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【第1回】愛犬こまちを家族に迎えて

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【第1回】愛犬こまちを家族に迎えて

我が家の愛犬はこまちという名前のシー・ズーの女の子です。

この記事では、こまちを家族に迎えたエピソードを5回に渡ってお伝えしていきます。

今回は、こまちのプロフィールと迎え入れようと思った経緯、迎え入れるにあたって悩んだことや考えたこと、調べたことについてです。

愛犬を迎え入れようと考えておられる読者様のご参考に少しでもなれば幸いです。

西岡 優子

執筆・監修

西岡 優子

ライター/獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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愛犬の簡単なプロフィール紹介

我が家は主人、私、息子、愛犬こまちの3人と1匹の家族です。

こまちは、1歳半のシー・ズーの女の子で、こまちという名前は新幹線好きの息子が、赤い車体の『新幹線こまち』から名付けました。

シー・ズーはおっとりしたイメージがありますが、こまちはとても活発で好奇心旺盛、パピーの頃から息子と遊んでいたので負けず嫌いな性格をしています。

また、息子が泣いたら、涙を舐めたり、頭を撫でる仕草をして慰めようとする優しい一面もある子です。

家庭を持ったら、犬を家族に迎えたい!

私は幼少期から動物が大好きで、ずっと身近に動物いる生活を送っていたため、「家庭を持ったら、犬を家族に迎えたい!」と昔から思っていました。

また、自分よりも小さくて弱い存在の犬と一緒に暮らすことで、息子に優しい気持ちや責任感を持って欲しい、命の大切さを理解してほしいという気持ちもありました。

しかし、いざ結婚、出産してみると、仕事に家事、育児にと目が回るほど忙しく、なかなか愛犬を迎え入れることが出来ないのが現実。

そのため、息子が自分の事や犬のお世話が出来るようになるタイミングを待ち、小学校に入学した年に愛犬こまちを迎え入れました。

小学生にもなると、愛犬が嫌がっているのを理解できずにしつこく触ったりすることもなく、愛犬がストレスのない生活を送るためにも、このタイミングで迎え入れて良かったなと思っています。

保護犬を迎え入れるという難しさ

こまちを迎え入れるにあたって悩んだのは、ペットショップ、ブリーダーさん、保護犬など、『どこから愛犬を迎え入れようか』です。

実家には2匹のシー・ズーがいたのですが、そのうち1匹は私が動物病院で勤務していた時、愛護センターの職員さんから「明日殺処分されるシー・ズーがいて、緊急で譲渡先を探しています。スタッフの方や患者さんで貰ってくださる方はいらっしゃいませんか?」というお電話をいただき、譲り受けた子です。

歯や体つきから、生後半年以上1歳未満の子と分かりましたが、既に人に対する恐怖心があり、亡くなる最期まで母にしか懐かず、他の人を見ると警戒心から吠えたり、威嚇行動を繰り返していました。

その経験から、主人も息子もペットを飼うのが初めてだったため、保護犬は難しいと考え、ペットショップから迎え入れることにしました。

また、事前に考えたことは『愛犬が大きな病気や怪我をした時のこと』についてです。

愛犬が大きな病気や怪我をした時には、いくら保険に入っていても、高額な治療費が必要になるケースがあります。

「無理に寿命を伸ばすことはしたくない」と考える飼い主さんもいらっしゃると思いますが、私は愛犬には出来る限り最善の治療をしてあげたい考えのため、『緊急の際に治療費が準備出来るのか』を家族できちんと検討してから愛犬を迎え入れました。

交通手段は?という悩み

愛犬をペットホテルに長く預けるのはストレスになるため、実家には愛犬と一緒に帰省しようと考えていました。

しかし、実家に帰省するには飛行機しか交通手段がなく、『飛行機に乗る時に預かってもらえない犬種はいるのか』について調べました。

実家がある県には、2つの航空会社の便が発着しており、ひとつの会社は夏季期間(5月1日~10月31日)は短頭種の預かりが中止となっており、もうひとつの会社では時期に関わらず、フレンチ・ブルドッグ、ブルドッグは預けることができず、他の短頭種については体調面などに細心の注意を払って預けるようにとなっていました(現在の国内線でのペットの預かり状況は下記URLより確認してください)。

まだ、迎え入れる犬種は決めていませんでしたが、私が短頭種を好きなこともあり、事前に調べておいてよかったと思います。

その他、災害時にペット可の避難所が自宅近くにあるかなどについても調べました。

この記事の執筆者

西岡 優子

執筆者情報

西岡 優子

ライター/獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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