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モルモットの飼い方はとても簡単!食事やお世話の方法について

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小動物の中でも高い人気を誇っているモルモット。ファミリー向けでもあり、一人暮らし向けでもある動物です。

モルモットはとても飼いやすいペットでもあるため、SNSなどでもじわじわと人気になりつつあります。

そこで今回は、モルモットに興味を持っている方、飼い始めたという飼い主さんにモルモットの飼い方をご紹介します。

モルモットと一緒に暮らしていく上で必要なこと、モルモットの特徴などをまとめました。

この記事の結論

  • 古くは家畜として飼われていたモルモットだが、現在では愛玩動物として人気を得ている
  • とても温厚で優しい性格の持ち主が多いので、一人暮らしの人にもおすすめできる
  • 完全草食動物なので基本的な食事はペレットでOK
  • お世話は「食事、水の補充、トイレの掃除」ぐらいで、ブラッシングや爪切りを定期的に行う

担当執筆者

nademo編集部

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モルモットの特徴

モルモットはテンジクネズミ属の一種であり、古くは家畜として、現在では主に愛玩用として好まれています。

和名は天竺鼠。日本では1843年にオランダ商人が持ち込んだ天竺鼠を「marmot(マーモット)」という動物と勘違いし、呼ばれていたことからモルモットと呼ばれています。

実は英語圏では「ギニアの豚」という意味でギニーピッグと呼ばれているのです。ヨーロッパでは「インドの豚」を意味する、いくつかの呼び方があります。

原産地は主に南米ですが、高温多湿には弱く、夜行性という特徴を持ちます。

しかし、人間に飼われるようになってからは、人間と同じリズムで生活することができるようになりました。

モルモットの性格

モルモットはとても温厚で優しい性格の持ち主で、色々なものに対して好奇心を持つこともあります。

ただし、警戒心が強い動物でもあるため、急激な環境の変化や大きな音などは体調を崩す原因になります。

大人しい性格であるためペットとしての人気も高く、特に一人暮らしの家庭に人気が高くなっています。

モルモットの体長・体重

体の大きさは20cm~40cmほどが一般的で、体重は700g~1.3kgほど。

前足が4本指で後ろ足は3本指、しっぽはなく全体的にボテッとした体型です。

体長は大きくありませんが、丸っこい体なので体重は1kg前後が一般的。

活発な方ではないので、ケージは縦型よりも横型で床面積の多いものが良いでしょう。

モルモットの鳴き声

モルモットはとても感情表現の豊かな動物であるため、鳴き声も様々です。

ときには少し大きな鳴き声であることもあるものの、一人暮らしの家庭でも気にならないようなレベルです。

キュイーキュイー、プイプイ何かを求めているようなとき
グルルルル、ルルルルル嬉しいときや幸せな気持ちを表現しているとき
カチカチカチ、グルグルグル警戒や威嚇をしているとき、恐怖を感じているとき

高い声で鳴いているときは機嫌がよいことが多いです。反対に低い声だと、威嚇や警戒であることが多いです。

同じような鳴き声でも、声の高低で機嫌の良し悪しが変わるためよく聞いて判断する必要があります。

モルモットの寿命

モルモットの平均的な寿命は、大体4年~8年となっています。長ければ10年生きてくれることもあります。

モルモットの場合、幼少期は歳を取るスピードがとても早く、1年で18歳ほどの歳を取ります。

2歳頃からは1年で10歳程度になりますが、1歳を迎えるまでに成熟するスピードはとても早いといわれています。

モルモットの種類

モルモットにもいくつかの種類があり、その基本的な違いは見た目で判別できます。

日本で知られているモルモットの種類は10種類ほどで、雑種や純血種も存在します。

イングリッシュモルモット

 その他情報

性格甘えん坊で社交性が高い
被毛短毛で硬い
平均寿命4年~8年
参考価格2,000円~4,000円

体高

男の子20cm~30cm
女の子20cm~30cm

体重

男の子500g~1.5kg
女の子500g~1.5kg

アビシニアンモルモット

 その他情報

性格社交的なので人にも慣れやすい
被毛全身にロゼットといわれるつむじがある
平均寿命4年~8年
参考価格5,000円~7,000円

体高

男の子20cm~30cm
女の子20cm~30cm

体重

男の子900g〜1.2kg
女の子700g~900g

ペルビアンモルモット

 その他情報

性格モルモットらしい臆病な性格
被毛長毛で顔にも毛が生えている
平均寿命6年~7年
参考価格8,000〜10,000円

体高

男の子20cm~30cm
女の子20cm~30cm

体重

男の子900g~1.2kg
女の子700g~900g

テディモルモット

 その他情報

性格モルモットらしい臆病な性格
被毛短毛~中毛で、ちぢれ毛が特徴的
平均寿命6年~7年
参考価格8,000円~15,000円

体高

男の子20cm~30cm
女の子20cm~30cm

体重

男の子900g~1.2kg
女の子700g~900g

シェルティモルモット

 その他情報

性格大人しく温厚、人懐っこい
被毛絹のような毛質で、つむじがない
平均寿命7年~8年
参考価格8,000円~10,000円

体高

男の子20cm~30cm
女の子20cm~30cm

体重

男の子900g~1.2kg
女の子700g~900g

クレステッドモルモット

 その他情報

性格優しく世話をすると非常によく懐く
被毛短毛で頭につむじがある
平均寿命6年~7年
参考価格8,000円~10,000円

体高

男の子20cm~30cm
女の子20cm~30cm

体重

男の子900~1.2kg
女の子700~900g

その他の種類

  • テッセルモルモット
  • レックスモルモット
  • スキニーギニアピッグ

など、上記以外にも様々な種類のモルモットが存在します。

性格や生活習慣に大きな違いはありませんが、見た目はそれぞれ個性があっていいですよね。

モルモットの食事・食べ物

モルモットと暮らしていく上で気になる食べ物。何を食べるのか気になりますよね。

食べて良いものに加えて、食べてはいけないものもしっかり把握しておき、安心安全に暮らせるよう心がけましょう。

モルモットの基本的な食事

モルモットは完全な草食動物です。そのため主に食べるものは牧草となっています。

ただ、これだけでは栄養が不足してしまうため、モルモット専用フードであるペレットや野菜・果物もときには必要です。

基本的にはペレットを朝晩2回、主食である牧草はいつでも食べられるようにしておきましょう。

野菜や果物であげていいものは、下記のようなものです。

  • ブロッコリー
  • ピーマン
  • キャベツ
  • パセリ
  • いちご
  • オレンジ

また、モルモットの食事で注意しなければいけないのは、他の草食動物とは違い、ビタミンCを体内で生成できないということ。

外から摂取しなければいけないため、モルモット専用フードや野菜・果物を定期的にあげるようにしましょう。

もしビタミンCが不足してしまうと、関節に負担がかかったり、出血しやすくなったり、という危険性があります。

あげてはいけない食べ物

野菜や果物が好きだからといって、何をあげてもいいかというとそうではありません。

  • チョコレート
  • ネギ類(長ネギ、タマネギ、ニラ、にんにくなど)
  • じゃがいもの皮と芽
  • アボカド
  • コーヒー

これらの食材はモルモットにとって危険な食べ物です。食べてしまうと中毒を引き起こし、命にかかわることもあるものが含まれています。

チョコレートやコーヒーをあげることは少ないかもしれませんが、野菜が好きなのでネギ類は特に注意しましょう。

どんな動物にも該当するこれらの食べ物は必ず避けて、モルモットの安全な暮らしを守りましょう。

モルモットと暮らすための準備アイテム

モルモットと一緒に暮らすためには、快適な環境を整えてあげる必要があります。

一般的に必要となる準備アイテムは以下のものです。

ケージ

出典 :https://www.amazon.co.jp/

モルモットに必要となるケージのサイズは、幅60cmほどを確保できるようなサイズ感にしておきます。

立体的な動きは基本的にすることがないため、高さは25cm~30cmほどあれば十分です。

排泄物の量がとても多い動物でもあるため、ニオイがこもらないように通気性の良いものがおすすめ。

汚れが溜まってしまう前にしっかりと掃除してあげましょう。

フード(ペレット)

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モルモットの主食は牧草ですが、ビタミンCを体内で生成できないため、牧草と合わせて専用フードも必要です。

牧草もいくつかの種類はありますが、1種類だけだと飽きてしまうので、適度にローテーションするなど変えていく必要もあります。

野菜や果物なども食べますが、それだけだと栄養バランスがよくありません。

おやつ程度に留めておき、基本は牧草や専用フードがおすすめです。

専用食器

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食事が牧草や専用フードなど、種類はいくつかあります。

その両方をいれられるものか、それぞれ個別に食器を用意してあげましょう。

食器は少し重めのものにしておくことで、夢中になって食べているときにもひっくり返さず食べられます。

とはいえ、食器に高さは必要ありません。かじる可能性も考えて、陶器などで作られたものがよいでしょう。

ハウス

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モルモットの場合にはベッドというよりも、身を隠すことができるハウスタイプがおすすめです。

そんなに大きなものでなくともよいですが、広すぎる場合には牧草などを敷き詰めてあげると良いでしょう。

布で作られているベッドも好む子はいますが、かじって食べてしまうこともあるため注意が必要です。

トイレ

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トイレトレーニングが難しいモルモットは、トイレの場所を覚えてくれることはありません。

かといってトイレがないと、常に色々なところでトイレを済ませてしまうため、トイレスペース自体は必要です。

いつもトイレをする場所にトイレスペースを確保し、なるべく清潔に保てるようにしましょう。

床材

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衛生的にも身体的にも、床材は必要なアイテムです。

木材やすのこ、牧草などもありますが、野生のモルモットは草の上で生活するため、牧草がおすすめ。

いずれの床材であってもすぐに汚れてしまうため、毎日掃除して取り替える必要があります。

ペットシーツをそのまま敷くと、かじってしまったり足腰に負担がかかります。できれば床材がよいです。

給水器

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給水器はケージの外側から取り付けられる給水ボトルのタイプと、ケージ内に設置する給水タンクがあります。

モルモットは水をたくさん飲む動物なので、必要な量をいつでも飲めるように設置しておかなければいけません。

お皿にするとひっくり返してしまったり、こぼしてしまうことで必要な水が確保できません。

もっともおすすめなのは給水タンクタイプで、外側から必要な量だけ飲める仕組みです。

ヒーター

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モルモットの理想的な室温としては、18℃~24℃ほどです。

寒すぎても暑すぎても良くないため、冬場にはヒーターを設置してあげるのが良いです。

夏場は通気性の良いケージに加えて、モルモットのいる部屋は室温管理が重要になります。

特に家を留守にするようなときは、冷暖房をしっかりと使うことが、モルモットの命を守ることに繋がります。

おもちゃ

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1日のほとんどをケージ内で過ごすことになりますので、ケージ内で遊べるおもちゃが必要。

飼い主さんと同じリズムで生活が出来るため、夜一人で遊ぶことは少ないですが、お留守番中は一人で遊んでいることになります。

遊べるものがないと運動不足にもなってしまいますから、かじっても問題ないようなおもちゃを用意しておきましょう。

モルモットの飼い方

モルモットを飼うときに知っておきたい、「飼育環境、食事、お世話の方法」といった3つをご紹介します。

飼育環境はそこまで難しくありません。必要なアイテムを揃え、室温や湿度は目安をもとにして管理しましょう。

特に注意したいのはお世話について。排泄量が多い動物なので、トイレのお掃除は徹底して行う必要があります。

飼育環境

ケージは床面積が広めのものを選び、高さはそこまで必要ありません。

立体的な運動はほとんどないため、横移動ができれば十分です。

食欲旺盛で排泄物の量が多いため、床材は必須。また、とても汚れやすいので毎日の交換が必要です。

毎日掃除をしていたとしてもケージ自体も汚れやすいため、1ヶ月に1回ペースでケージごと丸洗いしましょう。

室温は18℃~24℃が適切といわれており、寒すぎても暑すぎてもよくないので、温度計なども使って確認します。

食事

食事は完全な草食動物であるため、モルモット専用フード(ペレット)を始め、野菜や牧草などを好んで食べます。

食事のタイミングはペレットを朝晩1回ずつ。主食の牧草はいつでも食べられるように置いておき、しっかりと食べられているか確認しておくことが大事です。

1日に必要となるペレットの量はモルモットの体重から目安で6%ほど、20g前後であることが多いです。

水もたくさん飲んでくれるので、水の残量が少なくないかもしっかり確認しておきましょう。

お世話の方法

基本的なお手入れは食事の補充やトイレの掃除、水の補充などとなっています。

その他にも注意しておきたいのは、次のような項目です。

ブラッシング春秋が換毛期なのでブラッシングが重要
爪切り伸びてきたら切るペースでOK
遊び時間1日30分~1時間ほどはケージ外で遊ばせる

モルモットは春に冬毛から夏毛へと変わっていき、秋には夏毛から冬毛へと変わっていきます。

美しい毛並みを保ってあげるためには、この頃にしっかりとブラッシングをしてあげて、毛がからまないようにお手入れしましょう。

活発に運動するわけではありませんが、1日に30分~1時間ほどは広いところで遊ばせてあげます。

ケージ内だけではストレスも溜まってしまうので、暖かい室内で広いスペースを確保して一緒に遊びましょう。

モルモットのしつけ

モルモットをしつけることは基本的に難しいといわれており、トレーニングをすることで何かができるようになる、ということはありません。

食欲旺盛な生き物であり、排泄物の量も多くなりがち。そのため丁寧に毎日お掃除してあげる必要があります。

トイレの場所を覚えるということは基本的になく、トイレを済ませる場所にトイレを設置しておく、というのが適切です。

いつもトイレを済ませている場所を覚えておき、その場所に置いておけば成功する確率も高くなります。

しかし、これはあくまで覚えているわけではなく、たまたまその場所にトイレがある、という感覚です。

個体差があるためトイレを覚えてくれる子もいますが、しつけをすることすらもストレスになるため、無理な強制はしないようにしましょう。

モルモットの病気やケガ

モルモットは病気やケガがあったとしても、なかなか表に出そうとしない動物です。

普段は感情表現がとても豊かであるにも関わらず、こうした変化が出てきたようであれば病気やケガを疑いましょう。

いくつかの注意しておきたい病気・ケガがありますが、その一部をご紹介します。

皮膚疾患

日本の高温多湿な環境や、排泄物の量が多いことからなりやすい皮膚疾患。

ダニやシラミが原因となり、発疹やかゆみなどの症状が現れます。フケもたくさん出てきますが、被毛によっては見づらいこともあるため注意が必要。

細菌感染などの場合には「出血、膿瘍、潰瘍」などが見られるようになるため、早い段階で動物病院を受診しましょう。

日頃からケージ内のお掃除を徹底するだけではなく、早めに気付くことが大切です。

乳腺腫瘍

モルモットの乳腺は男の子も女の子も左右にひとつずつ、下腹部にあります。

この乳腺にできる腫瘍のことですが、モルモットの場合は乳腺腫瘍の発生が高く、女の子よりも男の子の方が多いといわれています。

年齢に関係なく発生することがありますので、日頃から腹部に触れてしこりを確認することが大事です。

不正咬合

モルモットの歯根は一生涯にわたって伸び続けます。

そのため、定期的な治療が必要となる不正咬合は注意すべき病気のひとつ。

歯並びのバランスが崩れると、歯の咬み合わせが悪くなります。そして、気付きづらい奥歯の場合だと口内を傷つけることになります。

口内の痛みから食欲が落ちたり、野菜や果物などの硬い食べ物を避けるようになることがあります。

食欲が落ちてよだれが見られるようになってきたら重症なので、すぐに動物病院で治療を受ける必要が出てきます。

モルモットと暮らす際の注意点

モルモットと一緒に暮らす際には、次の点に注意しましょう。

毎日少しずつ慣れてもらう必要がある

大人しい性格なので困ることは多くありませんが、最初からベタベタとできるわけではありません。

お迎えしてからすぐはそっとしておき、毎日のお世話と遊ぶ時間で徐々に仲良くなっていきます。

すぐに仲良くなることは難しいため、時間をかけて飼い主さんに対して慣れてもらう必要があるのです。

とても臆病な性格なので、叱ってしまうと警戒心が強くなり、威嚇しがちになります。

大声や大きな音はストレスになる

臆病な性格が基本となるモルモットは、大声や大きな音をストレスに感じます。

トイレで粗相をしてしまっても叱ることはせず、少なくとも大声を出して怒鳴るような行為は絶対にNGです。

大きな音はビックリしてしまいますし、そうした積み重ねがストレスになり、体調を崩すようになってしまいます。

モルモットの健康のためにも、できる限りこうした点は気をつけましょう。

適温は18℃~24℃、湿度は40%~60%

モルモットの場合も室温や湿度を適切に守る必要があります。適温は18℃~24℃、湿度は40%~60%です。

10℃以下の環境、もしくは30℃以上の環境にいると体に負担がかかってしまいます。

夏場には涼しく直射日光が当たらないようにし、冬場にはしっかりとヒーターをつけて適温を保ちましょう。

診てくれる動物病院が少ない

動物病院の数自体は少なくありませんが、モルモットなどの小動物となってくれば話は別です。

基本的な動物病院は犬や猫を対象としており、モルモットを始めとする小動物を診てくれる動物病院は非常に限られてきます。

体調の変化やケガなどですぐに動物病院を受診する必要があったとしても、家の近くで必ず見つかるようなものではありません。

夜間の対応ともなれば、さらに対象となる動物病院が絞られてくるため、お迎えしてから後悔することのあるポイントのひとつと言えます。

犬や猫などとの共存には注意が必要

すでに愛犬・愛猫と一緒に暮らしているという方は、捕食対象となってしまう可能性があるモルモットをお迎えするというのは、リスクが高いと言えるでしょう。

モルモット単体でお迎えして一緒に暮らす方ならばこの心配もありませんが、室内飼いで犬猫との暮らしをしている方には注意が必要。

最悪の場合、目を離した隙に捕食されてしまう可能性もあり、思わぬ事故に遭遇するかもしれません。

犬や猫は本能的に獲物を追ってしまうことがあるため、長く一緒に過ごせていたとしても、突然きっかけもなくそういった事故が起こることも考えられます。

アレルギーを発症する可能性のある動物

犬や猫と違って、小動物にはアレルギーの印象が少ないかもしれませんが、モルモットでもアレルギーを発症することがあります。

アレルギーの症状は他の動物同様で、咳や鼻水、くしゃみやかゆみなど、さまざまな症状が見られるようになります。

酷くなると呼吸困難に陥ることもあるため、命に関わるほどの危険度になる前に病院を受診しましょう。

現在では動物のアレルギーに対して、治療法も増えてきているのでぜひアレルギー科などの医師に相談してみてください。

モルモットのお迎えと値段

モルモットの魅力や飼い方を知ったら、早く迎えたくなってしまいますよね。

では、どこからモルモットを迎えることができるのか、入手先や値段についてご紹介します。

お迎えはペットショップor里親

基本的なお迎え元はペットショップ、もしくは里親という形になります。

じわじわと人気が出てきている動物でもあるため、ペットショップでの取り扱いも増えてきています。

とはいえ、まずは保護されているモルモットを引き取ることができる、里親募集から探すのがおすすめです。

その上で条件に合う子がいない場合には、ペットショップを訪れてみると良いでしょう。

個体価格は5,000円~2万円ほど

ペットショップでの個体価格としては、平均的に5,000円から1万円となっています。

他の小動物と比べてもやや安めの価格帯になっており、高くても1万円~2万円程度です。

モルモットのよくある質問

モルモットは飼いやすい?

モルモットはとても大人しい性格で、一度慣れてくれれば甘えてくれるような動物です。

最初から人懐っこい性格ではありませんが、少しずつ仲良くなれるため、飼いやすいペットだといえます。

モルモットを飼うにはいくらかかる?

個体価格としては5,000円~1万円程度であることが多く、小動物の中でも非常にお迎えしやすい価格帯です。

日々のお世話にかかる費用としては、3,000円~5,000円程度と思っておきましょう。

毎月必要になるのは食事代、飲み水代、床材などの消耗品です。

モルモットにニオイはある?

モルモット自身に体臭はありませんが、食欲旺盛で排泄物の量も多くなるため、ニオイを感じることは多いでしょう。

ケージ内の掃除はもちろん、体が汚れている場合は早めに拭いてあげましょう。

発情期には男の子のモルモットが独特のニオイを放つこともあります。去勢手術をしておけば、ある程度は改善できますよ。

モルモットは鳴く?

モルモットは感情表現が豊かな動物であるため、様々な鳴き声を聞かせてくれます。

高い声で鳴いているときは上機嫌であることが多く、低い声で鳴いているときは威嚇や警戒を表していることが多いです。

モルモットの寿命は?

平均的な寿命は4年~8年ほどで、長く生きてくれれば10年ほどは生きてくれます。

1歳までの歳を取るスピードが異常に早いといわれており、その後は1年に10歳ほどの歳をとるものだと覚えておきましょう。

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