短い足でヨチヨチ、テテテッと歩く姿がなんとも可愛らしいマンチカン。
最大の特徴であるその短足は、実は交配により人工的に生まれたものではなく、自然が生んだミラクルだとか。
人なつこく、好奇心旺盛で遊び好きの性格も相まって、近年の猫種ランキングではトップを争うほどの人気者です。
ただし、純血種としてのブリーディングの歴史も浅いため、種類が多い一方で希少性が高く、お値段もお高め。
また、短足胴長の体型は愛される長所であると同時に、疾病の原因となるウィークポイントとなることも。
そんなマンチカンと末長く幸せに暮らすため、押さえておくべき飼い方のコツや注意点について解説いたします。
この記事の結論
- ずんぐりした体型ながら筋肉質で足が短いことが特徴だが、足の長い子もいる
- 穏やかで社交的な性格なので人に懐きやすく、多頭飼いにも向いている
- 耳掃除やブラッシングなど定期的なお手入れが必要
- 高い段差や滑りやすい床は足腰の負担になるので、ケガをしない工夫を
プレゼント企画やお友だち限定企画も用意してありますので、友だち追加お待ちしております!
目次
マンチカンの特徴
猫は体型によって、「コビー、セミコビー、セミフォーリン、フォーリン、オリエンタル、ロング&サブスタンシャル」の6種類のボディタイプに分類できます。
マンチカンは中間のセミフォーリンに属し、アメリカンカールやスフィンクスもこのボディタイプの仲間です。
長毛種と短毛種がいて、被毛の色もバリエーション豊富。
性格は社交的で人慣れしやすく、しつけもしやすいので、お子さんのいるご家庭や多頭飼いにも向いています。
短足胴長が特徴のマンチカンですが、見た目に反して「猫界のスポーツカー」と呼ばれるくらい好奇心の赴くままにアクティブなアスリート。
ジャンプ力もありますが、手足の短さが災いし上下運動は不得意なので、走り回れるスペースを確保してあげましょう。
穏やかで甘えん坊
好奇心旺盛で人懐こい
鳴き声は基本的に小さい
活発で運動能力が高い
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | TICA |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 11歳~12歳 |
なりやすい病気 | 椎間板ヘルニア,関節炎,毛球症,猫伝染性腹膜炎 |
参考価格 | 6万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | レッド,クリーム,ブラウン,ホワイト,ブルー,シルバー,ブラック,キャリコ |
毛の長さ | 短毛or長毛 |
あわせて読みたい
マンチカンの身体的特徴
マンチカンを英語で綴るとMunchkin(マンチキン)で、むしゃむしゃ食べるという意味の「munch」と小さいことを表す接尾詞「kin」を合わせた合成語だそうです。
その名の通り、丸顔でずんぐりとしたフォルム、短い足でテチテチ歩く姿が小さな幼児のように愛おしくキュートな猫種です。
ボディはずんぐりとしていますが、意外にも筋肉質。頭部は丸みを帯び、頭頂部からあごに向かって細くなるくさび型です。
マンチカンのサイズ(体高・体重)
実は短足猫同士の交配は死産しやすく、マンチカンは足の長い猫とも交配が行われています。
そのため、足の短いマンチカンが生まれる確率は全体の20%程度とされ、実際にはほかの猫種と変わらない足の長さや中足の子もいます。
体高 | 16cm~20cm |
体重 | 男の子:3kg~4.5kg 女の子:2.5kg~3.5kg |
足の長いマンチカンのほうが大きく育ちやすく、男の子のほうが重い傾向にあり平均体重は約4kg、女の子は平均約3kgです。
大きくなっても5kgには届かない程度なので、体高の低さも相まって小型の猫と言えます。
マンチカンの毛色・被毛
マンチカンは多様な猫種と交配されるため、長毛種も短毛種もいて、毛色や模様もバラエティに富んでいます。
世界的な猫の血統登録団体・TICA(The International Cat Association)はすべての色柄を認定しており、以下が代表的な毛色です。
- レッド
- クリーム
- ブラウン
- ホワイト
- ブルー
- シルバー
- ブラック
- キャリコ(白、黒、茶またはレッドの3色が混ざったいわゆる三毛の毛色) など
TICAがマンチカンの純血種として公認するのは、マンチカン同士またはマンチカンの雑種と交配されたもののみとなっています。
TICA認定のマンチカンの雑種はペルシャ系との交配による「ミヌエット」のみで、以下はマンチカンとして国際的なショーへの出場権がありません。
ただし、日本国内では一部の血統登録団体によって認められているものもあります。
- スコマンチ:マンチカンとスコティッシュフォールドを交配
- スクーカム(スクークム):マンチカンとラパーマを交配
- ラムキン:マンチカンとセルカークレックスを交配
- バンビーノ:マンチカンとスフィンクスを交配
- キンカロー:マンチカンとアメリカンカールを交配
あわせて読みたい
マンチカンの平均寿命
ある調査によると猫全体の平均寿命は約15歳であるのに対して、マンチカンの平均寿命は11歳~12歳と、短めの傾向となっています。
猫は生後1年で人間の20歳に相当する年齢になると言われ、その後、1年で4歳ずつ年を取ると考えられます。
少しでも長生きして一緒に暮らせるよう、以下のような病気に気をつけて愛猫の健康管理を心がけてあげましょう。
あわせて読みたい
マンチカンの注意したい病気
椎間板ヘルニア | 椎間板が飛び出して神経を刺激することによって足腰に痛みを伴う |
関節炎 | 関節組織に異変が生じて関節に炎症が起きている状態 |
毛球症 | 飲み込んだ毛が排出、排泄されずお腹の中で肥大化する病気 |
猫伝染性腹膜炎 | 猫伝染性腹膜炎ウイルスによって、腹膜炎などの病気を引き起こす感染症 |
マンチカンで最も注意したいのが「肥満」です。体重が増加し過ぎると、短い四肢で胴を支えているマンチカンの背骨や腰に負担がかかります。
マンチカンの平均体重は生後3か月頃で約1kg~1.3kg、生後6ヶ月で約1.7kg~2kg、生後9ヶ月で約2.6kg~2.9kgになります。
生後1年で成猫となり、男の子の平均体重は約4kg、女の子は平均約3kgですから、4.5kgを超えたら太り過ぎの可能性があります。
成猫用のダイエットフードに切り替えるなどして、以下の病気やケガにも注意しましょう。
あわせて読みたい
あわせて読みたい
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)は特に肥満や老化によって骨や関節が劣化すると発症しやすく、骨と骨の間にある椎間板が飛び出して末梢神経を圧迫し、大変な痛みを伴います。
猫は痛みを覚えると物陰などに隠れて耐えますが、椎間板ヘルニアが進行すると歩行困難や麻痺が起こり、生命を危うくする場合もあります。
愛猫がずっと身を隠していたり、抱き上げようとすると痛そうな鳴き声を上げたり、歩きにくそうにしていたら、すぐ動物病院へ連れて行きましょう。
軽症の場合は運動制限して投薬治療し、その後に肥満対策をしますが、重症だと外科手術を要し車いすなどの補助器具が必要になる場合もあります。
関節炎
運動神経に優れて活動的なマンチカンですが、遺伝性疾患として「骨軟骨異形成症(こつなんこついけいせいしょう)」を発症しやすい猫種です。
四肢に負担がかかり、中でもかかと部分が腫れやすく、悪化すると関節に炎症を起こして関節炎(かんせつえん)などによる痛みを伴います。
愛猫が歩きにくそうな素振りを見せたら、すぐ動物病院へ。鎮痛剤や抗炎症剤で痛みを取り除く治療を行います。
毛球症
猫は自ら体を舐めて清潔を保つ動物で、同時に抜け毛を飲み込み、それがお腹の中で溜まると球状になって排泄できなくなってしまうことを毛球症(もうきゅうしょう)といいます。
軽症の場合は毛球の排出を促すサプリメントや薬を投与しますが、重症になると開腹手術しなければなりません。
悪化すれば腸閉塞を起こす可能性もあり、生命の危険も伴います。
特に長毛種は気をつけたい病気ですが、換毛期は短毛種も発症しやすく、日頃のこまめなブラッシングが予防となります。
また、高齢猫は飲み込んだ抜け毛を吐き出したり、排泄したりという能力が衰えてきます。毛球症にならないよう毎日少しずつでいいのでブラッシングをしましょう。
あわせて読みたい
猫伝染性腹膜炎
猫伝染性腹膜炎(ねこでんせんせいふくまくえん)はFIP(エフアイピー)とも呼ばれ、猫腸コロナウイルスを原因とし、特に子猫が感染・発症しやすく重篤に陥りやすい命に関わる病気です。
このウイルスに感染しても発症しない場合もありますが、一度発症すれば完治が難しいとされ、数年前まで致死率100%と言われていました。
最近では新薬も開発され、早期発見できれば完治の可能性も出てきましたが、検査・治療費を含め100万円以上する場合もあって医療代は高額です。
発見しにくい病でもあり、初期症状としては元気がなくなり、「食欲低下、体重減少、発熱、下痢、嘔吐、お腹が腫れる、呼吸困難」等の症状があらわれます。
猫コロナウイルスに感染した猫のオシッコやウンチ、鼻水やよだれなどに触れることで、口や鼻から感染するとされています。
あわせて読みたい
マンチカンの見分け方
マンチカンの身体的な特徴といえば、やはりそのひと目で可愛く思えてしまう足の短さです。
他の猫と比べてみればわかるように、圧倒的な足の短さが特徴的だと言えます。
マンチカンとよく似ていると言われるスコティッシュフォールドは、マンチカンほど足は短くありません。
また、マンチカンやペルシャの血を受け継いでいるミヌエットは、マンチカンよりやや被毛の長さやふわふわ感が多い猫種です。
マンチカンの性格・習性
マンチカンは猫の中でもかなり大人しい性格で、鳴くことも少ないので猫初心者さんにもお迎えしやすいはずです。
ただ、好奇心が強いところがあったり、性別によっても性格が異なると言われているなど、いくつかのポイントがあります。
穏やかで大人しい
穏やかな性格で人になつきやすく、あまり鳴き声も大きくないため、猫と暮らすのが初めての人にも飼いやすいマンチカン。
もちろん個体差はあるので、初対面の人にも愛想が良い子もいれば、家族以外の人には警戒心を抱いて隠れる子もいます。
活発に動き回るということはあまり多くありませんが、特別運動が苦手ということもなく、マイペースな一面も見せてくれます。
好奇心が強い反面、大きな音には敏感
とても好奇心が強く色々なことに興味を持ってしまうのですが、その割には大きな音には敏感です。
物音や声に怖がってしまうこともあるので、怖がらせないように配慮しましょう。
また怯えた時の逃げ足も速いので、窓や玄関の扉を開けっ放しにして脱走されないよう注意が必要です。
性別によっても性格が異なると言われている
基本的に猫は性別による特徴の偏りがほとんどないと言われているものの、マンチカンは性別によっても性格が異なると言われています。
女の子は大人びていてクールな性格、男の子は甘えん坊な性格の傾向にあるようです。
後ろ足で立ついわゆる「マンチカン立ち」で、かまってアピールをしたり、興味を感じてのぞき込んだりするポーズを取ることもあります。
マンチカンを飼うのに向いている人の特徴
マンチカンはその特徴的な足の短さから、猫の中でも人気の猫種のひとつです。
ただし、この足の短さは良いことばかりでもありません。
そこで、どんな人が、どんな家庭であればマンチカンを飼うのに向いているのか、特徴をご紹介します。
段差を排除・減らすことができる人
マンチカンの可愛らしい特徴でもある足の短さは、魅力でもあり弱点でもあります。
人間の暮らす段差や階段はマンチカンにとって負担になり、足腰をケガしてしまう原因にもなります。
それでも猫は高いところが好きな動物です。足が短くても、高いところまで登ってしまうことはあります。
段差をできる限り減らしてあげたり、階段の間に猫用の低め段差を追加してあげるなど、さまざまな工夫が必要になります。
毎日しっかり遊んであげられる人
猫はマイペースな動物なので、ひとりで遊んで勝手に寝る、ということも多い動物です。
しかしマンチカンの場合、これだけでは肥満になりやすく、適切な運動時間を確保しなければいつの間にか太ってしまっていた…なんてことも。
毎日何時間も遊んであげる必要はありませんが、きちんと意図的に時間を作り、一緒に遊んであげることが大事なポイントです。
脱走対策をしっかり施せる人
とても好奇心旺盛な子が多いマンチカンは、家中のさまざまなスペースが気になってしまう猫種です。
大人しくしていても内心では「あれはなんだろう?」と興味を持ってしまうことも多々あります。
そんなマンチカンだからこそ、日頃から適切な脱走対策が必要になり、少しの隙も与えてはいけません。
ちょっとした隙を与えてしまうとそこから脱走してしまうこともあるため、事前にしっかりとした脱走対策が必要になります。
マンチカンの価格相場
マンチカンの価格相場は6万円~50万円。 ただ、純血種や血統付きの子を除けば、平均的価格は10万円~20万円程度でしょう。
ただし、マンチカンの特徴である短い足の子ほど高値の傾向。人気の高い子猫も、高価な傾向にあります。
短足が最大の魅力とはいえ、目と目が合って恋に落ちたら長足だろうが中足だろうが、その子があなたのベストパートナーです。
あわせて読みたい
マンチカンの飼い方
おとなしくて賢く、しつけもしやすいマンチカンは、マンションなどの集合住宅やひとり暮らしの方にも飼いやすい猫種です。
お留守番もきちんとできる猫ですが、人好きで甘えん坊な性格なので帰宅したらたっぷり一緒に遊んであげて、スキンシップも忘れずに。
SNSで可愛い「ヘソ天」姿で寝る子をよく見かけますが、手足の短いマンチカンの子猫にはこのスタイルを得意とする子が多いようです。
キャットタワーは低いのものを使用する
出典:Amazon
遊び好きで活動的なマンチカンは跳躍力もありますが、短い四肢ゆえに高い所へ一気に飛び乗ったり飛び降りたりは苦手です。
キャットタワーやケージはハイタイプだとジャンプに失敗したり転げ落ちたりして、足腰を痛める危険もあります。
スロープやステップ付きのロータイプを選んであげましょう。
トンネルをくぐり抜けたり、ボールや猫じゃらしを追いかけたりする遊びも大好きです。
あわせて読みたい
あわせて読みたい
肥満にならないよう食事管理は徹底する
短足胴長で丸みを帯びたフォルムが可愛いマンチカンですが、それだけに太り過ぎを見逃しがち。
過重体重は足腰に負担をかけ、椎間板ヘルニアなどの原因にもなります。
生後1か月~4か月の子猫や高齢猫、持病のある猫なら週1回以上、健康な成猫でも月1回以上は体重測定をしましょう。
マンチカンの成長別の平均体重は以下の通りです。
ライフステージ | 目安体重 |
---|---|
生後3ヶ月頃 | 約1kg~1.3kg |
生後6ヶ月 | 約1.7kg~2kg |
生後9ヶ月 | 約2.6kg~2.9kg |
成猫 | 約2.5kg~4.5kg |
ライオンなども含め猫種の腹部には、もともと「ルーズスキン」と呼ばれるたるんだ皮膚が備わっています。
腹部の臓器を守るため、また「猫は液体?」などとよく言われるように体を伸び縮みさせるのが得意なのも、このルーズスキンによるものです。
タプタプしたお腹はルーズスキンなのか、肥満によるのかが判別しにくいのですが、上記のボディコンディションスコア(BCS)を参考にすると良いでしょう。
あわせて読みたい
毎日ブラッシングを行う
出典:Amazon
マンチカンには長毛種と短毛種がいますが、長毛なら1日2回、短毛なら1日1回を目安にブラッシングの習慣を。
抜け毛が増える春秋には、1回3分~5分でもいいので、こまめにブラッシングしてあげたいものです。
毛球症の予防になることはもちろん、飼い主さんと触れ合うのが好きなマンチカンにとっては良いスキンシップになります。
長毛種・短毛種いずれも場合も、基本の1本として持っておきたいのがソフトクッションタイプのピンブラシです。
あわせて読みたい
あわせて読みたい
運動できる環境を整えておく
出典:Amazon
活発で運動能力に優れたマンチカンは走り回るのが大好きです。滑りやすい床は足腰を痛めますから、じゅうたんやマットを敷いてあげましょう。
転落防止のため、よじ登られたくない家具、ベランダ側の窓、人の出入りが多い玄関には柵や鍵の設置を。
短足であまり高くジャンプできないマンチカンには、犬用のフェンスでも十分です。
カーテンに爪を引っ掛けないよう月1回の爪切りや、マンチカンにとって適温とされる28℃を保つことも大切。
飼い主さんが外出中でも安心して自由に動き回れる環境を整えましょう。
あわせて読みたい
誤飲誤食を防ぐため、室内は常に綺麗にしておく
マンチカンは好奇心が強い性格の猫種なので、飼い主さんが気にならないようなものでも気になる傾向にあります。
好奇心から猫にとって危険な食べ物や、おもちゃの破片などの食べられないものを口にすることもあるのです。
誤飲や誤食は開腹手術が必要になるケースもありますので、愛猫が異物を口にしないよう室内の環境をしっかり管理してください。
あわせて読みたい
2週間に一度は耳掃除をする
出典:Amazon
マンチカン、スコティッシュフォールド、アメリカンカールなど、耳に特徴のある猫種は外耳炎にかかりやすいとされています。
2週間に一度を目安に、ペットの耳掃除専用の柔らかなウェットティッシュなどで優しく拭き取ってあげましょう。
愛猫がリラックスしている時に行い、嫌がる場合には押さえつけたり追っかけたりして無理強いせず、すぐ中止すること。
しょっちゅう耳を掻いたり悪臭がする場合は、耳ダニや感染の可能性がありますので、すぐ動物病院へ。
あわせて読みたい
マンチカンにおすすめのキャットフード3選
筋肉質で運動能力が高いマンチカンには、良質なタンパク質が豊富なフードを選んであげることが大切です。
また、肥満防止のため、カロリーオーバーや食べ過ぎにも注意しましょう。
レティシアン カナガンキャットフード サーモン
フレッシュサーモンを中心にニシンや白身魚をたっぷり60%以上配合した、お魚大好きな猫向けキャットフードです。
消化の負担になりやすい穀物は一切使用していないグレインフリー。人工香料や着色料も、もちろん不使用です。
対象年齢 | 全年齢 |
---|---|
内容量 | 1.5kg |
原産国 | イギリス |
主原料 | 生サーモン31.5%、乾燥サーモン15%、乾燥ニシン15%、乾燥白身魚14% |
その他原材料 | サツマイモ、サーモンオイル、ジャガイモ、生マス、ジャガイモタンパク、サーモンスープ、 アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、 カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | アミノ酸類(メチオニン、リシン)、タウリン、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素) |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 398kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 202円/60g |
定期販売 | 1個:1個あたり4,534円(税込)/2~4個:1個あたり4,282円(税込)/5個以上:1個あたり4,030円(税込) |
フード目的 | 一般食(FEDIAF基準) |
フードの種類 | ドライ |
ニュートロ ナチュラル チョイス 室内猫用 キトン チキン
チキンを主原料にした、室内で飼われている子猫向けナチュラルフードです。
離乳食が始まったばかりの幼猫から52週齢の子まで、小さなお口でも噛み砕きやすい小粒。
合成された酸化防止剤、着色料、化学合成物は一切使用していません。
対象年齢 | 生後12ヶ月まで |
---|---|
内容量 | 2kg |
原産国 | アメリカ |
主原料 | チキン(肉)、チキンミール |
その他原材料 | エンドウタンパク、鶏脂、粗挽き米、玄米、ポテトタンパク、オートミール、サーモンミール、タンパク加水分解物、アルファルファミール、大豆油、フィッシュオイル |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | ビートパルプ、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、緑茶抽出物、スペアミント抽出物 |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 390kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 116円/50g |
定期販売 | 2kg:4,638円(税込) |
フード目的 | 総合栄養食 |
フードの種類 | ドライ |
あわせて読みたい
VISIONS オリジナル キャットフード デリシュー
厳選された新鮮なシーフード、ビーフ、レバー、エッグ、チキンが主原料。
太りやすい子や排便トラブルがある子にもおすすめしたい、子猫からシニア猫まで全ステージ対応の国産ドライフードです。
高タンパクで低脂肪、猫にとって必要な栄養がバランスよく配合されています。
対象年齢 | 全年齢 |
---|---|
内容量 | 750g(250g×3個) |
原産国 | 日本 |
主原料 | 魚生肉(あじ、かつお) |
その他原材料 | 丸麦、玄米、液卵、鰹節、ビーフエキス、鶏レバー、ビーフオイル、卵殻カルシウム、納豆、昆布、オリゴ糖、乾燥米麹、鰹エキス、食用牛骨カルシウム |
注意したい原材料 | なし |
安全性の高い添加物 | タウリン、ビタミン(A、B群、D、E)、ミネラル(カリウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、カルシウム) |
注意したい添加物 | なし |
100gあたりのカロリー | 374Kcal |
1日あたりの価格(体重5kgの場合) | 444円/77g |
定期販売 | - |
フード目的 | - |
フードの種類 | ドライ |
マンチカンの誕生の歴史
マンチカンの歴史は諸説ありますが、1944年のイギリスで「Veterinary」という獣医学録にジョーンズ博士が発表した論文が最初の短足猫の記録と言われます。
その後、1983年にアメリカのルイジアナ州で、音楽教師サンドラ・ホケンゲルが小型トラックの下で妊娠している2匹の短足猫を発見。
サンドラは2匹を「マンチカン」と呼び、1匹は友人に譲り、もう1匹は自身で世話し、無事子猫を出産することができました。
生まれた男の子も短足を受け継いでいて、サンドラはこの子猫を友人のケイ・フランスに譲りました。
子猫はやがて成長すると、近所の雑種猫たちと子どもをつくるようになり、ケイの家の周囲には短足の猫が増えていったそうです。
そこで、サンドラとケイは協力してマンチカンの育種に取り組み、ついにマンチカンはアメリカTICAに公認されるまでになりました。
マンチカンと繋がりのある猫種
ラムキン
クルクルとした巻き毛が子羊(Lumb)の毛のように見えることから、ラムキンと名付けられました。
マンチカンのブリーダーと後述のキンカローのブリーダーが協力し、作出された猫種です。
マンチカンの特徴を明確に持っている個体が多く、短い手足が可愛らしい猫種とも言えます。
甘えん坊で社交的
家族に対して愛情深い
寂しさから鳴くこともある
若い内は特に活発
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | TICA |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 関節炎,椎間板ヘルニア,肥大型心筋症,小猫症,漏斗胸,甲状腺機能亢進症 |
参考価格 | 15万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 平均的 |
毛質 | カーリーコート |
毛色 | ブラック,ホワイト,ブラウン,ブルー,チョコレート,ライラック,シナモン,レッド,クリーム |
毛の長さ | 短毛or長毛 |
あわせて読みたい
ドウェルフ
無毛であり、アメリカンカールのようにクルンと丸まった耳が特徴的なドウェルフ。
アメリカが算出された猫種で、無毛(ヘアレス)猫種としてはまだまだ珍しく知られているドウェルフ。
とても小柄な体格をしており、体重は最大でも4kg程度と、非常に小柄な猫種として知られています。
人懐っこく友好的な性格
とても人懐っこい
ほとんど鳴くことはない
運動神経がよく、遊びを好む
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | TDCA |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳~15歳 |
なりやすい病気 | 皮膚病,漏斗胸 |
参考価格 | 15万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | ない |
毛質 | 被毛なし |
毛色 | クリーム,ホワイト,ブルー&ホワイト |
毛の長さ | 被毛なし |
あわせて読みたい
ジェネッタ
アフリカンジェネットという野生の動物に姿形を近づけるため、新しく生み出されたジェネッタ。
ヒョウのような柄を持つ猫種で、一見すると野性的でとてもワイルドでありながら、イエネコとして適している性格でもあります。
胴の長さがマンチカンに酷似しており、どこか犬のダックスフンドに近いような雰囲気も持っています。
誰に対してもフレンドリー
とても人懐っこい
ほとんど鳴くことはない
運動神経がよく、遊びを好む
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | - |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 不明 |
なりやすい病気 | 椎間板ヘルニア |
参考価格 | 10万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | シングルコート |
毛色 | ブラウン,ブラック,シルバー,チョコレート,シナモン |
毛の長さ | 短毛 |
あわせて読みたい
キンカロー
アメリカンカールの特徴とマンチカンの特徴を持っているのが、小柄で特徴的な耳を持つキンカロー。
まだ正式に認められている猫種ではありませんが、アメリカンカール譲りのクルンと巻いた耳と、マンチカン譲りの短い手足が特徴的。
中にはこうした特徴を持たない個体もいますが、とても社交的で明るく、寂しがりやな猫種です。
賢く人懐っこい
社交性がとても高い
あまり鳴くことはない
活発で運動好き
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | TICA |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 10歳~13歳 |
なりやすい病気 | 下部尿路疾患,眼疾患,毛球症 |
参考価格 | 10万円~30万円 |
被毛
抜け毛 | 平均的 |
毛質 | カーリーコート |
毛色 | ブラック,グレー,オレンジ,クリーム |
毛の長さ | 短毛or長毛 |
あわせて読みたい
スクークム(スクーカム)
マンチカンとラパームとの交配によって作出されたのが、縮れ毛と短い手足を持つスクークムです。
カーリーヘアでとてもクルクルとした被毛が特徴的。体は小さいですが、活発な子でもあります。
ラムキンとも非常に似ている猫種ですが、ラムキンよりもさらに体の小さな猫種です。
友好的で落ち着いた性格
とても人懐っこい
ほとんど鳴くことはない
運動神経がよく、遊びを好む
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | TICA,TDCA,RERF |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 10歳~15歳 |
なりやすい病気 | 椎間板ヘルニア,慢性腎臓病,尿路結石症 |
参考価格 | 5万円〜20万円 |
被毛
抜け毛 | 少ない |
毛質 | カーリーコート |
毛色 | ブラック,ホワイト,クリーム,チョコレート,レッド,ブルー,ライラック,フォーン,シナモン |
毛の長さ | 短毛or長毛 |
あわせて読みたい
バンビーノ
交配の系譜にスフィンクスが存在し、マンチカンとの作出によって生まれたのがバンビーノです。
特にスフィンクス特有の無毛は特徴的で、パッと見はほぼスフィンクスと言って差し支えないでしょう。
スフィンクスよりも小柄で体重は4kgほどにしかなりませんが、胴の長さも特徴的な猫種となっています。
フレンドリーで明るい性格
人見知りをあまりせず懐きやすい
それなりに鳴くことがある
運動欲求が強くよく動く
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | TICA |
大きさ | 小型 |
平均寿命 | 12歳〜14歳 |
なりやすい病気 | 皮膚病,椎間板ヘルニア |
参考価格 | 19万円~30万円前後 |
被毛
抜け毛 | ない |
毛質 | 被毛なし |
毛色 | クリーム,ブラック |
毛の長さ | 短毛 |
あわせて読みたい
ミヌエット(ナポレオン)
ペルシャのような見た目を持つミヌエットは、もともと「ナポレオン」と呼ばれていた猫種です。
1996年頃から作出されており、非常に新しい歴史を持つミヌエットですが、作出したのは犬のブリーダー。
バセット・ハウンドなどの繁殖を行うこのブリーダーは短足を愛しており、ペルシャやマンチカンとの交配を経て、現在の姿になったと言われています。
穏やかで賢い
人懐っこく甘えん坊
あまり鳴かない
遊びや運動が大好き
その他情報
原産国 | アメリカ合衆国 |
猫種公認団体 | TICA |
大きさ | 超小型 |
平均寿命 | 12歳~14歳 |
なりやすい病気 | 肥大型心筋症,多発性嚢胞腎,流涙症 |
参考価格 | 20万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ホワイト,ブラック,クリーム,ブラウン,ブルー |
毛の長さ | 短毛or長毛 |
あわせて読みたい
マンチカンの理解度チェック
この記事の執筆者
nademo編集部
編集部
「いつまでも どこまでも」必要な情報を理解するだけではなく、心もお腹も満たされるような日々のために。
&nademo(アンドナデモ)のコンセプトをもとに、飼い主さんとペットが安堵できる時間を演出します。
※ 当コンテンツで紹介する商品は、実際に社内で利用した経験と、ECサイトにおける売れ筋商品・口コミ・商品情報等を基にして、nademo編集部が独自にまとめています。
※ 本記事はnademoが独自に制作しており、メーカー等から商品提供を受けることもありますが、記事内容や紹介する商品の意思決定には一切関与していません。
※ 記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がnademoに還元されることがあります。
※ 監修者は掲載情報についての監修のみを行っており、掲載している商品の選定はnademo編集部で行っております。
※ 掲載している商品の順番に意図はなく、掲載の順番によってランク付けしているものではありません。