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【第5回】子犬は必ず動物病院で健康診断を受けよう!

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愛犬ぽあは、動物病院の獣医さんから『病気の総合商社』と言われるほど現在でも多くの病気を抱えながらも穏やかな毎日を送っています。

ぽあを迎え入れた時も多くの病気に感染しており頭を抱えておりました。

17年前のお話になりますが、愛犬ぽあを迎え入れた時にたくさんの病気に感染していることがわかりました。

今でも覚えているのですが、迎え入れたその日のうちに動物病院を受診しました。

本当にすぐに動物病院に連れて行ってよかったなと。

飼い主さんが元気だから大丈夫と判断しても、実際獣医さんに診察してもらうと実は病気を隠し持っていたという話もよく聞きます。

愛犬ぽあの迎え入れた時の病気エピソードをご紹介したいと思います。

みなさんも子犬ちゃんを迎えたらすぐに動物病院に健康診断を受けに行きましょう。

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中矢 めぐみ

執筆・監修

中矢 めぐみ

愛玩動物看護師/認定動物看護師/ライター

専門学校を卒業後、13年間動物看護師として動物病院に勤務。(出産を機に退職)
現在は、子育てと17歳の愛犬の介護をしながら動物看護師の経験を生かし、 webライターとしてペット関連記事の執筆を行う。

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お迎えしてからすぐに…

連れて帰ってきてまず思ったことが、咳・鼻水・くしゃみがひどいなと。

元気もないし、眠ってばかり。

抱くと唸りはしました(笑)

検査してもらったところ、『ケンネルコフ』と呼ばれる犬伝染性気管支炎に感染していました。

ケンネルコフは、ペットショップなど子犬が集まる場所で感染する病気。

合併症がなければ重症化はしにくい病気のため、動物病院で抗生剤をもらい、3日間ネブライザー(抗生剤が入った吸入器)してもらうと症状もよくなりました。

2日ほど食欲もなく、心配していましたが、3日目にはふやかしたフードをバクバク食べてくれるようになり、安心しました。

お迎えした後だからわかった病気の数々

愛犬のぽあはシーズー犬で、顔の毛が伸びる犬種です。

ペットショップで出会った頃には、目の中に毛が入るほどボーボーに伸びていました。

「これはひどい。」と獣医さんが急遽、動物病院専属のトリマーさんに頼み込んでくれて目の周りをカットしてもらえることに。

すっきりさっぱりしてとても可愛くなりました。

カットしてもらった後、改めて獣医さんに検診してもらうと『逆さまつ毛』と言われました。

逆さまつげを放置していると、前足で眼をこすって傷ついて赤くなったり、涙が常に出ていて涙焼けをおこしてしまいます。

1~2カ月に1度、逆さに生えてしまっているまつ毛を抜毛すれば症状が改善されるということでした。

また、『臍ヘルニア』とも言われました。

簡単に言うと、『でべそ』だと。

これは、生後6カ月くらいで避妊手術をしてもらう予定だったので、その時一緒に『でべそ』は整復してもらえるという事で安心しましたね。

さらに、獣医さんが背中の毛をかきわけるとノミ糞もかなりの数いると。

これは背中にたらすお薬をつければ駆除できるということでした。

「フケもすごいよ。これから皮膚でこの子は苦労するだろうね。シーズーだし。」

自宅で週2回抗菌剤シャンプーでの薬浴をすることに。

健康診断で検便もしてもらい、うんちにも虫がいると言われました。

良便だったのですが、『コクシジウム』という虫がいると。

駆虫薬を処方してもらい、後日再検査すると異常なしでホッとしました。

元気で食欲はあったので、健康だろうと飼い主の私は勝手に思っていました。

改めて、動物病院での健康診断は大切だと感じました。

みなさんも子犬ちゃんを迎え入れたら、必ず動物病院で健康診断を受けましょう。

愛犬との生活は自分の健康にも繋がる

お迎えしてよかったことは、私事になるのですが、『規則正しい生活』が送れるようになりましたね。

今までは、休みの日はいつまでもダラダラと布団に転がっていました。

ひどい時はごはんとトイレとお風呂以外ゴロゴロしてました。

仕事以外何にもしたくないというか、できない…。

でも愛犬が来てからは、朝・晩の1日2回、1時間くらい散歩に行くようになりました。

朝の散歩→朝ご飯→遊ぶ→遊びながらしつけ→お昼ご飯→遊ぶ→夕方のお散歩→夜ごはん→歯磨き→寝る

という1日を過ごし、休みの日も体を動かし、健康的な1日を送れるようになりました。

愛犬中心の生活になりました。

あとは、おでかけも楽しくなりましたね。

愛犬と行けるカフェ・レストランを探して休みの日に出かけるのも楽しみの1つとなりました。

実は、愛犬と出かける場所を増やすために『車の免許』も取りました。

逆に気になったことと言えば、仕事中も愛犬が今何してるのだろうっていうことですかね。

「早く仕事を終わらせて愛犬のために1秒でも早く帰ろう!」ってずっと考えながら仕事をしていました。

あとうちの子は、結構子犬の時から病気や皮膚のトラブルを抱えていたので、これから一体どれだけの治療費がかかるのだろうと不安になったのも事実です(笑)

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この記事の執筆者

中矢 めぐみ

執筆者情報

中矢 めぐみ

愛玩動物看護師/認定動物看護師/ライター

専門学校を卒業後、13年間動物看護師として動物病院に勤務。(出産を機に退職)
現在は、子育てと17歳の愛犬の介護をしながら動物看護師の経験を生かし、 webライターとしてペット関連記事の執筆を行う。

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