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猫の脱走防止柵(ペットゲート)おすすめ8選!設置場所ごとの最適な柵とは

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猫の脱走防止柵(ペットゲート)

猫は完全室内飼いが中心の子と、放し飼いで外でも暮らすことがある子とがいますが、基本的には室内飼いが理想的です。

そのため、室内飼いの猫が突然、外まで逃げ出してしまうと、慣れていない環境ではパニックになりがち。

犬のように飼い主のもとへと戻るわけでもなく、自分の部屋を見つけて帰るようなこともないため、脱走したらなかなか出会えないこともあります。

だからこそ事前に脱走防止を行い、愛猫と安全に暮らしていけるような対策が必要になります。

一般的に使われるペットゲートを中心に、必要性、おすすめのゲート、設置場所、対策方法をまとめました。

この記事の結論

  • 愛猫の意図しない脱走に対策できるのは、脱走防止柵を使うことが一番
  • 縄張り意識や好奇心、驚くようなことがあると、その場から逃げ出すことがある
  • 設置場所を考えてから購入し、できる限り高さのあるものが猫には最適
  • 万が一の脱走に備えて、マイクロチップの装着も検討すると良い

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目次

猫の脱走防止柵(ペットゲート)の必要性

脱走防止柵(ペットゲート)

猫の脱走防止柵(ペットゲート)は、猫が安全に室内で過ごすために重要な役割を果たします。

猫は好奇心旺盛で俊敏なため、玄関や窓が開いた隙に外へ飛び出してしまうことがあります。

しかし、外には交通事故や感染症、迷子、野生動物との接触といった多くの危険が潜んでいます。

特に完全室内飼いの猫は外の環境に適応できず、大きなストレスを受ける可能性があります。

そのため、脱走を防ぐためにペットゲートを設置することで、安全に室内で暮らせる環境を整えることが大切です。

また、引っ越しや来客時など、猫が落ち着かない状況でもペットゲートがあれば安心です。

なぜ猫は脱走するの?

脱走防止柵(ペットゲート)

猫は縄張り意識の強い動物なので、そもそも自分の縄張り以外に逃げ出す理由がわからない、という人もいるのではないでしょうか。

自分の縄張りを大事にし、安全であることが確認できた縄張りでこそ、猫は安心して生活することができます。

しかし、ちょっとした隙であったとしても、瞬間的に逃げ出してしまうには理由があります。

なぜ猫が脱走してしまうのか、これを理解して正しい脱走対策ができるようにしておくと良いでしょう。

縄張りを広げたい本能

猫は縄張り意識がとても強い動物で、本能的に自分のテリトリーを拡大しようとします。

特に未去勢・未避妊の猫は、発情期になると異性の猫を求めて外へ出たがる傾向が強くなります。

また、室内の環境に飽きてしまうと、外の世界に興味を持ち、隙を見て脱走しようとすることがあります。

特に窓や玄関の開閉時には脱走リスクが高くなるため、注意が必要です。

好奇心が旺盛

猫は非常に好奇心が強く、外の音や匂いに興味を惹かれやすい動物です。

鳥や虫の動き、風に乗ってくる匂いなどが刺激となり、外に出たくなることがあります。

特に普段から窓辺で外を眺めるのが好きな猫は、開いた隙間を狙って脱走する可能性が高まります。

興味本位で出たものの、戻れなくなって迷子になるケースもあるため注意が必要です。

恐怖やストレスからの逃避

環境の変化や大きな音、見知らぬ人が家に来るなど、猫がストレスを感じる状況では、本能的に安全な場所を求めて逃げようとします。

例えば、引っ越し直後や来客時、雷や花火の音に驚いたときなどが典型的な脱走のタイミングです。

こうしたときにはパニックになってしまいがちなので、自分の縄張りであるかどうかを考えず、逃げ出してしまうのです。

この場合、パニックになって遠くまで走り去ってしまい、自宅に戻れなくなることもあります。

飼い主の行動による影響

玄関や窓を開けるとき、猫の行動をあまり気にせずにいると、意図せず脱走のチャンスを与えてしまうことになります。

また、過去に脱走経験がある猫は、外に出る方法を学習し、同じ方法で再び逃げようとすることもあります。

飼い主が注意を怠ると、猫にとっては簡単に脱走できる環境になってしまうため、普段からしっかりと対策を取ることが重要です。

猫の脱走防止柵(ペットゲート)の選び方

脱走防止柵(ペットゲート)

ペットゲートは設置する場所や高さ、設置方法などによって購入するものを選ばなければいけません。

一度設置してしまえば長く使えるものなので、設置場所を考えてから購入しましょう。

猫の性格や行動にあわせて必要な場所と必要ない場所があるので、その点も確認しておくとよいでしょう。

高さと材質の選定

猫はジャンプ力が高いため、ペットゲートの高さは最低でも90cm以上が望ましいです。

また、材質も重要で、頑丈な金属製や強化プラスチック製が破損しにくく安心です。

木製のものもありますが、猫が爪を立てると傷つきやすいため、耐久性を考慮しましょう。

網目状の柵は登りやすいため、登れないようなスムーズな表面のものを選ぶと良いでしょう。

設置場所に適したタイプ

設置する場所に応じて、突っ張りタイプや固定式のものを選びます。

玄関や廊下には取り外し可能な突っ張りタイプが便利ですが、階段やベランダの入り口にはしっかり固定できるタイプが安全です。

また、ドア付きのものは人が通りやすく、頻繁に行き来する場所に適しています。

猫の性格や行動に合わせた選択

猫の性格によって、適したペットゲートの種類が変わります。

好奇心が強く登るのが得意な猫には、滑らかな表面の高めの柵が必要です。

逆に、大人しい猫であれば、標準的な高さのゲートでも十分効果を発揮します。

また、頭を隙間に入れがちな猫には、間隔の狭いものを選ぶことで安全性が高まります。

安全性と使いやすさ

猫が簡単に押し倒せないように、しっかり固定できるものを選ぶことが大切です。

また、開閉がスムーズで片手でも操作できるものは、飼い主にとっても使いやすく便利です。

さらに、脱走防止だけでなく、誤って挟まれるリスクを避けるために、安全ロック機能がついているタイプもおすすめです。

猫の脱走防止柵(ペットゲート)のおすすめ一覧表

No 商品 商品名 参考価格 購入先 奥行 高さ 格子幅 重量 材質 ロック 設置方法
1アイリスオーヤマ
飛び出し防止ペットゲート にゃんドア

14,800円

85~92.5cm10cm190~250cm3.4cm4kgABS樹脂、スチール、アルミニウム上下Wロックアジャスター+ナット
2RAKU
ペットゲート

12,480円

76~82cm-155cm3.5cm10kg-引き上げ式突っ張り式
3OSJ
ペットドア

10,782円

75~78cm-205~285cm3cm11.4kg--突っ張り式
4アイリスオーヤマ
ベビーゲート拡張フレーム付き

4,980円

70~91cm3.3cm78cm5cm4.4kgスチール、ABSスライド式ロック+はめ込み式ロック突っ張り式
5タンスのゲン
つまづきにくい ベビーゲート オートクローズ 拡張フレーム付き ハイタイプ

5,999円

75~81cm3cm75cm5~6cm5.5kgスチール、ABS樹脂スライド式ロック突っ張り式
6アイリスオーヤマ
伸縮ペットゲート

8,470円

106~196cm6~41cm50cm-4.4kg鉄、木-立てかけ式
7PET SELECT
のぼれんニャン 窓用

12,980円

70cm-85~148cm3.5~4cm2.2kgABS樹脂、スチール、アルミニウムロックピン突っ張り式
8おとさんゾウ
窓からの転落防止フェンス

6,986円

85~154cm-80cm6cm5kg鉄、ゴム、プラスチック-突っ張り式

猫の脱走防止柵(ペットゲート)のおすすめ8選

No.1 アイリスオーヤマ 飛び出し防止ペットゲート にゃんドア

アイリスオーヤマの「飛び出し防止ペットゲート にゃんドア」は、猫の脱走を防ぐために設計された専用ゲートです。

高さが190cmと十分な高さがあり、ジャンプ力のある猫でも乗り越えにくいため、玄関や通路などに最適。

突っ張り式で壁に穴を開けずに設置できるため、賃貸住宅でも使用可能なので、非常に使いやすいでしょう。

扉の開閉は片手でできるため、飼い主の利便性も高く、細めの格子デザインにより、猫が無理に頭を突っ込んで怪我をする心配も少ないです。

85~92.5cm
奥行 10cm
高さ 190~250cm
格子幅 3.4cm
重量 4kg
材質 ABS樹脂、スチール、アルミニウム
ロック 上下Wロック
設置方法 アジャスター+ナット

No.2 RAKU ペットゲート

出典 :https://www.amazon.co.jp/

頑丈なスチールフレームを採用し、耐久性が高いRAKUのハイタイプなペットゲート。

扉の開閉は前後両方向に対応し、それぞれ90°まで対応しているので利便性が高い設計です。

ゲートの下部には段差がほとんどない専用スロープ付きであるため、人が通る際につまずきにくいのもポイントです。

76~82cm
奥行 -
高さ 155cm
格子幅 3.5cm
重量 10kg
材質 -
ロック 引き上げ式
設置方法 突っ張り式

No.3 OSJ ペットドア

出典 :https://www.amazon.co.jp/

このゲートは、上下2個所のロックが付いており、簡単には外すことができない仕様のロックタイプです。

ロック機能付きなので、必要に応じて開閉を制限でき、突っ張り式のため、壁を傷つけずに設置できるのも利点です。

フェンスの隙間はとても狭い約3cmという使用感で、スチール素材を使用し、耐久性の高さもポイント。

高く猫が飛びかかっても倒れにくい設計かつ、シンプルなデザインで、インテリアになじみやすい点も魅力的。

75~78cm
奥行 -
高さ 205~285cm
格子幅 3cm
重量 11.4kg
材質 -
ロック -
設置方法 突っ張り式

No.4 アイリスオーヤマ ベビーゲート拡張フレーム付き

もともとはベビーゲートとして設計された商品ですが、猫の脱走防止にも利用可能なゲートです。

拡張フレームが付属しており、設置幅を自由に調整できるようになっており、通常時は幅70~81cmですが、拡張時は80~91cmまで広がります。

片手で開閉可能なスライド式ロックを採用し、飼い主がスムーズに通行できるのが特徴。

高さは78cmなので外に行けるような場所ではなく、キッチンや他の部屋への出入りなどを制限するゲートとしておすすめです。

70~91cm
奥行 3.3cm
高さ 78cm
格子幅 5cm
重量 4.4kg
材質 スチール、ABS
ロック スライド式ロック+はめ込み式ロック
設置方法 突っ張り式

No.5 タンスのゲン つまづきにくい ベビーゲート オートクローズ 拡張フレーム付き ハイタイプ

出典 :https://www.amazon.co.jp/

参考価格 5,999円(税込)

高さ約92cmの室内タイプ仕様で、ジャンプ力のある猫でも飛び越えにくい設計になっています。

オートクローズ機能を備えており、開けた後に自動で扉が閉まるため、閉め忘れによる脱走を防げます。

足元には段差がほとんどなく、人が通る際につまずきにくいのも特徴と言えるでしょう。

拡張フレーム付きで、幅の広い通路にも設置可能。シンプルながらしっかりとした作りで、安全性と利便性を兼ね備えたモデルです。

75~81cm
奥行 3cm
高さ 75cm
格子幅 5~6cm
重量 5.5kg
材質 スチール、ABS樹脂
ロック スライド式ロック
設置方法 突っ張り式

No.6 アイリスオーヤマ 伸縮ペットゲート

幅を自由に調整できる伸縮式ゲートで、さまざまな設置場所に対応可能な幅広タイプのペットゲートです。

軽量で持ち運びやすく、必要なときだけ設置できるのが魅力なので、室内向きのペットゲートといえます。

圧迫感の少ないデザインで、インテリアにもなじみやすく、工具不要で簡単に設置できるため、頻繁に取り外しを行う場合にも便利。

低めの設計なので、成猫の脱走防止には向かないものの、子猫や決まった部屋への出入りを制限する用としておすすめです。

106~196cm
奥行 6~41cm
高さ 50cm
格子幅 -
重量 4.4kg
材質 鉄、木
ロック -
設置方法 立てかけ式

No.7 PET SELECT のぼれんニャン 窓用

出典 :https://www.amazon.co.jp/

猫が窓から脱走するのを防ぐ専用ゲートは、窓用としてペットゲートが欲しい人におすすめ。

細い格子状のデザインで、視界を遮らず開放感を保ちつつ、猫のすり抜けや飛び出しを防いでくれます。

工具不要の突っ張り式で、窓枠にしっかり固定できる仕様なので、設置自体も簡単です。

室内の景観を損なわず、日光を遮ることもないため、猫が日向ぼっこを楽しめる環境を維持できます。

特にマンションや高層階の住居に適した脱走防止策としておすすめです。

70cm
奥行 -
高さ 85~148cm
格子幅 3.5~4cm
重量 2.2kg
材質 ABS樹脂、スチール、アルミニウム
ロック ロックピン
設置方法 突っ張り式

No.8 おとさんゾウ 窓からの転落防止フェンス

出典 :https://www.amazon.co.jp/

マンションや高層住宅の窓辺に設置し、猫の転落を防ぐために特化したフェンスがこちら。

強化メッシュ素材を採用し、しっかり固定できるため安全性が高いアイテムとしておすすめです。

透明度の高い素材で、室内の景観を損なわず、視界を確保しながらも脱走を防ぐデザイン。

簡単に取り付けられる突っ張り式で、壁を傷つけずに設置可能になっています。

85~154cm
奥行 -
高さ 80cm
格子幅 6cm
重量 5kg
材質 鉄、ゴム、プラスチック
ロック -
設置方法 突っ張り式

猫の脱走を防止するペットゲートの設置場所

脱走防止柵(ペットゲート)

ペットゲートを購入する前から考えておくべきなのが、どの場所にペットゲートを設置するのか、ということです。

設置する場所によってはペットゲートのサイズが変わりますし、設置方法も変わります。

どの場所に設置しなければいけないのか、ということを考えてから購入する方が適していると言えるでしょう。

玄関

玄関は猫の脱走経路としてもっとも多い場所なので、最初に検討すべき設置場所になっています。

ドアを開けた瞬間にすり抜けて外に出てしまうことがあるため、ペットゲートを設置することで脱走を防げます。

玄関の内側に突っ張りタイプのゲートを取り付ければ、飼い主が出入りするときも猫が直接ドアに近づくのを防げます。

また、ゲートの高さは猫が飛び越えにくい最低90cm以上が理想。低すぎると、簡単に飛び越えて逃げ出しますので、150cm程度あると安心です。

頻繁に使う場所なので、人が通りやすい扉付きタイプを選ぶと便利です。

ベランダや窓際

ベランダや窓は、猫が外の景色を眺めたり日向ぼっこをしたりする場所ですが、好奇心で外へ飛び出してしまう危険があります。

特に高層階では「高所落下症候群(フライングキャットシンドローム)」による大怪我や死亡事故が起こる可能性があるため、安全対策が必須です。

窓の開閉時に備えて、突っ張り式のペットゲートや脱走防止ネットを設置すると効果的です。

登りやすい柵ではなく、滑らかな表面のものを選ぶとより安全です。

階段の上り口・下り口

多層階の家では、階段を利用して猫が別のフロアへ移動し、脱走のチャンスを狙うことがあります。

特に玄関とつながる1階の階段下り口には、ペットゲートを設置することで脱走を防ぎやすくなります。

また、階段の上り口にもゲートを設置すれば、猫の危険な落下事故を防ぐことができます。

ドア付きのゲートなら、飼い主の移動もスムーズで使いやすいです。

廊下や部屋の出入り口

猫が玄関や窓へ行かないようにするために、廊下や部屋の出入り口にもペットゲートを設置すると効果的です。

特に来客時や掃除中など、猫が落ち着かない状況では、ゲートで特定の部屋にとどめておくことで安全を確保できます。

突っ張り式や折りたたみ式のゲートなら、必要なときに簡単に設置・撤去ができるため便利です。

猫の脱走防止に役立つペットゲート以外の対策方法

脱走防止柵(ペットゲート)

脱走防止のためには、外につながる場所にはペットゲートを設置しておくことが重要です。

そうしておけばほとんど脱走はできないため、脱走対策としては非常に優秀なアイテムなのです。

しかし、これ以外にもできることはいくつかありますので、対策方法として押さえておきましょう。

窓や網戸の補強

猫はとても頭の良い動物なので、一度見たり成功したことは覚えて再現できることがあります。

網戸を押したり、爪で破ったりすることもできますので、こうして脱走することがあります。

そのため、網戸にはロックを取り付け、簡単に開かないようにすることが重要。猫が破りにくい強化網戸に交換するのも効果的です。

さらに、窓を開ける場合は脱走防止ネットや透明なアクリル板を設置し、安全を確保しましょう。

特に高層階では落下事故を防ぐため、二重の対策を行うことが大切です。

玄関の二重扉化

玄関のドアを開けた瞬間に猫が飛び出すのを防ぐため、玄関にもうひとつドアやカーテンを設置する「二重扉化」が有効です。

簡易的な対策として、玄関前にのれんやビニールカーテンを設置するだけでも、猫の勢いを抑えられます。

また、玄関内にフェンスや小部屋を作ることで、出入り時の脱走リスクを大幅に減らすことができます。

首輪や迷子札、マイクロチップの装着

万が一猫が脱走してしまった場合に備え、首輪に迷子札をつけたり、マイクロチップを装着したりすることも重要です。

迷子札には飼い主の連絡先を記載し、発見者がすぐに連絡できるようにしておきます。

また、マイクロチップを動物病院で装着してもらえば、首輪が外れてしまった場合でも、保護されたときに身元を特定しやすくなります。

もしまだマイクロチップを装着していないようであれば、万が一に備えて装着しておくと脱走時にも戻ってきやすくなるでしょう。

猫の生活環境の充実

猫が外に興味を持たないよう、室内を快適にすることも脱走防止につながります。

キャットタワーやハンモックを設置し、高い場所で遊べるようにすると、運動不足やストレスを解消できます。

また、窓の近くに安全なスペースを作り、外を眺められるようにすると、外への興味を満たすことができます。

適度な遊びや運動で猫を満足させることが、脱走対策としても有効です。

来客時の注意と習慣づけ

来客時は猫が驚いて玄関へ向かいやすいため、事前に別の部屋へ移動させると安全です。

また、飼い主がドアを開ける際に猫が近くにいないことを確認する習慣をつけることも重要です。

脱走癖のある猫には、玄関へ行かないようしつけるのも効果的です。

日頃から「ドアが開いたら下がる」といった行動を教え、脱走のリスクを減らしましょう。

ドアや窓は常に閉めておく

日頃から意識しておくことのひとつでもありますが、ドアや窓などは基本的に閉めておくことが何より重要。

そうしておけば、閉めている間は逃げ出せるような環境ではないため、安心できるでしょう。

窓での換気を行う際には、一時的にでもケージ内に居てもらうなど、いくつかの対策も考えられます。

猫の脱走防止柵(ペットゲート)に関するよくある質問

猫の脱走防止柵にはどのような種類がある?

主に以下のタイプがあります。

突っ張り式は、壁やドア枠に固定するタイプで、穴を開けずに設置できます。

置き型(自立式)は、軽量で移動しやすく、賃貸でも使いやすいタイプです。

扉付きタイプは、人間が通れる扉が付いており、開閉可能なもの。

透明パネルタイプは、アクリル板などを使用し、猫が登りにくい設計のもの。

脱走防止柵は猫が飛び越えたり登ったりしない?

多くの猫はジャンプ力があるため、低すぎる柵だと飛び越えてしまいます。
そのため、高さは最低でも90cm以上あるものを選ぶのがおすすめです。
また、格子状の柵は登ってしまうことがあるため、滑りやすい素材のものや、アクリルパネルのタイプを選ぶとよいでしょう。

猫の脱走防止柵を設置する際のポイントは?

玄関や窓、ベランダの出入り口にしっかり設置することがまずは大切です。

特に子猫の場合はまだ体が小さいので、猫がすり抜けられる隙間がないか確認しましょう。

倒れにくい安定した構造のものを選び、脱走経路を考慮して、複数箇所に設置することも検討すると良いです。

猫の脱走防止柵は賃貸でも設置できる?

賃貸の場合は、突っ張り式や置き型のものを選ぶと、壁や床に傷をつけずに設置できます。

完全に固定するタイプのものは安全ですが、賃貸物件では難しいでしょう。

猫の脱走防止柵はどこで購入できる?

ペット用品専門店、ホームセンター、ネット通販(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど)で購入可能です。

猫の脱走防止柵を自作することはできる?

自作も可能です。以下のような方法があります。

100円均一やホームセンターで材料を調達し、突っ張り棒+ネットで自作できます。

木材やアクリル板を使ったDIYや、ベビーゲートをアレンジすることも可能です。

脱走防止柵は猫がストレスを感じる?

猫は環境の変化に敏感ですが、安全のために必要な対策です。

柵の設置前後に十分な遊びや運動を提供し、猫がストレスを感じないよう工夫しましょう。

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