わんコラム

犬が夜中に吠える理由と適切な対処法。老犬の夜鳴き・分離不安のNG行為

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犬

愛犬が夜中に吠えると、飼い主さんも困るだけでなく、周囲の方にも迷惑になってしまいますよね。

しかし犬が夜中に吠えるのにはさまざまな理由があり、単なる「迷惑行為」と片づけることはできません。

本記事では、犬が夜中に吠える理由や対処法、避けるべきNG行為について詳しく解説します。

原因をしっかり理解し、愛犬が安心して過ごせる夜をサポートしてあげましょう。

この記事の結論

  • 犬が吠える理由には、体の不調や警戒心、寂しさや不安、空腹やストレスなど多種多様
  • 犬が夜中に吠えるのは、認知症が関係している場合もある
  • それぞれの原因を推測し、原因に合った対処をすることが大切
  • 一方的に叱ったり放置したりすることは、絶対に避けるべき行為である

小林 有加

担当執筆者

小林 有加

認定動物看護師/WEBライター

幼い頃から犬と暮らしてきました。
動物好きが高じて結婚後7年間動物看護師として動物病院で働き、現在は家族と猫(しじみ)と暮らしています。

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犬が吠えるのは当然のこと

前提として飼い主さんに知っておいてほしいことは、犬が吠えるのは当然であるということです。

犬はもともと群れで生活する動物で、仲間に危険を知らせたり、見回りをしたりする習性があります。

夜中に通る車の音やちょっとした物音、ニオイ、朝方の新聞配達の音などに反応して吠えるのは、自分自身や飼い主さんを守ろうとする本能といえるでしょう。

飼い主さんの中には、犬が吠えているとつい「静かにしてくれないかな」と思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし犬にとっては異常を知らせる大切な行動であるため、飼い主さんは理解して寄り添ってあげられると良いでしょう。

犬が吠えるのは当然である一方、夜鳴きを止めさせる訓練が必要な理由

犬

犬にとって吠えることは、人間にとっての会話や感情表現と同じ、極めて自然で本能的なコミュニケーション手段です。

しかし、これが夜間に継続的な「夜鳴き」となった場合、それは単なるコミュニケーションではなく、犬自身の精神的な不調のサインであり、同時に社会的な問題を引き起こすため、積極的な訓練と対策が必要になります。

「吠える」ことの自然な役割と分類

犬は、吠えることで以下のような多様な情報を伝達・表現しています。これらは犬の健康な生活において必要な行動であり、無理にすべてを止めさせる必要はありません。

吠えの分類目的と意味
要求の吠え「ご飯が欲しい」「遊んでほしい」「トイレに行きたい」といった、飼い主に対する具体的な要求。
警戒の吠え縄張り内に不審者や不審な物音、見慣れないものが近づいたことを群れ(家族)に知らせるための行動。これは番犬としての本能です。
喜びの吠え飼い主が帰宅したときや、遊びに興奮しているときなど、ポジティブな感情の爆発。
遊びの吠え他の犬や人間との遊びの中で、興奮を表現したり、相手を誘ったりするための行動。

日常的な吠えと異なり、犬の夜鳴き(夜間持続的に吠えたり、叫んだりする行動)は、訓練によって解決すべき明確な理由があります。

理由1:夜鳴きは犬の精神的・肉体的不調のサインである

夜鳴きは多くの場合、犬が心身ともに不安定な状態にあることを示しています。訓練や環境改善によって、その根本原因を取り除く必要があります。

  • 分離不安症(寂しさ・不安): 犬が一人でいることに対し過度な不安を感じ、「群れ(飼い主)」を呼ぶために吠えます。
  • 認知症(老犬の夜鳴き): 昼夜逆転や見当識障害により、犬が今いる場所や状況を理解できず、不安から吠え続けることがあります。
  • 病気や痛み: 関節炎の痛みや体調不良など、不快感を訴えるために夜間に吠えることがあります。この場合はすぐに獣医師の診察が必要です。

理由2:社会生活におけるご近所トラブルを回避するため

夜間は周囲が静まり返るため、わずかな犬の鳴き声でも非常に響きやすく、集合住宅や住宅密集地では深刻な騒音問題に直結します。

  • 継続的な騒音による苦情: 飼い主の努力だけでは解決できない場合、近隣住民から苦情や行政指導が入る可能性があります。
  • 社会的な責任の履行: 愛玩動物を飼育する者として、近隣住民の生活環境に配慮し、騒音を最小限に抑えることは、飼い主の社会的な責任です。

理由3:学習による悪化を防ぐため

犬は「吠えたら、飼い主が来てくれた(構ってくれた)」とすぐに学習します。特に夜間、犬が吠えたときに飼い主が慌てて対応してしまうと、犬は「夜鳴き=要求が通る手段」と認識し、この行動が習慣化してエスカレートします。

夜鳴きを止めさせる訓練とは、「吠えること」自体を否定するのではなく、「吠えても要求は通らない」というルールを教え、「静かにしていると良いことがある」という新たな行動を学習させることです。

夜鳴きは、犬と飼い主、そして社会生活全体にとって不利益な問題です。その原因を正しく突き止め、適切な訓練と対策を行うことが、犬の幸福と飼い主の平穏な生活を守るために不可欠となります。

夜鳴きによるご近所トラブルを避けるための心得と対策

愛犬の夜鳴きは、飼い主さん自身だけでなく、近隣住民とのトラブルに発展する可能性が最も高い問題行動のひとつです。問題が深刻化する前に、誠意ある対応物理的な対策を講じることが重要です。

トラブルを避けるための「誠意ある心得」

犬が吠えるのを完全に止めることは難しいため、日頃から近隣の方への配慮を示すことで、苦情が発生した際もスムーズに解決できる可能性が高まります。

  • 事前の挨拶と説明:
    • 夜鳴きが始まる前から、近隣の方へ「子犬(または老犬)で、夜間に鳴くことがあるかもしれません」と事情を伝えておくだけでも、相手の心象は大きく変わります。
    • 老犬の認知症など、やむを得ない事情がある場合は、その旨を丁寧に説明し、理解を求めましょう。
  • 苦情を受けた際の「真摯な対応」:
    • 苦情があった場合は、決して言い訳をせず、すぐに真摯に謝罪することが最も重要です。「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。すぐに改善に努めます」と伝え、誠意を見せましょう。
    • 吠えの状況(時間帯、頻度など)を詳しく聞き取り、具体的な改善計画を伝えることで、相手のストレスを軽減できます。
  • お詫びの手紙や品物の検討:
    • 直接対話が難しい場合や、謝罪の意を強く示したい場合は、菓子折りなどの手土産を添えたお詫びの手紙を投函することも検討しましょう。

鳴き声の音漏れを防ぐための物理的対策

夜鳴きは窓を通して外に響きやすいため、就寝スペースの環境を見直すとともに、音を遮断する工夫が必要です。

対策の種類具体的な対策とポイント
就寝環境の調整犬の寝床を、窓や壁から離れた部屋の中央に移動させる。
外の物音に反応するのを防ぐため、遮光カーテンを夜間は必ず閉める。
防音カーテン窓からの音漏れを軽減するため、厚手の防音・遮音カーテンや、窓の隙間を埋める隙間テープを設置する。
ケージ/サークル対策就寝時にケージやサークルに防音カバー(毛布や専用カバー)をかける。
防音パネル壁が薄い集合住宅などの場合、犬のいるスペースの壁に吸音性の高い防音パネルやシートを貼る。
最終手段(防音室)ペット用の防音ケージや防音室の導入を検討する。

夜鳴きが続くことで、飼い主さん自身も心身ともに疲弊しがちです。一人で抱え込まず、獣医師や専門トレーナー、そして必要に応じて地域の行政サービスに相談し、解決を目指しましょう。

犬が夜中に吠える理由

そもそも犬が吠えるというのは自然なこと。ですが夜中に吠えられると、それはそれで困るものです。

吠えること自体は自然であっても、トラブルにもなりやすい夜中に吠えられると困るので、まずはその理由から確認していきましょう。

犬は縄張り意識が強く、飼い主さんを守るために異常があれば吠えて知らせると前述しましたが、犬が夜中に吠える理由は以下のようなものも考えられます。

  • 病気や怪我などの不調
  • 警戒している
  • 寂しさや不安
  • 空腹、トイレなどの要求
  • ストレス

愛犬が吠える理由として考えられる理由5つを、順番に見ていきましょう。

病気や怪我などの不調

犬が夜中に吠える理由として考えられるのは、病気や怪我などの不調がある場合です。

たとえば関節の痛みや皮膚の痒み、お腹の不調などがあると夜に痛みが強まり、寝付けずに吠えてしまうことがあります。

犬は言葉で痛みを伝えられないため、吠えて訴えようとします。普段と違って元気がなかった、怪我をしたなど、日中変わったことがあった日の夜に吠えるのであれば、病気や怪我などの不調を疑いましょう。

警戒している

前提でも少し触れましたが、犬が夜中に吠える理由として考えられるのは、警戒心です。

犬は自分の縄張りを守る本能が強いため、夜中に聞こえてくる物音や見知らぬニオイに反応し、吠えてしまうことがあります。

特に人や動物の気配を感じれば、「何かが近づいてきたから飼い主さんに知らせなきゃ!」と興奮して吠えてしまうのです。

警戒心が強いのは悪いことではありませんが、過剰に吠え続けてしまうと周囲に迷惑になってしまいます。

寂しさや不安

犬が夜中に吠える理由のひとつに、寂しさや不安を感じているというのも考えられます。犬は群れで行動する動物のため、人と一緒にいることで安心感を得る性質をもっています。

特に夜中に家の中が静かになり、飼い主さんが寝室に行って離れてしまうと、犬は孤独を感じて不安が募って吠えてしまうことが考えられるでしょう。

また一日のうちで家族との触れ合いが少なかったり、新しい環境や生活リズムの変化があった場合も、寂しさや不安を強く感じやすくなります。

犬が寂しさや不安を感じて夜中に吠えるのは「そばにいてほしいサイン」なので、飼い主さんはそのサインを理解してあげることが大切です。

空腹やトイレなどの要求

犬が夜中に吠える理由として、空腹やトイレに行きたいといった生活上の要求も考えられます。

夜遅くに小腹がすいたり、寝る前のトイレが十分でなかったりした場合、犬はその不快感を訴えていると考えられるでしょう。

犬にとって空腹や排泄場所がないことは、落ち着けない状態です。「少しでも早く解決してほしい」と思って、飼い主さんを呼ぶために吠えることがあります。

普段の生活リズムを整えてあげると、こうした要求が夜中に響くことも少なくなるかもしれません。

ストレス

犬が夜中に吠える原因には、ストレスが大きく関わっている場合もあります。犬にとって引っ越しや家族構成の変化といった環境の変化は、大きなストレス要因です。

日中の運動や遊びが不足するとエネルギーが余り、その興奮が夜になっても続いてしまうこともあります。

夜中に吠えることで「不安だ」「退屈だ」といった気持ちを表現し、ストレスを発散しようとしているのです。飼い主さんは、愛犬がストレスを感じていることに気づきかないケースもあります。

急に夜中に吠えることが増えれば「心が落ち着かない」というサインかもしれないため、何か変わったことはなかったか、日常的な活動量や刺激は足りていたかなど、一日を振り返ることも大切です。

犬が夜中に吠えるときには認知症かも

犬が夜中に吠える理由としていくつか考えられるものを挙げましたが、頻繁に吠えるようになると認知症の可能性も考えられます。

認知症は犬の高齢化に伴い増えてきている症状で、夜中に吠えるほかにもさまざまな行動が見られます。

飼い主さんにとっては、愛犬の普段と違う行動に驚きや戸惑いを感じるかもしれませんが、早めに変化に気づいて愛犬が快適に過ごせるようにサポートすることが重要です。

ここからは認知症を疑う症状の一例と、特に注意が必要なシニア券や日本犬について見ていきましょう。

認知症を疑う症状の一例

認知症は「これ」というひとつの明確な症状があるわけではなく、いくつかの症状が見られるようになった場合です。

認知症を疑う症状として代表的なものは、徘徊や旋回が見られたり、夜鳴きをするようなことも症状に該当します。

  • 徘徊、旋回
  • 排泄の失敗
  • 夜鳴き
  • 呼んでも反応しない
  • 昼夜逆転

認知症になると、家の中を落ち着きなく歩き回る徘徊、同じ場所でぐるぐると回る旋回といった行動が増えたり、普段はできていた排泄がうまくできなくなったりしてしまうこともあります。

夜中にひとりで吠え続ける「夜鳴き」や、名前を呼んでも反応が鈍くなるといった変化も見られます。さらに昼夜が逆転し、昼間に眠り夜に活動するようになることもあります。

認知症を疑う症状は、愛犬が年を重ねるにつれて少しずつ現れることが多いため、気になるサインがあれば早めに動物病院に連れて行き、獣医師に相談すると良いでしょう。

シニア犬や日本犬は特に注意が必要

認知症は、特にシニア犬や日本犬に多く見られるため、愛犬が当てはまるという飼い主さんは特に注意しましょう。シニア犬は年齢により脳の状態が変化し、認知機能が低下しやすくなるためです。

特に15歳以上の犬になると認知症の症状が出る可能性が高くなるため、日常の様子を見守り、少しの変化も見逃さないことが重要です。

また日本犬は特有の気質が影響して、環境の変化に敏感でストレスを感じやすい傾向があるため、認知症のリスクが高まることがあります。

犬が夜中に吠えるときの対処法

犬が夜中に吠える原因は体調不良や不安、環境によるものなどさまざまであるため、飼い主さんはそれぞれの原因に合わせた対処法を試してみることが重要です。

ここからは、夜中に吠える主な原因ごとの、具体的な対策を紹介します。

病気や怪我などの不調:すぐに病院へ

犬が夜中に吠える原因として、病気や怪我など体調の不調が疑われる場合、早急に動物病院で診てもらうことが大切です。特にいつもと違う痛みや痒みがあると、犬は落ち着かずに夜中に吠えることがあります。

飼い主さんは以下のように普段から健康チェックをおこない、少しの異変にも気づけるように見ておきましょう。

  • 歩き方はいつもと同じか
  • 触って痛がる部分はないか
  • 毛並み
  • 爪 など

細かい部分にも気を配ることが、異常の早期発見に繋がります。

動物病院への定期的な診察や健康管理も重要なので、定期的に受診して愛犬が快適に過ごせるように体調を整えてあげることも大切です。

警戒している:落ち着ける環境を作る

周囲の音やにおいに反応して夜中に吠える場合、警戒心が原因であることが多いです。

警戒心から吠える愛犬には、不必要な刺激を減らすために、以下のように落ち着ける環境を作ることが大切です。

落ち着ける環境作り

  • 窓を閉めて音を遮断する
  • カーテンで外の景色を遮る など

また、愛犬が安心できる寝床を用意してあげると、リラックスした気持ちで夜を過ごせるため、ぜひ試してみてください。

警戒心が強い犬には安心できるスペースを作ることで、過剰な反応を防ぐサポートができますよ。

寂しさや不安:寝る前にたっぷり愛犬との時間を作る

夜中に吠える原因が寂しさや不安の場合、寝る前に愛犬との時間を十分に持つことで対処できます。

散歩やスキンシップの時間を増やし、愛犬が安心して眠れると感じられるようにすると良いので、ぜひ試してみてくださいね。

特に普段あまり愛犬と一緒に過ごせない飼い主さんは、就寝前のひとときにたっぷりと愛犬と触れ合うことが大切です。

愛犬が家族の温もりを感じられれば、安心して眠りにつきやすくなりますよ。ただ一緒にいるだけというのも良いですが、おもちゃを使って一緒に遊んであげるとなお良いでしょう。

空腹やトイレなどの要求:寝る前に済ませておく

犬が夜中に吠える原因として空腹やトイレの要求がある場合、寝る前にしっかりと解消しておくことが大切です。

特に食事の時間がいつもと比べて早くなってしまったり、トイレに行くタイミングがずれてしまったりすると、夜中に不快感を感じやすくなります。

普段と変わらない時間に食事を与え、就寝前にトイレを済ませておけば、夜中に吠える原因を減らせます。愛犬がぐっすり眠れる環境を整えられるように、意識してくださいね。

ストレス:原因をひとつずつ解消していく

犬が夜中に吠える原因としてストレスが考えられる場合は、原因をひとつずつ解消していくことが重要です。

環境の変化や日中の運動不足がストレスになることもあるため、まずは愛犬が安心できる環境を整えたり、日中にしっかり遊んでエネルギーを発散させたりしてみてくださいね。

治まらない場合、ストレスを感じるような何かがあったかなど、遡って考えることも大切です。

飼い主さんが原因に気づき適切な対応を取れば、愛犬のストレスが和らいで、夜静かに過ごせるようになるでしょう。

犬が夜中に吠えるときのNG行為

犬が夜中に吠えるとき、間違った対応をしてしまうとかえって問題が悪化することがあります。

吠える理由を理解しないまますぐに叱ったり、対応を先延ばしにしてしまったりすると、ストレスを感じて不安が増してしまう可能性があります。

ここでは、犬が夜中に吠えるときに避けたいNG行為について解説します。

一方的に叱る

犬が夜中に吠えるときのNG行為としてまず挙げられるのは、一方的に叱ることです。

犬が吠えるのには必ず何かしらの理由があります。何も知らされずにいきなり大声で叱られたり、怖い顔でにらまれたりすると、「何がいけなかったのか」がわからず、さらに混乱してしまいます。

特に夜中のように周囲が静かな中で大声で叱られると、犬にとっては驚きや恐怖が倍増し、安心感を失ってしまうことも考えられるでしょう。

また叱られたことで、飼い主さんとの信頼関係が歪んでしまう可能性もあります。吠えたときにはまずその原因を探り、愛犬が安心できるように対応することが大切です。

原因を改善せずに放置する

犬が夜中に吠えるときのNG行為として次に挙げられるのは、原因を改善せずに放置することです。

犬が夜中に吠える原因を特定せずにそのまま放置してしまうと、問題が解決しないばかりか、状態が悪化することもあります。

たとえば体調不良やストレスが原因の場合、放置すれば症状が進行し、心身に負担がかかってしまいます。

また、寂しさや不安が理由で吠えている場合も、無視されることで「自分はこんなに訴えているのに分かってもらえないんだ」という気持ちが強まり、かえって吠える頻度が増えてしまうかもしれません。

夜中の吠えが気になる場合には、原因を理解し、適切な対応をしてあげてくださいね。

この記事の執筆者

小林 有加

執筆者情報

小林 有加

認定動物看護師/WEBライター

幼い頃から犬と暮らしてきました。
動物好きが高じて結婚後7年間動物看護師として動物病院で働き、現在は家族と猫(しじみ)と暮らしています。
Webライターは2016年より始め、数々のペット記事を執筆してきました。
みなさまにわかりやすく為になる記事を提供できるよう努めますので、よろしくお願いいたします!

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