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そうぼうべんへいさふぜんしょう

僧帽弁閉鎖不全症

概要

僧帽弁閉鎖不全症とは、左心室と左心房の間にある僧帽弁がきちんと閉じなくなり血液が逆流し、心臓に負荷がかかる病気のこと。

症状

中高齢の小型犬に多く見られ、初期は無症状であることが多い。「咳、食欲不振、疲れやすい」という症状から進行していくと、失神なども見られるようになる。

検査・診断

「聴診、レントゲン検査、心臓超音波検査、心電図検査、血圧測定」などから診断する。

治療法

一般的には症状の進行を遅らせる投薬治療が行われる。

外科手術は非常に高度な技術が必要とされているため、国内では限られた病院のみとなる。

この情報の監修者

西岡 優子

監修者情報

西岡 優子

ライター/獣医師

北里大学獣医学科を卒業後、出身の高知県近県である香川県の動物病院にて、小動物の診療に携わる。
結婚を機に、都内の獣医師専門書籍の出版社で編集者として数年勤務し、現在は動物病院で時短で獣医師として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動している。

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