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犬の留守番は成犬で最大12時間まで!子犬期の注意点も解説

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「大切な愛犬となるべく一緒にいたい」と思っても、どうしてもお留守番をさせなければならないシーンは出てきます。

どのくらいならお留守番させてもよいのか、心配になる飼い主さんも多いことでしょう。

お留守番をさせるときには、リスクのあるものを排除し、過ごしやすい環境を整えてから出かける必要が出てきます。

お留守番が可能な時間や、安心してお留守番をさせるコツ・ポイントなどをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の結論

  • 愛犬がストレスなくお留守番できる時間は、成犬の場合において6~8時間程度
  • お迎え後すぐからお留守番させるのはNG、慣れてきてから徐々に時間を長くしてみる
  • お留守番前にはケージやごはん・お水の用意や、危険物の排除などが必要
  • 長期間のお留守番になるときは、ペットホテルやペットシッターの利用を検討する

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目次

犬がお留守番できる時間は一般的に約6~8時間

本来、群れで暮らしていた犬はひとりになるのが苦手です。「犬は人につく」という言葉もあるように、飼い主さんと一緒にいることがストレスなく暮らせる重要な要素なのです。

慣れてくれば長時間のお留守番ができるようになる場合もあります。

それでも犬がお留守番できる時間は、健康な成犬で自由に動けるスペースがある場合に限り、一般的には約6~8時間、最大で12時間までといわれています。

ただ、これはお留守番の訓練をした場合であり、犬によって個体差があるので「絶対にこの時間までは大丈夫」と言うわけではありません。

室内ではなく散歩の際に外でトイレを済ませるようにしている場合は、排泄のタイミングなどを考慮すると6時間程度が限界となるでしょう。

突然の体調不良や事故なども考慮すると、12時間以上のお留守番は避けた方が安全です。

また、食事管理や介護が必要な子犬や高齢犬の場合は3~6時間が限界と言われており、それ以上のお留守番は危険を伴います。

いきなりのお留守番はNG

愛犬にお留守番をしてもらうためには、短い時間から少しずつ慣れてもらう必要があります。

お迎えしてからすぐに長時間のお留守番が必要な状況にならないよう、スケジュール管理も重要だということです。

特に子犬期は飼い主さんがいなければ苦労することも多く、愛犬にとってリスクになることも多いです。

「半日程度なら大丈夫だろう」と思う人もいるかもしれませんが、訓練をして徐々にお留守番できるようになっていくものです。

老犬になるとお留守番が苦手になる子もいる

歳をとるにつれて、お留守番が苦手になってしまうこともあります。

加齢により視力や聴力が衰え体が動きづらくなるにつれて、不安を感じるようになります。

飼い主さんがそばで面倒を見てくれると安心し、歳を重ねるごとに甘えん坊になっていく子も多いです。

飼い主さんへの依存心が強くなりすぎると無駄吠えをしたり、飼い主さんの留守中に粗相を繰り返すことも。

犬のお留守番頻度と時間

ほかの飼い主さんは、どのくらいの頻度・時間でお留守番をさせているのか、気になりますよね。

ここではお留守番頻度・時間の平均値をご紹介します。

あくまで一般的な目安として捉えておき、お留守番ができるかどうかは個体差があることも覚えておきましょう。

愛犬を週3日以上お留守番させる飼い主さんは5割以上

週に3日以上お留守番が必要となる家庭は、全体の5割以上といわれています。

お留守番させる日数の平均的な割合は以下のとおりです。

毎日約27%~37%
1週間に3~6日程度約29%~40%
1週間に1日程度約17%~20%
ほぼない約6%~11%

お仕事などで家を空けなければいけないことも多く、ほとんどの子がお留守番を経験しています。

平日の仕事日は仕方のないところですが、休日の1日ぐらいは一緒にいてあげられると良いですね。

愛犬の1回のお留守番は5時間以上が4割以上

1回のお留守番の時間は、5時間以上が4割以上を占めています。

アニコムによる「令和2年 どうぶつkokusei調査」では、1回のお留守番時間は以下の通りです。

10時間以上5.7%
8~10時間18.6%
5~8時間22.4%
3~5時間18.1%
3時間以内14.4%
ほぼなし19.9%

飼い主さんがフルタイムで働いている場合は、8時間以上のお留守番になることも多いです。

残業や通勤時間なども考えると、8時間ちょうどで帰宅することは難しいもの。

その前後の時間なども含めて考える必要がありますね。

犬のお留守番で起こりうるリスク

愛犬がお留守番をしている間に、思わぬ事故が起こることもよくあります。

ここではお留守番の際に起こりうるリスクをご紹介します。

愛犬の安全を守るため、あらかじめ事故を防げるように対策をとりましょう。

火災などの事故が起こる

愛犬だけがお留守番をするような場合でも、火災などの事故には十分に気を付けましょう。

過去には、飼い主さんの留守中に犬が調理機器のスイッチを押してしまい、火災に発展したケースもあります。

お留守番中には、普段一緒に生活しているときには予想もしないような問題を引き起こしてしまう可能性もあるのです。

キッチンには立ち入らないようにしたり、コンセントは抜いておくなど、事故を防ぐ工夫が必要です。

参考:NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)

イタズラをする

サークルケージの外でお留守番をさせている場合、ストレスや好奇心からイタズラをする子も多いです。

  • ゴミ箱を漁ったり、ひっくり返す
  • ソファやクッションを噛みちぎる
  • ペットシーツやティッシュを引き裂く
  • 物を落としたりして壊す
  • トイレ以外で粗相をする
  • 電気コードをかじる

部屋を散らかしたり粗相をする程度であれば帰宅後に片付ければよいですが、場合によっては命の危険も伴います。

ゴミを漁って誤飲・誤食をしたり、割れ物を壊してケガをしたりコンセントを噛んで感電するなど、色々な事故を引き起こす可能性も。

飼い主さん不在時にこのような事故が起こったら、対応のしようがありません。

イタズラをされないような工夫をしてから出かけましょう。

分離不安症になる恐れがある

分離不安症とは、飼い主が自分を置いて出かけることに強い不安やストレスを感じ、トラブルやパニックを起こしてしまう、心の病気です。

「飼い主さんがもう帰ってこないかも」という不安から、分離不安症になる可能性があります。

その原因と、どんな行動や症状が見られるのか、理解しておきましょう。

分離不安症になる原因

  • 子犬期に長時間のお留守番
  • 飼い主さんが過剰に愛犬を構う
  • 引っ越しなどの環境変化
  • 加齢で目や耳の機能が衰えたことによる不安
  • 過去お留守番中に怖い体験をした(雷などの大きな物音や地震など)

お留守番中に嫌な思いをしたり引っ越しで環境が変わった際に、不安な気持ちから分離不安症になることもあります。

また、在宅中に過剰に構いすぎていると、飼い主さんの不在時に寂しさをより強く感じてしまいます。

普段、長く一緒にい過ぎたために、いきなり長時間も飼い主さんの姿が見えないと不安になる、というのは当然のことでしょう。

分離不安症の行動や症状

家具を噛んだりドアや壁を引っ掻いたりといった行動が目立ちます。

また、長時間に及ぶ無駄吠えは騒音トラブルに発展する可能性もあります。

これらは飼い主さんにとって困ってしまうような行動ですが、愛犬へのケアとトレーニングができていれば起こりづらいものです。

そもそも分離不安症にならないよう、日頃から適度なお留守番のトレーニングが必要です。

愛犬をお留守番させる前に準備しておくべきこと

愛犬をお留守番させるには、さまざまな準備が必要です。

いきなり何の準備もなくのお留守番は危険ですので、しっかりと準備をして問題ない環境を構築しておきましょう。

サークルやケージを設置する

愛犬が落ち着ける環境を作っておくことはとても重要。専用のサークルやケージは必ず用意してあげましょう。

犬は自分の縄張りを持ち、そこにいると安心できる習性があります。自分専用の居場所がある安心感から、ストレスを軽減できるでしょう。

また、狭くて暗い場所を好む子も多く、屋根が付いたタイプだと脱走防止にもなるので一石二鳥です。

ケージ内に閉じ込めておくのもストレスですが、愛犬が行動できる範囲内には危険物を置かないようにしておきましょう。

フードと飲み水を用意する

出典 :https://www.amazon.co.jp/

愛犬は自分だけで食事や飲み水を用意できません。お留守番にする前に、必ずフードと水も必ず用意しましょう。

ひっくり返してこぼしてしまうおそれがあるので、安定性の高い容器に入れたりケージに取り付けられるタイプがおすすめ。

一度にたくさん食べてしまうのを防止するには、自動給餌器も便利です。

日頃から使ってみて誤作動がないか確認してからお留守番させてくださいね。

おもちゃを用意する

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ひとりで遊べるおもちゃを用意してあげると、ストレス解消やイタズラ防止に効果的です。

おもちゃで遊ぶことに集中してくれれば、お留守番中の暇な時間も潰すことができます。

おいしそうな匂いがついたものや中にフードを隠せるおもちゃなど、さまざまなタイプが販売されています。

誤飲・誤食をしてしまいそうな大きさや素材だと危険なので、危険性のないものだけを選んで与えてあげましょう。

トイレができる環境を整えておく

どんなタイミングでトイレに行きたくなるかはわからないので、ケージ内あるいは家の中にトイレを作ってあげましょう。

長時間のお留守番の際には、トイレを我慢できなくなる可能性もあります。

普段からトイレシートで排泄をできるようにトレーニングしておきましょう。

犬は寝床が汚れることを嫌がる動物なので、寝床とトイレはなるべく離しておくのがおすすめです。

室内は常に綺麗な状態にしておく

ものを出しっぱなしにしていると誤飲・誤食の可能性があります。出かける前には、部屋をキレイに片付けておきましょう。

割れ物を壊してしまいケガをする恐れもあるので、犬の行動範囲はなるべくものを置かない方がよいでしょう。

食べ物の容器がゴミ箱に残っていると、ゴミ箱を漁って誤食してしまう可能性があります。

愛犬の手が届かないところへ片付けておいてくださいね。

室温、湿度の管理をしておく

人間の子どもでもよくある死亡事故のひとつである、熱中症などの室温・湿度。これらの室温・湿度の管理は愛犬の健康を守るうえで非常に重要です。

犬は寒さにはある程度耐性がありますが、人間と違って汗をかけないことから暑さにはとても弱い動物です。

以下の室温・湿度を目安に、エアコンなどで調節してあげましょう。

季節快適な室温快適な湿度
23℃~26℃40%~60%
21℃~24℃40%~60%

上記はあくまでも目安であり、犬種や被毛の長短によって温度の感じ方は異なります。

愛犬の様子を見ながら、適切な温度に設定してあげてくださいね。

脱走しないようにドアや窓は閉める

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ケージやサークルを使わずにお留守番させる場合は、脱走防止のためにドアや窓は確実に閉めましょう。

犬は頭が入るくらいのすき間があれば、いとも簡単にすり抜けることができます。

家の外に出てしまうと迷子になったり交通事故にあったり、よその家に入って迷惑をかけてしまうことも。

また、家の中でも入ってほしくないエリアには通れない柵をつけて、侵入を防止するのがおすすめです。

お留守番前に散歩をしておく

お留守番前に散歩をしておくと、疲れから比較的大人しくお留守番ができることもあります。

適度に運動をさせて疲れさせておくと眠たくなるので、お留守番中は静かに眠って待っている子も多いです。

お散歩のあとにご飯を食べさせてあげるとより眠気が増し、静かにお留守番ができます。

ペットカメラを設置する

出典 :https://www.amazon.co.jp/

万が一に備えて、いつでも愛犬の様子を確認できるようにペットカメラを設置するのもおすすめ。

外出先からスマートフォンやタブレットで愛犬の様子を確認できるので、飼い主さんも安心できます。

最近はスピーカーを通して声をかけたり、遠隔操作でご飯をあげられるペットカメラも販売されています。

しかし、突然声が聞こえたことに怖がったり、不安を感じてしまう子もいるため、使用の際には注意が必要です。

愛犬が安心してお留守番できるようにするトレーニング方法

室内犬におすすめの犬種27選!向いている犬種の特徴や注意点について

愛犬が安心してお留守番できるようになるには、普段からのトレーニングが必要です。

いきなりのお留守番はさまざまなリスクを伴うため、根気強く愛犬と向き合いながら練習していきましょう。

「ハウス」ができるようにしつける

お留守番をさせるにあたって、ハウストレーニングを行いましょう。

飼い主さんの不在時、ケージやサークルの中でお留守番をさせるのが安全です。

ですが、普段からケージやサークルに慣れていないとストレスに感じてしまいます。

最初はおもちゃやおやつを使って誘導し、ケージやサークル内を安全な場所だと認識させてあげましょう。

短時間のお留守番から始める

いきなり長時間のお留守番は、愛犬にとってかなりハードルが高いです。

まずは短時間から、徐々にお留守番の時間を長くしていきましょう。

最初は数分間飼い主さんが別室で過ごすことから始め、少しずつひとりで過ごせる時間を増やしていくことが重要です。

わざわざ出かける必要はなく、家の中でも別室で過ごすだけでいいので、簡単なトレーニングですね。

おもちゃでひとり遊びできるようにする

おもちゃでひとり遊びができるようになると、退屈せずにお留守番ができます。

愛犬の好みのおもちゃを見つけ、普段から遊ばせるようにしつけておきましょう。

おもちゃ選びの際は、誤飲による事故が起きないよう、飲み込めないサイズのものを選んであげてくださいね。

おもちゃによっては飲み込みやすい形状のものが付いていることもあるので、外しておくと安心です。

外出するときは「さりげなく」を意識する

出かけるときには、飼い主さんも愛犬も寂しいものです。だからこそ、さりげなく出ていくのがポイントです。

どうしても愛犬に声をかけたくなってしまいがちですが、「これから出かける」と愛犬が悟ることで寂しい気持ちを助長してしまいます。

また、出かける前に決まった動作を行っている場合は、そのルーティンをあえて崩してみるのも効果的です。

鍵を持って愛犬のそばに座ったり上着を着て椅子に腰を掛けるなど、ルーティンを崩すことで出かけることを悟られにくくなります。

愛犬に構う時間や一緒に過ごす時間を減らす

普段から一緒にいる時間が多い場合は、あえて愛犬と遊ぶ時間や一緒にいる時間を減らしてみましょう。

飼い主さんが常にそばにいることが当たり前になっていると、いなくなったときに強い不安や寂しさを感じます。

普段から別々で過ごす時間を設けて、適度な距離感を保つことが大切です。

外出前は必要以上に構わない

出かける前、必要以上に愛犬に構いすぎると、ひとりになったときの寂しさを助長させます。

分離不安症の要因となる場合があるため、出かける前はあえて声をかけずにさりげなく出かけましょう。

帰宅時も同様に、あまり甘やかさずに普段通りに過ごすのがポイントです。

お留守番で失敗しても叱らない

万が一、お留守番中に部屋を荒らしたり粗相をしていても、絶対に叱ってはいけません。

犬を褒めたり注意したりすることは、その行動の直後でないと意味がありません。

飼い主さんの帰宅後に注意しても、なぜ叱られているのか犬には理解できないのです。

また、強く叱られることで飼い主さんの気を引くためにわざとイタズラをする場合もあります。

お留守番の失敗は愛犬の失敗ではなく、飼い主さん自身の準備の失敗だと認識しましょう。

長期間留守にする場合は愛犬を預けることも検討する

毎日のお仕事で留守にする場合は、愛犬のためにもトレーニングで慣れてもらうことが重要。

ですが、数日間といった長期間にわたって留守にする場合は、お預けが選択肢となります。

いくらトレーニングをしても、いくら準備をしても、長期間ひとりでお留守番することはできません。

友人や家族に預ける、またはお世話を依頼する

長期間家を空ける場合は、友人や家族に預けたり家に来てお世話をしてもらうのがおすすめです。

ご飯や水の補給、散歩をお願いしましょう。可能であればトイレのお掃除もしてもらえると、より快適に過ごすことができます。

いつもの散歩コースを案内し、なるべくいつもの同じルートを歩いてもらうと愛犬のストレスを軽減できます。

愛犬と面識があったり犬の飼育経験がある人にお願いするのがよいでしょう。

ペットシッターに依頼する

ペットシッターとは人間のベビーシッターのように、自宅まで来て犬のお世話をしてくれるサービスです。

1匹1時間あたりの料金相場は2,500円~5,000円ほどです。一度に何時間もお願いする必要はなく、食事やトイレの掃除にお願いするのが効率的。

愛犬が高齢で自宅から連れ出すことが困難な場合や、外出が苦手な場合におすすめです。

ペットホテルを利用する

周りに頼める人がいない場合は、ペットホテルに預けましょう。その名の通り、ペットのためのホテルです。

1匹1泊あたりの料金相場は3,000円~6,000円ほど。宿泊中は散歩をさせてくれたり、ホテルによってはしつけのトレーニングを行ってくれる場合もあります。

ペットホテルには多くの動物が集まるため、基本的には必要最低限のお世話になることが多いです。

より充実したサービスを求める場合には、価格設定を上げてみると豪華なサービスを受けることもできますよ。

希望のサービスが揃っているホテルを探してみてくださいね。

動物病院のペットホテルサービスを利用する

動物病院にペットホテルが併設されている場合もありますので、体の心配がある場合は検討してみましょう。

1匹1泊あたりの料金相場は3,000円~6,000円ほど。病院のホテルなら獣医師さんがいるので、なにかあったときにも安心できます。

宿泊中に健康診断や予防接種などをお願いできる場合もありますので、預けついでに健康チェックが可能なケースも。

犬の保育園を利用する

犬専用の保育園などもあります。ほかの犬と一緒に過ごせるので社会性も身につき、基本的なしつけを行ってくれます。

送迎サービスを行っている保育園もあり、忙しい飼い主さんにおすすめです。

料金は1匹1泊あたり3,000円~6,000円ほどが相場といわれていますが、園によってかなり幅があります。

保育園を探す際には、料金もよく確認しておきましょう。

お留守番が得意と言われている犬種

一般的にお留守番が得意といわれている犬種をご紹介します。

ただし、犬によって個体差があり、性格は異なりますので参考程度に留めておいてください。

ラブラドール・レトリーバー

ラブラドール・レトリーバーは賢くておおらかな性格で、大型犬ではあるものの非常に優しい性格の持ち主です。

子犬の時期はやんちゃなのでイタズラをするかもしれませんが、しつけのしやすい犬種なのでしっかりトレーニングすればお利口にお留守番ができるでしょう。

体が大きいため、室内の長時間のお留守番の場合はストレスがかからないように自由に動ける部屋を準備するか、広めのサークルを用意してあげましょう。

学習能力がとても高く、従順な性格

とても懐いてくれる

あまり多くはない

高くないが、十分なお散歩が必要

 その他情報

原産国 カナダ
犬種グループ 8G:7グループ以外の鳥猟犬
大きさ 大型
平均寿命 10歳~13歳
なりやすい病気 外耳炎,股関節形成不全,白内障,緑内障,胃拡張捻転症候群
参考価格 20万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ブラック,イエロー,チョコレート

体高

男の子56cm~57cm
女の子54cm~56cm

体重

男の子29kg~36kg
女の子25kg~32kg

シー・ズー

シー・ズーはひとり遊びが得意だといわれています。

おもちゃで遊べるようにトレーニングすれば、ひとりで遊びながら飼い主さんを待つことができるでしょう。

ただし好奇心旺盛な一面があるので、誤飲・誤食の可能性があるものは確実に片付けてから出かけるようにしてください。

活発なときと、大人しいときの両面がある

人懐っこいが、マイペースでもある

比較的、吠えることは少ない

一般的な運動量と能力

 その他情報

原産国 中国
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 椎間板ヘルニア,尿路結石症,幽門狭窄,乾性角結膜炎,結膜炎,緑内障
参考価格 15万円〜30万円
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 ダブルコート
毛色 ゴールド,ブラック,ホワイト,ブルー,シャンパン,ホワイト&ゴールド,ホワイト&ブラック

体高

男の子20cm~27cm
女の子20cm~27cm

体重

男の子4.5kg~8kg
女の子4.5kg~8kg

チワワ

チワワは賢く、独立心の強い犬種です。短時間から徐々に慣れさせることで、お留守番ができるようになるでしょう。

警戒心が強いため、外が見えると通行人やほかの動物に吠えて、近所迷惑になる恐れがあります。

また、臆病な一面もあるため、なるべく窓から離した静かな場所にケージやサークルを設置すると、落ち着いてお留守番ができますよ。

知性と独立心の両方を持つ

飼い主に対しては懐きやすい

見知らぬ人に吠えやすい

一般的な運動量と能力

 その他情報

原産国 メキシコ
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 12歳~20歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,水頭症,尿路結石症,気管虚脱,僧帽弁閉鎖不全症
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 ホワイト,ブラック,レッド,ブルー,チョコレート,クリーム,ブラック&タン

体高

男の子15cm~25cm
女の子15cm~25cm

体重

男の子1.5kg~3kg
女の子1.5kg~3kg

柴犬

柴犬は飼い主さんに忠実なイメージですが、独立心が強くてマイペースな一面も。

我慢強さも持ち合わせているので、きちんとトレーニングをすれば上手にお留守番ができるようになるでしょう。

活動量が多い犬種のため、お留守番前には長めに散歩に連れていき、適度に疲れさせるのがおすすめです。

ただし、外でしかトイレが出来ない子の場合は、長時間の室内での留守番はおすすめ出来ません。

主人に忠実で警戒心が強い

飼い主には忠実だが、独立心もある

警戒心から多くなることもある

元々猟犬であったため、運動能力は高い

 その他情報

原産国 日本
犬種グループ 5G:原始的な犬・スピッツ
大きさ 小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 食物アレルギー性皮膚炎,アトピー性皮膚炎,膿皮症
参考価格 10万円~40万円
       

被毛

抜け毛 多い
毛質 ダブルコート
毛色 胡麻,赤,赤胡麻,黒褐色,黒胡麻,白

体高

男の子38cm~41cm
女の子35cm~38cm

体重

男の子10kg
女の子8kg

トイ・プードル

愛らしい見た目のトイ・プードルですが、実は全犬種の中でもトップレベルの賢さを誇ります。

飼い主さんとの主従関係をしっかりと教えることでハウストレーニングやトイレといった、お留守番に必要なしつけを覚えることができます。

ほかの犬と比べて吠えることも少ないので、静かにお留守番ができるでしょう。

好奇心が強く、非常に賢い

他人や犬に対しても懐く

臆病な面もあるため吠えやすい

とにかく体を動かすのが大好き

 その他情報

原産国 ドイツ,フランス
犬種グループ 9G:愛玩犬
大きさ 超小型
平均寿命 12歳~15歳
なりやすい病気 膝蓋骨脱臼,流涙症,白内障,副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群),外耳炎
参考価格 30万円前後
       

被毛

抜け毛 少ない
毛質 シングルコート
毛色 ブラック,ホワイト,シルバー,グレー,アプリコット,ブラウン,ブルー,カフェ・オ・レ,クリーム

体高

男の子24cm~28cm
女の子24cm~28cm

体重

男の子3kg~4kg
女の子3kg~4kg

愛犬のお留守番はトレーニングをしてから本番を

急にお留守番が必要となったからと言っても、事前にトレーニングをしておかなければできるものではありません。

お利口にお留守番ができるよう、普段からトレーニングをしておくことが大切です。

できればいつも愛犬のそばにいてあげたいですが、どうしても愛犬を置いて出かけなければいけないシーンも出てきます。

いきなりひとりにさせて不安な気持ちにさせないよう、信頼関係を築きながら、毎日少しずつお留守番に向けてのトレーニングを行いましょう。

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