つぶらな瞳とコロンとした愛らしい姿が人気のモルモット。「モルモット」と一言で言っても、実はさまざまな品種がいることをご存知でしょうか。
毛の長さや色、毛並み、そして性格も品種によってさまざまです。どの品種を家族に迎えるか迷っている方や、すでにモルモットを飼っている方も、この記事を読めば新しい発見があるかもしれません。
この記事では、モルモットの主な品種を、それぞれの特徴や飼育のコツと共に詳しくご紹介します。
この記事の結論
- モルモットには、毛の長さや毛並みで異なるさまざまな品種が存在する
- 短毛種は飼育が容易であり、長毛種は毎日の手入れが必要
- 品種選びには、飼育環境やアレルギーの有無を考慮すべき
- ペットショップやブリーダーなど、お迎え先ごとの特徴を理解すべき
目次
モルモットの代表的な品種

モルモットは、その愛らしい見た目から世界中でペットとして親しまれています。
毛の長さや毛並みによってさまざまな品種に分類されており、それぞれに異なる特徴があります。ここでは、代表的な品種を3つのタイプに分けてご紹介します。
短毛種
イングリッシュ(イングリッシュ・ショートヘア)
イングリッシュは、最も一般的な品種で、ペットショップでよく見かけるタイプです。毛は短く、まっすぐで光沢があり、体全体を均一に覆っています。
比較的丈夫で、お手入れも簡単なので、初心者の方にも飼いやすい品種と言えるでしょう。性格は穏やかで人懐っこく、好奇心旺盛な子が多いです。
アビシニアン(アビシニアン・モルモット)
アビシニアンは、「ロゼット」と呼ばれるつむじが全身に複数あるのが特徴です。
つむじによって毛があちこちに向かって生えているため、見た目は少しボサボサしていますが、それが個性的な魅力となっています。イングリッシュに比べて、やや活発でいたずら好きな子が多い傾向にあります。
テディ
テディは、その名前の通り、テディベアのようなふわふわとした毛並みが特徴です。毛は短く、密に生えており、手触りは非常に柔らかいです。
好奇心旺盛で遊び好きな性格の子が多く、飼い主さんとのコミュニケーションを好みます。
長毛種
ペルビアン(ペルビアン・モルモット)
ペルビアンは、長く美しい毛が特徴の品種です。毛は背中から頭に向かって伸び、まるでマントを羽織っているようです。
その美しい被毛を保つには、毎日のブラッシングが欠かせません。こまめなお手入れが必要なため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。
シェルティ(シェルティ・モルモット)
シェルティは、ペルビアンと似ていますが、毛の生え方が異なります。ペルビアンが頭から背中へ毛が伸びるのに対し、シェルティは頭に毛が生えていません。
毛はまっすぐで光沢があり、背中から地面に届くほど長く伸びます。ペルビアン同様、毛のお手入れが重要になります。
アルパカ
アルパカは、その名前の通り、アルパカのようなフワフワした毛が特徴の長毛種です。
毛はくるくるとカールしており、見た目も触り心地もユニークです。被毛が絡まりやすいため、こまめなブラッシングが必要です。
その他
クレステッド
クレステッドは、イングリッシュと似ていますが、頭にひとつだけ「クレスト」と呼ばれるつむじがあるのが特徴です。
このつむじが王冠のように見えることから、この名前が付けられました。穏やかな性格で飼いやすい品種です。
スキニー
スキニーは、ほぼ毛のない品種です。体温を保つために食欲旺盛で、他の品種よりもたくさんご飯を食べます。
毛がないため、アレルギーを持つ方でも飼いやすいというメリットがあります。ただし、寒さに弱いため、飼育環境には注意が必要です。
モルモットの品種別の性格と飼いやすさ比較【一覧表】

モルモットを家族に迎える際、見た目だけでなく、性格や飼いやすさも重要なポイントです。ここでは、主要な品種の性格と飼育のポイントを一覧表にまとめました。
品種ごとの性格
品種ごとの性格には個体差がありますが、一般的な傾向として以下のような特徴があります。
| 品種 | 主な性格の特徴 |
|---|---|
| イングリッシュ | 穏やかで人懐っこい、好奇心旺盛 |
| アビシニアン | 活発でいたずら好き、好奇心旺盛 |
| テディ | 遊び好き、人とのコミュニケーションを好む |
| ペルビアン | 繊細で臆病な面もあるが、慣れると甘えん坊 |
| シェルティ | 落ち着いた性格、穏やか |
| クレステッド | 温厚で落ち着きがある、協調性がある |
| スキニー | 非常に人懐っこく、甘えん坊 |
飼育のポイント
毛の長さによって、飼育のポイントが大きく異なります。
- 短毛種:毛のお手入れが簡単で、ブラッシングは週に1~2回程度で十分です。
- 長毛種:毛が絡まないよう、毎日丁寧にブラッシングする必要があります。毛が長い場合は、定期的なカットも検討しましょう。
- スキニー:毛がないため、寒さに弱いです。飼育環境の温度管理に注意し、冬場は防寒対策が必要です。
このように、品種ごとに異なる特徴を理解し、ご自身のライフスタイルに合ったモルモットを選ぶことが大切です。
モルモットの品種選びで後悔しないために

モルモットを家族に迎えることは、とても幸せなことです。しかし、安易な気持ちで決めてしまうと、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔することにもなりかねません。
ここでは、モルモットの品種選びで失敗しないために、事前に確認しておくべきポイントをご紹介します。
品種選びのチェックリスト
飼育環境は整っているか?
モルモットは、品種によって飼育の難易度が異なります。
- 短毛種:毛のお手入れが簡単なので、忙しい方や初心者におすすめ。
- 長毛種:美しい被毛を保つために、毎日の丁寧なブラッシングが必須。
- スキニー:毛がないため、体温調整が苦手です。室温管理を徹底する必要があります。
このように、ご自身のライフスタイルや飼育環境を考慮し、無理なくお世話できる品種を選ぶことが大切です。
アレルギーの有無
モルモットは牧草を主食とするため、牧草アレルギーを持つ方もいます。特に、長毛種のモルモットは毛が抜けやすく、アレルギーの原因となることもあります。
- 短毛種:抜け毛が少なく、お手入れが簡単。
- スキニー:毛がないため、アレルギーが起こりにくい。
家族にアレルギーを持つ方がいる場合は、事前に病院で検査をしたり、実際に触れ合ってみたりするなど、慎重に検討しましょう。
お迎え方法ごとの注意点
モルモットをお迎えする方法はいくつかあり、それぞれに注意点があります。
ペットショップで迎える
ペットショップは、さまざまな品種のモルモットを一度に見ることができ、手軽にお迎えできるというメリットがあります。
しかし、モルモットの詳しい情報や血統が不明な場合が多いです。迎える際は、健康状態をよく確認し、スタッフに質問するなどして、できるだけ多くの情報を得るようにしましょう。
ブリーダーから迎える
ブリーダーから迎える場合、両親や兄弟の情報、生まれてからの飼育環境などを詳しく知ることができます。
健康管理が行き届いていることが多く、専門的な知識を持つブリーダーに相談できるというメリットがあります。
ただし、人気のブリーダーは予約が必要な場合が多いため、早めに問い合わせるようにしましょう。
保護施設から迎える
保護施設で暮らすモルモットを家族に迎えるという選択肢もあります。保護施設で迎えるメリットには以下のようなものがあります。
- 命を救うことができる。
- 施設で性格や健康状態を把握していることが多い。
保護施設から迎える場合は、その子の過去や性格をしっかり聞き、相性を確認することが大切です。
まとめ:モルモットはかけがえのない家族
モルモットは、その愛らしい姿と仕草で、私たちの生活に安らぎを与えてくれるかけがえのない家族です。
品種ごとに異なる特徴を理解し、ご自身のライフスタイルに合ったモルモットを選ぶことで、より長く、幸せに共に暮らすことができるでしょう。
この記事の執筆者
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