【第1回】駐車場で車のホイールに引っかかっていた、ちょび髭なわんぱく猫

わが家には、ギア（雄）とフォルテ（雌）という二匹の愛猫がいます。

どちらも笑顔を届けてくれる、とても可愛い愛猫です。

二匹とも縁があって、わが家にお迎えしましたが、ギアはとくに思いがけない縁でした。

今回は、わんぱくちょび髭がチャームポイントのギアをお迎えするまでの出会いや経緯、また悩んだことをお話したいと思います。

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わんぱく猫は、おっさんを習得した猫でした

愛猫の名前は「ギア」です。猫種はミックス。

ハチワレ模様の短毛。がっしりした四肢と短い尾（ジャパニーズ・ボブテイル）を持つ典型的な日本猫です。

誕生日は不明なので、獣医さんに診察してもらった時の生後周期から、8月22日に決定しました。

特徴は、鼻の下にちょび髭のような黒い模様がある、おっさん顔。

名前の由来は、某アニメからの抜粋です。わが家の猫は、代々アニメや漫画から抜粋しているので、ギアも踏襲されました。

ただ、呼びやすさと音感は、気にしました。

余談ですが、初めて動物病院で診察して頂いた時、看護師さんに「ポワロ」と名付けられそうになりました。

ギアとの不思議な巡り合わせ

立ち寄ったコンビニの駐車場に、人だかりが出来ていました。

車のホイールに足を引っかけた仔猫が逆さ吊りになっており、車の持ち主様が呼ばれた車の業者さんが、慎重にホイールを外す作業をしていたのです。

程なくして、子猫の救出は成功。

しかし、親猫が近くにいる様子はなく、車の持ち主様と一緒に20分程度様子を見ていましたが、親猫の姿はありませんでした。

車の持ち主様が、引き取って里親を探すと仰られたので、私が手を上げました。

そのコンビニは、私が普段は立ち寄らないコンビニです。

それなのに、その日は立ち寄ろうという気持ちが強く、外出した時の出来事です。

奇妙に聞こえるかもしれませんが、縁だと思いました。

お迎えの第一歩は動物病院

わが家には先住猫とうさぎがいました。

うさぎは別の部屋だったのと、お部屋内のうさんぽ以外はケージの中なので、問題はありませんでした。

しかし、先住猫には病気の感染の心配があります。

当日中に獣医さんに診て頂いたところ、猫ヘルペス感染症が発見されたので、治療とワクチン。

幸いなことに寄生虫や他の疾病はなく、比較的健康な子でした。

しばらくは、先住猫とは別の部屋にあるケージ内で生活。

わんぱく猫が、もっとも大人しかった時期でもあります。

獣医さんの許可がでて、先住猫とご対面。

先住猫は数時間で受け入れてくれ、ギアもまた人見知り（猫見知り？）がなく、打ち解けてくれました。

わんぱく猫、リターンズ

先住猫も子猫の頃からわが家にいたので、ギアをお迎えするにあたっての猫用品は揃っていました。

本当に必要だったのは、子猫用のご飯くらいです。

しかし新しい子をお迎えすると、その子専用の猫用品が欲しくなるのが、猫飼いあるあるでしょう。

ギア専用の首輪や食器、猫ベッドなどを探しているうちに増える増える、わが家の猫用品。

こだわりのある子もいますけど、ギアはアバウトな性格だったのか、興味津々に使ってくれました。

そして、先住猫を遊び相手にして、わんぱく猫はたくましくのびのびと、新しい環境に慣れていきました。

この記事の執筆者