駒込のサクラテラスで、愛犬と一緒にお茶するくつろぎのひとときを

JRや地下鉄が走る巣鴨駅と駒込駅の中間あたりにある、愛犬を連れて行けるカフェ「サクラテラス」は近隣に住む人たちを中心に賑わうお店。

スタッフはみんな無類の犬好き。人だけでなくわんこも、厚いおもてなしで歓迎してくれます。

店主が刺繍作家ということもあり店内はかわいいもの、きれいなものであふれています。フードやドリンク、器もセンスが光るお店で、ゆっくりくつろいできました。

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各線巣鴨駅と駒込駅が最寄り駅。近隣には東京を代表する温泉も

JR山手線、都営三田線の巣鴨駅を出て、とげぬき地蔵方面へ少し北上すると、駅前郵便局が見えてきます。

郵便局の角を右へ曲がり歩くこと5分。染井通り沿いに、愛犬と過ごせる「サクラテラス」はあります。

お店から染井通りを東へ進むと駒込駅方面へ。駒込駅からも同じくらいの距離です。

通り名は、東京生まれという説が有力な桜にちなんだもの。界隈はソメイヨシノのふるさとといわれています。

またサクラテラスの隣には天然温泉もあり、小道沿いのカフェながらお店の前を行き交う人は多い様子。

テラスでわんことカフェタイムを楽しんでいると、わんこ可愛さに足を止める通行人とコミュニケーションが始まったりするのも一興です。

▼店内壁にも大きな桜が。

出典：https://www.instagram.com/p/Cb_N9RmPAEs/

オーナーと同郷のアーティスト・西村公一さんが幹や枝、色の濃い花などを描いたあとお客さんやスタッフ、西村さんを応援する方々が桜の花びら部分にマスキングテープを貼り満開に仕上げたそうです。

イタリアでアートを学んだオーナーのひとり・田澤ちひろさん。カフェのかたわら作品づくりも

田澤さんはもともと、この場所にあった喫茶店の常連客だったといいます。

その喫茶店が閉店すると聞いて、受け継ぐ形で同じ常連客だった従姉とふたりでサクラテラスをオープンしました。

「オープン当初、私は会社員でした。しかし平日には会社、週末にはカフェと、Wワークは思った以上に大変で。続けてきた刺繍にも本腰を入れたかった」と田澤さん。

現在は会社を退職し、カフェとアート活動を並行中だそうです。

店内にもオーナーが手がけたアート作品が

田澤さんには刺繍作家の顔もあります。学生時代に美術を専攻し、イタリア留学などを経てアートへの造詣を深めたそうです。

10年前から始めた刺繍作品の創作活動を、カフェ運営と並行しているとのこと。

写真は店内に飾られた作品のひとつ。サクラテラスを刺繍でスケッチしたもの。またお願いすると制作中の刺繍を見せてもらえます。

愛犬をモデルにした刺繍作品をオーダーできます

愛犬を連れて行けるお店を開くほど、わんこ大好きの田澤さん。犬をモチーフにした刺繍作品もたくさんあります。

作品をいくつか見せてもらいました。nademo編集部の看板犬・リリの分も作ってもらっています。

愛犬の刺繍をご希望の方はお店で直接、あるいはインスタグラムのDMから詳細をお聞きください。

>> サクラテラスのインスタグラムはこちら

北海道の材料を使って作るピッツァやパン、ケーキ

出典：https://www.instagram.com/p/CjDaYrdPl4q/

オーナーのふたりは北海道・旭川の出身。小豆や小麦、牛乳をはじめベーシックな材料には積極的に道産品を使っているそう。

サンドウィッチやピッツァ、スイーツなど、すべて生地から手づくりとなっています。

またドリンクと一緒にオーダーすると、ドリンクが割引になるものもありお得です。

ドリンクはお茶やコーヒーからアルコールまで、いろいろ選べますよ。

お値段はリーズナブルながら、味は本格的。良質の材料をたっぷり使った手作りのフードやドリンク、ゆっくり楽しみましょう。

▼ケーキの麗しさもアート作家ならでは

バタークリームでていねいに仕上げたお花があしらわれています。

愛犬と一緒にくつろげる空間。テラス席も

サクラテラスの店内は小型～中型犬が、テラスは大型犬もくつろげる作りになっています。

飼い主さんたちがおいしいものやおしゃべりを楽しんでいる間、愛犬もゆっくりできる空間です。

店内にはテーブル席とカウンター席があります

店内はテーブル席が2つとカウンター席がもうけられています。

賑わっている時間帯になると、わんこも多くいることがあり、店内がかわいいで溢れますよ。

愛犬家にとっても、サクラテラスは憩いの場として地元に愛されています。

愛犬連れのお客さんにはわんこ用おやつのサービスが

2023年5月現在、お店にわんこ用のメニューはありませんが、来店したわんこにはおやつのサービスがあります。

この日も、おやつをいただきました。

本当においしいようで、食いつきがハンパなかったです。サクラテラスでは飼い主さんともども、食べ過ぎに注意してください。

おやつについては「アレルギーのあるワンちゃんも多いので、なるべく鶏や数種類のおやつを常備するようにしています」とのことです。

▼シュナウザー柄のおやつ皿も。

こちらオーナーの手作りだそうですよ。

ミニチュア・シュナウザーがとりもつ縁

出典：https://www.instagram.com/p/CWz4gNQvUYG/

オーナーの田澤さんのおうちにはかつて、ポッポというミニチュア・シュナウザーの愛犬がいたそう。

2020年までここにあった喫茶店「珈琲東（こーひーあずま）」のオーナーも、ミニチュア・シュナウザーを飼っているとのこと。

お店には、ミニチュア・シュナウザーがとりもつ縁があるようです。

わんこで繋がる世界

今回nademo編集部で、サクラテラスを訪れたのもミニチュア・シュナウザーつながりです。

あるとき編集部ライターの吉野が、愛犬でありnademo看板犬でもあるリリ（ミニチュア・シュナウザー、2歳♀）を連れてサクラテラスの前を偶然通ったとき、店員さんに声をかけられてお店の常連になったのがきっかけ。

愛犬たちがとりもつ人と人との結びつきは、世界中の愛犬家が経験しているものではないでしょうか。

わんこがくれるつながり、大事にしたいものですね。

お店の方々にもnademo看板犬のリリに、メロメロになっていただきました！

サクラテラスの詳細情報

※本記事は2023年5月時点の情報です。掲載情報は更新されている可能性もあります。

※新型コロナウイルスをはじめとした感染症などの拡大防止のため、掲載情報に変更が生じることがあります。最新の情報は直接、お店へお問い合わせください。

※お店を訪問される際はマスク着用と手洗い、手指の消毒などを心がけ、感染拡大防止にご配慮いただきますようお願いします。

※ご紹介記事内の写真については、撮影のためにお店の方にマスクをとっていただいているものがあります。