猫はとってもセンシティブ。「うちの愛猫、しっぽでペシペシしてくるんだけど、どうして?何を言いたいの?」と、疑問に思うこともあるでしょう。
猫のしっぽの動きはまさに謎解き。感情を探るための大きなヒントが隠されており、しっぽをペシペシしてくるのにもきちんと理由があります。
犬が嬉しいとしっぽを振るように、喜怒哀楽を表現しているのは猫も同じです。観察力と正しい知識さえ知っていれば、愛猫の気持ちが一目瞭然、今すぐ分かりますよ。
そこで本記事では、猫がしっぽでペシペシする理由や、しっぽの動きで分かる猫の気持ちと対処法を解説します。
ほかの部位についてもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事の結論
- 猫のしっぽは骨と筋肉で構成されており、感情によってさまざまな動き方がある
- 猫のしっぽには「バランス感覚を保つ」「コミュニケーションを図る」「防寒」の3つの役割がある
- 「飼い主さんに構ってほしい」「機嫌が悪い」「マーキング行為」の3つの理由がある
- 猫のしっぽは体の大事な神経と繋がっているため、触れるときに注意が必要
- しっぽだけではなく目や耳やヒゲでも気持ちを表すため、理由が分からないときは他の部位を確認する
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目次
猫のしっぽは骨と筋肉で構成されている
猫のしっぽは尾椎(びつい)と呼ばれる細かい骨と、筋肉で構成されており、尾は先端まで神経が通っています。
猫種や個体差からしっぽの長さによっても異なりますが、一般的な猫の尾椎の数は18個~23個です。
その周囲にはしっぽを前後左右に動かす4つの筋肉と、細やかに動かすための8つの筋肉が付いており、柔軟性の高い動きができるようになっています。
そのためしっぽで細かな表現をすることが可能になっており、しっぽの先だけで感情表現をしたり、返事をすることもあるのです。
ただ、ぶら下がっているだけというわけではなく、しっぽにはさまざまな役割もあります。
猫のしっぽの役割
猫にとってしっぽはとても重要な体の部位で、次の3つの役割があります。
- バランス感覚を保つ
- コミュニケーションを図る
- 防寒
また、猫のしっぽは感情を表現するうえで大事な役割を持っていますので、しっぽの動きだけである程度は感情を読み取ることができます。
バランス感覚を保つ
犬猫をはじめ、多くのペットにはしっぽがありますが、しっぽは動物たちにとって、体のバランスをとるための大事な役割を果たしています。
座るときにもしっぽがあることで安定でき、体を支えられるため、2本足で上手に立ち上がる愛猫の姿を見かける飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
猫のしっぽは長さや形状こそさまざまですが、しっぽの長い方が俊敏で、高くて狭い場所でもスムーズに歩く猫ける傾向にあります。
一方で、猫にはしっぽのないマンクスや、日本発祥のしっぽが短いジャパニーズボブテイルもおり、これらは正式な品種としてCFAやTICAなどの公認団体にも認められています。
しっぽの長さや形状は基本的に遺伝子として受け継がれるため、産まれつきしっぽが短い品種の猫は運動量が少なく、のんびりとした性格の子が多く見受けられます。
コミュニケーションを図る
猫のしっぽがよく動くのは、しっぽで感情を表現しているためで、しっぽには周囲へコミュニケーションを図る役割があります。
飼い主さんの立場では、猫がしっぽをピンと垂直に立てながら、足元へ体を擦り寄ってくる経験をしている方も多くいらっしゃるでしょう。
同時にグルグルと喉を鳴らしたり、目を細めたりと、愛らしい仕草を目の当たりにすることもあると思います。
鋭い愛猫家の方なら、しっぽの様子だけで猫の気持ちを察知します。
つまり、しっぽでペシペシしてくるのも猫にとっては感情表現のひとつ。喜怒哀楽をしっぽで表しています。
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防寒
猫のしっぽは体にぐるりと巻き付けることによってマフラーと同じような役割を果たし、体を防寒することができます。
寒い季節や冷房の効いた場所で、しっぽを体に寄せて座ったり、顔を隠すようにしっぽを抱え込んで眠ったりする愛猫の姿を見かける飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
猫は鼻先で気温や温度を感知し、わずか0.5℃の違いも分かるほど敏感です。そのため鼻先が冷えると、防寒対策として自然としっぽを体に寄せる習性があります。
なお、猫は汗腺がほとんどなく、汗をかくのは鼻と肉球だけしかありません。
さらに、火傷しそうなほど熱いストーブの前でも平然と居座るのは、手足や体が温度に鈍感なためです。
愛猫のしっぽの様子で寒いかなと察知した場合でも、温度調整や室内環境にはくれぐれも気を付けて、火傷をしないようにしてあげてください。
猫がしっぽをペシペシしてくる理由
猫がしっぽをペシペシしてくるのには、次の3つの理由があります。
どういった理由であるのかはしっぽの動きだけで完全に把握できるものではないものの、感情を推測することはできます。
- 飼い主さんに構ってほしい
- 機嫌が悪い
- マーキング行為
しっぽをペシペシするだけでも、正反対の気持ちであるところが猫らしく、掴みきれないところでもあるでしょう。
飼い主さんに構ってほしい
猫がしっぽをペシペシしてくる理由のひとつは、飼い主さんに構ってほしいからです。言い換えると、「遊んでよ」「お腹すいたよ」「撫でてよ」といった合図にあたります。
おもちゃや窓越しに外を眺めながら、しっぽを振る愛猫の姿を見かける飼い主さんも多いと思いますが、猫は興奮をしているときや好奇心があるときに、しっぽを振ります。
中には犬のようにお手をするアピール上手な猫もいますが、目を真ん丸く見開いていたり、ワクワクした顔つきをしていれば、飼い主さんへの期待値が大きいといえるでしょう。
このような構ってほしさからくるコミュニケーションとしてしっぽをペシペシする場合、無視をし続けるとストレスが溜まる可能性があるため、注意しなければなりません。
日常のルーティンや習慣にしていることで満たされていないことがあれば、愛猫からの催促として受け止めて満足させてあげてください。
機嫌が悪い
イライラして機嫌が悪いとき、猫はしっぽを激しく振るため、飼い主さんが傍にいるとペシペシしてくる場合があります。
猫の機嫌が悪くなりやすいのは、特にブラッシングや爪切りといった苦手なことをされるときや、しつこく構い過ぎる場合などです。
また、飼い主さん以外の家族へ苛立っているときや、他のペットに拗ねている場合など、機嫌の悪さに気づきにくいケースもあります。
気分転換のためには、おもちゃ遊びや爪とぎを新調してあげるほか、おやつを与えるなど、飼い主さんの工夫が重要です。
なお、体調の悪さやストレスからしっぽをペシペシ振ってくる場合もあるため、デリケートな猫に対しては注意して、原因が解明できるように観察してあげてください。
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マーキング行為
猫がしっぽをペシペシしてくる理由のひとつには生理現象もあり、原因がマーキング行為の場合もあることを知っておきましょう。
マーキングといっても、スプレーと呼ばれる雄猫の発情期に多いオシッコのような行為とは異なり、人間には分からない無臭のマーキングです。
猫のしっぽの根元部分にはフェロモンを出す分泌腺があり、飼い主さんへ自分の臭いを付けて安心したいという衝動から、しっぽをペシペシと擦り付けてくるケースがあります。
また、マーキング行為としてのしっぽのペシペシは、大好きな飼い主さんのことを独占したい気持ちとしてのコミュニケーションでもあるため、ぜひ甘やかせてあげてください。
猫の感情・気持ちに対するしっぽの動き
猫のしっぽはペシペシしてくる以外にも、感情や気持ちによってさまざまな動き方があります。
そこで、具体的な事例として知っておきたい、13種類のパターンをご紹介します。
感情 | しっぽの動き |
---|---|
好意・喜び | しっぽをピンと立てる |
ワクワク | しっぽをくねらせる |
しょんぼり | しっぽをダラリと下げる |
恐怖 | しっぽを後ろ足の間に丸めて隠す |
威嚇 | しっぽの毛が逆立って膨らむ |
リラックス | しっぽをゆっくり左右に大きく揺らす |
イライラ | しっぽを叩きつけてパタパタ動かす |
安心 | しっぽを前足に巻きつける |
喜び・興奮 | しっぽが小刻みに震える |
返事 | 寝ているときにしっぽの先端だけを動かす |
臨戦態勢 | 山を描く様にしっぽを振る |
抱っこを嫌がる | 抱っこ時にしっぽを激しく振る |
集中 | しっぽの先だけピクピク振る |
しっぽの動きによってある程度の感情を読み取ることはできますので、参考にしてみましょう。
好意・喜び:しっぽをピンと立てる
好意や喜びを感じると猫はしっぽをピンと垂直に立てることが多くあり、同時に「ミャー」と鳴くことや、足元へ擦り寄ってくることがあります。
具体的にしっぽをピンと立てるのは、フードやおやつなどの食べ物を与えようとしたときや、お留守番をしていてご主人様が帰宅した場合などです。
コミュニケーション能力の高い猫は、しっぽを立てた延長で、飼い主さんをしっぽでペシペシするなど、嬉しさや喜びの感情をしっぽで上手に表現できます。
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ワクワク:しっぽをくねらせる
猫のしっぽは自由自在に動き、楽しみでワクワクする気持ちになると、猫はしっぽをクネクネとまるで蛇のようにくねらせることがあります。
このしっぽの動作はピンと立てたり、ペシペシ叩いたりするのと同時に起こることもあり、遊びたいときなどに多いです。
多頭飼いの場合などは、他のペットに向かってしっぽをくねらせることもあり、追いかけっこやじゃれ合いに誘うケースも多々あります。
しょんぼり:しっぽをダラリと下げる
飼い主さんに叱られたり他の猫とのケンカで負けたり、思ったとおりにならずに失敗したとき、猫はしょんぼりしてしっぽをダラリと下げることがあります。
落ち込んでいるときには、しっぽのみならず、目を細めたり下を向いたりと、いかにも悲しい姿を見せる場合もあるでしょう。
大切な相棒には、声をかけたり、おもちゃ遊びやおやつを与えるなどの気分転換をしてあげるのも良いですが、身を隠すようなケースではそっとしておいてあげるのも優しさです。
恐怖:しっぽを後ろ足の間に丸めて隠す
恐怖を感じるような場面で逃げ場がないときなどは、猫はしっぽを後ろ足の間に丸めて隠します。
しっぽを隠すのは、動物病院へ行ったときや来客者が訪問してきたときなど、飼い主さん以外の方と接触するときに多いケースです。
相手に対して降参していることを意味するため、診察や治療で頑張って堪えた愛猫にはご褒美として優しく撫でたり、おやつをあげて機嫌を取り戻してあげましょう。
威嚇:しっぽの毛が逆立って膨らむ
猫のボワッと膨らんだしっぽは『たぬきしっぽ』とも呼ばれ、相手に威嚇をして自分を大きく見せるときに猫は毛が逆立つことがあります。
しっぽと同時に背中など全身の毛が逆立つこともあり、この現象は毛根の周囲にある立毛筋を収縮させることで起こる仕組みです。
「シャー」っと怒っているときにしっぽが太くなる姿を見たことのある飼い主さんもいらっしゃると思いますが、しっぽの毛は驚いたときや怖がっているときにも逆立ちます。
リラックス:しっぽをゆっくり左右に大きく揺らす
猫はリラックスしているとき、しっぽをゆっくりと左右に大きく揺らします。
しっぽを振っている愛猫を見ると、つい怒っていると勘違いしてしまう飼い主さんもいらっしゃるようですが、むしろ邪魔をしないようにしてあげましょう。
ポツンと座ってゆらゆらとしっぽをゆっくり振っているときは、寛いでいる証拠。快適だと感じているため、どうぞ安心してください。
イライラ:しっぽを叩きつけてパタパタ動かす
猫が激しくしっぽを振って、床に叩きつけたりパタパタ動かしているときは、イライラして苛立っているため注意しましょう。
怒っているときは、触れずにそっとしてあげるのが一番です。飼い主さんとしては、そっと見守ってあげるようにしましょう。
というのも、ストレスが溜まると猫は病気になる可能性があります。
もし多頭飼いなどでイライラしている日が続くようであれば、部屋を別けるなどの対策も必要です。
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安心:しっぽを前足に巻きつける
猫がしっぽを前足に巻きつけて座っていることがあると思いますが、それは気持ちが落ち着いていて、安心している様子です。
寒いときのマフラー代わり以外にも、猫はしっぽを体に巻きつけることがあります。
見た目では恐縮しているような姿にも感じますが、心配はいりません。
猫にとっては、動きたくないほど居心地が良いという表れです。
いつも特定の場所でしっぽを前足に巻きつけて座っている場合は、愛猫にとってお気に入りの場所だといえるでしょう。
喜び・興奮:しっぽが小刻みに震える
猫は喜びや興奮状態にあると、しっぽがプルプルっと小刻みに震えることがあります。
甘えるように足元へ近寄ってきて、しっぽでペシペシしてきたり、小刻みに震わせているときは、背中側のしっぽの付け根を軽くトントントンと叩いてあげるととても喜びます。
とはいえ、しっぽの付け根は神経が多く集まる場所のため、くれぐれも強く叩いたり刺激したりしないように気を付けてください。
返事:寝ているときにしっぽの先端だけを動かす
寝ているときに呼びかけると、猫はしっぽの先端だけをパタパタと動かして返事をすることがあります。
一般的に猫は1日のうち12時間~16時間を寝て過ごすため、名前を呼んでも飼い主さんを無視してしまうケースも多いでしょう。
しかし実は、「聞いてるよ」「いま動きたくないんだ」と、きちんとしっぽで返事をしているかもしれません。
眠い愛猫の気持ちを理解して、どうぞ叱らずにいてあげてください。
臨戦態勢:山を描く様にしっぽを振る
猫は臨戦態勢に入ったとき、しっぽが山を描くようにしっぽを振ります。ヘの字のしっぽは「やるのか」と攻撃的になっている証です。
怒りがピークになると身を低くしてウゥーと唸ったりフーッと威嚇をしたりしますが、危険なのでこのようなときは近づかないようにしましょう。
なお、おもちゃなどで本能としてハンターの血が騒ぎ、愛猫がお尻をフリフリしながら飛びかかるような遊び方をしているときは、しっぽが弧を描くような形状になることが多いです。
抱っこを嫌がる:抱っこ時にしっぽを激しく振る
基本的に猫は抱っこをされることが苦手です。大人しく抱っこをされていても「うるさい」「居心地が悪い」といった理由から急に嫌がって、しっぽを激しく振ることがあります。
無理に抱っこをしようとすると機嫌を損ねて、引っ掻いたり噛んだりするケースがあるため、強引に捕まえようとしないように気を付けましょう。
また、怒りっぽい猫は繊細な性格です。嫌なときは大きくしっぽを振ってアピールしている可能性があるため、いかなるシーンでもしっぽの動きに注目しておくのがおすすめです。
集中:しっぽの先だけピクピク振る
猫のしっぽの先だけがピクピクと動いているときは、神経を研ぎ澄ませて集中している最中のため、邪魔しないようにしましょう。
しっぽの先だけを振るときは、興味のあるものを見ている場合や、何か考えごとをしているときなどが多いです。
猫が地震に敏感だと感じる飼い主さんも多いと思いますが、猫は静電気や磁場の変化にまで敏感です。
人間には分からない物音や気配を感じ取っているケースも多々あります。
猫のしっぽを触るときの注意点
猫のしっぽには無闇に触れてはいけません。
慣れている子ならば特に気にする様子もないとは思いますが、長時間触れていれば嫌がる部分でもあります。
とてもナイーブで足腰や内蔵にも関係するとても重要な部位のため、もしケガなどをしたらすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
しっぽを引っ張る行為はNG
猫のしっぽの尾骨神経は、膀胱・肛門・後足などの大事な神経と繋がっており、排泄や歩行の障害に影響を及ぼす可能性があるため、引っ張ったり踏んだりしてはいけません。
もともとしっぽが短い品種なら安心ですが、先天的な奇形の子猫や事故などによってしっぽが切断された猫は、歩行が困難になる場合や、腸や排泄に障害が出るケースが多く見受けられます。
しっぽに触れると怒る猫も多いと思いますが、しっぽはとても繊細です。
愛猫がしっぽでペシペシ叩いてくるからといって、決してぎゅっと強く握るようなことのないようご注意ください。
健康チェックのときのみ触れる
愛猫の体の健康チェックは常日頃から行いたいものですが、しっぽは猫にとって避けて欲しいところ。
全く気にしない子もいますが、長く触れていれば嫌がって逃げてしまうでしょう。
意味もなく触れるようなことはせず、健康チェックをするときにのみ触れる程度にしておくのが良いです。
最近流行ってきているマッサージを行うときには、優しく触れてあげてOKです。
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猫はしっぽ以外でもコミュニケーションをとる
猫はしっぽのみならず、目や耳や鼻やヒゲなどの各部位で感情を表現したり、コミュニケーションを図ったりします。
その他の部位も一緒に確認してあげることで、より愛猫の感情を推測しやすくなります。
目
猫が目を細めて穏やかな表情をしているときは、気持ちが落ち着いているときです。
反対に目を見開いているときは緊張状態にあり、瞳孔も大きくなります。
飼い主さんの顔をじっと見つめてくるのは、信頼しているからです。
猫社会では相手を見つめることは挑発を意味しているため、心を開いてもらえる関係を築きましょう。
耳
耳は感情によって角度が変わります。リラックスしているときは少し外向きに開いていますが、怒っているときは後ろに反り、恐怖で怯えると耳を平たく伏せます。
なお、耳が顔の角度と違うときや、動いているときは、物音や気配に耳を澄ませているときです。
緊張や警戒などから、耳はピクピクさせることもあります。
ヒゲ
猫のヒゲは平常時は自然と下向きに垂れていますが、情報を得ようとするときは上下に広がり、さらに感情によって向きや角度が変化します。
嬉しいときは上向き、興奮しているときや怒っているときは前向き、驚いたときや怖いときは頬にピタッと寄っているため、ヒゲは気持ちの変化が分かりやすい場所です。
鼻
猫同士は鼻と鼻を寄せ合って挨拶を交わすため、親近感のある飼い主さんへのコミュニケーションや愛情表現では、愛猫が鼻を突き出して鼻チューをしてくることがあります。
また、指を差し出すと匂いを確認する以外にも、鼻筋を撫でてほしくて目を閉じて鼻を突き出すこともあり、鼻筋は甘えたいときに頭突きをして擦り寄せてくるケースも多いです。
猫がしっぽをペシペシするのは気持ちの表れ
猫がしっぽをペシペシするのには意味があり、飼い主さんや一緒に暮らす他のペットへ意思を伝えようとする気持ちの表れです。
しっぽをペシペシしてきたら、構ってほしいのか、機嫌が悪いのか、愛情表現なのか、ぜひ愛猫の気持ちを察して応えてあげてください。
しっぽの動きだけではよく分からないという飼い主さんは、目や耳やヒゲなど、他の部位にも注目すると愛猫の感情を読み取りやすいでしょう。
会話ができなくても、猫の気持ちを知ることや、コミュニケーションをとることは可能です。これまで以上に絆を深められるよう、本記事をお役に立ていただければ幸いです。
この記事の執筆者
ライター/人とペットの終活アドバイザー
ライフエンディング業界にて、葬儀・お墓・仏壇・供養・遺品整理・相続など、生前準備から亡くなった後まで、幅広いご相談に対応しています。
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