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【希少種】クリリアンボブテイルの特徴は?性格や飼い方を解説

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クリリアンボブテイルという猫種の特徴は?性格や正しい飼い方を解説

クリリアンボブテイルはロシア原産の猫種で、活発かつ社交的な猫種としてロシアやヨーロッパを中心に人気です。

まだあまり知られている猫種ではありませんが、狩猟技術がとても高いことから人気になりつつあります。

さまざまな別名を持ち、サハリン島クリル島を出身とすることから「クリルアイランドボブテイル」「クリルボブテイル」とも呼ばれています。

特徴的な短尾種はなかなか存在していない希少な猫種なので、この記事では魅力をお伝えしていきます。

この記事の結論

  • ロシア出身のクリリアンボブテイルは、3~8cmほどしかないしっぽの持ち主
  • 体のサイズはやや大きめの中型サイズで、活発かつ運動能力も高い
  • 好奇心旺盛で社交的なため、どんな動物とも仲良くなれる素質がある
  • 海外でもまだほとんど個体数がおらず、お迎えできるケースは非常に稀

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クリリアンボブテイルの特徴

クリリアンボブテイルはロシア原産の猫種で、サハリン島やクリル島などのカムチャッカ半島が原産とされています。

少なくとも200年前ほどにはすでに確認されており、3~8cm程度の短いしっぽが特徴的です。

セミコビー体型に短くふわふわとした被毛を持っており、とても賢い猫種としても知られています。

活動的で社交的、どんな動物とも仲良くできるような魅力を秘めているのが、クリリアンボブテイルです。

賢く自立心がある

誰とでも仲良くなれる

ほとんど鳴くことはない

運動が大好きで活発

 その他情報

原産地 ロシア
猫種公認団体 TICA
大きさ 中型
平均寿命 15歳~20歳
なりやすい病気 肥大型心筋症,毛球症
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 スムースコート
毛色 ブラック,ホワイト,ブラウン,ブルー,レッド,クリーム,オレンジ
毛の長さ 短毛or長毛

体高

男の子23cm~30cm
女の子23cm~30cm

体重

男の子3.6kg~6.8kg
女の子3.6kg~6.8kg

クリリアンボブテイルの誕生の歴史

クリリアンボブテイルが発見されたのは200年以上前で、原産地はサハリン島やクリル島などのカムチャッカ半島です。

どのくらいの歴史を持っているのか、という明確な歴史はわかっていませんが、自然に発生したことはわかっています。1900年代半ばにはクリリアンボブテイルの一部を中央ロシアまで連れ帰り、ここから少しずつ繁殖がされていきます。

狩猟技術が特に高い猫種ということが知られていくと、ヨーロッパを中心に人気の猫種になっていきました。その一方で、北米などではまだほとんど知られておらず、個体数もまだまだ少ない状況が続いています。

TICAには認定されており、2012年にはTICAのチャンピオンシップの地位を与えられた猫種でもあります。

クリリアンボブテイルのサイズ(体高・体重)

体高23cm~30cm
体重3.6kg~6.8kg

クリリアンボブテイルは一般的な猫よりもやや大きめサイズで、中型の猫と言えるサイズ感になっています。

体高は最大で30cmほどですが、体重が最大7kg近くになることもあり、大型にも近い猫種と言えるでしょう。

クリリアンボブテイルの毛色・被毛

クリリアンボブテイルにはさまざまな毛色が存在しており、単色やトラ柄などの毛色が一般的です。

以下のような毛色も知られており、多くのクリリアンボブテイルで見られるでしょう。

  • ブラック
  • ホワイト
  • ブラウン
  • ブルー
  • レッド
  • クリーム
  • オレンジ

被毛の長さには短毛と半長毛の2種類が存在し、いずれの被毛も絹のように滑らかで細い被毛をしています。

クリリアンボブテイルの運動能力

体は少し大きめサイズのクリリアンボブテイルですが、運動能力も高めの猫種となっています。

自然に発生した猫種でもあるため、野生下でも問題なく生きられるように上下運動も得意なほど。

かなりがっしりとした体型をしていますが、基本的に筋肉で体が作られているのでスタミナもあります。

クリリアンボブテイルの平均寿命

クリリアンボブテイルは非常に長寿な猫種として知られており、平均寿命は15歳~20歳ほどと言われております。

最大で20歳という平均寿命は、ほかの猫種と比べても非常に長く、健康的に生涯を全うしてくれるでしょう。

クリリアンボブテイルの注意したい病気

肥大型心筋症心筋が厚くなることで心機能が低下し、循環不全を引き起こす心臓病
毛球症飲み込んだ毛が排出されないことにより、お腹の中で肥大化する病気

クリリアンボブテイルはとても健康的な猫種だと言われており、ほとんど気にすべき病気はありません。

ですがどんな猫に対しても注意したい下部尿路疾患に加えて、肥大型心筋症(ひだいがたしんきんしょう)や毛球症(もうきゅうしょう)には注意しておきましょう。

遺伝性疾患などは特に知られていないため、健康上の懸念事項が多くある猫種ではありません。

クリリアンボブテイルの見分け方

クリリアンボブテイルの特徴は短いしっぽであるため、このしっぽを確認すれば大まかに判断ができるでしょう。

これに近い特徴を持つのがジャパニーズボブテイルですが、ジャパニーズボブテイルはしっぽがクルンと丸まっています。こうした違いを確認すれば、見分けることは難しくないでしょう。

クリリアンボブテイルの性格・習性

クリリアンボブテイルは野性的な見た目をしている子もいますが、基本的にはイエネコのように人馴れしている猫種です。

そのため飼いやすい性格であるだけでなく、多くの家族とも仲良くできる傾向にあります。

独立心が強く、賢い上に好奇心旺盛

クリリアンボブテイルはとても賢い猫種で、飼い主さんからの合図をある程度は理解できるような猫種です。

好奇心旺盛であることから何事にも興味を持ち、危険なこともきちんと教えることで理解してくれるでしょう。

また、独立心がとても強いため、常に飼い主さんにべったりというわけではなく、単独での生活も可能です。

家族に対して愛情深い一面もあるため、マイペースな時間と膝の上に座ってくつろぐ時間など、両方を堪能できるでしょう。

社交的で遊び好き、攻撃的ではなく温厚

基本的には社交的な性格をしており、単独での遊びだけでなく猫同士であったり、ほかの動物とも仲良くできます。

猫に加えて犬や小さい子供など、多くの家族と信頼関係を築き、楽しく過ごせる猫種です。

野生下においては狩猟本能が見え隠れするようなこともありますが、攻撃的でもないので安心して生活できるでしょう。

クリリアンボブテイルを飼うのに向いている人の特徴

クリリアンボブテイルは癖のある猫種ではないため、比較的多くの人と相性の良い猫種です。

その中でも特におすすめしたい、クリリアンボブテイルとの生活に向いている人の特徴をまとめました。

ほかの動物とも一緒に生活している人

クリリアンボブテイルは独立心の強い猫種であるものの、基本的には単独での生活よりも仲間を大切にする傾向があります。

そのため飼い主さんや家族はもちろんのこと、慣れ親しんだ家族である動物たちとも仲良くできます。

単独でクリリアンボブテイルだけをお迎えするよりも、一緒にほかの動物たちと暮らしている人たちにぴったりです。

お手入れの時間を長く取れない人

クリリアンボブテイルはほとんどお手入れを必要としない猫種で、セルフグルーミングで日常的なケアのほとんどが可能になっています。

もともと被毛は絹のように細くサラサラとしているので、毛玉になったりひっかかることがありません。

ブラッシングの回数も少なく済みますし、環境さえ作っておけば単独で遊ぶこともできるような猫種です。

もちろん飼い主さんとの触れ合いは大好きなので、できる限りは時間を作ってあげる方が良いです。

クリリアンボブテイルの飼い方

猫それぞれに特徴があり魅力があるため、その特徴を知ったうえでどのように飼うかを考える必要があります。

クリリアンボブテイルをお迎えするときには、次の点に注意してお迎えすると良いです。

活発なので遊べる場所や、一緒に遊ぶ時間を毎日作る

猫の遊び方やポイント

猫の中でも活発な方であるクリリアンボブテイルは、好奇心旺盛で社交的な猫種だと言われています。

ほかの動物とも仲良く遊べる一方で、上下運動なども得意な傾向にあるため、遊べる環境の構築が必要です。

単独で遊ぶこともできますが、遊べる場所がないとストレスを溜めてしまうことになり、体によくありません。

加えて、毎日少しずつでも一緒に遊ぶ時間を設けることで、愛猫のストレスケアができるようになります。

賢く理解力はあるものの、事故対策は必要不可欠

基本的には賢いため、お手本を見せてあげることで理解してくれることもある、と言われるクリリアンボブテイル。

ですが賢いということは対策をしていてもスルリとすり抜けてしまう賢さもあるため、より丁寧な事故対策が必要になります。

キッチン周りならコンロのスイッチをつけて火事になる、というような事故も猫による事故として知られています。

高いところにのぼって落ちてしまうこともあるため、こうした事故を防ぐための細かな対策が必要です。

水を怖がらない傾向にあるため、水難事故には注意

猫の水場の事故対策

何にでも好奇心を持ってしまうクリリアンボブテイル。怖いことに、水に対しても興味を持ってしまいがちです。

水遊びすらも好む子がいるほどで、水に対する恐怖心を持っていない可能性があるため注意しなければいけません。

特にお風呂にお湯を溜めたままにしている人は、間違っても愛猫がお風呂場に入ってしまわないよう注意が必要です。

活動的で体重を維持する必要があるため、高タンパクフードがおすすめ

理想的な主原料と注意したい主原料

体の活動のためには十分なエネルギーが必要で、なおかつ体に負担のかけないフードであることが理想的。

活動的なクリリアンボブテイルにとっては、体重維持のためにも食いつきの良い傾向にある、高タンパクフードがおすすめです。

猫は飽き性である子も多く、嗜好性が高いキャットフードでなければ食べてくれないこともあるでしょう。

極端に痩せるということはないでしょうが、健康的な体型維持のためにも高タンパクフードで美味しく健康的な食生活を実現させてあげましょう。

毛玉になりにく被毛であるものの、週に1~2回はお手入れする

犬と猫のブラッシングの正しいやり方

クリリアンボブテイルは短毛種と半長毛種の両方が存在しますが、いずれもお手入れが大変ということはありません。

基本的にブラッシングも週に1~2回程度で十分と言われており、多すぎる必要はないためお手入れが楽。毎日行ってあげればその方がもちろん良いですが、多すぎる必要はありません。

そのほかのケアとしては定期的な耳掃除爪切り、毎日の歯磨きなどが中心となります。特に歯磨きはどんな猫種であっても必要不可欠ですし、嫌がりやすいケアなので子猫期から行うようにすると良いです。

お手入れに時間のかかる猫種ではないため、飼い主さんの時間を多く使うわけでもなく、非常にお迎えのしやすい猫種だと言えるでしょう。

クリリアンボブテイルにおすすめのキャットフード・アイテム

おすすめキャットフード!

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クリリアンボブテイルのお迎え方法と価格相場

クリリアンボブテイルは、そのユニークな短い尻尾と賢く忠実な性格から人気がありますが、日本国内で出会うことは非常に難しいのが現状です。

ほとんどの飼い主は海外からの輸入に頼っており、お迎えには特別な準備と知識が必要となります。

生体価格の平均は30万円前後とされていますが、非常に希少性の高い猫種でもあるため、より高額になることもあるのです。国内でお迎えできるケースもほとんどなく、お迎えは海外からの輸入となってくるでしょう。

日本国内での入手は非常に困難

現在、日本国内でクリリアンボブテイルを専門に繁殖しているブリーダーは、ほぼ見つからない状況です。これは、まだ歴史が浅く、流通量が極めて少ない猫種であるためです。

もし国内で販売されている子猫を見かけた場合でも、血統書が明確か、親猫の情報が確かかなどを慎重に確認する必要があります。

そのため、クリリアンボブテイルを家族に迎えることを真剣に考えている方は、海外のブリーダーにコンタクトを取ることが現実的な選択肢となります。

海外から輸入する場合の価格相場と費用

海外のブリーダーからクリリアンボブテイルを迎える場合、生体価格は日本の一般的な猫種よりも高額になります。

  • 生体価格:20万円〜60万円 / 親猫の血統、毛色、個体の評価によって価格は大きく変動します。

この生体価格に加えて、輸入にはさまざまな費用と手続きが伴います。

  • 輸送費用:5万円〜20万円 / 航空便の料金、キャリーケース代、空港での手続き費用などが含まれます。季節や航空会社によって変動します。
  • 検疫費用:数万円程度 / 日本到着後、動物検疫所に提出する書類作成や、検疫期間にかかる費用です。
  • 代行手数料:10万円〜 / 海外のブリーダーとのやり取りや、煩雑な輸入手続きを専門の代行会社に依頼する場合にかかる費用です。

これらの費用を合計すると、クリリアンボブテイルを海外から迎える場合の総額は、最低でも40万円以上になることを覚悟しておく必要があります。

輸入に伴う注意点

海外からクリリアンボブテイルを迎える際は、金銭的な負担だけでなく、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。

  • 煩雑な手続き: 狂犬病予防接種証明書や健康診断書など、多岐にわたる書類を準備し、日本の動物検疫所の基準を満たす必要があります。これらの手続きを自力で行うことは非常に難しいため、専門の代行業者に依頼するのが一般的です。
  • 輸送中のストレス: 長時間のフライトは、子猫にとって大きなストレスとなります。ブリーダーが子猫の健康状態をしっかり管理し、適切な方法で輸送を行ってくれるか、事前に確認することが重要です。
  • コミュニケーションの壁: ブリーダーとのやり取りは、英語が基本となります。猫の健康状態や血統、遺伝性疾患について、正確な情報を得るために、言葉の壁を乗り越える必要があります。

これらの点を踏まえ、クリリアンボブテイルを家族に迎える際は、信頼できるブリーダーを時間をかけて探し、輸入に関する手続きや費用を事前にしっかりと計画することが大切です。

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