カーペットタイプのお家なら悩まない問題ですが、フローリングタイプなら悩むペット向けのカーペット。
フローリングだけで生活している人もいるかもしれませんが、犬や猫にとってカーペットは地味に重要なアイテムです。
ただ、カーペットも今や種類が多すぎて、どれが良いのかわからないですよね。
そこで今回は全4種類のカーペットを実際に試し、個人的な1位を決めました!
ライター/運営者
小学生の頃から愛犬と育ち、15年近くをともに生きてくれた経験を経て、ペットメディアのnademoをスタート。
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目次
完全室内飼いの猫にとっての運動場はお部屋
猫と違って犬の場合には散歩という習慣があり、この時間で運動不足を解消したり、ストレスを軽減することができます。
しかし、猫の居住スペースは当然室内で、外出して運動することは基本的にありません。
ただそうなると、猫にとっては狭い空間で遊ぶことになってしまいます。
当然、室内が運動場になる、ということを考慮して環境構築をしなければいけないのです。
カーペットなしでも猫の足音は大丈夫?
一軒家であれば下階フロアに対する騒音を考慮する必要はないかもしれませんが、マンション住みなら必要不可欠です。
実は同じ部屋にいるよりも、キャットタワーから飛び降りた音や、大運動会が始まったときの足音は下に伝わりやすいもの。
飼い主さんが思っている以上にカーペットが必要になっている可能性は、大いにあると言えるのです。
また、カーペットには猫の足腰や関節に対する負担を軽減することもできて、安全面でもあった方が良いと言えるアイテムです。
猫の足音対策にカーペットを買おう!
ということで今回は、猫の足音対策+体への負担を考えて、いくつかのカーペットを試してみました!
一般的なタイルカーペットの中でも有名なものを中心に、それぞれのメリット・デメリットをチェック。
全4種類のカーペットを購入して実際に使ってみた感想をまとめました。
ご自身の環境に合うものがどういったものなのか、猫だけでなく愛犬家の人にとっても注目の内容になっていますよ。
お手軽で洗えるニトリ
参考価格 7,984円(税込)
まずは家具を購入するときにいつもお世話になっている、ニトリのタイルカーペット。
人間用の家具だけではなく、ペット用品も少しずつ増えてきているのに気付き、購入してみました。
スタンダードなタイルカーペット
このタイルカーペットはもっともスタンダードで、厚みや重さも一般的と言えるでしょう。
さすがニトリというのが、しっかりとした消臭加工に加えて、手洗いもできるという点ではないでしょうか。
買いに行きやすく、シンプルなデザインなので使いやすいカーペットです。
とにかくズレる
タイルカーペットの一番のストレスが、利便性と引き換えに、とてもずれやすいというところでした。
しかし、うちのクロアはまだ子猫。元気が有り余っているため、元気に走り回ります。
その都度、直していかないとカーペットとしての意味を成さないため、頻繁に直す必要があったのです。
滑り止めを別途購入して試してみましたが、それでも猫の脚力には敵いませんでした…。
裏面はこんな感じ。きっちり合わせていっても、きっちり詰め合わせないとズレは仕方なさそうです。
色の種類が豊富なアイリスオーヤマ
続いて、さまざまなアイテムを高コスパで販売してくれているアイリスオーヤマ。
ペット用品もたくさん販売されているので、タイルカーペットを試してみました。
猫に噛まれてもキレイさをある程度は維持できる
基本的には前述のタイルカーペットと大きく変わらず、色の種類が豊富だというメリットがあります。
さまざまな組み合わせができるので、色にこだわりたい人にとってもおすすめです。
また、爪とぎがあってもカーペットで爪をガジガジしてしまうのがうちのクロアです。もちろん歯でも噛んでしまいます。
そうしてカーペットも傷つけられていくのですが、このカーペットは解けることはあっても、目に見えて傷んだり、汚れることがなかったのは魅力的でしたね。
やはりずれてしまう
やっぱりタイルカーペットの運命なのでしょう。
猫の脚力には敵わず、どれだけ頑張ってもずれてしまうものです。
ただ、滑り止めを追加すれば、ニトリのタイルカーペットよりはずれにくいという結果にもなっています。
ずれなさなら最強のサンコー
ペット向けのタイルカーペットとして広く取り上げられているのが、サンコーです。
こちらも実際に試してみましたが、結果として今でも一部の場所で使っています。
本当にずれない
商品名にもある通り、タイルカーペットでずれないものを選びたい!という人にはサンコーがもっともおすすめです。
「おくだけ吸着」という吸着加工になっており、キレイなフローリングであればピタッと吸着してズレることがありません。
どれだけ走り回ってもずれなかったので、前述のタイルカーペットよりもずれなさでは最強!
この白い部分がしっかりと吸着してくれているっぽい。
クロアが爪で引っ掻いてめくれることはあるものの、走り回ってズレるということはなかったです。
フリーカットがとても簡単
薄めのこのサンコーのタイルカーペットは、軽くてハサミもサクサク通るのでフリーカットがとても楽でした。
ちょっとした隙間に合わせたいときや、大きすぎるときにも形を合わせやすいのです。
前述2つのタイルカーペットは一般的な厚み・重さなので、カットはやや大変です。
唯一、洗濯機OK
通常のタイルカーペットは洗えないですし、洗えるとしても手洗いまでです。
しかしサンコーのこのタイルカーペットは、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことができるのです。
これはお手入れの面において、とてもお手軽で大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
ちょっと汚れてもサッと外して洗濯機に入れるだけでいいんです。
厚みが問題点に
ただし、厚みが4mmとなっていて、うちにはこれが合わないポイントでした。
厚みがないと扉に当たりづらいので開閉の邪魔にならないですし、1枚1枚が軽いので持ち運びも楽です。
ですが、厚みがないということは、伝わる音が大きくなるということでもあります。
同じ部屋で愛猫の足音を聞いていてもわかるほどなので、マンションなどで下階のフロアの方だとより伝わりやすいかもしれません…。
最終的に選んだのはこれ!
ペット向けのカーペットと言えば、汚れたときに洗えるということで、タイルカーペットが人気です。
しかし、色々と実際に試してみたところ、汚れ以上にカーペットのずれや騒音が気になる…というのが個人的な感想。
そのため、防音+ずれにくさ+抗菌+防ダニといった機能性のある、大きめサイズのカーペットを選択!
これが結論として、今でもメインで使っているカーペットとなりました。
カーペットがずれてしまうストレスからの解放
大きめサイズで基本的にズレることがないため、頻繁にずれを直す必要がなくなりました。
このストレスはかなり大きかったですし、単体でずれにくいだけでなく、大きめサイズなので家具で抑えられます。
これが大きく、特にリビングなどでは大きめサイズのカーペットが優秀と言えます。
滑り止めを使わなくても家具で固定することはできますが、滑り止めがあると尚良しです。
廊下などの細い道には使えませんが、頻繁に遊ぶ場所でもないので良しとします!
汚れも撥水加工ですぐ取れる
大きめサイズのカーペットで困ることと言えば、愛猫が汚してしまうのではないか、という不安。そして汚れたら洗わなければいけません。
しかし、しっかりと撥水加工が付いているからか、うんちを足に付けて走り回っても、さっと拭き取ることができるんです。
このお掃除の手軽さはかなり優秀だと感じましたね。
丸洗いはできないので、気になってしまう方は向いていないかもしれませんが。
厚さ9mmで防音対策としてもバッチリ
大きめサイズで防音カーペットであればクリアできる条件だと思いますが、厚さは防音時に重要です。
他のタイルカーペットと比べても厚さは9mmあり、もっとも分厚いカーペットであることがわかります。
パイルが6mm、全厚が9mmということで、足音も全く気にならず騒音問題にもならない厚さでした。
寝床としてもちょうどいいらしい
パイルだけで6mmもあるため、ベッド代わりにもなっているらしいクロアさん。
そもそもどこでも寝るのですが、飼い主から見えるところで寝たいときにはここで寝るのです。
ということで、クロアにも気に入ってもらえたカーペットとして、機能性でも期待できるカーペットとして、これを選んで使っていきます!
この記事の執筆者
HIROKI SHIRAKAMI
ライター/運営者
犬との生活から始まり、「ハムスター、うさぎ、フクロモモンガ」とともに生活しています。 現在は新しい家族の愛猫クロアを迎えて、日々奮闘中。
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