ディズニー映画『101匹わんちゃん』で有名な犬種としても知られているダルメシアン。
大型犬ではあるものの、優しい性格の持ち主であることから魅力的に感じている愛犬家の方も多いのではないでしょうか。
そんなダルメシアンですが、実はやや生体価格の高い犬種で、個体数も多く存在していません。
今回はダルメシアンの値段相場についてご紹介するとともに、お迎え後の生活費なども例としてまとめました。
この記事の結論
- ダルメシアンの値段相場は30~50万円で、30万円を下回ることは少ない
- 年齢が若い子は特に高くなっており、数か月経過して少し下がってくる程度
- 性別は男の子よりも女の子の方が高い傾向にあるものの、年齢の方が影響は大きい
- 大型犬なので、お迎え後はドッグフード費用が特に大きくかかってくる
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目次
ダルメシアンの値段相場は30~50万円
ダルメシアンの値段相場は比較的高いままで、30~50万円程度の値幅になっています。
一般的な犬種の中でも高価な部類と言えて、生後数か月が経過しても値段は高いままということが多いです。
もともと個体数が多いわけではなく、日本では小型犬の方が人気という傾向もあります。
ダルメシアンは広く知られている犬種ではあるものの、やはり大型犬ということもあってお迎えできる場所も多くありません。
ダルメシアンの値段が変動するポイント
ダルメシアンの値段相場は大きく変わらないものの、多少の変動があるのは次のポイントが関わってくるためです。
どんな条件で変わるのか、いくつかのポイントをご紹介します。
年齢
どんな犬種でも見られることですが、年齢が若い子の方が高い傾向にあります。
生まれたばかりの子は50万円近い生体価格になりやすく、生後56日を超えてすぐの頃はやはり高額な傾向です。
また、生後半年を経過しても生体価格は落ちづらく、比較的高い傾向のままです。
性別
性別は男の子よりも女の子の方が高い傾向にありますが、必ずしもその通りということもありません。
傾向として女の子の方は子犬を産めるということもあって高くなりがちなものの、前述の年齢の方が影響力は大きいでしょう。
血統
どんな犬種でも値段が高騰しやすいポイントのひとつが、血統によるところです。
親犬がチャンピオン犬であった場合、特に値段が高騰しやすいのです。
ただ、親がチャンピオン犬であっても生後数か月を経過した子は、少し値段が下がってくることもあります。
ダルメシアンのお迎え場所
人気の犬種であればブリーダーなどによって繁殖された子は、ペットショップなどで出会えることがあります。
しかし、大型犬などは日本で人気が高いわけでもないため、ペットショップまで流通してくることがあまりありません。
ペットショップ | 専門店のみ |
ブリーダー | 個体数は少ない |
保護犬 | ほとんど出会えない |
ダルメシアンの主なお迎え場所は上記3つですが、ほとんどがブリーダー経由となるでしょう。
ペットショップで出会えることはほとんどなく、専門店であれば出会える可能性がある程度。
保護犬として出会えることもほとんどなく、基本的にはブリーダー経由になります。
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ダルメシアンをお迎えするときにかかる費用
犬をお迎えするには、それ相応の生活環境が必要で、いくつか初期投資として購入しておかなければいけないアイテムがあります。
ダルメシアンを子犬期にお迎えするときには、次のようなものを用意しておくと安心です。
ドッグフードやトイレシーツを除けば、基本的には買い切りのものなので何度も費用が発生することはありません。
ダルメシアンは大型犬なので、ケージは大きめのものを用意してあげて、場合によってはサークルなどでも問題ないでしょう。
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ダルメシアンと暮らす際の年間費用例
ドッグフード | 約120,000円 |
おやつ | 約40,000円 |
トイレシーツ | 約25,000円 |
ケアグッズ | 約10,000円 |
シャンプー・トリミング | 約55,000円 |
医療費 | 約70,000円 |
ペット保険 | 約55,000円 |
ワクチン | 約8,000円 |
フィラリア、ノミダニ駆除・予防薬 | 約45,000円 |
合計 | 約428,000円 |
大型犬は食べる量が小型犬などと比べれば圧倒的に多くなるので、ドッグフードの費用は特に大きくなります。
おやつは必要に応じてですが、しつけの際には必要不可欠なので、ぜひ用意しておいてあげましょう。
ケアグッズやシャンプーなどは随時必要になったら揃えていき、初期投資として必須ではありません。
問題は医療費。病気によってかかる費用が全く変わってくるので、医療費用に貯蓄しておくと安心です。
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ダルメシアンをお迎えするときの注意点
ダルメシアンをお迎えするときには、次の点に注意することが重要です。
特に大型犬であることを考えると、お迎え後の生活スペースに関しては特に重要と言えます。
信頼できる譲渡主であるということ
ペットショップでもブリーダー経由でも、保護犬だったとしても、お迎え場所への信頼感はとても大切です。
お迎え後も何度か連絡を取り合うことがあったり、サポートをしてくれることもあります。
ただ、お迎え場所が安心できないようだと、後々のトラブルに発展することもあり、楽しく愛犬との生活をスタートできません。
特に後述する健康状態に関しては非常に重要で、お迎えしてすぐ病気になった(病気になっていた)なんていうこともあります。
健康状態、生活環境に問題がないこと
最近では特定のお迎え場所において、劣悪な環境で育てられてきた子も実際に存在します。
そのような劣悪な環境で育っていくと、すでに病気になっていたり、お迎え後も病気がちになるということがあります。
これは保護犬だったとしても同様で、多くの子犬たちが保護されている環境では、必ずしも衛生状態を管理できているとは限りません。
譲渡主が信頼できるかどうかは、健康状態やお迎え場所の生活環境なども把握できる限り知ることが重要と言えるでしょう。
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ストレスにならない生活環境を整えられること
愛犬をいざお迎えするとなったときに、小型犬とは異なり、大型犬は広めのスペースが必要になります。
現在では大型犬であっても室内飼いが一般的とされており、さまざまなリスクから守るために室内飼いが推奨されます。
ですが、室内飼いとなると一番に困るのが飼育スペース。専用のスペースを用意しなければいけない以上、室内飼いでは十分なスペースを確保できない人もいるでしょう。
子犬のうちはまだ体が小さいままですが、数年をかけて体が大きくなっていくので、成長を見越した飼育環境の構築を行う必要があります。
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ダルメシアンの基本情報
ダルメシアンはクロアチアのダルメシア地方が原産地と言われていることから、この名前がついている犬種です。
起源は今でも不明ですが、数千年前から存在していたと推測されるほどの犬種。
バランスの良い体つきに外向的で友好的な性格であるため、同伴犬や家庭犬として親しまれています。
スタミナも豊富に持ち合わせている犬種なので、アクティブな飼い主さんにも合っているでしょう。
友好的で、攻撃性はない
非常に懐きやすい
しつけ次第では吠えづらくなる
スタミナが豊富で、十分な運動が必要
その他情報
原産地 | クロアチア |
犬種グループ | 6G:嗅覚ハウンド |
大きさ | 大型 |
平均寿命 | 10歳~13歳 |
なりやすい病気 | 尿路結石症,高尿酸血症,ダルメシアン・ブロンズ症候群,股関節形成不全 |
参考価格 | 30万円~50万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | スムースコート |
毛色 | ピュア・ホワイト+ブラック・スポット・バラエティー,ピュア・ホワイト+レバー・スポット・バラエティー |
まとめ
ダルメシアンは日本でお迎えするにはやや個体数が少なく、生体価格も高くなりがちです。
成犬にまで成長すると大型犬サイズになるため、飼育スペースの問題もあります。
ですが、性格はとても優しく、トレーニングもスムーズなので優秀な家庭犬となってくれることでしょう。
もしお迎えするとなったら生活環境の構築をしっかり考え、後悔のない選択ができるようにしましょう。
この記事の執筆者
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