室内飼いにおすすめの犬種27選!向いている犬種の特徴や注意点

室内犬におすすめの犬種27選!向いている犬種の特徴や注意点について

一昔前なら犬を飼うときには外で飼う、というのが一般的だった時代もありますが、現代では室内飼いが多くなってきています。

愛犬のためを思うとやはり室内飼いのメリットはとても多く、健康上の理由などからも推奨される場面は増えてきていますよね。

ただ、室内飼いとなるとメリットばかりではありません。部屋の汚れや騒音問題、誤飲誤食などの心配もあります。

そこで今回は、「室内飼いをしたいけれどどんな子がいいのかわからない…」と思っている方に、おすすめの犬種をご紹介します!

担当ライター

nademo編集部

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もくじ

室内飼いに向いている犬種の特徴

室内で飼うことが多くなってきた犬・猫ですが、全ての犬種が室内飼いに向いているわけではありません。

とても運動量の多い犬種では動ける場所・時間を確保したり、暴れても安全である環境を構築してあげなければなりません。

また、一戸建てならまだしも、マンションで室内飼いをすると騒音問題に発展することもあります。犬は吠えるのも仕事ですが、それで納得してくれる人ばかりではありませんよね。

外飼いするメリットもあるのですが、一人時間が増える昨今、室内で一緒にゆっくり時間を過ごせたらいいですよね。

性格が穏やかで人懐っこい

とても元気で遊び回りたい性格の子だと、室内飼いにはやや不向きといえるでしょう。遊び足りなくなってしまい、ストレスを抱えてしまいます。

犬種の特徴として、穏やかな性格の子や人と一緒にいることが苦でない子であれば室内飼いもストレスになりづらいです。

一緒に長時間を過ごすことになるため、お互いに適度な距離感を保ちつつも、ゆったりとしたくつろぎの時間を過ごせる方がよいでしょう。

しつけがしやすい

部屋の中には触って欲しくないもの、入って欲しくない場所、愛犬にとって危険となる場所やモノが溢れています

そのためしっかりとしたしつけが大事になってくるのです。

しつけができていない状態では誤飲誤食や、キッチンへの侵入などで思わぬ事故に繋がることもあります。

しつけがしやすい犬種を選ぶこともおすすめですが、最終的には飼い主の行動次第であることを理解しておきましょう。

無駄吠えが少ない

犬が吠えることによる無駄吠え騒音はとても大きな問題で、場合によっては引っ越しを余儀なくされることもあるでしょう。

こうした事態は避けられるなら避けたいところ。警戒心や寂しさから吠える子もいますが、できる限り無駄吠えを減らせるようにしたいですよね。

元々吠えることがない子を選んだり、しつけで無駄吠えを減らす・コミュニケーションで減らすこともできます。

体のサイズが小さめ

海外のようにお部屋がとても大きい国なら気にならないところです。しかし、日本は国土もお家も狭い国なので、大型犬はやや手狭となってしまいます。

必須条件ではありませんが、ペット可の物件であっても“小型犬ならOK”とされていることだってあります。

体のサイズだけで選びたくはありませんが、現実問題として小型犬や超小型犬が優先されることもあるでしょう。

室内犬のメリット

室内犬にはメリット・デメリットの両方があります。まずはメリットから見ていきましょう。

脱走や事故のリスクが低い

猫と違って犬が脱走するということは多くありませんが、それでも脱走の危険性があることには変わりありません。

室内飼いをしていても脱走するリスクはゼロにならないものの、外飼いよりは可能性を減らすことができますよね。

また危険なのは事故のリスク。外飼いをしていることで首輪が外れてしまったとき、事故に巻き込まれてしまうこともあります。

これらの危険なリスクを、室内飼いにすることで減らすことができます。

気温の高低による体の不調が少ない

犬種によっては暑さに強い子、寒さに強い子もいますが、全ての子に共通するわけではありません。

気温が低ければ風邪を引いてしまう子もいますし、猛暑時には熱中症になってしまう子もいます。

室内飼いをしていれば適切な室温コントロールだけで、体調不良を避けることができます。

寄生虫の心配が少ない

外飼いをしていると、マダニやノミといった寄生虫の危険にさらされることもあります。

マダニは多くの病原体を持っており、吸血によって貧血や皮膚炎などを引き起こします。ノミもかゆみや皮膚炎などを引き起こすため、注意が必要です。

室内飼いをしていれば寄生虫にさらされる危険性を減らすことができますので、日常のケアとあわせて安心感も高まります。

室内犬のデメリット

室内飼いを検討しつつも、いざ飼い始めたときに後悔することがないようデメリットも理解しておきましょう。

抜け毛やニオイが気になる

基本的な対策はありますが、それでも抜け毛が部屋中に落ちていたり服についたり、ニオイが気になってしまうこともあるでしょう。

どちらも毎日のお掃除で可能な限りは軽減することができます。しかし全くのゼロにすることは難しいです。

また、飼っている内に飼い主さんが慣れてきたとしても、近隣住民が不快に思ってしまうこともあります。

壁や家具などを傷つける可能性

専用のおもちゃで楽しく遊んでいるうちはよいのですが、興奮してくると部屋中を散らかしてしまい、壁や家具を傷つけてしまうこともあります。

愛犬用のおもちゃだけならまだしも、大切にしていた家具やモノを壊されてしまう危険性があることも理解しておきましょう。

事前の対策として、愛犬の手が届かない場所に隠しておいたり、家具には保護カバーを設置しておく、といった対策が必要です。

誤飲誤食の危険性

もっとも危険性が高いのは、誤飲誤食です。気がついたときにはおもちゃを飲み込んでしまっていたり、家具をかじってしまっていたり…ということもあり得ます。

人間の食事を食べてしまい、それが犬にとって害のある食べ物だった、なんてことも。

飲み込む可能性があるものは置いておかないということや、留守にする際はケージをうまく利用することも大事。監視用のカメラを利用する、というのもよいでしょう。

室内飼いにおすすめの犬種一覧表

No123456789101112131415161718192021222324252627
画像
犬種トイプードルチワワミニチュアダックスフンドポメラニアンマルチーズシーズーパピヨンフレンチブルドッグパグヨークシャーテリアミニチュアシュナウザービションフリーゼイタリアングレーハウンド柴犬ブリュッセルグリフォンボロニーズチャイニーズクレステッドドッグミニチュアピンシャーシェットランドシープドッグウエストハイランドホワイトテリアベドリントンテリアビーグルキャバリアキングチャールズスパニエルウェルシュコーギーペンブロークスタンダードプードルゴールデンレトリバーラブラドールレトリバー
原産国ドイツ,フランスメキシコドイツドイツマルタ中国フランスフランス中国イギリス,イングランドドイツフランス,ベルギーイタリア日本ベルギーイタリア中国ドイツスコットランドスコットランドイギリスイングランドイギリスウェールズフランススコットランドカナダ
抜け毛少ない多い多い多い少ない少ない少ない多い多い少ない少ない少ない少ない多い少ない少ない少ない少ない少ない多い少ない多い多い多い少ない多い多い
毛質シングルコートダブルコートダブルコートダブルコートシングルコートダブルコートシングルコートダブルコートダブルコートシングルコートダブルコートダブルコートシングルコートダブルコートシングルコートシングルコートダブルコートシングルコートダブルコートダブルコートダブルコートダブルコートダブルコートダブルコートシングルコートダブルコートダブルコート
毛色ブラック,ホワイト,グレー,アプリコット,ブラウン,クリームホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タンレッド,イエロー,シルバー,ゴールド,ブラック&タン,チョコレート&タン,ブラック&イエロー,チョコレート&イエローホワイト、ブラック、ブラウン、レッド、オレンジ、クリーム、セーブル、ブラック&タン、ブラウン&タン、スポット、ブリンドルホワイト,レモンゴールド,ブラック,ホワイト,ブルー,シャンパン,ホワイト&ゴールド,ホワイト&ブラックホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラーフォーン,パイド,ブリンドル,クリーム,ホワイト&フォーン,ホワイト&ブリンドルシルバー,アプリコット,フォーン,ブラックブラック&タン,スチールブルー,ゴールド,シルバー,ブラック&ゴールド,ブルー&タン,ブルー&ゴールドブラック,ホワイト,ソルト&ペッパー,ブラック&シルバー,ウィートンホワイトレッド,グレー,ブルー,ホワイト,ブラック,フォーン,イザベラ,クリーム胡麻,赤,赤胡麻,黒褐色,黒胡麻,白レッド,ブルー,ブラック,ブラック&タン,ブラウン,ジンジャーホワイト,ホワイト&ブラックブラック,チョコレート,アプリコット,クリーム,ブルー,トライカラーレッド,ブラック&タン,チョコレート&タンブラック,ブルーマール,セーブル,ブルー,トライカラーホワイトブルー,サンディー,レバー,ブルー&タン,レバー&タン,サンディー&タントライカラー,ホワイト&タン,ブラウン&ホワイト,レッド&ホワイト,レモン&ホワイト,オレンジ&ホワイトブレナム,ブラック&タン,ルビー,トライカラーレッド,フォーン,セーブル,ブラック&タンブラック,ホワイト,レッド,ブルー,グレー,ブラウン,アプリコット,クリーム,シルバーゴールド,クリームブラック,イエロー,チョコレート
サイズ体高:オス24cm~28cm15cm~25cm胸囲30cm~35cm13cm~25cm20cm~25cm20cm~27cm28cm以下27cm~35cm25cm~28cm15~23cm30~36cm23~30cm32cm~38cm38cm~41cm18cm〜20cm27cm~30cm28cm~33cm26cm~32cm37cm28cm40cm~42cm33cm~40cm30cm~34cm25cm~30cm45cm~60cm58cm~61cm57cm~62cm
体高:メス24cm~28cm15cm~25cm胸囲30cm~35cm13cm~25cm20cm~25cm20cm~27cm28cm以下24cm~32cm25cm~28cm15~23cm28~33cm23~30cm32cm~38cm35cm~38cm18cm〜20cm25cm~28cm23cm~30cm26cm~32cm35.5cm28cm40cm~42cm33cm~40cm30cm~34cm25cm~30cm45cm~60cm54cm~57cm54cm~59cm
体重:オス3kg~4kg1.5kg~3kg3.5kg~4.8kg1.5kg~3kg2kg〜3kg4.5kg~7kg1.5kg〜4.5kg9kg~14kg6.3〜8.1kg2~3kg5~8.2kg5~10kg3kg~5kg10kg3kg〜5kg2.5kg~4kg5.5kg以下4kg~6kg10kg前後7kg〜10kg7kg~10kg7kg~12kg6kg~8kg10kg~12kg10kg~20kg29kg~34kg29kg~36kg
体重:メス3kg~4kg1.5kg~3kg3.5kg~4.8kg1.5kg~3kg2kg〜3kg4.5kg~8kg1.5kg〜5kg8kg~13kg6.3〜8.1kg2~3kg4.5~6.8kg5~10kg3kg~5kg8kg3kg〜5kg2.5kg~4kg5.5kg以下4kg~6kg10kg前後7kg〜10kg7kg~10kg7kg~12kg6kg~8kg10kg~11kg10kg~20kg24kg~29kg25kg~32kg
平均寿命12歳~15歳12歳~20歳12歳~16歳12歳~15歳12歳~15歳14歳〜15歳13歳~16歳10歳~14歳12歳~15歳13~16歳12~14年13歳~16歳12歳~15歳12歳~15歳10歳~15歳13年〜15年13歳~15歳12歳~16歳12歳~13歳12歳〜16歳12歳~14歳12歳~15歳9年~14年12歳~15歳12歳〜15歳10歳〜12歳10年~13年
なりやすい病気膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症皮膚病,外耳炎,椎間板ヘルニア,腫瘍,眼疾患難聴,高眼圧症,皮膚病,外耳炎,骨折・脱臼膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎椎間板ヘルニア,尿石症,幽門狭窄,乾性角結膜炎,結膜炎,緑内障皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍軟口蓋過長症,眼疾患,膝蓋骨脱臼,涙流症,外耳炎水頭症,壊死性髄膜脳炎,短頭種気道症候群,洞不全症候群,間擦疹,レッグ・ペルテス病,乾性角結膜炎門脈シャント,膝蓋骨脱臼,大腿骨頭無菌性壊死,気管虚脱,尿石症レッグ・ペルテス,網膜萎縮症,若年性白内障,尿結石膝蓋骨脱臼,外耳炎,尿石症膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎食物アレルギー性皮膚炎,トピー性皮膚炎,膿皮症軟口蓋過長症,膝蓋骨脱臼,白内障,熱中症膝蓋骨脱臼,皮膚炎,外耳炎,白内障アトピー性皮膚炎,アレルギー性皮膚炎,レッグ・ペルテス病淡色被毛脱毛症,レッグ・ペルテス症,パターン脱毛症膝蓋骨脱臼,コリーアイ症候群,皮膚疾患膝蓋骨脱臼,皮膚炎,外耳炎,白内障銅蓄積肝障害,白内障,進行性網膜萎縮,皮膚病椎間板ヘルニア,外耳炎,クッシング症候群,白内障,緑内障心臓疾患,脊髄空洞症,乾性角結膜炎,外耳炎変性性脊髄症,白内障,椎間板ヘルニア副腎皮質機能低下症,胃捻転胃拡張症候群,皮膚疾患股関節形成不全,耳血腫,甲状腺機能低下症,悪性リンパ腫外耳炎,肘関節形成不全,白内障,緑内障
参考価格30万円前後30万円前後30万円前後30万円~100万円20万円~40万円15万円〜30万円10万円~30万円30万円~50万円30万円~40万円30万円~40万円30万円~40万円20万円~40万円30万円前後20万円前後30万円~50万円15万円~30万円30万円前後30万円前後30万円前後40万円~60万円10万円~30万円20万円~30万円30万円~50万円30万円前後20万円~30万円10万円~30万円20万円前後
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室内飼いにおすすめの犬種27選

No.1トイプードル

一見するとモフモフの被毛は抜け毛が多いように思いますが、実際にはシングルコートの巻き毛が毛はにくいトイプードル。

犬特有ともいえるニオイもあまり持っておらず、アレルギー体質の人も心配が少ない犬種です。

定期的なトリミングは必要ですが、室内飼いの家庭犬として人気のある理由はここにあるでしょう。

好奇心が強く、非常に賢い

他人や犬に対しても懐く

臆病な面もあるため吠えやすい

とにかく体を動かすのが大好き

 その他情報

原産国 ドイツ,フランス
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,グレー,アプリコット,ブラウン,クリーム

体高

オス 24cm~28cm
メス 24cm~28cm

体重

オス 3kg~4kg
メス 3kg~4kg

No.2チワワ

可愛らしい見た目とは裏腹に体はがっしりとしており、動きがとても機敏なチワワ。

体がとても小さく活発に動ける犬種ですが、室内飼いでも遊んでいれば十分な運動量を確保することができます。

知性があり長寿傾向にもあるため、長く一緒に暮らしていけることが多い犬種です。

知性と独立心の両方を持つ

飼い主に対しては懐きやすい

見知らぬ人に吠えやすい

一般的な運動量と能力

 その他情報

原産国 メキシコ
平均寿命 12歳~20歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タン

体高

オス 15cm~25cm
メス 15cm~25cm

体重

オス 1.5kg~3kg
メス 1.5kg~3kg

No.3ミニチュアダックスフンド

室内飼いの犬種としてはこちらも人気の高い、ダックスフンドから改良されて誕生したミニチュアダックスフンド。

骨格や筋肉がとてもしっかりとしており、見た目以上に引き締まった体となっています。

運動神経もよく運動量も豊富なため、室内でもしっかりと遊んであげることが大事です。

好奇心旺盛でいたずら好き

人懐っこく甘えたがり

頑固で警戒心が強く、吠えることも多い

頭と体の両方を動かすことが好き

 その他情報

原産国 ドイツ
平均寿命 12歳~16歳
なりやすい病気 皮膚病,外耳炎,椎間板ヘルニア,腫瘍,眼疾患
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 レッド,イエロー,シルバー,ゴールド,ブラック&タン,チョコレート&タン,ブラック&イエロー,チョコレート&イエロー

体高

オス 胸囲30cm~35cm
メス 胸囲30cm~35cm

体重

オス 3.5kg~4.8kg
メス 3.5kg~4.8kg

No.4ポメラニアン

とても人懐っこくて、人と一緒に長時間いることも苦ではないポメラニアン。

飼い主さんと一緒にいることを好み、仲間意識も持ってくれます。依存しがちなので、離れることがあればすぐに寂しさを感じてしまうことも。

外からの刺激によって吠えやすくなりますが、知性が高くしつけもしやすいので子犬期から適切なコントロールをしてあげましょう。

人間好きで活発な性格

甘えん坊でとても懐きやすい

警戒心から吠えやすい

遊ぶのが好きなので運動量も多い

 その他情報

原産国 ドイツ
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 難聴,高眼圧症,皮膚病,外耳炎,骨折・脱臼
参考価格 30万円~100万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト、ブラック、ブラウン、レッド、オレンジ、クリーム、セーブル、ブラック&タン、ブラウン&タン、スポット、ブリンドル

体高

オス 13cm~25cm
メス 13cm~25cm

体重

オス 1.5kg~3kg
メス 1.5kg~3kg

No.5マルチーズ

初心者でも飼いやすい犬種として知られているのが、穏やかな性格を持つマルチーズ。

明るく外交的な面と、繊細な面の両方を持っているので室内飼いでも適度に外出させて触れ合うことが大事。

被毛がシングルコートであるため体温調節が苦手で、室温を適切にコントロールする必要があります。

明るい性格だが、大人しい

とても人に懐きやすい

警戒心から吠えることもある

室内だけでも十分な運動量

 その他情報

原産国 マルタ
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,心臓病,流涙症,外耳炎
参考価格 20万円~40万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト,レモン

体高

オス 20cm~25cm
メス 20cm~25cm

体重

オス 2kg〜3kg
メス 2kg〜3kg

No.5シーズー

長めの毛を持つシーズーですが、実際には抜け毛も少なく室内でも非常に飼いやすい犬種です。

基本的には活発な性格といわれていますが、マイペースな部分も非常に多く、扱いづらいと感じることも。

ただ、無駄吠えは少なく、しつけ次第で苦労しなくなります。他の犬とのコミュニケーションもうまいため、多頭飼育も可能な犬種です。

活発なときと、大人しいときの両面がある

人懐っこいが、マイペースでもある

比較的、吠えることは少ない

一般的な運動量と能力

 その他情報

原産国 中国
平均寿命 14歳〜15歳
なりやすい病気 椎間板ヘルニア,尿石症,幽門狭窄,乾性角結膜炎,結膜炎,緑内障
参考価格 15万円〜30万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ゴールド,ブラック,ホワイト,ブルー,シャンパン,ホワイト&ゴールド,ホワイト&ブラック

体高

オス 20cm~27cm
メス 20cm~27cm

体重

オス 4.5kg~7kg
メス 4.5kg~8kg

No.7パピヨン

蝶が羽を開いたかのような大きな耳を持つパピヨンは、とても友好的な性格で初心者にもおすすめの犬種です。

好奇心旺盛でお散歩や遊びが大好きで、飼い主さんにも深い愛情を持って接してくれます。

体は小さいものの丈夫な犬種でもあるので、長く生きてくれる期待も高まりますね。

明るく活発、遊ぶことが大好き

主人や家族に対して愛情深い

多いが知能指数は高く、しつけで軽減可能

お散歩や運動をすることが好き

 その他情報

原産国 フランス
平均寿命 13歳~16歳
なりやすい病気 皮膚病,胃腸炎,外耳炎,眼疾患,腫瘍
参考価格 10万円~30万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト&ブラック,ホワイト&ブラウン,ホワイト&セーブル,セーブル,トライカラー

体高

オス 28cm以下
メス 28cm以下

体重

オス 1.5kg〜4.5kg
メス 1.5kg〜5kg

No.8フレンチブルドッグ

とても甘えん坊で飼い主さんにも懐いてくれる、中型犬のフレンチブルドッグ。

家族愛に溢れるフレンチブルドッグは寂しがりやで、室内飼いに適している犬種でもあります。

運動量はあまり多くなく肥満になりやすいのですが、しつけはしやすく苦労することはあまりないでしょう。

穏やかで思慮深い、安定した性格

主人との時間を大切にするほど懐く

気にしない性格なので無駄吠えは少ない

多すぎない、適度な運動量が適している

 その他情報

原産国 フランス
平均寿命 10歳~14歳
なりやすい病気 軟口蓋過長症,眼疾患,膝蓋骨脱臼,涙流症,外耳炎
参考価格 30万円~50万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 フォーン,パイド,ブリンドル,クリーム,ホワイト&フォーン,ホワイト&ブリンドル

体高

オス 27cm~35cm
メス 24cm~32cm

体重

オス 9kg~14kg
メス 8kg~13kg

No.9パグ

困り顔がとても可愛らしいパグは、見た目とは裏腹に体がやや弱い犬種です。

暑さに弱く寒さにも弱い、体に障がいを抱える可能性もやや高めとされていますが、だからこそ愛情も高まります。

とても優しい性格で人にも懐いてくれるので、寂しがらせないような注意が必要です。

明るく陽気だが、とても落ち着いた性格

人との時間は大切だが、マイペースな面も

警戒心が少なく、ほとんど吠えない

太りやすいため、十分な運動が必要

 その他情報

原産国 中国
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 水頭症,壊死性髄膜脳炎,短頭種気道症候群,洞不全症候群,間擦疹,レッグ・ペルテス病,乾性角結膜炎
参考価格 30万円~40万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 シルバー,アプリコット,フォーン,ブラック

体高

オス 25cm~28cm
メス 25cm~28cm

体重

オス 6.3〜8.1kg
メス 6.3〜8.1kg

No.10ヨークシャーテリア

とても細くしなやかな被毛を持つヨークシャーテリア。日本基準では3.2kgまでとされている、超小型犬です。

体の小ささとは裏腹に負けん気がとても強く、性格的には勇敢なタイプです。

吠えグセもある犬種ですが、子犬期からきちんとしつけていくことで賢く立ち回ってくれますよ。

用心深さと勇敢さを持つ

少しずつ懐いていくタイプ

警戒心から吠えやすい

活発だが運動量は多くない

 その他情報

原産国 イギリス,イングランド
平均寿命 13~16歳
なりやすい病気 門脈シャント,膝蓋骨脱臼,大腿骨頭無菌性壊死,気管虚脱,尿石症
参考価格 30万円~40万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック&タン,スチールブルー,ゴールド,シルバー,ブラック&ゴールド,ブルー&タン,ブルー&ゴールド

体高

オス 15~23cm
メス 15~23cm

体重

オス 2~3kg
メス 2~3kg

No.11ミニチュアシュナウザー

非常に賢く、高い知能を持っているミニチュアシュナウザー。始めのうちから、しつけも簡単にできるでしょう。

元々が使役犬でもあったため運動量は豊富で、毎日のように体を十分動かせる時間が必要です。

やや暑さに弱い犬種でもあるので、特に夏場は室温や湿度に注意して管理するようにしてください。

勇敢であり警戒心も強い

愛情深く従順

無駄吠えをしてもしつけはしやすい

多くはないが、適度なお散歩が必要

 その他情報

原産国 ドイツ
平均寿命 12~14年
なりやすい病気 レッグ・ペルテス,網膜萎縮症,若年性白内障,尿結石
参考価格 30万円~40万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,ホワイト,ソルト&ペッパー,ブラック&シルバー,ウィートン

体高

オス 30~36cm
メス 28~33cm

体重

オス 5~8.2kg
メス 4.5~6.8kg

No.12ビションフリーゼ

古くから貴族の間で愛されてきたビションフリーゼは、とても甘えん坊で人懐っこいです。

社交性の高さや頭の良さも持ち合わせているため、早いうちからしつけも完璧にできることが多いです。

ダブルコートですが抜け毛は比較的少なく、またニオイも少ない犬種といわれています。

陽気な性格でとても人懐っこい

人間や動物が大好きで懐きやすい

無駄吠えは少なく、しつけもしやすい

運動能力はとても高い

 その他情報

原産国 フランス,ベルギー
平均寿命 13歳~16歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,外耳炎,尿石症
参考価格 20万円~40万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト

体高

オス 23~30cm
メス 23~30cm

体重

オス 5~10kg
メス 5~10kg

No.13イタリアングレーハウンド

やや体の大きなイタリアングレーハウンドですが、性格はとても温厚で家族にも馴染みやすい性格をしています。

抜け毛が少なくニオイも少ないため室内で飼うのに適しており、頻繁なお掃除が必要ありません。

ただ、神経質な部分や寒さに弱いということもあり、これらのケアが必要不可欠です。

内気でとても温厚な性格

知らない人への警戒心は強い

無駄吠えは少ない

とても高い運動能力を持つ

 その他情報

原産国 イタリア
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,緑内障,歯周病,皮膚炎
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 レッド,グレー,ブルー,ホワイト,ブラック,フォーン,イザベラ,クリーム

体高

オス 32cm~38cm
メス 32cm~38cm

体重

オス 3kg~5kg
メス 3kg~5kg

No.14柴犬

柴犬はとても適応力の高い犬種であるため、本来であれば室内飼いでも外飼いでも対応できるといわれています。

無駄吠えが少なく定期的なシャンプーで体臭も防げる柴犬は初心者にも飼いやすく、室内飼いにもおすすめ。

室内飼いをする場合に気をつけなければいけないのは、自分のスペースをしっかりと確保できているかどうか、というところでしょう。

主人に忠実で警戒心が強い

飼い主には忠実だが、独立心もある

警戒心から多くなることもある

元々猟犬であったため、運動能力は高い

 その他情報

原産国 日本
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 食物アレルギー性皮膚炎,トピー性皮膚炎,膿皮症
参考価格 20万円前後

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 胡麻,赤,赤胡麻,黒褐色,黒胡麻,白

体高

オス 38cm~41cm
メス 35cm~38cm

体重

オス 10kg
メス 8kg

No.15ブリュッセルグリフォン

とても活発な犬種であるブリュッセルグリフォンは、毎日2回のお散歩がしっかりと必要。

運動量が多いわけではありませんが、室内飼いをする上で注意しなければいけないのはこのお散歩ともいえるでしょう。

とても物覚えがいい犬種でもあるので、しつけも比較的カンタンですよ。

誰に対しても明るく温厚

とても人懐っこい

警戒心が強くなったときだけ吠える

活発だが運動量は多くない

 その他情報

原産国 ベルギー
平均寿命 10歳~15歳
なりやすい病気 軟口蓋過長症,膝蓋骨脱臼,白内障,熱中症
参考価格 30万円~50万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 レッド,ブルー,ブラック,ブラック&タン,ブラウン,ジンジャー

体高

オス 18cm〜20cm
メス 18cm〜20cm

体重

オス 3kg〜5kg
メス 3kg〜5kg

No.16ボロニーズ

真っ白でとてもふわふわとした被毛が大人気のボロニーズ。甘えん坊なので、室内飼いだとベッタリになってしまうでしょう。

性格はとても素直で優しいので、長い時間一緒にいても楽しく過ごせます。

被毛は長毛ですがシングルコートということで、毎日のブラッシングだけは欠かせませんよ。

温厚であり、臆病な面も持っている

とても人懐っこく従順

ほとんど吠えない

適度な運動量と能力

 その他情報

原産国 イタリア
平均寿命 13年〜15年
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,皮膚炎,外耳炎,白内障
参考価格 15万円~30万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ホワイト,ホワイト&ブラック

体高

オス 27cm~30cm
メス 25cm~28cm

体重

オス 2.5kg~4kg
メス 2.5kg~4kg

No.17チャイニーズクレステッドドッグ

チャイニーズクレステッドドッグは、冬の寒さも夏の紫外線にも弱い犬種だといわれています。

ヘアレスタイプでもあるので皮膚が弱く、外飼いすること自体が向いていない犬種なのです。

必要とされる運動量もあまり多くないので、適度なお散歩で室内飼いができる犬種となっています。

明るく活発だが、ときに繊細で内向的に

家族に対して愛情深く懐いてくれる

警戒心が強く、吠えることもある

遊ぶことは好きだが、運動量は高くない

 その他情報

原産国 中国
平均寿命 13歳~15歳
なりやすい病気 アトピー性皮膚炎,アレルギー性皮膚炎,レッグ・ペルテス病
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,チョコレート,アプリコット,クリーム,ブルー,トライカラー

体高

オス 28cm~33cm
メス 23cm~30cm

体重

オス 5.5kg以下
メス 5.5kg以下

No.18ミニチュアピンシャー

黒をベースとした艶のある被毛が人気のミニチュアピンシャー。番犬としてアメリカではとても人気の高い犬種です。

とても活発な犬種で運動量も豊富なため、毎日たくさん遊んであげる必要があります。

室内での遊びに加えて、お散歩も一般的な犬種より多めにしてあげるのがおすすめです。

自尊心が強く、気性も荒い

飼い主以外にはあまり懐かない

見知らぬ人や犬に吠えやすい

大型犬に近い運動能力と運動量

 その他情報

原産国 ドイツ
平均寿命 12歳~16歳
なりやすい病気 淡色被毛脱毛症,レッグ・ペルテス症,パターン脱毛症
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 レッド,ブラック&タン,チョコレート&タン

体高

オス 26cm~32cm
メス 26cm~32cm

体重

オス 4kg~6kg
メス 4kg~6kg

No.19シェットランドシープドッグ

毛量がとても多く、しっかりブラッシングしていても抜け毛が気になってしまうシェットランドシープドッグ。

運動量も多めな犬種なので、1日2回+1回30分~1時間程度のお散歩を心がけましょう。

牧羊犬として外飼いが一般的でもあったため、無駄吠えにはしっかりとしつけをしてあげることが大切です。

快活でとても賢く、感受性が高い

家族が大好きでとても懐く

警戒心から吠えやすい

頭と体の両方使う運動を好む

 その他情報

原産国 スコットランド
平均寿命 12歳~13歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,コリーアイ症候群,皮膚疾患
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,ブルーマール,セーブル,ブルー,トライカラー

体高

オス 37cm
メス 35.5cm

体重

オス 10kg前後
メス 10kg前後

No.20ウエストハイランドホワイトテリア

テリア種の中では非常に陽気な性格といわれているのが、ウエストハイランドホワイトテリアです。

それとともに独立心は非常に高く、マイペースな面もあるので室内飼いでは注意が必要。

頑固なところもありますが、根気よくしつけをしてあげることで、徐々に信頼関係も築くことができますよ。

独立心がとても強くマイペース

家族以外の人にも懐きやすい

警戒心が強く、やや吠えやすい

ドッグスポーツができるほど活発

 その他情報

原産国 スコットランド
平均寿命 12歳〜16歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,皮膚炎,外耳炎,白内障
参考価格 40万円~60万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト

体高

オス 28cm
メス 28cm

体重

オス 7kg〜10kg
メス 7kg〜10kg

No.21ベドリントンテリア

基本的に優しい性格であるベドリントンテリアは、室内飼いに適している犬種です。

その見た目とは違って非常に活発な動きを見せることも多く、運動量も適度に確保することが大切。

大人しそうな見た目から運動不足を引き起こしてしまえば、ストレスが溜まってしまいますので注意しましょう。

気立ての良さと愛情深さを持つ

飼い主に忠実で懐きやすい

吠えやすい犬種

瞬発力が高く、運動能力も高い

 その他情報

原産国 イギリス
平均寿命 12歳~14歳
なりやすい病気 銅蓄積肝障害,白内障,進行性網膜萎縮,皮膚病
参考価格 10万円~30万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ブルー,サンディー,レバー,ブルー&タン,レバー&タン,サンディー&タン

体高

オス 40cm~42cm
メス 40cm~42cm

体重

オス 7kg~10kg
メス 7kg~10kg

No.22ビーグル

やんちゃで陽気なビーグルですが、寒さや暑さにあまり強くないため室内飼いに向いています。

適度な室温管理・湿度管理が必要になり、寂しがりやな性格もあって家族と一緒にいられる空間がおすすめ。

その反面、動くことは大好き。元気よく動き回るので、毎日30分以上のお散歩を2回ほどしてあげましょう。

やんちゃで遊ぶことが大好き

人見知りをせず、懐きやすい

寂しさから吠えることもある

太りやすく、運動量が十分に必要

 その他情報

原産国 イングランド
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 椎間板ヘルニア,外耳炎,クッシング症候群,白内障,緑内障
参考価格 20万円~30万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 トライカラー,ホワイト&タン,ブラウン&ホワイト,レッド&ホワイト,レモン&ホワイト,オレンジ&ホワイト

体高

オス 33cm~40cm
メス 33cm~40cm

体重

オス 7kg~12kg
メス 7kg~12kg

No.23キャバリアキングチャールズスパニエル

とても優しく、飼い主さんの癒やしの存在となってくれるキャバリアキングチャールズスパニエル。

無駄吠えをしにくい犬種で、落ち着いた性格なので室内飼いに適しているといわれています。

ただ、ダブルコートで抜け毛も非常に多いため、ブラッシングをしっかりしつつお掃除も欠かさずに。

とても賢くて穏やかな性格

協調性が高いため、他人にも懐く

基本的には吠えない子が多い

お散歩やおもちゃ遊びなど、適度な運動能力

 その他情報

原産国 イギリス
平均寿命 9年~14年
なりやすい病気 心臓疾患,脊髄空洞症,乾性角結膜炎,外耳炎
参考価格 30万円~50万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ブレナム,ブラック&タン,ルビー,トライカラー

体高

オス 30cm~34cm
メス 30cm~34cm

体重

オス 6kg~8kg
メス 6kg~8kg

No.24ウェルシュコーギーペンブローク

社交的ですが警戒心も強く、ときには唸ったり吠えてしまったりというウェルシュコーギーペンブローク。

子犬の頃から適切なしつけがとても重要で、社会化トレーニングを行っていけば落ち着きも見られるようになります。

とても体力が豊富で運動不足がストレスになるので、室内では遊んであげて外ではお散歩を欠かさない、ということが大切です。

頭が良いので物覚えも早い

初めて会う人でも仲良くできる

警戒心がとても強く吠えやすい

筋肉質なので運動神経が良い

 その他情報

原産国 ウェールズ
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 変性性脊髄症,白内障,椎間板ヘルニア
参考価格 30万円前後

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 レッド,フォーン,セーブル,ブラック&タン

体高

オス 25cm~30cm
メス 25cm~30cm

体重

オス 10kg~12kg
メス 10kg~11kg

No.25スタンダードプードル

プードルといえば今ではトイプードルが人気で有名ですが、実はスタンダードプードルも室内飼いに適している犬種なのです。

見た目のモフモフ感とは違って、シングルコートなので寒がりです。冬の外飼いは厳しいでしょう。

体はやや大きいものの、とても賢く寂しがりやなので常に一緒にいてあげると、良い信頼関係が作れます。

明るく温厚で有効的

知能が高く、人に懐きやすい

神経質な面もあるため、たまに吠えることも

運動神経がよく、十分な運動を欲する

 その他情報

原産国 フランス
平均寿命 12歳〜15歳
なりやすい病気 副腎皮質機能低下症,胃捻転胃拡張症候群,皮膚疾患
参考価格 20万円~30万円

体毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,レッド,ブルー,グレー,ブラウン,アプリコット,クリーム,シルバー

体高

オス 45cm~60cm
メス 45cm~60cm

体重

オス 10kg~20kg
メス 10kg~20kg

No.26ゴールデンレトリバー

体が大きく室内飼いというイメージがあまりないゴールデンレトリバーですが、室内飼いも適しています。

ダブルコートなので冬の寒さにはやや強いものの、それでも厳しい寒さや夏の猛暑は厳しい環境です。

人懐っこい性格で寂しがりやでもあるため、ストレスを感じさせない空間づくりが特に大事になります。

温厚で知的、気配りもできる

主人に気に入られるよう努力するほど

大人しいためあまり吠えない

能力は高くなく、運動不足になりがち

 その他情報

原産国 スコットランド
平均寿命 10歳〜12歳
なりやすい病気 股関節形成不全,耳血腫,甲状腺機能低下症,悪性リンパ腫
参考価格 10万円~30万円

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ゴールド,クリーム

体高

オス 58cm~61cm
メス 54cm~57cm

体重

オス 29kg~34kg
メス 24kg~29kg

No.27ラブラドールレトリバー

人懐っこさと寂しがりやな性格はラブラドールレトリバーもゴールデンレトリバーも同じです。

体が大きいためスペースは大きめに確保してあげて、ストレスを感じさせない空間にしましょう。

運動不足によるストレスや留守で寂しくなってしまうと、家の中をかじってしまうこともあります。

学習能力がとても高く、従順な性格

とても懐いてくれる

あまり多くはない

高くないが、十分なお散歩が必要

 その他情報

原産国 カナダ
平均寿命 10年~13年
なりやすい病気 外耳炎,肘関節形成不全,白内障,緑内障
参考価格 20万円前後

体毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,イエロー,チョコレート

体高

オス 57cm~62cm
メス 54cm~59cm

体重

オス 29kg~36kg
メス 25kg~32kg

室内で犬を飼うための事前準備

いざ!と、飼う室内犬を決めたなら、飼い始めるための準備を忘れずに。

愛犬の安全のためにはやらなければいけないことが多く、この事前準備ができているかどうかでスタートの新生活が大きく変わります!

愛犬の家と定位置を確保する

定位置を確保してあげることで、ストレスを感じさせない空間作りができます。

余計な陽の光が当たらないこと、人の往来が少ないところ、などといった空間に定位置を作ってあげます。

きちんと定位置を確保しておくことで、安心できる空間であるということを覚えてもらいましょう。

フローリングならカーペットを敷く

室内飼いをする上でとても大事なことが、フローリングのままにしておかないということです。

フローリングはとても滑りやすいので、そのままにしておくと愛犬の足腰に負担がかかります。場合によってはケガをしてしまうこともあります。

無邪気に走り回ったとしても滑って転ばないよう、愛犬の通り道には必ずカーペットを敷いておくことが重要です。

電気コード等はカバーをしておく

様々な家電が電気コードで繋がっているお部屋。そのままにしておくと、噛んでしまう子もいます。

通電している電気コードを噛んでしまうと感電してしまう可能性がありますし、噛みちぎると誤飲してしまう可能性もあります。これはコンセントの差し口に対してもいえることです。

通電した電気コードが噛み切られていると、漏電によって火事に発展する可能性もあるため、防止用のカバーなどを設置しておきましょう。

室内で犬を飼う際の重要アイテム

ケージ・サークル

出典:Amazon

何よりも大事なケージ・サークル。愛犬の居場所を確保してあげられる、大事なスペースを作るためのアイテムです。

天井までしっかり保護されているケージタイプや、天井のない囲う形のサークルタイプなど、愛犬に合わせて選ぶことができます。

安全性やセキュリティ面の高さなどがとても重要なので、サイズ感とスペースなども加味して選びましょう。

ベッド

出典:Amazon

ぐっすりと眠ることができるペットベットは、ふかふかで安心できる空間にしてあげたいですよね。

手触りの良いペットベットなら安眠できるので、愛犬の体長にあわせて選んであげてください。

長く使うものになるため、清潔感を保てるように洗えるものがおすすめ。お手入れが簡単だと飼い主さんにとっても嬉しいですよね。

トイレシート・ペットシート

出典:Amazon

トイレができるペットシーツやカーペットは必要不可欠。使い捨てなのか、洗って繰り返し使えるのか、種類も様々です。

お手入れが簡単なのはやはり使い捨てタイプ。使って捨てるだけでOKです。

エコでコスパを気にするならば、洗って繰り返し使えるタイプもおすすめですよ。吸水性なども要チェックです。

ドッグフード

出典:Amazon

ドッグフードはとても多くの種類があるため、犬種だけで選ぶこともできず、様々な条件を加味する必要があります。

「犬種、年齢、持病、健康状態、飼育環境」など、健康の基本となるドッグフードは選び方も非常に多くなります。

できるだけ安全で美味しいものを食べて欲しいというのはもちろんのこと、コスパ面も非常に重要です。

食器・給水器

出典:Amazon

食器も実は大事なポイント。食べやすいサイズ感であるか、高さであるか、こぼれないかといった判断基準があります。

食器の縁に返しがついていればこぼれにくいですし、愛犬も食べやすく感じてくれるはず。

食事に夢中になってしまう子は食器がずれないよう、滑り止めもついているとより食べやすくなりますよ。

首輪・ハーネス

出典:Amazon

愛犬とのお散歩もそうですし、仮に脱走してしまったときにも目印となってくれるのが首輪やハーネスです。

お散歩時にコントロールしやすくなる首輪、そして愛犬の体に負担がかかりづらくなるハーネスなどから選びましょう。

空気清浄機

出典:Amazon

毎日しっかりとお掃除していたとしても、ニオイが完全に取れるわけではありません。でも、ちゃんとケアしたいですよね。

一般的な空気清浄機とは別に、ペット用の空気清浄機があればしっかりとニオイを吸着して吸い込んでくれます。

愛犬の安全と健康を守るとともに、愛犬からの細菌やウイルスなども防ぐためには必要でしょう。

室内犬を飼い始めてからのケア

室内犬を迎え、飼い始めてからもやることはたくさんありますよね。

愛犬を迎えたら日々のケアが大切です。飼い主さんとしてのやることリストにメモしておきましょう!

室内でも定期的なブラッシング

外飼いだと雨風にさらされるため、意識的にブラッシングをしてあげていたのかもしれません。ですがこれは、室内飼いでも同じこと。

特に抜け毛のお掃除はお部屋をキレイに保つ上で大事なので、1日1回のブラッシングを心がけましょう。

ブラッシングをすることで愛犬の皮膚をキレイに保ち、皮膚・被毛のちょっとした変化にも気付けるようになります。

シャンプーも月に1~2回

シャンプーは月に1~2回程度。シャンプーのしすぎも皮膚炎の原因になりますので、適度に行いましょう。

ただ、シャンプーが得意な子はなかなかいません。愛犬も飼い主さんも、両方が苦手意識を持ってしまっている家庭もあるでしょう。

そんなときにはプロを頼るのが一番。トリミングも必要な時期とあわせて連れていけば、丸っとやってくれますよ。

シャンプー以外にも爪切りや耳掃除を一緒にやってくれるので、全てまとめて定期的にできれば楽ですよね。

抜け毛やノミ・ダニのお掃除

シングルコートの子であれば抜け毛は少なく、ダブルコートでも抜け毛の少ない子はいます。ですが、抜け毛のお掃除は必須です。

換毛期はもちろんのこと、定期的なお掃除に加えてノミ・ダニなどのケアも必要です。

外飼いではもちろんのこと、室内飼いでもこうした愛犬のケアは毎日必要だと覚えておきましょう。

湿度や室温を管理してあげる

個体差はあるものの、犬にとっての適温は20℃~25℃だといわれています。湿度は50%~60%です。

人間にとってもこの気温と湿度は過ごしやすいため、飼い主さんの負担もなく保つことができるでしょう。

夏場や冬場は特にコントロールが重要となってくるので、冷暖房や除湿加湿をうまく使って愛犬の過ごしやすい環境を作ってあげましょう。

室内で犬を飼う際に必要なしつけ

室内飼いをするときには、少しずつでもきちんとしつけていかなければいけません。

しつけが嫌いな子もいるとは思いますが、それでも愛犬の安全のためにしつけは必要不可欠。必ずやっておきましょう。

トイレのしつけ

迎え入れをしてからすぐに始めたいのが、トイレのしつけです。ここで悪い習慣がついてしまえば、成長後に直すことがとても難しいです。

床のニオイを嗅ぎながらグルグルと回り始めたらトイレのサインなので、サッとトイレに誘導します。無事に成功したら正しくできたことを褒めてあげましょう。

何度か繰り返していけば徐々に覚えてくれるので、サポートがなくてもできるまで根気強く付き合ってあげましょう。

無駄吠えのしつけ

警戒心や寂しさ、興奮状態や病気・ケガのときに吠えることはあるでしょう。この全てがダメ、というわけではありません。

番犬だった犬種は警戒心も非常に強く、見知らぬ人を見かければ吠えることがあります。ただ、これは一般的なこと。叱らずなだめてあげます。

ですが寂しさや食事がもっと欲しいといった欲求によるものなら、無駄吠えを管理しなければいけません。吠えている最中は無視し、落ち着いたら構ってあげます。

特に重要なのが病気・ケガのとき。ストレス状態なども含め、体に異常がないか確認します。早めに動物病院を受診することも忘れずに。

食事のしつけ

食事は必ず「待て」「よし」といった合図を覚えてもらうようにしましょう。これができないと、非常にわがままな子になってしまいます。

食事をする際には飼い主の許可がいる、と覚えてもらえれば誤飲誤食の危険性も減らすことができます。

可愛くおねだりされると最初は特になんでもあげたくなってしまうもの。そこは自制心を持って、愛犬のためにしつけしてあげましょう。

必ず食事の主導権を握っているのは飼い主さんである、ということを覚えてもらうことが大事です。

室内犬を飼う際の注意点

最後に、室内犬を飼う上での注意点をまとめておきました!

忘れがちなポイントなども見返すことができるので、ぜひチェックリストに活用してみてください。

運動不足にならないよう、しっかりお散歩する

とても大人しい性格の子であったとしても、毎日のお散歩や適度な運動は欠かせません。

運動不足になってくると肥満になってしまったり、ケガをしやすくなってしまう危険性があります。

また、常に家にいると社会化トレーニングもできません。普段聞かない音や会わない人、他の犬などと会う機会も大事です。

トイレや無駄吠えのしつけが必須

トイレトレーニングは最初に必要となるため、忘れないようにしつけていきましょう。

室内犬でトイレがきちんとできなければ、後々飼い主さんがとても苦労します。場合によっては、室内犬を迎えたことに後悔する人もいるでしょう。

無駄吠えも近隣住民とのトラブルになりかねませんので、必要な吠え以外をしっかり制止できるようなしつけを行っておきます。

危険な場所に入らないよう対策をする

適切なしつけに加えて、キッチンなど刃物があるような場所に入ってしまわないよう対策しましょう。

刃物やガスコンロの火など、特にキッチンには危険がたくさん潜んでいます。もしキッチン以外にもあるなら、そちらも対策が必要です。

部屋の中なら電気コードや家電なども危険なモノのうちに入ります。入らない対策が難しければ、触れられないような対策が必要になります。

誤飲誤食の危険性があるものを排除する

思いもよらないものを食べてしまう子は少なくありません。家具の一部や、ティッシュなども誤食してしまうことがあるでしょう。

子犬期からしつけをきっちりしていくことはもちろんのこと、こうした細かい部分も誤飲誤食しない対策が必要になります。

使うときだけ出しておき、愛犬から目をそらさないことが大切。できる限りは、排除しておきましょう。

人間用の食べ物には届かないようにする

人間の食事は、犬が食べて良いものとダメなものにわけられます。とはいえ、愛犬にはドッグフードがあるので基本的に食べさせることはないでしょう。

その上で、もし食べてしまったらという危険性もあります。食べさせないようにしていても、食べてしまう危険性はできる限り排除しておきましょう。

食事の時間にはケージの中にいてもらう、食品は手の届かないところにしまっておく、といった対策が必要です。

家を留守にするときはケージに入ってもらう

お仕事やお出かけなど、愛犬とは一緒に外出できないときはケージに入って待っていてもらいましょう。

何かのトラブル時にすぐ対応できない状況では、室内でも放し飼いが危険です。誤飲誤食、場合によっては事故のもとになります。

自分のスペースを理解してもらい飼い主さんの帰りを待っていてもらう。しつけも含め、こうした対応が必要です。

室内で犬を飼う際のよくある質問

Q. 室内犬にはどんな犬種が向いている?

室内犬に向いている犬種の特徴は、穏やかな性格で飼い主さんとの落ち着いた時間が好きな子です。

無駄吠えも少なく、トイレや食事などのしつけが簡単な子をおすすめします。

Q. 室内犬のメリットは?

室内犬であれば脱走や事故のリスクが少なくなりますし、マダニ・ノミなどの寄生虫も危険性が低くなります。

仮に室内飼いであったとしても全くなくなるわけではありませんが、愛犬が安心して暮らせるのは室内飼いでしょう。

Q. 室内犬のデメリットは?

室内犬に向いている犬種であっても個体差はあるため、無駄吠えが多いこともあります。

場合によってはトイレをなかなか覚えてくれなかったりと、しつけが難しいこともあるでしょう。

ニオイ問題もありますので、マンションの室内飼いであれば近隣住民とのトラブルになってしまう可能性も考えなければいけません。

ライター情報

nademo編集部

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編集部

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「いつまでも どこまでも」必要な情報を理解するだけではなく、心もお腹も満たされるような日々のために。
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