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犬と車でのお出かけを快適に!移動時の注意点や便利グッズを解説

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犬と車

愛犬とのドライブは楽しいものですが、犬の安全や快適さを考慮せずに車に乗せてしまうと、思わぬ事故やトラブルにつながることもあります。

本記事では、犬を車に乗せる際の基本的なマナーから、暑さ対策、便利なグッズ、おすすめの車種まで、犬とのカーライフを充実させるためのポイントをわかりやすく解説します。

これから犬と車でのお出かけを計画している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の結論

  • 犬の車酔いは三半規管の未発達やストレスが原因で、事前対策が有効
  • ドライブ前は食事やトイレを済ませ、車に慣れる練習を段階的に行うことが大切
  • 車内では温度管理や固定具の使用で安全・快適な環境を整える
  • 長距離移動ではこまめな休憩と水分補給が必要不可欠

nademo編集部

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犬を車に乗せる前に知っておきたい基本知識

車

犬と一緒に車で出かける前には、いくつかの重要な準備が必要です。

犬は人間と違い、急な揺れやエンジン音、狭い空間にストレスを感じやすいため、無理に車に乗せると体調を崩してしまうこともあります。

また、安全面への配慮も欠かせません。例えば、犬を自由に車内で歩かせると、運転中の視界を遮ったり、思わぬ事故の原因になります。以下の点を事前に確認しておきましょう。

  • 犬が車内で落ち着ける環境を用意する
  • 熱中症対策として換気や冷房設備を整える
  • 万が一のためにペット保険の確認

愛犬の性格や体質に合わせた配慮をすることが、快適なドライブの第一歩です。

犬を車に乗せることのリスクと注意点

犬を車に乗せることには、以下のようなリスクがあります。

  • 車酔い:慣れない揺れで吐いてしまうことがあります
  • 脱走や転落:ドアを開けた瞬間に飛び出す危険
  • 熱中症:気温が上がると車内はすぐに高温になります
  • 運転の妨げ:運転席に飛び込んでくると非常に危険

特に注意が必要なのは「短時間の駐車」でも車内の温度が急上昇する点です。

夏場にエアコンを切って放置すれば、わずか10分程度で命にかかわる事態になることも。窓を少し開けていても熱はこもるため、犬を車内に置いたまま離れることは絶対に避けましょう。

犬を車に慣れさせるためのステップ

初めて車に乗る犬にとって、車内は異質な空間です。いきなり長距離移動をするのではなく、段階を踏んで慣れさせることが大切です。

車に乗せずに周囲で遊ばせる車そのものにポジティブな印象を持たせます。
エンジンをかけた状態で車内に短時間滞在音や振動に慣れる訓練です。
近所を短時間ドライブ最初は5分程度の移動から始めましょう。
徐々に距離と時間を延ばす慣れに応じて移動範囲を広げます。

好物のおやつやおもちゃを使って「車=楽しい場所」と感じさせる工夫も効果的です。

法律やルールの確認(道路交通法など)

犬を車に乗せる際には、道路交通法をはじめとした関連法規の理解も欠かせません。明確に「犬の乗せ方」が定義されているわけではありませんが、以下のような法律違反に該当するケースがあります。

行為該当する法律・違反名
運転席や助手席で犬を抱っこ安全運転義務違反(道路交通法第70条)
窓から犬が顔を出している整備不良車両運行(道路運送車両法)
犬を固定せず自由に車内を歩かせる運転者の視界妨害・注意義務違反

違反すると交通違反点数が加算されたり、事故時の過失割合が不利になることもあります。愛犬の安全だけでなく、自分の責任を守るためにも適切な乗せ方を守りましょう。

犬を車に安全に乗せるためのポイント

犬

犬との安全なドライブには、専用の装備や配慮が欠かせません。中でも、犬の体をしっかりと固定しつつ、車内で快適に過ごせる工夫が必要です。

シートベルトやドライブボックス、クレートなどの活用が推奨されており、それぞれの特性を理解して使い分けるとより効果的です。

また、熱中症や脱水症状などのリスクも常に意識しておく必要があります。

シートベルト・ドライブボックス・クレートの活用方法

犬を車に乗せる際は、次の3つのいずれかで安全に固定するのが基本です。

シートベルトハーネス犬用ハーネスに取り付けて、車のシートベルトと連結するタイプ。体の動きをある程度制限しつつ、安全を確保。
ドライブボックス小型犬向け。座席に設置して使うカゴ型のボックスで、飛び出し防止のリード付きが多い。
クレート(キャリー)中~大型犬にも対応。車の後部座席や荷室にしっかり固定すれば、移動時の揺れも軽減できます。

それぞれの道具にはサイズや素材の違いがあるため、犬の体格や性格に合ったものを選ぶことが重要です。

車内の温度管理と熱中症対策

犬は人間以上に熱に弱く、車内での熱中症は命にかかわる危険があります。特に夏場はわずか10分で車内温度が50度近くに達することも。以下の対策を徹底しましょう。

  • 移動中もエアコンを使用し、室温は20~25℃に保つ
  • 日差しが強いときはサンシェードや窓にカーテンを使用
  • 停車時は必ず犬を車外へ連れ出す(車内放置は厳禁)

熱中症の初期症状には「パンティング(ハァハァと激しく息をする)」「ぐったりする」などがあり、兆候が見えたらすぐに休憩と冷却処置を行うことが必要です。

長距離移動時の休憩と水分補給の重要性

長距離の車移動では、人間と同様に犬にもこまめな休憩と水分補給が不可欠です。トイレのタイミングやストレスの軽減にもつながるため、少なくとも1~2時間ごとに休憩を入れるようにしましょう。

休憩時に行うべきこととしては、リードをつけて軽く散歩させることや、給水ボトルでこまめに水分補給させること、そして車内の換気やエアコンの状態を確認することです。

また、PAやSAなどのドッグラン併設スポットを事前に調べておくと、犬がリフレッシュできるだけでなく、飼い主の疲労軽減にも役立ちます。

犬とのドライブを快適にする便利グッズ

車

犬とのドライブを快適にするには、安全性だけでなく、犬がリラックスして過ごせる空間づくりが大切です。

近年は車内での移動をサポートする多彩なペットグッズが登場しており、上手に活用することでストレスや事故のリスクを大幅に減らせます。

中でもドライブボックスや給水器、におい対策グッズは特に人気。愛犬の性格や体格に合ったアイテムを揃えれば、長距離移動も安心です。

ドライブボックス・ペットシートカバー

ドライブボックスは、小型犬に特におすすめの便利グッズです。

車の座席に固定し、飛び出し防止のリードがついているタイプが一般的で、犬を安全に固定しながらも視界を確保できます。

一方、ペットシートカバーは後部座席に取り付ける布製のカバーで、以下のようなメリットがあります。

  • シートを汚れや抜け毛から保護
  • 滑り止め付きで犬が安定して座れる
  • 車内の清掃がラクになる

撥水加工のある製品なら、万が一の粗相にも対応可能です。ドライブボックスと組み合わせることで、安全性と快適性を両立できます。

給水器・携帯用トイレなどの便利アイテム

長距離ドライブでは、水分補給やトイレ対策も欠かせません。特に夏場は脱水症状を防ぐためにも、携帯用の給水器があると便利です。

アイテム特徴
給水器付きボトルボタンを押すだけで水が出る構造。こぼれにくい設計が◎
携帯用トイレシート吸収性が高く、車内でも安心して使える
ポータブルトイレトレー中~大型犬向け。折りたたみ式で持ち運びやすい

移動中は犬の排泄タイミングが読みづらくなるため、これらのグッズを事前に準備しておくと非常に重宝します。

抜け毛・におい対策グッズも忘れずに

犬を車に乗せると、抜け毛や独特のにおいが残ることがあります。特に長時間のドライブでは、衛生面にも配慮したグッズの使用が快適な空間づくりに直結します。以下のようなおすすめの対策グッズを使ってみると良いでしょう。

  • 車用抜け毛ローラー:シートやドア部分の毛をすばやく除去
  • 消臭スプレー(ペット用):犬に優しい成分のものを選ぶ
  • シート用防臭カバー:においが染みつくのを防ぎ、洗濯も可能

また、ドライブ後に車内を軽く掃除する習慣をつけることで、次回も気持ちよく乗車できます。

犬と相性の良いおすすめの車種

車

愛犬とのカーライフを快適にするには、車の選び方も重要なポイントです。

犬の大きさや普段の移動距離、飼い主のライフスタイルに応じて、最適な車種は変わってきます。

小型犬なら取り回しのよいコンパクトカー、大型犬なら広い荷室のあるSUVやミニバンがおすすめです。以下で、それぞれの犬種に合った車種の特徴を詳しく解説します。

小型犬向け|コンパクトカーや軽自動車

小型犬とのドライブには、運転のしやすさや燃費の良さが魅力のコンパクトカーや軽自動車が向いています。

特に都市部での移動が多い場合、狭い道でもスムーズに運転できるのは大きなメリットです。

  • ドライブボックスやキャリーケースが設置しやすい
  • 飼い主との距離が近く、安心感がある
  • 小回りがきき、近場の移動に便利

ただし、車内空間は限られているため、多頭飼いや荷物が多い場合はやや窮屈に感じることもあります。

大型犬向け|ミニバンやSUVタイプ

大型犬との移動には、荷室スペースが広くて天井が高いミニバンやSUVが適しています。

クレートや大型のケージを積む際もスムーズに配置でき、犬がゆったりと過ごせるのが魅力です。

  • クレートをしっかり固定できる荷室スペース
  • 後部座席を倒してベッド代わりに使える
  • スライドドアや低床設計なら乗降もラクラク

特にアウトドア好きの飼い主にとって、SUVは犬とのアクティブなお出かけにも最適です。

車を選ぶ際のチェックポイントとは?

犬とのカーライフを快適にするためには、車選びの際にいくつかのポイントを押さえる必要があります。以下のチェックリストを参考にして、自分と愛犬にぴったりの一台を見つけましょう。

荷室の広さクレートやケージがしっかり収まるか
スライドドアの有無乗降時の利便性が高い
低床設計犬が自力で乗り降りしやすい
車内の換気性能熱中症予防にも重要
内装の素材掃除しやすい撥水性・防汚性のある素材が理想

これらを総合的に判断することで、愛犬にも飼い主にもやさしい車選びが実現します。

車酔いする犬への対処法

犬も人間と同じように車酔いをすることがあります。特に子犬や車に慣れていない犬は要注意です。吐き戻しや震え、よだれなどの症状が見られたら、車酔いのサインかもしれません。

犬の体調を優先しながら、事前対策や乗車中の工夫を取り入れることで、車酔いを軽減・予防することが可能です。次の見出しでは、原因・対策・対応策について詳しく解説していきます。

車酔いの原因と症状

犬の車酔いの主な原因は「三半規管の未発達」や「ストレス」、そして「車内の匂いや揺れ」です。特に子犬やシニア犬、普段車に乗らない犬ほど酔いやすい傾向があります。

  • よだれが多くなる
  • 吐き戻し(食後すぐのドライブで起こりやすい)
  • 呼吸が荒くなる
  • 落ち着きがなくなる・震える

これらのサインが見られた場合、すぐに車を停めて休憩を取りましょう。無理に移動を続けると、車嫌いになってしまうこともあります。

車酔いしないための事前対策

車酔いを防ぐためには、出発前の準備が重要です。次のような対策を取り入れることで、犬の負担を軽減できます。

  • 食事は出発の3時間前までに済ませる
  • トイレを済ませてから車に乗せる
  • 初めてのドライブは短時間・近距離に設定
  • リラックスできるお気に入りのタオルやおもちゃを持参する
  • 換気を十分に行い、車内の温度を快適に保つ

また、静かな音楽を流したり、飼い主が優しく声をかけることで、精神的な安心感を与えることも効果的です。

どうしても酔ってしまう場合の対応策

対策をしても犬が車酔いしてしまう場合には、乗車方法やタイミングの見直し、動物病院での相談が有効です。

  • 車内でのポジション調整:進行方向と同じ向きで安定させる
  • 酔い止めの使用:獣医師に相談し、安全な薬を処方してもらう
  • 休憩をこまめに取る:30~60分おきに車を止めて休ませる
  • 静かな環境を保つ:大音量の音楽や話し声は避ける

何度も酔ってしまうと犬が「車=不快な場所」と認識してしまいます。少しずつ慣れさせることが、長期的にはもっとも有効な対処法です。

まとめ|犬と車での移動をもっと楽しく安全に

犬とのドライブは、一緒に過ごす時間を増やし、行動範囲も広がる素晴らしい体験です。しかし、その反面、安全管理や健康への配慮が欠かせません。

車酔いや熱中症といったリスクを正しく理解し、犬にとって快適な環境を整えることが大切です。

便利なグッズや車種の選び方、ルールの確認などを通じて、愛犬との移動をより安全で楽しいものにしていきましょう。

安全・快適なドライブのために守るべきこと

犬と車で出かける際は、安全と快適さの両立を意識しましょう。以下の点を押さえておくと、トラブルを避けやすくなります。

  • 必ずシートベルト、ドライブボックス、またはクレートを使用
  • 車内の温度や換気に常に注意を払う
  • 長距離移動では定期的に休憩と水分補給を行う
  • 道路交通法やマナーを遵守する

これらを徹底することで、犬にとっても飼い主にとっても安心できるドライブが実現します。

無理のない範囲で徐々に慣らしていこう

初めて車に乗る犬や過去に酔った経験のある犬は、無理せず徐々に慣らすことが肝心です。いきなり長距離移動をするのではなく、以下のようなステップを踏んでみてください。

  1. エンジンをかけず、車に乗せる練習
  2. 数分だけ車内で過ごしてみる
  3. 近所を短時間だけドライブ
  4. 少しずつ距離や時間を伸ばす

犬が車を「楽しい場所」と感じられるように、おやつや遊びでポジティブな経験を積ませるのも効果的です。焦らず、愛犬のペースに合わせてトレーニングを進めましょう。

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