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なんこうがいかちょうしょう

軟口蓋過長症

概要

軟口蓋過長症とは、上顎の硬口蓋(こうこうがい)より奥にある軟口蓋(なんこうがい)が正常より長く、呼吸が妨げられる病気のこと。

症状

軽い症状としては「呼吸時の雑音、いびき」などから、重症化すると「呼吸困難、チアノーゼ、失神」などが見られるようになる。

検査・診断

呼吸音や呼吸状態の確認と、レントゲン検査による軟口蓋の長さの確認、内視鏡検査から診断。

治療法

軽症の場合は食事管理によるダイエット、運動制限、生活環境の改善など。

ただし、軽症の場合でも重症の場合でも、根本的な治療としては軟口蓋を切除することが推奨されている。

この情報の監修者

西岡 優子

監修者情報

西岡 優子

ライター/獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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