nademo編集部の日常

高尾山へnademo編集部ワンコ飼いメンバーで登山に行ってきました!

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先日、nademo編集部ワンコ飼いメンバーで登山に行ってきました!

登ったのは観光客からの登山者も多く、令和2年に日本遺産に認定された東京都八王子市にある「高尾山」。

私以外のメンバーは登山経験者でしたが、ワンコと行くのは初めてとのこと。

高尾山や、山を駆け登るワンコたちの一日をレポートします!

KENTAROU MATSUBAYASHI

担当執筆者

KENTAROU MATSUBAYASHI

ライター

わんぱくで食いしん坊な男の子のチワワと一緒に暮らしています。
天気がいい日は河川敷を散歩したり、ドッグランに行ってほかのワンコと触れ合ったりするのが楽しみのひとつ。

ドッグフードのおすすめ

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東京都八王子市の高尾山

高尾山

高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山で、富士山の6分の1ほどの高さ。

日本国内で登山ができる山の中でも、登りやすさから非常に人気が高いことで知られています。

すぐ近くに電車と高速道路が通っているので、アクセス面も便利です。

高尾山の登山で用意しておきたい物

ワンコ人間
・スリングやペットリュック
・飲み水
・おしっこを流す水
・おやつ
・うんち袋
・ウェットティッシュやティッシュ
・虫除けグッズ
・飲み水
・タオル
・折りたたみ傘orレインコート
・お金

必要だと考えられるものは上記の通り。

体を動かす以上、ワンコ・人間共に飲み水は必須アイテムといえるでしょう。

高尾山の登山では狂犬病や混合ワクチン接種の証明書を持参・提示する必要はありませんが、狂犬病の予防接種は義務であるため、必ず接種を済ませておきましょう。

また、山には多くの虫が存在するので、蚊・ノミ・ダニ対策も忘れずに。

ペットカートで登山することはおすすめしません

高尾山は舗装されている道が比較的多くて歩きやすいですが、ペットカートを押して登ることはおすすめしません。

基本斜面で階段や段差が多数ある山でペットカートを押すことは、より体力を消耗することになります。

何よりも、山を下る際はペットカートの速度が出やすくなり、制御不能になるおそれがあります。

ワンコを危険にさらす可能性が非常に高まるので、ペットカートで登ることはやめておきましょう。

最低限のマナーは守ろう

ワンコとの登山を楽しむためには、自分たちだけでなく周りへの気遣いも必要不可欠です。

最低限のマナー

  • ゴミを捨てない
  • ワンコの基本的なしつけは済ませておく
  • ワンコの排泄物の処理を行う
  • ノーリードでワンコを歩かせない

どれもワンコとお出かけをするうえで当たり前のマナーですが、登山においても同じです。

登山はドッグランなどとは違い、ワンコが苦手な方もいらっしゃいます。

むやみに飛びついたり吠えたりしないように、しつけはしておきましょう。

また、排泄物も放置せず必ず処理をするようにし、みんなが気持ちよく登山できるように配慮しましょう。

愛犬と一緒に高尾山に登ろう!

nademoいぬ部

今回登山に参加してくれたワンコは4頭。

nademoいぬ部

  • リリ(ミニチュア・シュナウザーの女の子、3歳)
  • 銀(チワワの男の子、10歳)
  • コメット(チワプーの男の子、3歳)
  • メイ(シープーの女の子、3歳)

集合したときは、飼い主以外の人に会えたことでみんなテンションがハイに。

肝心の天気はというと、実は数日前から当日まで、天気予報では雨やら強風やら怪しい予報でした。

しかし、雨も降らず風もほぼなしという奇跡的な天候に。

晴天ではなかったですが、曇で涼しく山登りにはちょうどいい天気になりました。

ケーブルカーで高尾山駅まで行く

今回登るのは、6つあるコースのうちの1号路という比較的登りやすいコースです。

ワンコと一緒にケーブルカーに乗ってみたかったので、まずは1号路の途中の高尾山駅まで乗車。

高尾山のケーブルカーの勾配は、なんとケーブルカー線路では日本一の急勾配なんだそうです。

ケーブルカーはワンコの頭が隠れた状態での乗車が条件であるため、みんなカートとスリングへIN。

ケーブルカーに乗って約6分ほどで、高尾山駅に到着しました。

ペットカートは300円ほどでここに預けることができますよ。

ここからはワンコも一緒に歩いて登っていきます。

高尾山薬王院を目指して登る

まずは薬王院というところを目指して登っていきます。

たまに急な登り坂もありましたが、歩くところはコンクリートなので歩きやすいです。

しばらく歩くと男坂と女坂という分岐点に到着。

左が男坂で段数はなんと108段!人間の煩悩と同じ数なんだとか。

さすがにワンコ抱えて登るのは厳しいので、右の女坂を歩いていくことに。

女坂を登り切ると、ごまだんごなどが売っている、ごまどころ権現茶屋が見えてきました。

ここで男坂と合流するみたいです。

ベンチで休憩をしていた方が声を掛けてくれて、たくさん構ってもらいました!

ひとしきり構ってもらって先に進もうとすると、何度も振り返って名残惜しそうにしていました。

薬王院に到着

さらに歩くこと数分、薬王院に到着です。

薬王院
薬王院

階段を登って中に入ると、ワンコと写真が撮れそうなところをいくつか発見。

まずは天狗像の前です。

ワンコたちはなかなか一点を見てくれず撮るのに難航。

ほかの登山者の方もいたため、あまり時間をかけるわけにもいかず、結局、銅像を背景にカメラ目線で撮ることはできませんでした…。

天狗像の反対側には願叶輪潜という石の輪が。

願い事を強く念じてくぐり、その先にある大錫杖を鳴らすことで願いが叶うといわれています。

ちょっと休憩して先へ進みます。

途中で迷子になる

薬王院を出て歩いていると、なんかよくわからない道に。

…どうやら道に迷ったようです。

高尾山って現在地の大まかな地図はあるのですが、現在歩いているところが何号路なのかという看板が全然ありません。

もう少し案内の看板があるとうれしいなと思いました。

しかしようやく見つけた看板を見ると、3号路の入口と書いてあるじゃないですか。

1号路は3号路と接することはないはずなのに。

どこで間違えたのか不明ですが、山頂までは700mとかなり近づいてきたので、このまま登ることにしました。

ところどころ坂道があるけど、リリちゃんは止まることなくスタスタと前進していきます。

…さすが最年少、まだまだ元気です。

メイちゃんはちょっとお疲れのようで、リュックの中へ。

優雅にユラユラと揺られて、見てるだけで癒やされますね。

砂利道や傾斜が急なところが増えてきたので、年配の銀は脚への負担を考慮して抱っこで。

歩くこと数十分、いつものお散歩よりもハイペースだったためか、早めのリタイヤを迎えたコメットくん。

もう無理~

メイちゃんと交代でリュックの中へ。

ラストスパートの坂道で、ついに山頂が見えてきました!

あともう一息です!

高尾山の山頂に到着!

これが高尾山の山頂です!

まずは登頂記念に標識の前で写真を撮ることに。

この標識、ハイシーズン時は撮影のためにものすごく並ぶみたいです。

なんとか集合写真を撮ろうとするも、ワンコは元気が有り余っているのか動きまくって上手に撮れません。

見事に全ワンコが違うほうを向いている写真が撮れたところで、少し先にある山頂の景色を眺めに行きます。

ここからは富士山が見えるようですが、この日は雲が掛かっていて見ることはできず…残念です。

山頂をバックに撮影したら休憩です。

山頂にはご飯屋さんやアイスクリーム屋さんがありますよ。

曙亭(そば・うどん屋さん)
大見晴亭(そば・アイスクリーム屋さん)

おそらくワンコがいると店内には入れないので、テイクアウトで買って景色を眺めながら食べるといいでしょう。

30分ほど休憩し、下山することにしました。

帰りは銀、コメットくん、メイちゃんは抱っこもしながら下山したのですが、リリちゃんはずっと歩き続けていたうえに、急にラストスパートのダッシュを決め、飼い主と共に私たちの視界からいなるという展開に!

これには全員が驚かされました。

このあと走ることになるとは知らない飼い主
ラストスパートのダッシュを決めたリリちゃん

下りのケーブルカーに乗る前に、高尾山名物の「天狗焼」をおみやげに買ったところ、お店の人がワンコ用にと天狗焼きの余った皮をサービスしてくれて、ワンコたちは大喜びでした。

高尾山名物「天狗焼」

ありがとう高尾山

初めてのワンコとの高尾山登山、無事に山頂まで登りきって下山しました。

今回選んだ1号路で登りに要した時間は約2時間。小型犬のワンコたちと一緒に登ったわりには少しペースが速かった気にしますが、人間だけで登るよりも少々時間がかかりました。

たまに急斜面があるものの、登山初心者の方でも登りやすいコースだと感じたし、とてもいい思い出になりました!

ワンコと登山にチャレンジしてみたい、という方はぜひ登ってみてください。

いつものお散歩とは違う自然の中をワンコたちもゆっくり満喫できるように、下山のことも考えて時間に余裕をもって登ることをおすすめします。

ただし、ハイシーズンは激混みらしく、ワンコを連れて行くことは危険なので避けたほうがいいでしょう。

ワンコの体調を第一にこまめに休憩しながら、飼い主さん自身も無理をしないように登ってくださいね!

帰宅後のワンコ

登山をがんばったワンコたちはさぞ疲れたようで、家に帰るとぐっすりと眠りにつきました。

みんな長い時間お疲れさまでした!

この記事の執筆者

KENTAROU MATSUBAYASHI

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KENTAROU MATSUBAYASHI

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わんぱくで食いしん坊な男の子のチワワと一緒に暮らしています。
舌を出したまま寝る姿が可愛すぎて、スマホには愛犬の寝顔写真がビッシリ!
天気がいい日は河川敷を散歩したり、ドッグランに行ってほかのワンコと触れ合ったりするのが楽しみのひとつ。

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