SNSや口コミサイトでよく見かける「オリジン ドッグフード」。高級フードとして知られる一方で、「高すぎる」「うちの子には合わなかった」といったネガティブな意見を目にして、本当に愛犬に与えても大丈夫なのか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オリジン ドッグフードの実際の評判や、原材料、栄養バランス、そして安全性について徹底的に検証します。
オリジンのメリット・デメリットを公平に解説。あなたの愛犬にオリジンが本当に合うのか、見極めるためのヒントをお届けします。
この記事の結論
- オリジンは「生物学的に適正」な食事を追求したドッグフード
- 高品質な原材料と高いタンパク質含有量がメリット
- 高価であることや消化器系への負担がデメリット
- 愛犬の体質に合わせ、正しい方法で切り替えるべき
目次
オリジン ドッグフードとは?その特徴とこだわり

オリジンは、カナダのチャンピオンペットフーズ社が製造するプレミアムドッグフードです。
その最大の特徴は、「生物学的に適正(Biologically Appropriate)」という独自のコンセプトに基づいている点にあります。
犬が本来持つ食性に合わせて、肉、魚、卵といった動物性原材料を豊富に使用し、穀物や添加物を使用しないグレインフリーにこだわっています。
この独自の哲学が、一般的なドッグフードとは一線を画すオリジンの品質を生み出しています。
オリジンが目指す「生物学的に適正」な食事
オリジンが掲げる「生物学的に適正」という考え方は、犬の祖先であるオオカミが食べていた食事を再現するというものです。
具体的には、肉や魚といった動物性タンパク質を豊富に含み、穀物は使用しないこと、そして新鮮で多様な原材料を使用することを意味します。これにより、犬が本来必要とする栄養を自然な形で摂取できると考えられています。
穀物アレルギーを持つ犬や、消化器系のトラブルを抱える犬にも適しているとされています。
原材料と原産国
オリジンは、使用する原材料の品質に強いこだわりを持っています。原材料の85%以上が動物性原材料で構成されており、放し飼いの鶏や七面鳥、天然の魚、巣に産み落とされた卵など、新鮮な生肉や生の魚を豊富に使用しています。
これらの原材料は、人間が食べても安全なヒューマングレードのものが使われています。
また、原産国はカナダで、原材料の多くもカナダ国内の農場や漁師から調達されています。これにより、トレーサビリティ(原材料の追跡可能性)が確保され、高い安全性が維持されています。
高いタンパク質含有量とグレインフリー
オリジンのドッグフードは、一般的なフードと比較して非常に高いタンパク質含有量が特徴です。これは、犬が本来必要とする栄養素である動物性タンパク質を十分に摂取できるようにするためです。
また、消化吸収が難しいとされる穀物(グレイン)を一切使用しないグレインフリーであることも大きな特徴です。
これにより、穀物アレルギーを持つ犬や消化不良を起こしやすい犬でも安心して与えることができます。
また、穀物の代わりに、豆類や野菜、果物を使用することで、必要なビタミンやミネラルを補給しています。
オリジン ドッグフードのリアルな口コミと評判

オリジンは、高品質なドッグフードとして多くの支持を得ている一方で、すべての犬に合うわけではありません。
実際にオリジンを与えている飼い主さんのリアルな口コミを、良い点と悪い点に分けてご紹介します。
ポジティブな口コミ
オリジンを与えている飼い主さんからは、さまざまな良い口コミが寄せられています。特に、食いつきの良さや健康面の変化を実感する声が多いです。
食いつきが良い
「うちの子は、オリジンに変えてからご飯の時間が待ち遠しいみたいです!」「好き嫌いが多かったのに、オリジンは毎回完食してくれます。」といった声が多数見られます。
オリジンは、肉や魚といった動物性原材料を豊富に使用しているため、香りが豊かで、犬の食欲をそそるようです。
好き嫌いが多い犬でも、オリジンに変えたことで食いつきが改善したという報告は少なくありません。
毛並みが良くなった、体調が安定した
「毛並みにツヤが出て、手触りが全然違う!」「アレルギー症状が落ち着いて、かゆがらなくなった」といった健康面の変化を実感する口コミも多く見られます。
これは、オリジンが高タンパク質で、必須脂肪酸を豊富に含んでいるためと考えられます。特に皮膚や被毛の健康に良い影響を与え、免疫力向上や体調の安定に繋がるようです。
ネガティブな口コミ
一方で、オリジンにはネガティブな口コミも存在します。主に価格と体質に合わなかったという声が多いようです。
価格が高い
「品質が良いのはわかるけど、やっぱり値段が高すぎる…」「多頭飼いには負担が大きい」といった声が多く見られます。
オリジンは、高品質な原材料を使用しているため、一般的なドッグフードと比べて価格が非常に高くなります。そのため、経済的な負担が大きいと感じる飼い主さんも少なくありません。
特に、大型犬を飼育している場合や、多頭飼いの場合は、継続して与えるのが難しいと感じる飼い主さんが多いようです。
うんちがゆるくなった
「オリジンに変えたら、うんちがゆるくなってしまった」「お腹を壊しやすくなった」といった声も聞かれます。
オリジンは高タンパク質で、脂質も比較的高いため、慣れないうちは消化不良を起こし、お腹がゆるくなってしまうことがあります。
特に、普段低タンパク質のフードを与えている犬や、消化器系がデリケートな犬には、一気に切り替えるのではなく、時間をかけて少しずつ切り替えることが重要です。
オリジン ドッグフードのメリットとデメリット

オリジン ドッグフードは、その高品質ゆえに多くの飼い主さんから支持されていますが、すべての犬に合うわけではありません。
オリジンのメリットとデメリットを理解することは、愛犬にとって最適なフード選びをする上で非常に重要です。ここでは、オリジンを選ぶべき理由と、知っておくべき注意点について詳しく解説します。
メリット:オリジンを選ぶべき理由
オリジンの最大のメリットは、「生物学的に適正」というコンセプトに基づいた、犬本来の食性に合った栄養バランスにあります。
- 高タンパク・グレインフリー:豊富に含まれる動物性タンパク質は、健康な筋肉や体づくりをサポートします。
- 高品質な原材料:鮮度の高い生肉や内臓、骨などをバランス良く配合することで、自然な形で栄養を摂取できます。
- 高い嗜好性:豊富な肉や魚の香りが、犬の食欲を刺激します。偏食や食欲不振に悩む犬でも、食いつきが改善することが多いです。
これらのメリットは、愛犬の健康を第一に考える飼い主さんにとって、オリジンが魅力的な選択肢となる理由です。
デメリット:知っておくべき注意点
オリジンには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。これらを事前に把握しておくことが大切です。
- 価格が高い:高品質な原材料を使用しているため、他の一般的なドッグフードに比べて価格が高めです。
- 消化器系への負担:高タンパク・高脂肪なため、消化器系がデリケートな犬や、これまで低脂肪・低タンパクのフードを食べていた犬は、お腹を壊してしまう可能性があります。
- 入手ルートが限られる:オリジンは、一般的なスーパーやペットショップでは手に入りにくい場合があります。
これらのデメリットも考慮した上で、愛犬にオリジンを与えるかどうかを判断することが重要です。
オリジン ドッグフードは愛犬に合う?選び方と切り替え方法

オリジンは魅力的なドッグフードですが、愛犬の年齢や体質、ライフスタイルに合わせて最適なものを選ぶことが大切です。
また、正しい方法でフードを切り替えることで、消化不良を防ぎ、スムーズに移行することができます。
タイプ別!オリジンのおすすめラインナップ
オリジンには、さまざまな犬のニーズに合わせたラインナップが用意されています。
- 「オリジナル」:成犬向けで、高タンパク質を必要とする活動的な犬におすすめです。
- 「パピー」:子犬の成長に必要な栄養素をバランス良く配合しています。
- 「シニア」:消化しやすいように配慮され、高齢犬の健康をサポートします。
- 「6フィッシュ」:魚を主原料としており、皮膚や被毛の健康が気になる犬におすすめです。
愛犬の年齢や体質、活動量などを考慮して、最適なラインナップを選びましょう。
正しい切り替え方法と注意点
オリジンに切り替える際は、約1週間かけて、少しずつ元のフードと混ぜて与えるようにしましょう。
急にフードを変えると、犬の消化器系に負担がかかり、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。
日数 | 混ぜる割合(オリジン:元のフード) |
---|---|
1~2日目 | 25%:75% |
3~4日目 | 50%:50% |
5~6日目 | 75%:25% |
7日目~ | 100%:0% |
切り替え中は、愛犬の便の状態や食欲を注意深く観察し、もし体調に異変があれば、元のフードに戻すか、獣医師に相談してください。
まとめ:オリジンは愛犬の健康をサポートする選択肢の一つ
オリジン ドッグフードは、「生物学的に適正」という独自のコンセプトに基づいた、高品質なプレミアムフードです。高タンパク・グレインフリーという特徴は、犬の健康をサポートする上で大きなメリットとなります。
一方で、価格や体質に合わない可能性も考慮し、愛犬の状況をよく見極めることが大切です。この記事でご紹介した選び方や切り替え方法を参考に、愛犬にぴったりのドッグフードを選んであげてください。
この記事の執筆者
nademo編集部
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