猫と言えば室内飼い。なので「室内飼いの愛猫にハーネスが必要なの?」と首を傾げる方もいるかもしれません。
ハーネス=犬の散歩に使うアイテム、というイメージが強いですよね。
しかし、実はいま、愛猫家の間では「準備しておきたいグッズ」として広まっています。
愛猫と外出する機会は動物病院の受診時や、実家への帰省時など、意外に少なくないものです。
また、災害時の避難にも活躍してくれるアイテムがハーネスなのです。
そこで今回は猫向けのハーネスをまとめました!ハーネスの選び方はもちろん、愛猫が着けるのを嫌がってしまう場合の対処法なども詳しく解説しています。
安全な外出のためにぜひひとつは用意しておきたいハーネスについて、一緒に知っていきましょう。
この記事の結論
- 普段遣いとしては必要ないものの、外出時に装着しておくと脱走防止に繋がる
- 被災時には猫も外出を余儀なくされるため、ハーネスが必要不可欠になるシーンも
- 首輪よりもハーネスを選ぶことで、体への負担を少なくすることができる
- ハーネスを装着する際には服を着せるように、足から順番に着せていく
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目次
猫用ハーネスの必要性
「散歩の必要がない猫だから、ハーネスは必要ない」と思われるかもしれませんが、散歩以外で外出を余儀なくされるケースもあるのが現実。
基本的にはキャリーバッグを使うと思いますが、災害時・被災時には家を離れ、常に外出状態にあります。
外出中ともなれば、四六時中キャリーバッグの中だけ…というのはいくらなんでも辛いものです。
そんなときハーネスは、愛猫との外出をサポートしてくれる心強いアイテムになってくれます。
普段から頻繁に使う機会がなかったとしても、ひとつだけでも持っておきたいアイテムと言えるでしょう。
愛猫との外出シーンにハーネスが便利
動物病院へ連れて行く・一緒に帰省する・引っ越しなど、愛猫と一緒に外出する機会は意外と多いものです。
そんなときにキャリーバッグ等のお出かけアイテムにプラスして、あるととても便利なのがハーネスです。
例えばキャリーバッグに付属するリードに繋げて、より安全に配慮して使うことができます。
思わぬ事故や迷子などを防いでくれるので、ハーネスは愛猫の外出グッズとして揃えておくのがおすすめです。
外出時の脱走や迷子防止に役立つ
臆病なタイプの猫だと、ちょっとしたことに驚いてキャリーバッグなどの中から飛び出したりすることがあります。
そんなときにもハーネスがあれば、脱走防止リードを着けておくなどの対策ができます。
もちろん不用意にキャリーバッグを開けないことは大前提ですが、事故を防ぐ方法は必要不可欠。
迷子札が付属しているタイプのハーネスも多いので、万が一の迷子の際にも役立ってくれます。
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ハーネスは災害など緊急時にも有効
災害のときには愛猫と一緒に避難することになりますが、そんなときにもハーネスは活躍してくれます。
ハーネスを着けてキャリーバッグ等に入ってもらえれば、思いがけない脱走などを防ぐことができます。
緊急時でいつもと違った環境だと、愛猫もパニックになりやすいもの。
愛する家族と離れてしまわないように、普段からしっかり想定しておきましょう。
いざというときに避難・防災グッズとしても使えるよう、日頃から慣れてもらえるようにしておきましょう。
猫用ハーネスのメリット・デメリット
猫向けハーネスを使用することには、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
必要性がわかったところで、次はメリット・デメリットを確認してみましょう。
ハーネスはぜひ愛猫のために用意したいアイテムですが、デメリットも知ることでより上手な選び方ができることにつながります。
猫用ハーネスのメリット
まずは猫用ハーネスのメリットを見てみましょう。以下のような点があります。
- 首や呼吸器官への負担が少ない
- 服のように着させてあげられる
- 胴にぴったり装着される など
首輪と違って、体を包むような構造のハーネスは首や喉、呼吸器官への締め付けや負担がとても少なくなっています。
胴体に装着する物なので、万が一高いところへ引っ掛かってしまった場合などでも首が絞まる心配がかなり低いでしょう。
しっかりサイズを確認すれば、胴にぴったりとフィットするので抜けにくくなります。
首輪とハーネスは似ているアイテムですが、より愛猫の体に負担をかけない場合が多いのがハーネスとも言えるのではないでしょうか。
猫用ハーネスのデメリット
次に猫用ハーネスのデメリットも確認しておきましょう。以下のようなデメリットが考えられます。
- 着脱が首輪よりも面倒
- 首輪よりも抜けやすい
- 慣らすのに時間がかかる など
「何かを身につける」ということが苦手な愛猫も多いはずです。
ハーネスは胴体に密着させる構造のため、前足を通したりして装着します。その分、着脱は首輪よりやや手間がかかってしまう子がほとんどです。
ハーネスを警戒したり、嫌がってしまう子は慣れてもらうまで時間がかかる場合があります。
「スムーズに着けられない子は慣れてもらう期間が必要」というデメリットもあるのでその点は覚えておきましょう。
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猫用ハーネスの選び方
では実際にはどんなハーネスを選ぶのが良いでのしょうか。
ハーネスにもいくつかのタイプがあるので、その点を考慮しながら体のサイズに合ったものを選びたいですね。
耐久性や通気性の高さは安全面にも関わる部分なのでしっかり確認したいところです。
さまざまな角度からの選び方をチェックして、愛猫に最適なハーネスを探していきましょう。
ハーネスのタイプ
猫用ハーネスは大きく分けて3タイプが販売されています。
しっかりと固定できるダブルロックタイプや体を包んでくれるベストタイプなど、それぞれの特徴があります。
愛猫の性格によっては向き・不向きがあるので、どんなタイプがあるのかをチェックしつつ選んでいきましょう。
ダブルロックタイプ
出典:Amazon
ダブルロックタイプはその名の通り、2箇所でロックすることができるハーネスです。
1つ目は肩周り、2つ目は胴回りにロックがついている構造です。それぞれ別でサイズ調節が可能なタイプも多くなっています。
メリットはどちらか一方が万が一外れてしまうことがあっても、もう一方はロックされているという点です。
脱走防止などに効果的なのでよく動く子・活発な子におすすめのタイプと言えます。
ベストタイプ
出典:Amazon
愛猫の体を包み込むような形状をしているのがベストタイプです。
面積が広く服のような感覚で着けることができるため、おしゃれ・かわいいデザインのものも多くなっています。
体をしっかりと覆ってくれるベストタイプなのですが、それがかえって愛猫に嫌がられることもあるようです。
食い込みが少なくしっかり胴回りをホールドしてくれるので、嫌がらないタイプの子にはぜひ検討してみましょう。
紐タイプ
出典:Amazon
「着けている感」が最も低いのが紐タイプで、コンパクトなので持ち歩きや収納の面からも魅力的です。
愛猫にとっては体を覆う部分が少ないので、比較的ストレスが少なく装着することができるでしょう。
ただし面積が小さい分、体にきつく食い込んだりしてしまうことがあります。
またやや外れやすいことがあるため、サイズや素材などに注意して選ぶことが大切です。
大人しい子には向いていますが、活発な子には不向きな場合が多いようです。
着脱しやすいもの
着脱の際に手間がかかりすぎてしまうと、愛猫はハーネスを着けること自体が苦手になってしまうことがあります。
愛猫が暴れたりしてしまうと、もちろん飼い主さんも大変になってしまいますよね。
時には手間取ってるうちに脱走してしまった、というケースもあるため必ず室内で装着することは前提になります。
手足を通さずに装着できるものや、装着する手順が少ないタイプのハーネスを選ぶのもポイントです。
着脱がスムーズだと、ハーネスへの抵抗感も少なくなりますよ。
体のサイズに合ったもの
ハーネスが愛猫の体より大きければ、外れたり脱けてしまって脱走に繋がってしまいます。
反対に、体に食い込んでしまうようなきついものであれば、傷になったり愛猫のストレスにもなってしまいます。
ハーネスは愛猫の体に直接着けるものなので、サイズはしっかりと確認して選ぶようにしましょう。
ハーネスのタイプにもよりますが、指1~2本分のゆとりを目安にすると良いでしょう。事前に胴回りなどを計測しておくことも大切です。
猫は犬よりも体が小さいものの、動かない子は肥満になりやすいです。サイズ調整ができるとなお良いです。
耐久性や通気性の高さ
極端に耐久性が悪いというものもなかなかありませんが、壊れてしまって外れると脱走の危険性があります。
不意の事故やケガを避けるためにも、耐久性はしっかりとしたものを選びましょう。
同時に通気性の高さもしっかりチェックしたいところです。通気性が悪く、蒸れてしまうと皮膚や被毛に良くありません。
通気性についてはちょっと忘れがちなポイントでもあるので、耐久性と通気性はどちらも重要です。
お手入れのしやすさ
ハーネスは使用しているうちに汚れてきてしまうので、その際のお手入れについても考えておきましょう。
体に直接つけるものなので、いつも清潔にしてあげたいですよね。
水洗いが可能なものなど、なるべくお手入れの手間がかからないハーネスを選ぶとストレスなく使用ができます。
装飾が多いものなどはお手入れがしにくい場合があるので、きちんと見て選ぶようにすると良いでしょう。
反射板やハンドルなどの機能性
暗いところでも視認しやすくなる反射板がついたタイプも販売されています。
また万が一の際に便利な迷子用のプレートなどが付属しているものもあり、首輪とは別の扱いで使えるアイテムになっています。
便利な機能や安全性をアップしてくれる機能がついているハーネスが多数販売されています。
愛猫の性格やタイプはもちろん、使用するシーンなども想定しながらそれに合った機能性のハーネスを選ぶこともポイントです。
猫用ハーネスのおすすめ一覧表
No | 商品 | 商品名 | 参考価格 | 購入先 | 首周り | 胸周り | 胴回り | 素材 | 適合種 | 留め具 | 反射板 | ハンドル | 洗濯 | 成長段階 | 長さ調整 | 構造 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Angelpet 猫用 ハーネス |
2,000円 |
XS:16cm~23cm/S:20cm~29cm/M:26cm~33cm | XS:24cm~30cm/S:29cm~42cm/M:38cm~48cm | - | ナイロンメッシュ | XS:体重2kg~3.8kg/S:体重3.8kg~7kg/M:体重7kg~11kg | バックル | ◯ | × | 手洗いのみ | 全年齢 | ◯ | H型 | ||
2 | ラディカ デニムクラシックハーネス&リード S |
2,690円 |
S:21cm~24cm/M:24cm~27cm/L:27cm~31cm | - | S:30cm~36cm/M:36cm~42cm/L:42cm~48cm | デニム、綿、ポリエステル、ポリウレタン | 全犬種、全猫種 | バックル | × | × | 手洗いのみ | 全年齢 | × | H型 | ||
3 | KUVEELA ペット用ハーネス&リードセット |
1,499円 |
XXS:23cm~29cm/XS:28cm~32cm/S:30cm~35cm/M:34cm~38cm/L:36cm~42cm/L:49cm~56cm | XXS:31cm~37cm/XS:33cm~39cm/S:38cm~44cm/M:40cm~46cm/L:46cm~59cm/L:59cm~65cm | - | - | 小型犬~大型犬、猫 | バックル | ◯ | × | 手洗いのみ | 全年齢 | ◯ | H型 | ||
4 | Petiam 猫用ハーネス |
1,480円 |
S:20cm~24cm/M:24cm~28cm/L:28cm~30cm | - | S:24cm~28cm/M:28cm~32cm/L:32cm~36cm | メッシュ | S:体重1kg~3kg/M:体重3kg~5kg/L:体重5kg~9kg | バックル | ◯ | × | 手洗いのみ | 全年齢 | ◯ | H型 | ||
5 | PetSafe イージーウォーク ネコ用ハーネス&バンジーリード |
2,831円 |
- | - | S:23cm~28cm/M:27cm~36cm/L:33cm~46cm | - | 全猫種 | バックル | × | × | 手洗いのみ | 全年齢 | ◯ | H型 | ||
6 | ぽぽねこ 猫に優しいベスト型ハーネス・リード付き |
5,500円 |
- | - | S:36cm~40cm/M:41cm~45cm/L:46cm~50cm | 表地:コットン55%、ポリエステル45%/裏地:オーガニックコットン80%、ポリエステル20% | 全猫種 | 面ファスナー | × | × | 手洗いのみ | 全年齢 | ◯ | ベスト型 | ||
7 | KILONINER M5 Light Vest |
14,490円 |
XXXS:23cm~36cm/XXS:28cm~38cm | XXXS:28cm~38cm/XXS:33cm~46cm | - | - | 小型犬、猫 | バックル | × | ◯ | × | 全年齢 | ◯ | H型 |
猫用ハーネスのおすすめ7選
No.1 Angelpet 猫用 ハーネス
頭を通さずに着けられる、ソフトな素材感も快適なハーネス
ホールド力の高いマジックテープを採用し、頭を通さずに着けられる構造になっています。
ふんわりとした素材で動きを制限しにくいので、運動好きな子への負担も減らしています。
カチッと止まるアジャスターで安全性もしっかり確認することができて、日頃から使いやすいでしょう。
手早く着けられるハーネスを探している方は要チェックです。
首周り | XS:16cm~23cm/S:20cm~29cm/M:26cm~33cm |
---|---|
胸周り | XS:24cm~30cm/S:29cm~42cm/M:38cm~48cm |
胴回り | - |
素材 | ナイロンメッシュ |
適合種 | XS:体重2kg~3.8kg/S:体重3.8kg~7kg/M:体重7kg~11kg |
留め具 | バックル |
反射板 | ◯ |
ハンドル | × |
洗濯 | 手洗いのみ |
成長段階 | 全年齢 |
長さ調整 | ◯ |
構造 | H型 |
No.2 ラディカ デニムクラシックハーネス&リード S
参考価格 2,690円(税込)
おしゃれなデニム素材で楽しいお出かけに
丈夫でおしゃれなデニム素材で作られたハーネスです。
胸に当たる部分にはソフトな素材をプラスして、負担を少なくしました。
サッと調節できる金具で、装着時のイライラも軽減することできます。
マジックテープがついていないので、ビリッとした音が苦手な子にもおすすめです。
首周り | S:21cm~24cm/M:24cm~27cm/L:27cm~31cm |
---|---|
胸周り | - |
胴回り | S:30cm~36cm/M:36cm~42cm/L:42cm~48cm |
素材 | デニム、綿、ポリエステル、ポリウレタン |
適合種 | 全犬種、全猫種 |
留め具 | バックル |
反射板 | × |
ハンドル | × |
洗濯 | 手洗いのみ |
成長段階 | 全年齢 |
長さ調整 | × |
構造 | H型 |
No.3 KUVEELA ペット用ハーネス&リードセット
立体的な構造と調節可能ベルトで、愛猫をしっかりホールド
立体的なデザインで、愛猫の体によりフィットしやすい設計になっています。
サイズ調節も可能なのできちんとフィットさせて使うことができますね。
反射テープ・反射材がついているので、万が一の場合も見つけやすくなります。
リードもセットになった、ベーシックに使えるハーネスセットです。
首周り | XXS:23cm~29cm/XS:28cm~32cm/S:30cm~35cm/M:34cm~38cm/L:36cm~42cm/L:49cm~56cm |
---|---|
胸周り | XXS:31cm~37cm/XS:33cm~39cm/S:38cm~44cm/M:40cm~46cm/L:46cm~59cm/L:59cm~65cm |
胴回り | - |
素材 | - |
適合種 | 小型犬~大型犬、猫 |
留め具 | バックル |
反射板 | ◯ |
ハンドル | × |
洗濯 | 手洗いのみ |
成長段階 | 全年齢 |
長さ調整 | ◯ |
構造 | H型 |
No.4 Petiam 猫用ハーネス
迷子札付きで万一の場合にも安心!装着しやすいハーネス
迷子札が付属しているので、迷子になった場合の対策をしておくことができます。
マジックテープとバックルの両方でしっかりとホールド。首への負担も考えられた設計のハーネスです。
リード・専用袋も付いてるのでセットで使うことができます。
首周り | S:20cm~24cm/M:24cm~28cm/L:28cm~30cm |
---|---|
胸周り | - |
胴回り | S:24cm~28cm/M:28cm~32cm/L:32cm~36cm |
素材 | メッシュ |
適合種 | S:体重1kg~3kg/M:体重3kg~5kg/L:体重5kg~9kg |
留め具 | バックル |
反射板 | ◯ |
ハンドル | × |
洗濯 | 手洗いのみ |
成長段階 | 全年齢 |
長さ調整 | ◯ |
構造 | H型 |
No.5 PetSafe イージーウォーク ネコ用ハーネス&バンジーリード
獣医師と共同開発された、愛猫のためを考えたシンプルな紐タイプ
腹部についたストラップと留め具で簡単に取り外しが可能です。
ショルダー部分と腹部でカラー分けされているので、スムーズな装着が叶います。
愛猫の体に負担をかけない優しい設計なのも良し。伸縮するリードが付属しています。
首周り | - |
---|---|
胸周り | - |
胴回り | S:23cm~28cm/M:27cm~36cm/L:33cm~46cm |
素材 | - |
適合種 | 全猫種 |
留め具 | バックル |
反射板 | × |
ハンドル | × |
洗濯 | 手洗いのみ |
成長段階 | 全年齢 |
長さ調整 | ◯ |
構造 | H型 |
No.6 ぽぽねこ 猫に優しいベスト型ハーネス・リード付き
立体構造のベストタイプで愛猫の体を優しく包む
しっかりとホールドしつつ優しい立体構造デザインが魅力です。
面ファスナーを採用してより外れにくいように考えられたハーネス。
ダンガリー地は国内産の肌触りにもとことんこだわったものを使っています。
手洗いが可能で、ハーネスだけでは使えないのでリードもついているのがポイントです。
首周り | - |
---|---|
胸周り | - |
胴回り | S:36cm~40cm/M:41cm~45cm/L:46cm~50cm |
素材 | 表地:コットン55%、ポリエステル45%/裏地:オーガニックコットン80%、ポリエステル20% |
適合種 | 全猫種 |
留め具 | 面ファスナー |
反射板 | × |
ハンドル | × |
洗濯 | 手洗いのみ |
成長段階 | 全年齢 |
長さ調整 | ◯ |
構造 | ベスト型 |
No.7 KILONINER M5 Light Vest
参考価格 14,490円(税込)
愛猫の体に負担をかけない超軽量型ハーネス
XXXSサイズでは重さ86g、XXSサイズでは重さ110gという軽さで、体の小さな猫に対しても負担を軽減。
コントロールすることが簡単なハンドルが付いており、洋服嫌いの子にも装着しやすい頭を通さないタイプで作られています。
レーザーカット設計で優れたフィット感を実現し、横から装着することができるのでお手軽です。
首、胸、お腹という3箇所のストラップで細かな調節も可能なので、体のサイズ変化にも対応しています。
首周り | XXXS:23cm~36cm/XXS:28cm~38cm |
---|---|
胸周り | XXXS:28cm~38cm/XXS:33cm~46cm |
胴回り | - |
素材 | - |
適合種 | 小型犬、猫 |
留め具 | バックル |
反射板 | × |
ハンドル | ◯ |
洗濯 | × |
成長段階 | 全年齢 |
長さ調整 | ◯ |
構造 | H型 |
猫向けハーネスの売れ筋ランキングはこちら
ご参考として、猫向けハーネスの売れ筋ランキングをこちらからご確認いただけます。
愛猫にハーネスを装着する際の装着方法
用意したハーネスのタイプにもよりますが、優しくかつ手早く行うのが基本です。
時間をかけているとじっとしていることが我慢できず嫌がって逃げてしまうので、素早く着けてあげましょう。
まず穴に前足を通し引き上げ、肩周りや胴周りを付属の金具などで調節します。
ほどよくゆとりがありながらも、しっかりフィットしているか確かめましょう。
愛猫が比較的リラックスしているときに着けてあげる、というのもコツです。
飼い主さんが慌ててしまうと、愛猫にもそれが伝わるもの。落ち着いて、かつ素早くを心がけて装着するのがポイントです。
猫がハーネスを嫌がる際の慣らし方
せっかく購入したハーネスなので、早速愛猫に着けてあげたくなりますよね。
しかし、いきなりハーネスを着けようとすると、警戒して嫌がることがあります。
その後もすっかり苦手になってしまった…などがないように、まずは愛猫にハーネスを確認してもらいましょう。
最初から装着せずにまずは確認してもらう
購入したばかりのハーネスをそのまま装着しようとして、素直に受け入れてくれる子は多くありません。
まずは愛猫の目の前に置いてみましょう。自然に近づいていき、「これはなんだ?」という時間を設けてあげるのです。
そうするとニオイを嗅いだり、触ってみたり、興味を持ってくれるもの。怖がる必要はないとわかってもらうことが大切です。
そうしておもちゃだと思う子もいますが、安全であることを猫自身が理解できるようにしましょう。
ハーネスの装着時間は短時間から徐々に
慣れてもらえたら次は、愛猫の背中などに優しく触れさせてみましょう。
どの段階でも嫌がる素振りがあったらすぐに、ハーネスは取り除きます。
平気なようであれば徐々に手足を通したりなど、本格的に装着できるようにしていきます。ハーネスを着けている時間も少しずつ伸ばしていくと良いですよ。
これを数日間かけてゆっくり行っていきましょう。愛猫によってはもっと時間がかかる場合があります。
ハーネスを「嫌なもの」と思ってしまわないよう、注意深く様子を観察しながら徐々に進めていくようにするのが良いのです。
また、サイズ感や素材など、他に嫌がる原因はないかも同時に確認しておきましょう。
普段から服を着る練習をしておく
毎回ハーネスばかりでは疲れますし、トレーニングのようになってしまうので楽しくありません。
その点、抜け毛が落ちるのを防いだり、寒い環境で過ごすことがあるなら服を着る機会もあるはず。
ハーネス自体は服と同じような感覚になるので、普段から服を着る習慣がある子なら、ハーネスを装着するのにも慣れやすいです。
ただ、リードは別。紐状のおもちゃが好きな子なら特に、リードはおもちゃだと思って遊んでしまうことがあります。
ハーネスだけでなくリードの装着にも慣れてもらう
実際に利用する際には、ハーネスだけではなく必ずリードも装着して、2つのアイテムを使うようになります。
ハーネスには慣れてもらえたけれど、リードには慣れてもらえていない、では実際に外で使うことはできません。
特に紐状のおもちゃが好きな子だと、リードを装着することによっておもちゃだと思い、遊んでしまうこともあります。
筆者の愛猫も小さい頃から服を着させることがあったため、ハーネスにはすぐ慣れてくれましたが、リード装着には時間がかかりました。
今でもリードを装着すると動かなくなることもあるぐらいなので、日頃から両方に慣れてもらう必要があります。
猫向けハーネスは手作りできる?
愛猫のためのハーネスは、手作りすることが可能です。動画サイトなどでも手作りの方法が多数紹介されています。
好みの柄の布を使ったり、愛猫に似合いそうなデザインを考えることができるという、飼い主さんにはうれしいメリットがありますね。
ただし、サイズを細かく計測して体にきちんとフィットしたハーネスで、なおかつ危険の少ない素材を使わないと安全性に問題が出てきてしまいます。
チャームなどの装飾は可愛らしいですが、誤飲に繋がる可能性もあり、ハーネス自体の強度も市販品に比べて弱いことが考えられます。
ハンドメイドに慣れている方は別ですが、あまり自信のない方はまず市販品を用意するのがおすすめです。
シンプルな市販品でも、例えば愛猫が齧ったりできない場所にワンポイントのワッペンを着けてみるなどはどうでしょうか。これだけでも簡単にオリジナリティが出せますよ。
デザインだけでなく、機能性や強度・フィット感などさまざまな角度から考えて、愛猫が快適に着けられるハーネスを準備してあげましょう。
猫向けハーネスのよくある質問
猫向けハーネスについてのよくある質問をまとめています。
こちらもぜひ参考にして、愛猫のためのハーネス選びに役立ててください。
猫のハーネスと首輪の違いは?
首に装着する首輪と違って、ハーネスは胴回りや肩周りに着けます。
そのため首輪と比べて首や呼吸器官に負担をかけにくくなっているのが、ハーネスです。
普段遣いで首輪に慣れている子は多いかもしれませんが、安全性のために外れやすくなっている首輪もあります。
脱走防止や被災時に使えるものではありませんので、外れないものが必要になります。
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猫にハーネスを使うメリットは?
外出時の飛び出しや脱走を防止できるというメリットがあります。
キャリーバッグだけではふとしたタイミングで逃げ出してしまうことがありますし、抱きかかえていても逃げ出すことがあります。
かといって洗濯ネットに入れたままでは可哀想、というときに使えるのがハーネスです。
また、完全室内飼いの猫であっても災害時には外出しなければいけなくなります。そんな避難の際にも役立ちます。
猫向けハーネスのサイズの測り方は?
愛猫が4本足で立っている状態で計測します。被毛をしっかりかき分けて測るのもコツです。
- 首の付け根部分
- 前肢側の胴回り
- 後肢側の胴回り
これらを計測しておきましょう。
ハーネスによっては、他の部分も計測する必要があります。
購入予定のハーネスが適正サイズを公表しているはずなので、そのサイズに合うかどうかを計測してみてください。
この記事の執筆者
nademo編集部
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