「愛猫を触っていたらしっぽがパタパタ動きはじめたけど、もしかして嫌われている?」と不安になった経験がある人もいるでしょう。
猫がしっぽをパタパタさせるのは不機嫌な状態だと思われがちですが、パタパタの仕方によっては機嫌が良い場合もあります。
この記事では、猫のしっぽがパタパタする理由と感情表現について解説します。
猫の意外な一面を知るきっかけになり、愛猫との暮らしがさらに豊かになりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の結論
- 猫がしっぽをパタパタする理由は、猫の機嫌を表していることが多い
- 猫はしっぽでバランスを保ったり、体温調節に使ったり、マーキングしたりできる
- しっぽは神経が集まるデリケートな場所で、無理に触るのはNG
- 目、耳、ヒゲや鼻でも感情表現するので、しっぽと一緒に猫の気持ちを考えるとわかりやすい
目次
猫はしっぽで感情表現をする

猫は鳴いて伝えようとするのはもちろんのこと、実はしっぽの動きでも感情が表現されており、相手と意思疎通をします。
同じような動きに思えても、振り方や力加減、毛が逆立っているかなどで猫の感情が異なります。
力強く叩きつけるようにパタパタしているときは、機嫌が悪く興奮している状態です。
一方で、ゆっくりとパタパタしている場合は、リラックスしたり落ち着いていたりする場合が多いでしょう。
しっぽが立っているときは飼い主さんへの愛情表現、または猫同士で挨拶しています。
ポーカーフェイスに思える子でも、しっぽの動きや形状に注目すると感情が溢れて見えるのです。
猫のしっぽの役割

猫のしっぽには複数の役割があり、猫同士の意思疎通に使うだけでなく運動能力の向上にも一役買っています。
体温調節したりマーキングしたり、猫が快適に過ごすためにも猫のしっぽは欠かせないのです。それでは猫のしっぽの役割について、それぞれ見ていきましょう。
体のバランスを保つ
猫の優れたバランス感覚にも猫のしっぽは役立っており、高いところからでも見事に着地できるのは、しっぽがひとつの要因になっています。
猫は周囲を見渡せる高い場所が大好きです。ジャンプ力を活かして狭い足場でも簡単に飛び乗るので、飼い主さんとしては落ちないかハラハラした経験も多いことでしょう。
猫はしっぽを左右に振ることで、落下しないように細かくバランス調整して移動します。
数センチしかない足場でも落下せずにスムーズに移動できるのは、猫のしっぽのおかげなのです。
コミュニケーションを図る
猫はしっぽを使って自分の意思を伝え、相手とのコミュニケーションを図ります。愛猫に話しかけると、「返事をしてくれたのかな?」と思うタイミングでしっぽを振ることはありませんか。
猫はしっぽをむやみに振っているのではなく、左右に振ったりピンと立ててみたりして、自分がどのように思っているかを表現します。
また、自由に毛を逆立てることもできるので、しっぽの毛を膨らませて「近寄らないで!」と威嚇することもできます。猫にとって、しっぽは実用的な役割を担うコミュニケーションツールなのです。
体温を温める
実は猫のしっぽは防寒の役割も担っており、しっぽを体に巻き付けて体を温めることができます。
猫種によっても多少は異なるものの、一般的に猫は寒さが苦手です。猫にとって快適に過ごせる室温は20℃~28℃で、気温が13℃以下になると猫は丸まって暖を取るように眠りはじめます。
例外として臆病な子は丸まって眠ることで安心して眠れるという子もいるようですが、大抵の場合は体温を温めるために丸くなって眠ります。
猫が寒い時季にマフラーを巻くようにしっぽを顔付近に持ってくるのは、体温を少しでも逃がさないための猫の処世術なのです。
マーキングをする
猫はしっぽをマーキングするときにも使います。猫のお尻周りやしっぽの付け根には、「臭腺」と呼ばれるニオイを発生させる器官があります。
臭腺から発した自分のニオイをつけて縄張りを主張するために、猫はキャットタワーの柱などで体やしっぽをこすりつけているのです。
また、「帰宅したときに愛猫からすりすりされる」という飼い主さんも多いのではないでしょうか。帰宅の後にすり寄られるのは、猫の愛情表現です。
「飼い主さんが大好きで独占したい!」とマーキングしているので、優しく撫でると愛猫が喜んでくれるでしょう。
猫がしっぽをパタパタさせる理由

猫は人のように言葉を話しませんが、器用にしっぽを動かして自分の意思を伝えます。
しっぽの動かし方や状況によって猫の感情は異なるものの、猫がどのようにしてほしいか理解する助けになります。
猫との信頼関係を深めるために、しっぽの動きと猫の感情について覚えておきましょう。
しっぽの先だけパタパタ:返事が面倒
猫がしっぽの先だけパタパタと動かす理由は、返事が面倒だからです。
猫の知能は人の子どもで2歳~3歳ほどの知能があり、自分の名前や特定の単語を覚えられるので、飼い主さんから呼ばれると返事ができます。
ただし寝ているときなど、猫が返事をするよりも集中したいことがあるときには、返事の仕方が少し雑になります。
猫がしっぽの先だけパタパタと動かす理由は、「眠いから起きる気はないけど、聞こえているよ」といった感覚で、しっぽの先だけ動かして返事をしてくれるのです。
こうした自由気ままなところも、猫好きさんにはキュンとするポイントかもしれません。
示す感情:返事が面倒、少しイライラ、あるいは集中している
完全に無視しているわけではないものの、「今は構わないでほしい」「邪魔しないでほしい」という気持ちの表れです。遊びに集中している時や、窓の外の鳥を見ている時などにも見られます。
飼い主の行動指針
- そっとしておく: 猫が集中しているか、あるいは一人でいたい時にこの動きを見せる場合は、無理に構わず、そっとしておきましょう。
- 様子を見る: 遊んでいる最中や撫でている時にこの動きが見られたら、少し不満を感じているサインかもしれません。遊び方を変えたり、撫でるのをやめて様子を見てみましょう。
- 静かに見守る: 窓の外を見ている時など、特に集中している様子であれば、その邪魔をしないように静かに見守ることが大切です。
ゆっくりゆらゆらパタパタ:リラックス中
猫のしっぽがゆっくりパタパタしているときは、リラックス状態を表しています。
しっぽは猫の機嫌を忠実に表現します。猫のしっぽを振る速度がゆっくりだと、猫はご機嫌で安心を感じている状態です。
穏やかなしっぽの振り方をしている場合は猫と仲良くなるチャンスなので、愛猫が気に入っているおもちゃで遊びに誘ってみてください。
猫が遊ぶことに気乗りしない場合は、優しく撫でてかまってあげると良いでしょう。
示す感情:リラックス中、満足、安心している
しっぽ全体がゆっくりと大きく揺れている場合は、非常に穏やかで心地よい状態を示しています。眠りにつく前や、飼い主の膝の上でくつろいでいる時によく見られます。
飼い主の行動指針
- 邪魔をしない: 猫がリラックスしている貴重な時間なので、無理に声をかけたり、動かしたりせずに、そのままにしてあげましょう。
- 静かに見守る: 猫が安心している証拠なので、その状態を壊さないように優しく見守ってあげてください。
- 心地よさを共有する: もし猫が接触を求めているようであれば、そっと頭を撫でるなど、優しくコミュニケーションをとっても良いでしょう。
激しくしっぽをパタパタ:不機嫌でイライラ
猫がしっぽを激しくパタパタさせているときは、不機嫌でストレスが溜まっている状態です。
犬はうれしいときにしっぽを激しく振りますが、猫は真逆でイライラしていると激しくしっぽをパタパタさせます。
猫が激しくしっぽを動かしているときは興奮状態なので、無理に触ろうとするとひっかかれる恐れがあります。
また、横たわりながらしっぽを床に叩きつけているときも、少し不機嫌な状態です。いずれにしても、しっぽの振り方が落ち着くまでそっとしておいてあげましょう。
示す感情:不機嫌、イライラ、怒り、警戒、あるいは攻撃寸前
この動きは犬の「嬉しい」と真逆で、猫の場合は強い不満や怒り、緊張状態を示しています。耳が伏せられていたり、瞳孔が開いていたりする場合は、さらに警戒度が高いサインです。
飼い主の行動指針
- 距離をとる: まずは猫との物理的な距離をとり、落ち着けるスペースを与えましょう。不用意に手を出したり、近づいたりすると、攻撃される可能性があります。
- 原因を探る: 何に対してイライラしているのか、原因(例: 他のペット、大きな音、無理な抱っこ、不快な匂いなど)がないかを探り、可能であればそれを取り除きます。
- 刺激を与えない: 猫を直視したり、大声を出したり、叱ったりすることは避け、さらに興奮させないようにしましょう。
- 安全確保: もし他のペットや子どもが近くにいる場合は、猫の攻撃から守るため、速やかに引き離すなどの対応が必要です。
- 様子を見て、必要なら専門家へ: 怒りが収まらず、攻撃的な行動が続くようであれば、獣医師や猫の行動専門家(動物行動学専門医など)に相談することを検討しましょう。
猫のしっぽの動きでわかる健康状態

猫のしっぽは感情だけでなく、体調不良や病気のサインを示すこともあります。普段と異なるしっぽの動きや様子が見られた場合は、単なる感情表現ではない可能性を考慮し、注意深く観察することが重要です。
異常なサインと考えられる原因
しっぽを触られるのを極端に嫌がる
- 状態: 通常は触られても平気なはずのしっぽを、急に触られるのを激しく嫌がったり、触ろうとすると怒ったりする場合。
- 考えられる原因: しっぽの骨折、捻挫、脱臼、神経の損傷、皮膚炎、外傷(噛み傷、切り傷など)の可能性があります。しっぽの付け根や尾骨に痛みがあるのかもしれません。
- 飼い主の行動: 無理に触ろうとせず、猫の様子をよく観察してください。嫌がる原因が外傷のように目に見える場合は、応急処置を検討しつつ、すぐに動物病院を受診しましょう。外傷がなくても痛みが続くようであれば、獣医師の診察が必要です。
しっぽが常に垂れ下がっている/力なく動かない
- 状態: 普段は感情に合わせて活発に動くしっぽが、だらんと垂れ下がったままになったり、力なく動かなくなったりしている場合。
- 考えられる原因: しっぽの根元や脊椎、神経に損傷がある可能性(交通事故や落下、挟み込みなど)。重度の便秘や排泄時の痛みから、しっぽを上げていられないこともあります。稀に、肛門腺の問題や尾腺炎も関連することがあります。
- 飼い主の行動: しっぽを動かせない、または力がないと感じたら、重大な神経損傷や骨折の可能性があります。触ると痛がることもあるため、猫を刺激しないように注意し、直ちに動物病院へ連れて行ってください。
しっぽの毛が異常に抜けている/皮膚がただれている
- 状態: しっぽの毛が部分的にごっそり抜け落ちていたり、皮膚が赤くただれていたり、フケが多かったりする場合。
- 考えられる原因: ストレスによる過剰なグルーミング(舐め壊し)、アレルギー性皮膚炎、寄生虫(ノミ、ダニなど)、真菌症(カビ)、ホルモンバランスの異常、あるいは稀に尾腺炎(スタッドテイル)などが考えられます。
- 飼い主の行動: 原因を特定するためにも、獣医師の診察を受けることを推奨します。特に皮膚の炎症や脱毛は放置すると悪化しやすいため、早期の受診が望ましいです。
しっぽを執拗に追いかける/噛む
- 状態: 自分のしっぽを過剰に追いかけ回したり、噛みついたりして傷つける行為。
- 考えられる原因: ストレス、退屈、運動不足、または稀に神経系の異常(てんかんなど)、皮膚の痒み、寄生虫、強迫性障害のような行動問題が背景にある場合があります。
- 飼い主の行動: まずは、猫の遊びの時間を増やしたり、知育玩具を与えたりして、ストレスや退屈を解消する工夫をしてみましょう。もし症状が改善しない場合や、皮膚に損傷が見られる場合は、獣医師に相談し、行動学的なアプローチも含めて原因を探ることが必要です。
異変に気づいたら獣医師に相談
猫は体調不良を隠す動物です。しっぽの動きや状態の変化は、猫からの重要なサインであると捉え、少しでも気になる点があれば、自己判断せずに獣医師に相談しましょう。
早期発見・早期治療が、愛猫の健康を守るために最も重要なので、ちょっとした異変であってもすぐにまずは診てもらうことが大切です。
猫のしっぽは触ってもいい?

チャームポイントのひとつである猫のしっぽは、実は非常にデリケートな場所です。
「しっぽだけは触らせない!」と心に決めている子もいれば、しっぽの付け根を優しくトントンすると喜ぶ子もいます。
無理やり触るのではなく、愛猫の様子にあわせて触っても良いかを確認しましょう。
無理に触るのは絶対NG
猫がしっぽに触れられるのを嫌がる場合は、無理に触るのは厳禁です。
猫のしっぽは神経が集中していて痛みを感じやすい場所なので、しっぽに触られることを強く嫌う子も多いです。
無理やり触ると猫にとってストレスが溜まり、飼い主さんと築いてきた信頼関係も崩れてしまいます。
また猫の体は人より小さいため、飼い主さんが力を入れていないと思っていても、猫にとっては力加減が強くて痛い場合もあります。猫のしっぽがかわいいからといって、無理に触るのはやめましょう。
付け根部分は優しくならOK
猫のしっぽをどうしても触ってみたい場合は、付け根部分を優しく撫でてみましょう。
猫によっては、しっぽの付け根を触られるのが好きな子もいます。付け根を優しく撫でてお尻を持ち上げる場合は、猫が心地よく感じている状態です。
またゴロゴロと喉を鳴らす場合も、同様にしっぽの付け根を触られるのが好きな子の特徴です。
ただし、しっぽの付け根に触られるのを嫌う子もいるので、少しでも嫌がるそぶりをみせたらすぐに触るのをやめましょう。
嫌がらない子でも長時間はNG
しっぽの付け根を触られるのが好きな子でも、長時間触り続けるのはNGです。
とくに猫のしっぽが下がってきたら、「そろそろやめて」のサインなので、完全に嫌がられる前に触るのをやめましょう。
また、猫のしっぽがかわいいからといって、力強く引っ張るような触り方をしないように注意してください。
痛がってしまうだけではなく、後ろ足にダメージが残るような怪我につながる恐れがあります。
もし、しっぽを強く触っていないのに痛がる場合は、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。
猫のしっぽで読み取るさまざまな感情

猫のしっぽは感情表現が豊かなので、しっぽの動きから色々なことがわかります。
猫のしっぽからさまざまな感情を読み取り、愛猫がどう感じているか確認してみてください。
しっぽでペシペシしてくる
猫がしっぽでペシペシしてくるときは、飼い主さんになにかを要求したくてアピールしている状態です。考えられる猫の感情は以下の3つです。
- 飼い主さんにマーキングしている
- かまってほしい
- お腹が空いている
基本的に猫がしっぽでペシペシしてくるのは、飼い主さんが好きな証拠といえるので、かまってあげると喜びます。
ただしお腹が空いている場合もあるので、愛猫がしっぽでペシペシしてくるときには「空腹かもしれない」と覚えておくと良いでしょう。
しっぽを立てる
猫は好意的な相手に対して、しっぽをピンと立てます。猫がしっぽを立てるのは子猫が母猫に甘えるときにする仕草で、母猫が子猫を見つけやすいからだと考えられています。
飼い主さんに向かってしっぽを立てながらすり寄ってくるのは、飼い主さんのことを母猫のように慕って甘えたい気持ちの表れなのです。
また、猫同士の場合は相手に挨拶するときにも、しっぽを立てるという習性があります。
いずれにしても機嫌が良い状態なので、猫がしっぽを立てているときは優しく撫でてふれあってあげると良いでしょう。
しっぽが膨らむ
猫のしっぽが「ブワッ」と膨らみ、毛が逆立っている場合は興奮して威嚇している状態です。
毛を逆立てるのは猫同士が喧嘩で興奮しているときに見られ、「自分は体が大きくて強いぞ」という威嚇行為です。
猫によっては、「やんのかステップ」と呼ばれる「しっぽの毛を逆立てながらサイドステップする」というユニークな動きで威嚇する猫もいます。
臆病な子だと大きな物音にびっくりして、しっぽが膨らむこともあります。いずれの場合も無理に触るのは危険なので、落ち着くまで様子を見ると良いでしょう。
猫はしっぽ以外でも感情表現をする

猫の感情表現は、しっぽだけではありません。しっぽの動きと一緒に目や耳などの感情表現もあわせて猫の気持ちを考えると、猫についての理解が深まります。
目
猫は目でもさまざまな感情を表現します。上目づかいのときは、「遊んでもらえるかな?」といった期待のまなざしです。
半目になっているときはリラックス状態で眠い場合が多いので、そのまま寝てしまう子もいます。
また、人は目を見て会話しますが、猫同士で目を見つめ続けるのは喧嘩の合図です。
猫から目を逸らされるのは飼い主さんとしては寂しいかもしれませんが、猫にとっては「飼い主さんと仲良くしたい」といった気持ちの表れです。
猫の名前を呼ぶとまばたきで返してくれることもありますが、飼い主さんへの愛情表現なので、飼い主さんも猫にまばたきを返してあげると猫も喜ぶでしょう。
耳
猫にとっての平常心は、耳がまっすぐに立っている状態です。猫の耳の状態と感情については以下の通りです。
耳の動き | 感情 |
---|---|
耳を伏せて平たくしている | 恐怖を感じている |
耳を後ろへ反らせている(イカ耳) | 怒って威嚇している |
少しだけ耳を外に向けている | 落ち着いている |
耳だけ違う角度に向けている | 気になる物音に反応している |
猫の聴力は人間の約8倍、犬の約2倍ほど聞き取れるといわれています。そのため人間に聞こえない音にも反応でき、ネズミなどの足音にも気づけるのです。耳の動きにも注目して、愛猫の気持ちを探ってみてくださいね。
ヒゲ
猫のヒゲからも猫がどのように感じているかを読み取れます。猫のヒゲの状態と、気持ちについては以下の通りです。
ヒゲの動き | 感情 |
---|---|
ヒゲが前を向いている | 興味津々でワクワクしている |
ヒゲが顔にピッタリとくっついて後ろを向いている | 恐怖や驚いている |
ヒゲが上向き | うれしい、甘えたいなどご機嫌になっている |
ヒゲが下向き | 眠かったり、落ち着いていたりする |
イタズラをして怒られたあともヒゲが下を向くことがあり、その場合は反省している状態なので怒りすぎないように注意しましょう。このように、猫はヒゲでも感情表現しているのです。
鼻
猫は鼻で挨拶したり、相手の状況を読み取ったりします。
多頭飼いのお家では、猫同士で鼻をあわせる「鼻チュー」を、日常的に見かけるのではないでしょうか。
猫同士で鼻チューするのは、挨拶や「敵かな、味方かな」とニオイで相手を探っている状態です。
飼い主さんに向けて鼻チューする場合は、愛情表現していたり、飼い主さんに気になるニオイがついていたりする場合があります。
いずれの場合も、猫の気が済むまで鼻チューしてあげると良いでしょう。
この記事の執筆者
WEBライター
物心ついたときから動物が大好きです。
生きづらさを感じるときも、動物の愛情深く優しい姿から励みと力をもらっています。
数年前の引越しを機にペットを飼えることになり、愛猫(めいたん)と出会いました。
甘えん坊でツンデレキャットなめいたんに癒され、日々執筆活動に勤しんでいます。
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