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アイリッシュ・ウルフハウンドの性格と飼い方|平均寿命と病気の注意点

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アイリッシュ・ウルフハウンドの特徴とは?正しい飼い方や平均寿命

犬種の中でもトップクラスの体の大きさを持つのが、アイルランド原産のアイリッシュ・ウルフハウンドです。

日本ではあまり見かけることがないと思いますが、超大型犬に類する非常に体の大きな犬種。

ですが、実は優しい心の持ち主でもあり、家庭犬としてのお迎えができないわけでもありません。

今回はそんなアイリッシュ・ウルフハウンドに注目し、特徴や性格などを中心としてまとめました。

この記事の結論

  • アイリッシュ・ウルフハウンドは、全犬種の中でもトップクラスの体高を持つ
  • ウェーブした硬く粗い被毛を持ち、長いマズルや垂れ耳が特徴的
  • 穏やかな性格で愛情深い一方で、スイッチが入ると狩猟本能が出てくる
  • 大型犬であるため小さい頃からのしつけと社会化トレーニングが必要不可欠

nademo編集部

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目次

アイリッシュ・ウルフハウンドの特徴

アイリッシュ・ウルフハウンドはアイルランド原産の犬種で、とても体の大きな超大型犬です。

少なくとも成犬になると体高80cmを超えるほどで、体重も50kgを超えてくるようなサイズ感の犬種。

大型動物の狩猟犬としても活躍していましたが、現在では家庭犬としてお迎えできて、なおかつ番犬としても活躍します。

平均寿命が短い点には注意が必要で、病気のケアと中高齢期のサポートが必要不可欠です。

優しく穏やか

飼い主に従順で友好的

あまり吠えない

運動好きでパワフル

 その他情報

原産地 アイルランド
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 大型
平均寿命 6歳~8歳
なりやすい病気 股関節形成不全,胃拡張捻転症候群,拡張型心筋症,白内障,骨肉腫
参考価格 25万円~30万円
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 ダブルコート
毛色 グレー,ブリンドル,レッド,ブラック,ピュア・ホワイト,フォーン

体高

男の子81cm~86cm
女の子71cm以上

体重

男の子54.5kg以上
女の子40.5kg以上

アイリッシュ・ウルフハウンドの身体的特徴

とても硬いウェーブした被毛を持ち、非常に大きな体格をしているのがアイリッシュ・ウルフハウンドです。

粗い被毛をしていますが、決して長いわけではなく、短中毛程度の長さです。大型犬を超える超大型犬という体格で、長いマズルと垂れ耳などが特徴的と言えます。

アイリッシュ・ウルフハウンドのサイズ(体高・体重)

体高男の子:81cm~86cm
女の子:71cm以上
体重男の子:54.5kg以上
女の子:40.5kg以上

アイリッシュ・ウルフハウンドは全犬種中、最高とも言われている体高を誇る犬種です。

サイズにして、80cm以上の体高にまで成長すると言われており、個体によっては100cm超えも存在しています。

体重も同様に重いのが特徴的で、男の子の場合には50kgを超えるほどの体格になります。

アイリッシュ・ウルフハウンドの毛色・被毛

アイリッシュ・ウルフハウンドはダブルコートを持っており、原産地であるアイルランドでも過ごせるように防寒耐性があります。

オーバーコートは硬い被毛になっており、体だけでなく口や目の周りも覆っています。毛色はブラックやグレー、ブリンドルなどさまざまな種類があります。

  • グレー
  • ブリンドル
  • レッド
  • ブラック
  • ピュア・ホワイト
  • フォーン

ダブルコートにより換毛期には抜け毛が多くなるので、定期的なお手入れが必要になります。

アイリッシュ・ウルフハウンドの運動能力

運動能力がとても高いというわけではありませんが、ハウンドなので獲物を狩るだけの運動は可能です。

体が大きいため、激しい運動が多すぎると体に負担がかかってしまい、関節や骨への影響を気にしなければいけません。

適度な強度で運動をすることが理想的。特に子犬の頃は運動しすぎる点に注意しなければいけないこともあるでしょう。

アイリッシュ・ウルフハウンドの平均寿命

平均寿命は6歳~8歳と言われており、犬種平均から見ると約半分にもなる寿命です。

大型犬は小型犬などに比べると平均寿命が短いと言われているものの、中でもアイリッシュ・ウルフハウンドは特に平均寿命の短い犬種と言えるでしょう。

アイリッシュ・ウルフハウンドの注意したい病気

股関節形成不全骨格形成期に骨が変形したり関節が緩むことから、股関節が異常形成される
胃拡張捻転症候群飲み込んだ空気やガスが胃の中に溜まり、胃がねじれてしまう
拡張型心筋症心筋が薄くなることで心臓の収縮機能が低下し、血液をスムーズに循環させられなくなる
白内障目の水晶体が白く濁ることで、視力の低下や失明を引き起こす可能性がある
骨肉腫骨と軟骨から発生する悪性腫瘍のひとつ

アイリッシュ・ウルフハウンドには飼い主さんが気をつけておきたい病気が、いくつか存在しています。

大型犬の代表的な股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)や胃拡張捻転症候群(いかくちょうねんてんしょうこうぐん)はもちろん、白内障(はくないしょう)や骨肉腫(こつにくしゅ)も多く見られています。

これらに注意しつつ健康的に生活できていたとしても、残念ながら平均寿命が長く伸びることは少ないでしょう。

アイリッシュ・ウルフハウンドの見分け方

アイリッシュ・ウルフハウンドはその見た目の大きさが何よりも特徴的で、この大きさだけでも判断がつくでしょう。

ここまでの体格の良さに加えて、硬くウェーブした被毛や粗さによって見分けることができます。

アイリッシュ・ウルフハウンドの性格・習性

見た目の迫力はとても強いアイリッシュ・ウルフハウンドですが、実はとても優しい心の持ち主。

体が大きくても飼いづらい犬種ではなく、日本であっても飼うことのできる犬種です。

家族に対して愛情深く穏やかで、社交的でもある

威厳のある見た目でもあるアイリッシュ・ウルフハウンドですが、家族に対して愛情深い性格の持ち主です。

基本的に攻撃的なことはなく、穏やかなので室内犬としても十分に適しているといえる犬種です。

また、ほかの犬に対しても社交的であるうえに、小さい子供に対しても優しく接することができます。

本能的に獲物を追いかけることがある

注意点のひとつでもあるのが、優しい性格ではあるものの、一度スイッチが入ってしまうと危険なケースもあるということ。

基本的にハウンド種であり、獲物を狩ることに長けていたため、そうした活動も長きにわたって歴史があります。

本能的な部分はそこから大きく変わっているわけではないので、現在においても獲物を追いかけてしまうようなタイミングが出てくるでしょう。

アイリッシュ・ウルフハウンドの誕生の歴史

アイリッシュ・ウルフハウンドに関する歴史はとても古く、最初の記録は391年と言われています。ローマの執政官が書いた手紙の中に存在が示されており、これがもっとも古い歴史とされているのです。

15世紀にオオカミが増えすぎたこともあり、このオオカミを狩るために活躍したのが当時のアイリッシュ・ウルフハウンド。アイルランドではハウンドの繁殖が行われていたこともあり、このハウンドのつがいが当時は活躍していたと言われています。

ただ、こうした活躍と輸出禁止例によって個体数は減少していき、17世紀末には絶滅の危機に瀕していたのです。

ですが、1862年にはイギリス陸軍大尉であるジョージ オーガスタス グラハム氏が、犬種の保存と標準化に取り組み始めました。

ディアハウンド、ボルゾイ、グレート・デーンなどを交雑させて少しずつ固定されていき、現在のアイリッシュ・ウルフハウンドとなりました。

アイリッシュ・ウルフハウンドと繋がりのある犬種

ディアハウンド

ディアハウンドとだけ呼ばれることもあれば、スコティッシュ・ディアハウンドと呼ばれることもある、スコットランド原産の犬種。

アイルランドとスコットランドではどちらも同様のサイトハウンドが活躍しており、オオカミを狩るために活躍していました。

アイルランド側のサイトハウンドがアイリッシュ・ウルフハウンド、スコットランド側のサイトハウンドがスコティッシュ・ディアハウンドです。

友好的で人懐こい

人に懐きやすい

静かで吠えることは少ない

スタミナ豊富で運動能力が高い

 その他情報

原産地 スコットランド
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 大型
平均寿命 8歳~11歳
なりやすい病気 胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,関節炎,肥大型心筋症,骨肉腫
参考価格 80万円~100万円
       

被毛

抜け毛 平均的
毛質 ワイヤーコート
毛色 ダーク・ブルー・グレー,グレー,ブリンドル,イエロー,サンディー・レッド,レッド・フォーン

体高

男の子76cm以上
女の子71cm以上

体重

男の子45.5kg
女の子36.5kg

ボルゾイ

ロシア原産の大型サイトハウンドであり、かつてはロシアン・ウルフハウンドとも呼ばれていたボルゾイ。

特に走る速度が非常に速いことで知られており、時速50kgを超えるスピードで走ることができる犬種です。

ロシアでも同様にオオカミ狩りとして活躍しており、美しい被毛を持つ犬種でもあります。

穏やかで友好的な性格

非常に懐きやすい

ほとんど吠えることはない

スタミナと狩りの能力が高い

 その他情報

原産地 ロシア
犬種グループ 10G:視覚ハウンド
大きさ 大型
平均寿命 7歳~10歳
なりやすい病気 胃拡張捻転症候群,外耳炎,進行性網膜萎縮症(PRA),股関節形成不全
参考価格 30万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,レッド,グレー,ブラック,ブリンドル,フォーン

体高

男の子75cm~85cm
女の子68cm~78cm

体重

男の子34kg~48kg
女の子25kg~41kg

グレート・デーン

ほかのサイトハウンドとは異なり、使役犬として非常に大きな体を持っているグレート・デーン。

アイリッシュ・ウルフハウンド同様にトップクラスの体の大きさで、体高の高さはギネス世界記録にもなるほど。

ドイツ原産の犬種でもあり、アイリッシュ・ウルフハウンドの優しさもグレート・デーン譲りと言えるでしょう。

穏やかで忠誠心が高い

非常に懐きやすい

ほとんど吠えることはない

スタミナが豊富で、十分な運動が必要

 その他情報

原産地 ドイツ
犬種グループ 2G:使役犬
大きさ 大型
平均寿命 7歳~10歳
なりやすい病気 胃拡張捻転症候群,股関節形成不全,拡張型心筋症,先天性心疾患,ウォブラー症候群
参考価格 15万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 シングルコート
毛色 フォーン&ブリンドル,ハールクイン&ブラック,ブルー,ブラック,ブリンドル,フォーン

体高

男の子80cm以上
女の子72cm以上

体重

男の子50kg~90kg
女の子45kg~70kg

アイリッシュ・ウルフハウンドを飼うのに向いている人の特徴

アイリッシュ・ウルフハウンドは大型犬であるため、主にその特徴を理解しておくことが重要と言えるでしょう。

また、ハウンド種であることも理解し、狩猟本能を持っている点にも注意が必要です。

広めの飼育スペースを用意できる人

アイリッシュ・ウルフハウンドは体が大きく屋外飼育のイメージがある方も多いかもしれません。

しかし屋外で飼うと病気やケガ、感染症などのリスクが高まるため、室内飼育が基本。

そのため大型犬でも自由に動いたり方向転換ができる、十分な広さの飼育スペースを用意できる人が飼うのに向いています。

大型犬へのしつけ経験や飼った経験がある人

体の大きな犬種をお迎えする以上は、大型犬特有でもある力の強さを理解しておくことが重要。

人によっては大型犬のコントロールができないこともあり、事故やトラブルのもととなってしまうでしょう。

適切なしつけができればトラブルになることは少ないですが、しつけの経験や飼った経験がある人の方が適していると言えます。

小動物やほか動物との生活をしていない人

ハウンド種であるアイリッシュ・ウルフハウンドは、小動物やほかの動物との相性が良いわけではありません。

基本的には穏やかな性格で社交性も高いと言われていますが、スイッチが入ってしまうと危険です。

狩猟本能が呼び覚まされ、獲物として見られる可能性もあるため、少なくとも同室での生活は難しいでしょう。

アイリッシュ・ウルフハウンドの飼い方

体が大きな犬種をお迎えするということは、やはり簡単なことではありません。

場合によっては事故にあってしまったり、トラブルになってしまう可能性も考えてお迎えをする必要があります。

特にアイリッシュ・ウルフハウンドの飼い方について、覚えておきたいポイントを次の通りにまとめました。

毎日少なくとも1時間程度の散歩が必要

犬の散歩のしかた

アイリッシュ・ウルフハウンドはスタミナが豊富なので、可能であれば柵を作ったスペースで自由に遊べるというのが理想的です。

ただ、それが難しい場合には毎日少なくとも1時間程度の散歩は必要不可欠で、ときにはランニングも取り入れてあげると良いです。

ハウンドであるため狩猟本能はいまだに持っており、スイッチが入ると獲物を追いかけるようになります。

自由にさせるとしても必ず柵の中で生活するようにし、放し飼いにはしないように注意しましょう。

しつけは得意なので早いうちに行っておく

犬のしつけのやり方

飼い主さんに対して信頼感を持っている子であれば、飼い主さんの顔色を伺いつつトレーニングが可能です。

適切なしつけの順番を理解していれば、比較的スムーズにしつけを終わらせることができるはずです。

もし、しつけを怠ってしまうとワガママな性格に育ってしまうこともあるため、最低限のしつけは必要不可欠。

安心感と信頼関係を作っていくためにも、小さいうちから社会化トレーニングも行っておきましょう。

食事をゆっくり食べられるように早食いを防止する

ドッグフード自体は大型犬向けに作られているものが理想的で、肥満を防止しつつ選ぶようにすると良いです。

かかりやすい病気でも説明したように、早食いやどか食いを防止するためのアイテムは必要不可欠。

大型犬は胃拡張捻転症候群になりやすく、これらの食べ方が原因となって発症するものです。

また、食事後すぐの運動もこの原因となるため、十分に消化が終わってから運動するように誘導してあげましょう。

コミュニケーション時間は長めに取る

アイリッシュ・ウルフハウンドは孤独な時間を苦手としており、家族と一緒にいることを望みます。

長い時間にわたって単独での行動となってしまうと、場合によっては破壊的になることも想定しなければいけません。

知能が高く賢い犬種であるため、イタズラをさせてしまわないように家族との時間は必須。

事故や怪我にあわないためにも、留守の時間は減らし、定期的に愛犬との時間を作るようにしてください。

抜け毛は多くないものの、定期的なお手入れは必要不可欠

ブラッシング1週間に2回~3回程度
耳掃除1週間に1回程度
歯磨き毎日
お風呂1か月に1回程度
爪切り2週間に1回程度
肛門腺絞り1か月に1回程度

アイリッシュ・ウルフハウンドはダブルコートであるものの、抜け毛が極端に多いということはありません。

1週間に2~3回程度のブラッシングで十分とされているため、忘れないようにお手入れしてあげてください。

耳が垂れ耳になっているので、外耳のお手入れは少し早めのペースで行うとよいです。

お風呂のペースはニオイや汚れ具合次第ですが、1か月から3か月の間に1回は行うべきでしょう。

おすすめのドッグフード・アイテム

おすすめドッグフード!

アカナ(ACANA)

アダルトラージブリードレシピ

大型犬の中でも特に太りやすい犬種に対して作られたのが、アカナのアダルトラージブリードレシピです。

こだわりの原材料で作られたこのドッグフードは、関節障害に配慮して炭水化物や脂肪を少なめに調整されています。

粒も大型犬向けで大きめに作られていますので、早食いやどか食いを予防しつつ、食事を楽しんでもらえます。

おすすめ食器!

アウトワードハウンド

ファン&スロウフィーダーボウル

ドッグフード単体での早食いやどか食いを防止するだけでなく、食器を使って防止するのも良いでしょう。

小型犬向けのものではなく、大型犬でもストレスなく食べられるものを選んであげてください。

食べづらいようになってはいますが、勢いよく食べることを防ぐためなのでぜひ使ってみてください。

アイリッシュ・ウルフハウンドの価格と費用

アイリッシュ・ウルフハウンドは超大型犬になるため、生体費用だけでなく飼育にかかる初期費用(ケージ、ベッドなど)や、月々の食費、医療費なども高額になりがち。

また、マンションやアパートでの飼育の可否なども把握しておかなければいけないため、十分に環境を整えてからお迎えしなければいけません。

アイリッシュ・ウルフハウンドの生体価格

アイリッシュ・ウルフハウンドは日本国内でのお迎えが難しく、基本的には海外のブリーダー経由でお迎えすることになるでしょう。

海外での生体価格は25万円~30万円といった価格帯になっており、これがひとつの基準です。ただ、海外からの輸入となると諸経費がかかるため、数倍になることも少なくありません。

場合によっては100万円近い費用がかかることもある、ということを覚えておくとよいでしょう。

初期費用:お迎えする際の準備費用

超大型犬は体が大きいため、ケージやベッド、食器なども大型のものが必要となり、費用が高くなる傾向にあります。

  • ケージ・サークル:30,000円~80,000円:体が大きいため、十分な広さのものを準備する必要があります。
  • ベッド・寝床:15,000円~40,000円:体をしっかり支えるクッション性の高い大型のものが必要です。
  • 食器・給水器:5,000円~15,000円:大型犬用の大容量タイプや、足腰の負担を減らす高さのあるものが推奨されます。
  • 首輪・リード:10,000円~30,000円:頑丈で、犬の力をしっかり受け止められる耐久性の高いものを選びましょう。
  • その他(トイレ用品、ブラシなど):10,000円~20,000円

初期費用合計の目安:約70,000円~185,000円

月々のランニングコスト

食費や消耗品代、医療費など、毎月かかる費用も超大型犬は高額になります。

  • 食費:20,000円~40,000円:体が大きいため、多くの食事を必要とします。健康に配慮した高品質なフードを選ぶと、さらに高くなる傾向にあります。
  • 医療費・保険料:5,000円~10,000円:体のサイズに比例して手術費用や薬代が高くなるため、ペット保険への加入が推奨されます。
  • 消耗品(おやつ、シャンプーなど):5,000円~10,000円
  • その他(おもちゃ、介護用品など):5,000円~10,000円

月々の費用合計の目安:約35,000円~70,000円

マンションやアパートでの飼育の可否

結論から言うと、マンションやアパートでの飼育は非常に難しいでしょう。

アイリッシュ・ウルフハウンドのような超大型犬は、体が大きく、運動量も豊富なため、室内で十分なスペースを確保することが困難です。また、階段の昇降は短い寿命に影響を及ぼす可能性のある足腰の負担となります。

  • 十分なスペースの確保:室内での運動スペースや、くつろぐためのスペースが十分に確保できる一軒家が理想的です。
  • 騒音・鳴き声:吠え声が大きく、近隣トラブルになる可能性も否定できません。
  • エレベーター・廊下での移動:他の住人やペットに恐怖心を与える可能性があり、共用部分での移動にも配慮が必要です。

これらの理由から、超大型犬の飼育を検討する際は、専用の庭がある一軒家で、犬が自由に動き回れる環境を準備できるかどうかが非常に重要となります。

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