まんくすしょうこうぐん
マンクス症候群
概要
マンクス症候群とは、脊椎の奇形や脊髄の異常により引き起こされる、さまざまな障害のこと。
症状
マンクスやキムリックなどの、主に尻尾がない"ランピー”と呼ばれる子の90%に見られる。
先天的に仙骨の形成不全、仙髄の欠損、脊髄繋留症、鎖肛などを持ち、後肢の麻痺や排尿・排便の障害を引き起こす。
治療法
遺伝性疾患による根本的な予防法はなく、無尾であるランピー同士の交配を避けることがもっとも効果的。
治療法としては症状を緩和させるか、重度の場合には外科手術が行われる。