猫のケア・お手入れ

猫の耳掃除の正しいやり方を解説!耳掃除の必要性と適切な頻度

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猫に耳掃除は必要?やり方や注意点、嫌がる場合の対処法を解説

人間は定期的に耳掃除を行いますが、猫にも耳掃除は必要なのでしょうか?

頻繁に行う必要はありませんが、耳の病気を防ぐためにも定期的に耳の状態の確認が必要です。

猫の耳掃除はどんな道具を使って、どのように行うのが正しいのか、気になる人も多いでしょう。

そこで今回は、猫の耳掃除の必要性や耳掃除の方法・注意点などを解説します。

「はじめて猫を飼うから、耳掃除について知りたい!」

「愛猫に耳掃除を嫌がられて困っている……」

そのような人は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

この記事の結論

  • 猫の耳の内部は人間とは違ってL字になっており、耳掃除は外耳の耳介のみに留めておく
  • 立ち耳の子については特に耳掃除が必要なく、1週間~2週間に1回程度でOK
  • 頻繁な耳掃除は返ってダメージを与えることもあるため、やりすぎには注意が必要
  • 折れ耳の子は耳内部が蒸れやすく汚れも溜まりやすいため、定期的に掃除する

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目次

猫の耳の構造

猫の耳の構造

人間の耳は耳道が真っ直ぐですが、猫の耳の内部はL字型に折れ曲がっています。

耳道にある耳垢腺と皮脂腺から出る分泌物が固まると耳垢となります。

肉眼でチェックできる外側の部分が耳介です。自宅でケアを行う際は、耳の奥の部分である耳道は触らずに耳介についた耳垢や汚れを取り除きましょう。

無理に奥まで掃除しようとすると、耳道を傷つけてしまう可能性があります。

耳垢がうっすらとついている状態は正常なので問題ありませんが、耳垢の量が多かったりニオイがする場合は注意が必要です。

猫は聴力が優れている

猫の聴力は非常に優れており、耳自体がとてもデリケート。

また、猫は人間が気にならないような音であっても聞き取りますし、大きな音が苦手な動物です。

猫の聴覚25Hz~87,000Hz
犬の聴覚15Hz~50,000Hz
人間の聴覚20Hz~20,000Hz

ネズミなどを狩るために聴力が発達したといわれており、人間の耳には聞き取れないような高い音も聞き分けることができます。

高いところから飛び降りてもうまく着地できたり、細い道を上手く歩けたりするのは三半規管がとても優れているためです。

猫とそのほかの動物の聴覚の差は以下のとおりです。

耳の形で感情表現をする

猫は耳の形で感情を表現すると言われており、実際に「イカ耳」などの言葉を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

感情を読み取れるようになると愛猫とコミュニケーションをとりやすくなり、より深い信頼関係を築けることでしょう。

構ってほしくない・触ってほしくないときにスキンシップを取ろうとすると、機嫌を損ねてしまうので注意してくださいね。

耳の動き感情
前にピンと立てる警戒心
横に寝かせるリラックス
後ろに寝かせる恐怖心
顔と違う向き情報収集
後ろに反る怒り

猫がする耳の形については、さまざまな意見があります。

あくまでひとつの目安程度に捉えておき、愛猫のクセや感情を読み取れるようになっていきましょう。

猫は頻繁に耳掃除をする必要はない

健康でかつ耳がピンと立った猫はそこまで耳が汚れることはなく、汚れていればお手入れをする程度で十分です。

人間同様に過度な耳掃除は必要なく、少なくとも歯磨きのように毎日する必要のないお手入れです。

1週間に1回程度を目安に、定期的に耳の状況をチェックしてあげて、汚れが見られるようであればお手入れしてあげるだけでいいのです。

ただ、垂れ耳の子や耳から悪臭がする子など、状況に合わせて定期的に耳掃除をする必要のある子もいます。

頻繁な耳掃除はダメージを与えることもある

汚れていないのに過度に耳掃除を行ったり、耳をゴシゴシと強く擦ったりするとかえってダメージを与えてしまいます。

耳の状態を確認し、汚れていれば軽く拭き取るくらいでOKです。

耳が傷ついてしまうと外耳炎の原因にもなるので、過度な耳掃除は控えましょう。

また、耳掃除をする際にも奥の方まで指を入れようとすると、耳の中を傷つける原因となってしまいます。

耳の汚れが気になったら耳掃除をする

耳の汚れ具合は猫によって異なりますが、週に1回程度を目安に耳の汚れやニオイをチェックしましょう。

もしも汚れがついていれば、外から見える範囲だけをペット用ウェットティッシュなどで軽く拭き取ります。

もし耳から悪臭などのニオイがする場合は、外耳炎をはじめとする耳の病気にかかっている可能性があります。

無理に自宅でケアをせず、動物病院を受診しましょう。

定期的な耳掃除が必要な猫種もいる

耳の形状によっては、定期的な耳掃除が必要になる場合もあります。

以下のような折れ耳の猫は、こまめに耳の状態をチェックしてあげましょう。

折れ耳は通気性が悪く、耳の中で雑菌が繁殖しやすいです。

そのほか、耳に飾り毛がある長毛種も汚れが溜まりやすいのでこまめにチェックしてあげましょう。

また、肥満気味の猫は脂分が多く耳が汚れやすかったり、子猫は耳ダニが湧きやすい傾向があります。

定期的に耳の状態を確認する習慣をつけましょう。

猫の耳周辺に異変がある場合は病気の可能性がある

少しの耳垢が付く程度であれば問題ありませんが、あまりにも耳垢が多かったり耳をずっと掻いていたりする場合は病気の可能性が考えられます。

以下のような症状がみられる場合には、早めに動物病院に連れて行きましょう。

  • 耳垢の量が多い
  • 耳が赤く腫れている
  • 耳から悪臭がする
  • 耳垢がベタついている
  • 耳をよく掻いている
  • 頭をよく振ったり傾ける など

猫の耳の病気は、以下のようなものがあります。

症状が見られたら早めに動物病院へ相談しましょう。

外耳炎耳の中にダニや菌が発生して炎症が起こる。
耳疥癬症ミミヒゼンダニというダニが耳の中に寄生し、かゆみを引き起こす。
耳血腫耳の軟骨内に血液が溜まることによって腫れ上がる。
中耳炎鼓膜より奥の鼓室に炎症が起こる。

専門知識を持っていないとこれらを自己判断することは難しいため、必ず獣医師さんに相談してみてください。

外耳炎

外耳炎(がいじえん)は、耳の入口から鼓膜にかけての外耳道に炎症が起こる病気。耳の中にダニや菌が発生することが原因です。

耳が赤くなったりかゆみを引き起こし、耳を頻繁に掻いたり擦りつけたりするような様子が見られます。耳からニオイがしはじめることも。

耳洗浄と点耳薬が効果的な治療方法であり、症状に寄っては内服薬の投与や外科的手術が必要になります。

耳疥癬症

耳疥癬症(みみかいせんしょう)とは、耳ヒゼンダニとも呼ばれ、耳の中にダニが寄生することで痒みを引き起こします。

耳を頻繁に掻くだけでなく、コーヒーカスのような黒く乾いた耳垢が出てくることも。耳から異臭がしたり、痒みのために頭を振るような仕草が見られます。

耳垢検査を行い耳ヒゼンダニがいないか確認したあと、耳垢の除去・点耳薬による耳ヒゼンダニの殺虫が必要です。

耳血腫

耳介内の血管が内出血を起こすことで血液や分泌液が溜まり、耳介の内側が大きく晴れる耳の病気を耳血腫(じけっしゅ)と言います。

耳の腫れのほかに、発熱や痛みなどの症状も現れます。

猫同士のケンカで耳が傷ついたり、外耳炎になって掻きむしったことが原因で発症する場合が多いです。

痛みのあまり食欲がなくなってしまったり、触ると怒ってしまうことも。

そのまま放置すると耳が変形してしまうおそれがあるので、早めに動物病院へ相談しましょう。

中耳炎

外耳炎が進行し、鼓膜よりも奥の鼓室に炎症が広がると中耳炎(ちゅうじえん)を引き起こします。

耳の奥の方で発症するため飼い主さんが発見することが難しく、炎症がさらにひどくなると内耳まで進んでしまうことも。

耳ダレが出たり頭や耳を触られるのを嫌がっていると、中耳炎の可能性があります。

炎症が内耳まで及ぶと平衡バランスを取れなくなり、歩行に影響が出ることも。

発症時は内服薬での治療が一般的です。

愛猫の耳掃除で用意するもの

猫の耳掃除に必要なアイテムをご紹介します。猫の耳はとてもデリケート。

「汚れがとれればなんでもOK」ということではなく、少しでも耳への負担を軽減できるようなアイテムを選んであげましょう。

コットンやガーゼ(ペット用ウェットシートでもOK)

出典 :https://www.amazon.co.jp/

耳の汚れを拭き取るためのコットンやガーゼを用意しましょう。

猫のデリケートな耳を傷つけないよう、柔らかいものがおすすめです。

コットンは猫用ではなく、人間の赤ちゃんに使用するものでもOK。

市販されているペット専用の耳掃除シートなら、使い捨てできるのでとても便利です。

タオルやティッシュで擦ると皮膚を傷つけてしまうおそれがあるので避けましょう。

ペット用イヤークリーナー(オリーブオイルで代用してもOK)

出典 :https://www.amazon.co.jp/

耳掃除をする際、滑りをよくするためにイヤークリーナーをコットンやガーゼに染み込ませます。

香り付きや無香料など、さまざまな種類が販売されているので、愛猫の好みに合わせて選んでみましょう。

耳の内側まで舐めてしまうことはできませんが、できればアルコールフリーのものがおすすめです。

オリーブオイルやベビーオイルで代用するのもOKです。

おやつ

出典 :https://www.amazon.co.jp/

上手に耳掃除ができたら、おやつを与えてたっぷり褒めてあげましょう。

耳掃除を嫌がる場合は、おやつで気を引きながら耳のお手入れをするのもおすすめです。

パウチのスープタイプなど、飼い主さんが片手で持って食べさせられるものだと耳掃除をしながらでも与えやすく便利ですよ。

愛猫が好きなおやつを見つけてあげてくださいね。

愛猫の耳掃除のやり方

猫の耳掃除は耳介だけしか行わないため、コットンやガーゼなどを使って耳垢を取り除くだけで問題ありません。

乾いた耳垢であればサッと拭き取るだけでも取れますが、もし取れない場合には無理にやらないようにしましょう。

ペット用イヤークリーナーも販売されていますので、これを使ったやり方についてご紹介します。

ステップ1. コットンにペット用イヤークリーナーを含ませる

まずは、コットンにペット用イヤークリーナーを染み込ませます。

コットンの半分が湿る程度で十分であり、ビショビショになるほどに浸す必要はありません。

あまり大量に染み込ませると、耳の中に雫が垂れてしまうので注意しましょう。

耳にイヤークリーナーが耳に入り込むと、並行感感覚が鈍り歩行時にふらつきがでる場合があります。

イヤークリーナーがない場合は、オリーブオイルやベビーオイルで代用してもOKです。

もともとクリーナーが染み込んでいるペット専用の耳掃除シートも便利でおすすめですよ。

ステップ2. 愛猫の耳をめくって耳垢を確認する

愛猫の耳を優しくめくり、耳の状態を確認します。

力を入れてめくると嫌がったりケガをしたりする原因になるので、優しく行いましょう。

耳垢がついていたりうっすらと汚れている程度であれば、優しく拭き取る簡単に汚れを落とせます。

黒い耳垢がたくさんこびりついていたりニオイがする場合は、自宅でのケアは中断して動物病院を受診しましょう。

ステップ3. コットンでやさしく耳垢を拭き取る

イヤークリーナーを染み込ませたコットンで、耳垢を拭き取ります。

耳の皮膚はとても薄くデリケートなので、ごしごし擦るのではなく、くるくると優しく撫でるようにして汚れを落としましょう。

耳垢がこびりついてしまっていても無理にとろうとはせず、優しく拭き取ってあげてくださいね。

取れた耳垢はコットンの端を使ってすくうようにすると、きれいに掃除できます。

あまり奥の方まで掃除しようとはせず、肉眼で見える耳の入口の部分のみを拭き取れば十分です。

ステップ4. おやつを与える

耳掃除が終わったら、おやつを与えて褒めてあげましょう。

耳掃除を嫌がる子は多いため、「耳掃除をするとおやつをもらえる」とポジティブなイメージをつけてあげることが重要です。

無理強いをすると「嫌なことをされた」とネガティブなイメージがついてしまい、その後も耳掃除を嫌がってしまいます。

ステップ5. 新しいコットンに取り替えて残った耳垢を取る

コットンに耳垢がついたら、新しいものに取り替えましょう。

耳垢がついたものを再利用するのは、衛生的におすすめできません。

新しいコットンにイヤークリーナーを染み込ませて、再度拭き取ります。

ステップ4、5を繰り返し、耳の汚れをキレイに拭き取ってあげましょう。

愛猫の耳掃除を行う際の注意点

猫の耳は非常にデリケート。ただ音を聞くだけでなく、高いところに登ったり細いところを歩いたりするためのバランス感覚を保つ役割もあります。

正しい方法で耳掃除をしないと、ケアをするつもりがかえって耳を傷つけたり平衡感覚を保てなくなったりと、悪影響を及ぼすことも。

ここでは猫の耳掃除の注意点について解説します。

耳の奥まで掃除しない

自宅でのケアは肉眼で見える部分に留め、無理に奥まで掃除することは避けましょう。

耳の奥まで指を入れたり綿棒などで擦ろうとすると、耳の中を傷つけてしまう可能性があります。

健康な猫であれば、そこまで大量に耳垢が出ることはありません。耳の入口の部分を優しく拭き取ってあげるだけで十分です。

あまりにも耳垢が多かったり奥の方の汚れが気になるときは、自宅でケアするのではなく動物病院に相談しましょう。

耳の汚れを拭き取るときに強くこすらない

耳の皮膚はとてもデリケートなので、ごしごしと強く拭き取ることは絶対にやめましょう。

皮膚に負担がかかり、炎症を起こしてしまう可能性があります。耳掃除によって、逆に悪化させてしまうのです。

汚れがこびりついてどうしても取れないときは、トリミングサロンや動物病院などでプロにお任せするのもおすすめです。

綿棒やタオルは使わない

耳掃除というと綿棒を使うイメージですが、猫の耳掃除に綿棒はおすすめできません。

汚れを取り除くはずがかえって奥に汚れを押し込んでしまったり、耳の中の皮膚を傷つけてしまうおそれがあります。

また、猫が急に動いたときに耳の中を突いてしまう可能性もあり、非常に危険です。

タオルのように目が粗いものもデリケートな皮膚を傷つけてしまうおそれがあり、耳掃除には向きません。

必ずコットンかガーゼ・耳掃除専用のウェットシートなど柔らかいものを使用しましょう。

汚れが酷いときは2日に分けて行う

汚れが酷いときは、1回ですべて取りきろうとせずに2日に分けて行ってもOKです。

長時間同じ箇所をケアしつづけると、かえって皮膚を傷つける原因となってしまいます。

耳のケアを行うはずが皮膚を傷つけてしまっては、本末転倒です。

過剰な耳掃除は避け、無理のない範囲で行いましょう。

耳洗浄は行わない

洗浄液を耳の中に垂らして揉む「耳洗浄」という方法がありますが、自宅で行うケアとしてはおすすめできません。

耳の中に液体が溜まると内耳に影響が出て、歩行時にふらつきが出る「傾斜」という症状を引き起こすことがあります。

耳は平衡感覚を保つための重要な器官です。自宅での耳洗浄は行わず、耳の病気などでどうしても耳洗浄が必要な際は動物病院で適切な処置を受けましょう。

異常だと感じたら様子を見ず動物病院へ

一般的に、猫はそれほど大量の耳垢が出ることはありません。

耳垢が大量に出る、ニオイが気になるといった症状がある場合は、なにか耳の病気にかかっているなど体調不良の可能性が高いです。

耳の様子がいつもと違うと感じたら、自宅でのケアは中断して動物病院へ相談しましょう。

また、猫同士でケンカをしたり耳を掻いたりしてケガしている場合も、耳掃除をする前に動物病院を受診してくださいね。

愛猫が耳掃除を嫌がる場合の対処法

いざ耳掃除をしようとしても、「嫌がられてしまってうまくいかない……」ということも珍しくありません。

無理強いをすると愛猫にトラウマを植え付けてしまったり、飼い主さんとの信頼関係を崩してしまう可能性があります。

愛猫のペースに合わせて無理のない範囲で耳掃除を行うことが大切です。

ここでは、愛猫が耳掃除を嫌がる場合の対処法をご紹介します。

日頃から耳を触ることに慣れさせておく

耳などの顔周りを触られると嫌がってしまう猫も多いです。なるべく幼いうちから耳に触ることに慣れさせ、抵抗をなくしておきましょう。

中には耳の裏側を撫でてあげると、気持ちよさそうにうっとりとする子もいます。

猫によって好みは異なりますが、愛猫が好きな触り方や触られると嬉しい場所を探してみてくださいね。

「触られると嬉しい」と覚えてもらえると、耳掃除がとてもラクになりますよ。

嫌がったらすぐやめて翌日にチャレンジ

耳を触ったり耳掃除をしようとして嫌がる様子があれば、すぐに中断しましょう。

無理に行うと「耳掃除は嫌なこと」と認識されてしまい、耳を触っただけで不機嫌になってしまうこともあります。

愛猫と飼い主さんとの信頼関係が崩れてしまうと、耳掃除だけでなく日常のあらゆるお世話に支障が出ます。

1回の耳掃除ですべての汚れを取りきらないといけないわけではないので、続きは翌日に行うなど、焦らず愛猫のペースに合わせてあげてください。

おやつを活用しながら行う

おやつで気を引きながら耳掃除を行う方法もおすすめ。飼い主さんが片手で持って食べさせられるタイプのおやつが便利です。

家族や友人に協力してもらえる場合はどちらか片方がおやつをあげて、片方が耳掃除を行うとよいでしょう。

上手に耳掃除ができたあとのご褒美としても、おやつを活用できます。

「耳掃除をするといいことがある」と、ポジティブなイメージを持たせてあげてくださいね。

遊び疲れたときやリラックス時に行う

猫が興奮しているタイミングは避け、リラックスしているときに行いましょう。

遊び疲れたときや少し眠そうにしているときがチャンスです。短時間で終わらせれば、抵抗する間もなく終えられます。

しかし、リラックス状態であっても耳掃除があまり長時間に及ぶと途中で嫌がりはじめてしまうので、素早く・優しくを心がけましょう。

トリミングサロンや動物病院でやってもらう

自宅でのケアがどうしてもうまくいかなかったり自信がない場合には、プロに任せてしまうのもおすすめ。

シャンプーやトリミングとは別途で料金がかかることもありますが、トリミングサロンや動物病院で、耳掃除をやってもらえます。

嫌がる愛猫に無理に耳掃除を行い、飼い主さんとの信頼関係を崩してしまうといけないので、無理はせずにプロの手を借りることも検討しましょう。

愛猫の病気予防のために、週1のチェックと定期的な耳掃除を

どのような病気であっても、早期発見・早期治療は非常に大切です。

愛猫の異変にすぐ気がつくためにも、週1回の耳のチェックと定期的な耳掃除を欠かさずに行いましょう。

体の清潔を保つことは愛猫の健康に直結するため、こまめにお手入れをしてあげる必要があります。

なにか違和感がある場合は早めに動物病院に相談してくださいね。

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