以外の明確な取り決めがまだなく、船舶を用意すればと誰でもできてしまうのが実情だそうです。

大都市圏以外では生活に船舶を使う人も多いことから自力で、あるいは友人知人に頼んでの散骨を行う人も多く居るといいます。

数は少ないものの、日本海洋散骨協会に登録している企業でも、一定のニーズはあるそうです。

取り扱うペットの散骨には例えば、

  • 愛犬が好きだった海の近くに
  • 可愛がっていた方が亡くなり、その方の散骨の際に一緒に
  • 長年に渡りたくさんのペットを飼育しており、保有している複数の遺骨を供養したい

といった形での依頼が目立つといいます。

ペットの散骨方法は主に2種類

出典:https://kaiyousou.or.jp/

現状、ペットの遺体は自宅敷地内での埋葬や、近隣の寺社やペット霊園での火葬後の供養が一般的ですが、散骨を専門に取り扱う企業の多くが、ペット散骨を請け負ってくれるそうです。

船を一艘チャーターし、飼い主さんとご家族などが乗船して散骨可能なエリアまで行き、自らの手でお骨を撒くクルージング散骨と、遺骨を散骨会社へ手渡し、散骨を委託するスタイルの散骨がスタンダードな選択肢になります。

クルージング散骨のほうが料金は高め。写真や映像撮影などの有料オプションを用意しているところも少なくないようです。

散骨後は希望すれば、骨を撒いた場所へお墓参り的に出向くクルージングサービスなども受けられます。

我が子を散骨で見送ろうというとき、心に留めておきたいこと

日本海洋散骨協会

出典:https://kaiyousou.or.jp/

大事な家族として育て、見送った我が子のお骨。どちらかというと手元に置いて、ずっとそばにいたいという飼い主さんが多いようです。

ただ、遺骨で自宅が手狭になったり、家族のなかでその子がいちばん好きだった人が散骨を希望したりといった事情から「我が子を散骨で」という飼い主さんもいらっしゃることでしょう。

散骨は一度、海へ還してしまうと何も残りません。

お骨の一部を小さな箱に入れたり、アクセサリーにしたりなどして手元に残すことで、我が子が生きた証を持つようにすると、残された家族の皆さんの心の支えになるようです。

一般社団法人日本海洋散骨協会の詳細

団体名一般社団法人日本海洋散骨協会
所在地東京都墨田区業平3-8-4 ビレッジマルタニ3F
公式サイトhttps://kaiyousou.or.jp/
Facebookhttps://www.facebook.com/kaiyousou/
Instagramhttps://www.instagram.com/kaiyousou.or.jp/

※本記事は2024年4月時点の情報です。掲載情報は現状と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

この記事の執筆者

satokokawasaki

執筆者情報

SATOKO KAWASAKI

ライター

一日のうちかなりの頻度で、動物の動画を見たり、近所で看板犬、看板猫のいるお店があるとすぐにマークして出かけています。
実家の近所にある大きめのドッグランで遊ぶたくさんの子を眺めるのも、至福のひとときです。

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