中目黒のTURN-Aは、おもてなしの心で飼い主さんと愛犬に寄り添うペットホテル

nademo編集部は愛犬リリを連れて、中目黒のペットホテル「TURN-A」へおじゃましました。

オープンスペースがガラス張りで宿泊犬たちの遊ぶ様子が見られるからか、お散歩中のご近所さんと愛犬が立ち寄って、スタッフと交流したりするアットホームなホテルです。

2023年1月オープンと、新しいこのホテルには、ほかではあまり見られない取り組みがあちこちにありました。

愛犬も飼い主さんも大満足の、心のこもったおもてなしが自慢の犬用ペットホテルとは。代表取締役の浅井晴貴さんにお話をうかがいました。

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わんちゃんたちの遊ぶ様子がガラス越しに見える、開放感にあふれたつくり

中目黒駅から山手通りを青葉台方面へ歩いて、5つ目の角を左に曲がって細い道に入ると、TURN-Aのある建物が見えてきます。

入り口は1階。ガラス張りでわんちゃんたちが遊ぶために設けられたフリースペースが見えます。

宿泊犬たちがスタッフと楽しそうに遊んでいる様子に、足を止めて店内を眺めるお散歩中の飼い主さんの姿もチラホラ。

お散歩中の近所のわんちゃん達も、興味津々

お散歩中にTURN-Aの前を通りかかると立ち止まって、なかに入りたがる近所の子もわりといる様子。

スタッフが出迎えてモフモフしてくれるから、歓迎されることを覚えてしまうんですね。

「顔なじみになると、立ち寄ってくれるのが嬉しくて」と、スタッフの東郷美咲さんは笑います。

犬が好きすぎるスタッフたちの気持ちが伝わる

TURN-Aは外観にも内装にもあまり、ペットホテル感がありません。

犬用の広々としたフリースペースと飼い主さん用のリラックススペースが整備された、くつろげる雰囲気はおしゃれなショップやカフェを思わせる感じ。

わんちゃんが大好きで、彼らのことを知り尽くしたスタッフたちが全力で空間づくりをしたことがうかがえます。

遊びの時間以外は個室でゆっくり

お散歩に行ったりフリースペースで遊んだりする以外の時間は各自、個室でゆっくり過ごします。

TURN-Aの個室は、一般的なドッグホテルのようにケージへ入るスタイルではありません。人間が宿泊するホテル同様、ベッド横に余裕を持たせたスペースが。そこには、新鮮な酵素水の入ったお皿も置かれています。

個室は、奥行きと幅95cm×95cmから。各部屋ごとにカメラが設置され、飼い主さんが愛犬の様子を遠隔チェックできるようになっています。

ドッグランや2店舗目の展開構想も

「ドッグランと2店舗目を展開していきたい」と話す浅井さん。

ドッグランができたら、その後ターンエーに宿泊したりと、愛犬はさらに楽しめますね。

飼い主さんの心配と愛犬の不安を最小限にする空間づくりに余念がないTURN-A。ドッグランや2店舗目のオープンが待ち遠しいですね。

預かりの前には飼い主さんと対面でしっかり面談

TURN-Aの最大の特徴は愛犬を預かる際、飼い主さんとしっかり、面談を行うところです。

館内には飼い主さんとスタッフがコミュニケーションをとるためのスペースが設けられています。

ここでスタッフは飼い主さんから細かなヒアリングを行い、愛犬がTURN-Aで過ごす時間を最大限、快適なものにする準備を行います。

愛犬の好き嫌いからアレルギーまで、事前に細かく確認

愛犬に関するヒアリングは日常生活から性格、習慣、食事内容など多岐にわたります。

環境の変化に敏感な彼らがストレスなく、リラックスして楽しく過ごすためには、プロによる細かな事前確認が欠かせないとTURN-Aでは考えているとのこと。

飼い主さんが迎えにきてくれるまでの時間をここで過ごす愛犬たちは、みなのびのびとリラックスしているように見えました。

預かりは1時間から。日中週5回まで通い放題の「保育園」も

TURN-Aでは最少1時間から、愛犬の預かりをしています。少しだけ見てほしいというとき助かりますね。

1～10時間まで選べる日帰りや宿泊、通いなど、預け方もいろいろ選べます。

1時間から3時間、6時間、10時間まで選べる日帰りショートステイ

ショートステイの場合、預かり時間は1時間から10時間まで4パターンを設けています。6時間以上のステイでは、お散歩タイムもあります。

お迎えが少し遅くなっても、30分 550円（税込）で延長してくれるから安心。

お預けは基本7:00から、お迎えは21:00までと長めです。飼い主さんのご都合にあわせて、柔軟に対応してくれます。

ショートステイについての詳細は、公式サイトでご確認ください。

>>【TURN-A公式サイト】一時預かりの詳細について

宿泊は7:00～21:00の間で自由にチェックイン・チェックアウト

宿泊も基本、7:00～21:00の間に手続きでき便利。

お泊まりは、人間の高級ホテルの雰囲気を思わせるクオリティが自慢です。

プライベートルームに見守りカメラ、愛犬に合わせたスケジュール編成での遊びやお散歩で、心を込めておもてなしをしています。

加えて、飼い主さんには毎日、写真付きの日記がメール送信されます。

宿泊の詳細についても公式サイトで。

>>TURN-Aの公式サイトはこちら

お留守番の多い愛犬向け。日中、週5で通えるサブスクサービス「保育園」

TURN-Aには「家を空けがちで、愛犬に寂しい思いをさせているのでは？」という飼い主さん向けのサービス「保育園」があります。

月20回まで定額で、人間の我が子を預けるような安心感があると好評です。

20日フルで預けた場合、1日換算すると3,000円弱で利用が可能。なかなかに割安なサービスといえるのではないでしょうか。

各種ペットサービスとの連携

オープンから2ヶ月経ち、TURN-Aではサービスの幅を着々と広げています。

飼い主さんがより安心して預けられ、愛犬には楽しく、リラックスして過ごしてもらえる環境づくりのためのサービスを、これからも随時取り入れる予定とのこと。

各種ペットサービスとの連携も強化しています。

獣医さん監修の手作りおやつ

TURN-Aでは愛犬を預けるとき食べているご飯を持参することになっていますが、おやつの追加サービスもあります。

2023年3月現在、獣医師監修の手作りおやつ「HITOWAN（ヒトワン）」の乾燥おやつ（ささみ、鹿スライス、コロコロお芋、りんごなど）や手作りキューブ（鹿肉とサツマイモ、カツオとサツマイモなど）を常備しています。

手づくりキューブを前に「待て！」はむずかしいかな？

良質な眠りをサポートする犬用ベッド

宿泊する愛犬のために用意されているベッドは、睡眠のプロ集団・グーグースリープが開発した犬用ベッド「Guguドギー」です。

ほどよい硬さを保ちながら柔らかさも備えた土台と、サラサラしたベッドカバーが心地よい眠りにいざなってくれます。

寝心地のいいベッドがあるからか、慣れない環境でもくつろいで過ごしてくれる子が大半だといいます。

体の大きさに合わせられるよう、サイズを取り揃えています。

近隣への送迎サービスも

2023年3月現在、TURN-Aではペット専門送迎サービス「Doogo（ドゥーゴー）」、株式会社カルビと提携し、目黒区・渋谷区・港区への送迎サービスを行っています。

送迎はショートステイと宿泊の愛犬向けのサービスです。

ペット専用のタクシーがお迎え、お見送りするので安心。3kmまで980円（変動あり）と費用も良心的です。

>>【TURN-A公式サイト】送迎についてはこちらから

犬たちが心地よく過ごせる空間を作り続けたい

2023年1月のオープン時から、代表取締役の浅井さんは毎日、SNS配信をしたり近隣でチラシを配ったりとTURN-AのPRに心血を注いでいます。

そして施設内ではプロのスタッフが日々、手厚いおもてなしで愛犬をお迎えします。

そのかいもあり、愛犬をまた預けたいという飼い主さんがじょじょに増えてきているとのこと。

留守の間、少しでも楽しくリラックスして過ごしてほしいという愛犬家の気持ちに、TURN-Aのおもてなしの心がそっと寄り添っているような印象を受けました。

日々、進化を続けるオンリーワンのペットホテル。計画中の屋上ドッグランが完成したころにまた、訪ねてみたいところです。

TURN-Aの詳細情報

※本記事は2023年3月時点の情報です。掲載情報は現状と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

※新型コロナウイルスをはじめとした感染症などの拡大防止のため、掲載情報に変更が生じることがあります。最新の情報は直接、お店へお問い合わせください。

※お店を訪問される際はマスク着用と手洗い、手指の消毒などを心がけ、感染拡大防止にご配慮いただきますようお願いします。