「ボロニーズ」という犬種をご存知でしょうか?名前を聞いたことはなくても、その姿を見るとピンと来る人も多いかもしれません。
マルチーズやビション・フリーゼとよく似た真っ白の被毛を持ち、かつて貴族たちに可愛がられてきた犬種です。
古くから高い人気を誇る犬種でありながら流通は決して多くはなく、お目にかかる機会はそう多くありません。
今回は、そんなレアな犬種・ボロニーズの価格相場について解説!お迎え場所や一緒に暮らす際のポイントも合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の結論
- ボロニーズの価格相場は10万円~30万円と、比較的お迎えしやすい価格帯
- 飼育頭数が少ないため、生体価格が高額になることも多々ある
- ペットショップではほとんど出会えず、ブリーダーから直接のお迎えが一般的
- 超小型犬サイズで体は小さいものの、非常に活発で運動量が多い
ボロニーズの値段相場は10万円~30万円

ボロニーズの値段相場は10万円~30万円。ほかの犬種と比べても、比較的お迎えしやすい価格帯と言えるでしょう。
改正動物愛護管理法が施行されて繁殖業者の飼育環境が厳しくなったこと、ペットブームにより供給が追いつかないことなどが原因で価格が高騰することもあります。
ボロニーズは古い歴史を持つ超小型犬の1種であり、貴族たちの寵愛を受けてきた犬種です。低アレルゲンな犬種であり、犬アレルギーの人でも比較的飼育しやすいといわれています。
ボロニーズの年間飼育費用の目安(小型犬の場合)
アニコム損害保険株式会社の調査(2022年版「ペットにかける年間支出調査」)やその他の情報源によると、犬全体の年間費用は約35万円〜36万円とされています。
小型犬の場合、フード代などは大型犬よりも抑えられますが、トリミング代や医療費は犬種や個体差によって変動します。
ボロニーズ(小型犬)の年間飼育費用の内訳目安は以下の通りです。
1. フード・おやつ代:年間 36,000円〜72,000円(月3,000円〜6,000円)
高品質なフードを選ぶか、手作り食を取り入れるか、おやつの頻度によって幅があります。小型犬の場合、一般的に月に3,000円前後が目安とされていますが、こだわると費用は上がります。
2. 日用品代(トイレシート、シャンプー、ケア用品など):年間 12,000円〜60,000円(月1,000円〜5,000円)
トイレシートの消費量や、歯ブラシ・歯磨きジェル、ブラシ、シャンプー、消臭剤などのケア用品によって変動します。
3. トリミング代:年間 36,000円〜72,000円(月3,000円〜6,000円)
ボロニーズは豊かな被毛を持つため、定期的なトリミングが必須です。月に1回〜2ヶ月に1回程度の頻度で、1回あたり5,000円〜8,000円程度が目安となります。カットスタイルやサロンによって価格は異なります。
4. 医療費(予防医療費):年間 30,000円〜50,000円
- 狂犬病予防接種(義務):年1回 約3,500円
- 混合ワクチン接種:年1回 約6,000円〜10,000円
- フィラリア予防薬:月1回、年間約5,000円〜10,000円
- ノミ・ダニ予防薬:月1回、年間約5,000円〜10,000円
- 健康診断:年に1回程度の健康チェック。若い頃は費用を抑えられますが、年齢とともに検査項目が増える可能性があります。
5. ペット保険料:年間 20,000円〜60,000円(月1,500円〜5,000円)
補償内容(補償割合や免責金額など)や加入時の年齢によって大きく異なります。万が一の病気やケガに備える上で非常に重要です。
6. その他費用:年間 数千円〜数万円
おもちゃの購入費、洋服代(必要であれば)、しつけ教室代、ペットホテルやシッターの利用料、ドッグランなどの施設利用料、冷暖房費などの光熱費(犬のために調整する場合)などが含まれます。
これらを合計すると、ボロニーズ(小型犬)の年間飼育費用は、おおよそ20万円〜35万円程度が目安となるでしょう。
生涯にかかる費用の目安
ボロニーズの平均寿命を13歳と仮定し、上記年間費用と初期費用(生体価格を除く)を合算して生涯費用を算出します。
初期費用(お迎え時):約5万円〜10万円
ケージ、ベッド、食器、トイレトレー、トイレシート、首輪・リード、フード、おもちゃなど、最初に揃える物品にかかる費用。
年間の飼育費用:年間約20万円〜35万円
上記の各種費用の合計。
生涯飼育費用 = 初期費用 + (年間飼育費用 × 平均寿命)
仮に初期費用を7万円、年間飼育費用を25万円、平均寿命を13歳とすると、 生涯飼育費用 = 7万円 + (25万円 × 13年) = 7万円 + 325万円 = 332万円
一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」では、犬の生涯費用は平均で約240万円〜300万円とされており、小型犬も同様の傾向です。ボロニーズの場合、トリミングが必須であることや、特定の遺伝性疾患に備える必要性を考慮すると、上記の計算結果は現実的な目安と言えるでしょう。
上記の金額はあくまで目安であり、病気やケガによる高額な治療費が発生した場合(例:手術費用が数十万円かかるケースも珍しくありません)、さらに費用は跳ね上がります。そのため、ペット保険への加入や、予備費として十分な貯蓄をしておくことが重要です。
ボロニーズを迎え入れる際は、購入価格だけでなく、一生涯にわたる飼育費用も考慮し、経済的に無理なく責任を持って飼育できるか、しっかりと計画を立てることが大切です。
ボロニーズの値段の決まり方

古くから高い人気を誇り、かつお目にかかる機会の少ないレアな犬種・ボロニーズ。どのように販売価格が決まるのか、気になるところですよね。ここでは、ボロニーズの値段を決める際の基準などを解説します。
飼育頭数が少ないため基本的に高額
ジャパンケネルクラブの犬種別犬籍登録頭数によると、ボロニーズの登録頭数は毎年数百匹程度ということがわかります。
マルチーズなど見た目が似ている犬種が多いため、レアなイメージはないかもしれませんが、実際には個体数の少ない犬種であると言えるのです。
純血のボロニーズの飼育頭数は意外と少なく、それに伴って販売価格も基本的に高額となります。
両親がドッグショーのチャンピオン犬
ボロニーズに限ったことではありませんが、両親がドッグショーのチャンピオン犬であるなど、血統がよいとされる場合は価格が高額になります。
ドッグショーで優秀な成績を納める犬は、犬種のスタンダードを満たしており、容姿も美しい子たちばかり。
そんな両親から生まれた子犬もまた美しく成長する可能性が高く、高値で取引されます。
年齢が若い
どのような犬種であっても、成犬よりも子犬の方が人気が高い傾向があります。
「成長していく姿を見守りたい」「子犬の時期ならではのやんちゃな様子が可愛い」といった理由から、子犬をお迎えしたいと考える人は多いことでしょう。
ボロニーズはそもそも販売頭数も多くはないため、多くの場合子犬はすぐに飼い主さんが見つかります。こういった理由からも、子犬のボロニーズは高額に設定されることが多いです。
被毛が純白の子
ボロニーズのチャームポイントのひとつは、真っ白でふわふわな被毛。
ボロニーズの毛色は混じり気のないピュア・ホワイトが理想であり、被毛がキレイであればあるほど高値で取引されます。
犬種のスタンダードとしてはホワイトとホワイト&ブラックが認められていますが、ドッグショーではわずかな斑が入っているだけで失格となることも。
女の子のほうが値段が高い
犬種に関わらず、男の子よりも女の子の方が、高額に設定されることが多いです。
「男の子は気性が荒そう」「女の子は大人しくて飼いやすそう」というイメージから女の子の方が人気が高いことが、原因のひとつ。
また、女の子には繁殖能力があり子孫を残すことができるため、ブリーダーさんなどの繁殖業者が手放したがらないという理由もあります。
特にボロニーズは頭数の少ない犬種のため、女の子の流通は少なくなりがちであり、高値で取引されます。
血統付き
先述のとおり、両親がチャンピオン犬であるなど血統がよい場合には、価格が高額で設定されます。
血統証付きの犬は犬種のスタンダードをクリアしており、美しい容姿に成長する可能性が高いです。
しかし、ドッグショーに出場するわけでなく、一般家庭で家族として暮らす分には、血統に強くこだわる必要はないといえるでしょう。
見た目や血統だけでなく、性格なども含めて自分と相性がよい子を選んでみてくださいね。
健康面
平均価格よりも極端に安価に設定されている場合は、なにか健康上の問題を抱えている可能性があります。
気になる場合は、ペットショップの店員さんやブリーダーさんに理由を尋ねてみましょう。
また、残念なことではありますが、ペットをお金儲けの道具としてしか考えておらず、劣悪な環境で無理な繁殖を繰り返し、安価で販売する悪質な業者も存在します。
トラブルに巻き込まれないためにも、疑問点・不明点はしっかりと確認しておきましょう。
ボロニーズのお迎え方法
前述の通りボロニーズは日本国内において個体数の多い犬種ではなく、お迎えできる主な場所は、ブリーダーから直接のお迎えになるでしょう。
ボロニーズは頭数が少なく珍しい犬種であることから、ペットショップで出会えるケースは非常に稀です。確実にお迎えするには、専門のブリーダーを訪ねるのがよいでしょう。
譲渡会で出会える可能性もゼロではないですが、レアな犬種ゆえに手放す人も少なく、出会える確率が高いとはいえません。もしも譲渡会で探す場合には、子犬ではなく成犬である場合がほとんどです。
1. ペットショップ
ペットショップは、ショッピングセンターなどにもあり、比較的手軽に犬と出会える場所です。
特徴
さまざまな犬種が一度に展示されており、実際に子犬を見て選ぶことができます。店舗によっては、フードや用品なども同時に購入でき、飼育に関する相談がしやすい場合もあります。
ボロニーズの場合、出会えることは非常に稀です。 希少犬種のため、ほとんどの場合、店頭に並ぶことはありません。
もし見かけたとしても、その個体が本当にボロニーズであるか、またその血統や健康状態が適切に管理されているか、慎重な確認が必要です。
メリット
- アクセスしやすく、気軽に立ち寄れる。
- 子犬を直接見て、抱っこして選べる。
- 必要な飼育用品を一度に揃えられる。
- お迎え後のサポート(しつけ相談など)がある場合がある。
デメリット
- ボロニーズに出会う可能性が極めて低い。
- 多くの場合、子犬の親犬や生まれ育った環境を確認できない。
- 大量仕入れのため、繁殖環境や遺伝子疾患の管理が不透明な場合がある。
- 生体価格に加えて、流通コストや管理費用が上乗せされるため、ブリーダーからのお迎えにより高価になる傾向がある。
- 専門知識が不足しているスタッフもいる可能性がある。
2. ブリーダー
ボロニーズのような希少犬種の場合、最も現実的かつ推奨されるお迎え方法がブリーダーからの直接購入です。
特徴
特定の犬種の専門家であり、血統、健康、犬種標準を考慮した計画的な繁殖を行っています。
親犬や兄弟犬の様子、子犬が育った環境を直接見学できることが多いです。また、子犬の性格や個性、育て方について、専門的なアドバイスを受けられます。
多くの場合、生まれた子犬の情報や写真がウェブサイトやSNSで公開されています。
メリット
- ボロニーズと出会える最も現実的な方法。
- 親犬や飼育環境を確認でき、子犬の育ちが明確で安心感がある。
- ブリーダーから直接、犬種特有の特性や飼育方法、健康管理について専門的なアドバイスを受けられる。
- お迎え後もブリーダーに相談できるなど、長期的なサポートが期待できる。
- 流通経路が明確なため、健康面でのリスクが低い傾向にある。
- 子犬の血統や遺伝病検査の結果などを確認しやすい。
デメリット
- 希望するタイミングで必ず子犬がいるとは限らず、出産を待つ必要がある場合がある。
- 全国各地に点在するため、自宅から遠方の場合、見学や受け取りに手間がかかることがある。
- ペットショップのように他の犬種を比較検討することはできない。
- 一部には悪質なブリーダーも存在するため、見極めが重要(見学、質問、評判確認など)。
3. 保護犬(里親になる)
犬を保護している団体や施設から、里親として犬を迎え入れる方法です。成犬が中心となりますが、まれに子犬が保護されることもあります。
特徴
何らかの事情で飼い主を失った犬や、多頭飼育崩壊などから救われた犬たちが、新しい家族を待っています。
譲渡会や保護団体のウェブサイトを通じて犬と出会い、面談やトライアル期間を経て正式に迎え入れます。
ボロニーズのような純血種が保護されている可能性は低いですが、ゼロではありません。 特に年齢を重ねた成犬や、健康面に何らかの課題を抱えた個体が保護される可能性はあります。
ミックス犬の中にはボロニーズに似た子がいることもあります。
メリット
- 命を救い、犬にセカンドチャンスを与えることができる。
- 譲渡費用は、ワクチン接種費用や不妊手術費用など、実費相当の金額であることが多い。
- 多くの場合、性格や健康状態について保護団体から詳しい情報が得られる。
- すでに社会化されている成犬であれば、しつけの手間が少ない場合がある。
デメリット
- ボロニーズの純血種に出会う可能性は低い。
- 保護されている犬の過去の経緯が不明な場合があり、性格や行動に課題がある可能性がある。
- 希望する犬種や年齢、性別の犬にすぐ出会えるとは限らず、待つ必要がある。
- トライアル期間や自宅訪問など、譲渡までに複数のステップと時間がかかる。
ボロニーズをお迎えするときの注意点
ここまでの記事を読んで「ボロニーズと暮らしてみたい」と感じた人も多いのではないでしょうか。実際にボロニーズをお迎えする際に、チェックしておきたい注意点を解説します。
最終的には自分が「一緒に暮らしたい!」と感じた子、ピンと来た子をお迎えするのが一番ですが、トラブルを防ぐためにも最低限のチェックポイントを押さえておきましょう。
健康状態をチェックする
愛犬をお迎えする際、健康状態はよくチェックしておきましょう。特に以下のような点をよく確認することをおすすめします。
健康状態のチェック
- 目ヤニや鼻水は出ていないか
- 元気や食欲はあるか
- 極端に痩せているようなことはないか
できるだけ実際に抱っこさせてもらうなど触れ合いの時間を設け、体の状態をしっかり確認しましょう。
なにか気になる点があれば、店員さんやブリーダーさんに尋ねてみてくださいね。
信頼できるブリーダーからお迎えする
ブリーダーさんからお迎えする際は、信頼できる業者かどうか事前にしっかりと情報収集をしておきましょう。
ブリーダーとしてペットの販売を行うためには「第一種動物取扱業」の届け出が必要です。きちんと届け出をしているかどうか不明な場合は、直接ブリーダーさんに問い合わせてみましょう。
また、清潔な環境で飼育されているかを確認するため、犬舎を見学させてもらうのもおすすめです。
しかし、感染症予防などの観点から見学対応を行っていないブリーダーさんもいるので、「見学ができない=悪徳ブリーダー」ということではありません。
親の血統を確認する
親犬の容姿や性格を知れると、子犬の成長後の姿をある程度想像できます。
両親がドッグショーで好成績を納めているなど、血統がよいとされる場合は、その子犬も美しく成長する可能性が高いといえるでしょう。
また、血統証には健康に関する情報も記載されており、見た目の美しさだけではなく健康状態の指針にもなります。
一般家庭で家族として暮らす際には、チャンピオン犬ほどの容姿にこだわる必要はありません。しかし、子犬の状態を知る手段のひとつとして、親犬の血統は重要な情報となり得ます。
ボロニーズの値段に関するQ&A
ボロニーズの迎え入れを検討している方々が抱きやすい、値段や入手方法に関する疑問にQ&A形式でお答えします。
ボロニーズの値段は、なぜ他の犬種に比べて「高い」あるいは「特定の価格帯」なの?
ボロニーズの価格は、その希少性、血統、そして繁殖の難易度など、いくつかの要因によって決まります。
希少性の高さと繁殖頭数の少なさ
ボロニーズは日本国内での登録頭数が非常に少ない犬種です。ジャパンケネルクラブ(JKC)のデータを見ても、トイ・プードルやチワワといった人気犬種と比較して、その飼育頭数はごくわずかです。
頭数が少ないため、子犬が生まれる絶対数が少なく、需要に対して供給が限られるため価格が高くなる傾向にあります。
計画的な繁殖と血統
健全で美しいボロニーズを繁殖するためには、遺伝疾患のスクリーニングや血統管理など、ブリーダーによる専門的な知識と手間がかかります。
ドッグショーで優秀な成績を収めた親犬から生まれた子犬や、犬種標準に忠実な容姿を持つ子犬は、その品質が評価され、高値がつけられることがあります。
健康面への配慮
悪質なブリーダーや業者による無理な繁殖を防ぐため、健全な繁殖にはコストがかかります。
適正な価格には、親犬の健康管理や子犬への適切な栄養、早期の社会化、衛生的な飼育環境などが含まれています。
極端に安価な場合は、健康面で問題を抱えている可能性や、飼育環境に問題があるケースも考えられるため注意が必要です。
ボロニーズをペットショップでほとんど見かけないのはなぜ?
ボロニーズがペットショップで珍しい主な理由は、その希少性と専門的な繁殖体制にあります。
繁殖頭数の少なさ
前述の通り、日本でのボロニーズの繁殖頭数が少ないため、安定的に大量の子犬を供給することが困難です。一般的なペットショップでは、多数の顧客に対応できるよう、ある程度の数を安定供給できる犬種を扱う傾向があります。
ブリーダー直販が主流
希少犬種の場合、専門のブリーダーが小規模ながらも質の高い繁殖を行っていることが多く、子犬の販売も直接ブリーダーから行われることが一般的です。
ブリーダーは子犬の個性や健康状態を最もよく把握しており、購入希望者に対して直接情報提供やアドバイスを行うことで、適切な飼い主とのマッチングを重視します。
特別なケアの必要性
ボロニーズは他の犬種に比べて、被毛のケアなど特別な手入れが必要な場合があり、専門知識を持つブリーダーが直接飼育方法を伝える方が、飼い主にとっても安心だからです。
これらの理由から、ボロニーズを探す場合は、ペットショップよりも専門のブリーダーから直接迎えるのが一般的です。
ブリーダーからボロニーズを迎える際、値段以外にどんなことに注意し、どんな質問をすべき?
ブリーダーからボロニーズを迎える際は、値段だけでなく、その後の生活に関わる重要な事柄を確認することが大切です。
注意点
直接見学と環境確認: 可能であれば実際に犬舎や飼育環境を訪れ、親犬や子犬たちが清潔で愛情をもって育てられているか、明るく社会性のある環境かを確認しましょう。
親犬の確認: 親犬(特に母親犬)の性格や健康状態を確認することは、子犬がどのように成長するかの良い手がかりになります。
健康診断書・ワクチン接種証明書: 子犬の健康状態を示す獣医による健康診断書や、必要なワクチン接種が済んでいるかの証明書を必ず確認しましょう。
ブリーダーのアフターフォロー: 引き渡し後も飼育に関する相談に乗ってくれるか、もしもの場合のサポート体制があるかを確認しましょう。
聞いておきたい質問事項
- 子犬の健康状態について:
- 「これまでにどんな健康チェックを行いましたか?」
- 「遺伝子疾患のスクリーニングは行っていますか?(親犬も含め)」
- 「何か特別な病歴や注意すべき点はありますか?」
- 「今後受けるべきワクチン接種や健康診断の予定は?」
- 子犬の性格・行動について:
- 「この子の性格はどんな感じですか?(活発、おとなしいなど)」
- 「兄弟犬や親犬、人間との触れ合いはどのように行っていますか?(社会化の状況)」
- 飼育環境・準備について:
- 「普段どんなフードを与えていますか?」
- 「引き渡しまでにどんな準備をすればいいですか?」
- 「飼育する上で、特に注意すべきことはありますか?(食事、運動、被毛ケアなど)」
- ブリーダーの経験と方針について:
- 「ボロニーズのブリーディングは何年くらいされていますか?」
- 「繁殖におけるこだわりや方針は何ですか?」
- 「もし飼育が難しくなった場合、相談に乗っていただけますか?(ただし、安易に引き取りを前提とする質問は避ける)」
- 価格に含まれるもの:
- 「提示された価格には、血統書発行費用や初期のワクチン代などは含まれていますか?」
- 「保証や返金制度はありますか?」
これらの質問を通じて、ブリーダーの信頼性や、子犬への愛情と責任感を測ることができます。納得のいくブリーダーと出会い、ボロニーズとの素晴らしい生活を始めるためにも、時間をかけて情報収集と対話を行うことが重要です。
まとめ

本記事では、ボロニーズの魅力や価格設定についてお届けしました。個体価格の相場はお迎え場所によって異なりますし、人気度合いや生息頭数によっても異なります。
珍しい犬種のため、なかなか出会う機会はないかもしれませんが、見かけた際にはぜひ新しい家族として検討してみてはいかがしょうか?ぜひ、お気に入りの子を見つけてみてくださいね。
この記事の執筆者
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