愛猫のルイをお迎えしたときの経緯について振り返りました。
第3回は保護猫シェルターでルイと出会ったときのことや、お迎えした理由などについて書いています。
保護猫をお迎えしたいと考えている方や、猫に興味のある方に参考にしていただければ幸いです。
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ライター
猫を飼うのが初めてで戸惑うこともありましたが、今では日常に欠かせない大切な存在になっています。
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愛猫ルイとの出会い
私とルイとの出会いは2021年の11月、母の友人から教えていただいた保護猫シェルターでのことでした。
都内ではありますが、自宅からは一時間半ほど離れた郊外にあるその保護猫シェルターは、猫好きの有志の方が数十匹の猫を保護してアパートの2階で営んでいる施設とのこと。
近年流行りのオシャレな猫カフェというよりは、家庭的な気兼ねの無い雰囲気です。
猫の種類も野良に多いキジトラやハチワレ、三毛猫といった猫が多く、やや人に慣れた野良猫が室内で暮らしている、といった印象。
あまり人に慣れていない猫もいる中おもちゃでしばらく遊んでいると、キャットタワーの足元で遊びたそうにしながらも、なかなかこちらに出てこられないキジトラの兄妹を見つけました。
その兄妹の男の子の方がルイになります。
ルイの最初の印象
保護猫シェルターには成猫から子猫までたくさんの猫がいましたが、ルイ達はその中であまり目立つ方ではありませんでした。
おもちゃをもっているとすぐに駆け寄って来てくれる子や、ちゅーるを見ると我先にと喰い付いてくる食欲旺盛な子など、自己アピール強めな猫達の中ではやや控えめ。
スタッフの方によると普段からご飯の時間にも奥の方から出てこない事もあるなど、おとなしい子達だったそうです。
保護猫シェルターで遊んでいるときも、最初はキャットタワーの下から様子を伺うばかりで、なかなか出てこようとしませんでした。
ですが私は、その控えめにこちらを伺う仕草に心を惹かれてしまいます。
子猫特有の素早いけれど少したどたどしい動き。
少し引っ込み思案ではあるものの、慣れてくるとこちらを警戒しながらリボンのおもちゃを夢中で追いかけ回してくれました。
愛嬌のある動作を見ながら、実際に猫が家の中にいる様子、猫との暮らしを頭の中で思い描いていました。
しばらく遊んだ後、触られるのを嫌がるタイプではないとのことだったので、抱っこさせてもらえることに。
猫を抱っこするのは初めてだったので少し緊張しましたが、生後3ヶ月の子猫の温もりと柔らかさ、まだちょっと頼りない命が腕の中にいるのを感じて、温かい気持ちになったのを覚えています。
ルイに決めた理由
ルイを抱っこしているときにはもう、この子にしようと決めていました。
あまりの可愛さに一目惚れしてしまったこともありますが、ルイが家族の一員として一緒に生活しているところがなんとなく想像できたことも理由のひとつです。
ルイは引っ込み思案な性格ですが、私自身もやや控えめな性格なので相性が良かったのかもしれません。
抱っこをし終えると、ルイをお迎えしたいという旨をスタッフの方に伝えました。
ひとつ心残りが...。
猫をお迎えする上でひとつ心残りだったのが、兄妹2匹でお迎えしてあげられなかったことです。
猫は2匹で飼ったほうがお互いに遊び相手にもなるし、飼いやすいということで保護猫シェルターの方からは2匹での譲渡を薦められました。
しかし、随分悩みましたが、経済的な理由や猫を飼うのが初めてで飼育環境に不安があったこともあり、1匹でのお迎えに決めました。
自宅では猫のお世話をできる人間が自分1人しかいないため、もしも2匹同時に病気になった場合、きちんと面倒を見る自信がなかったのも理由です。
ルイをお迎えした後すぐに女の子の兄妹猫も譲渡が決まったらしく、今では家族の多い家庭でにぎやかに暮らしているそうです。
この記事の執筆者
桐谷 肇
ライター
猫を飼うのが初めてで戸惑うこともありましたが、今では日常に欠かせない大切な存在になっています。
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