ペルシャ猫と聞いて、まず思い浮かぶのは、ふさふさとした豪華な被毛と、ぺちゃんこで愛らしいお顔ではないでしょうか。その優雅な姿から「猫の女王」とも呼ばれ、世界中で愛されている人気の猫種です。
しかし、その美しい姿を保つためには、日々の被毛のお手入れが欠かせません。また、初めて猫を飼う方にとっては、どんな性格なのか、どんな病気に注意すればよいのかなど、分からないことも多いかもしれません。
この記事では、ペルシャ猫を家族として迎え入れるために知っておきたい情報を網羅的に解説します。性格や身体的な特徴から、迎え入れるための費用、毎日の被毛ケアや健康管理の方法、そしてかかりやすい病気まで、ペルシャ猫との幸せな暮らしをスタートさせるために必要な知識をまとめました。
この記事の結論
- ペルシャの歴史はとても古く、19世紀に公式キャットショーに初出場した猫種
- おとなしく温厚な性格で、構われすぎることは好まず適度な距離感が必要
- のんびりとマイペースに過ごすことも好きで、留守番も苦にならない
- 毎日のブラッシングやコーミング、目・鼻のケアは必須
目次
ペルシャってどんな猫?基本情報と特徴

ペルシャ猫は、その優雅で豪華な姿から「猫の女王」とも呼ばれ、世界中で愛されている人気の猫種です。
ここでは、ペルシャ猫の歴史や身体的な特徴、そしてその穏やかで魅力的な性格について詳しく解説します。
ペルシャ猫を迎え入れたいと考えている方は、まずこの基本情報を押さえておきましょう。
とても大人しい性格
適度な距離感で懐く
鳴くことが少ない
運動神経がよくない
その他情報
原産地 | イラン |
猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
大きさ | 中型 |
平均寿命 | 16歳~18歳 |
なりやすい病気 | 眼瞼内反症,流涙症,多発性嚢胞腎,潰瘍性口内炎,肥大型心筋症,過敏性皮膚炎,尿路結石症 |
参考価格 | 10万円~40万円 |
被毛
抜け毛 | 多い |
毛質 | ダブルコート |
毛色 | ソリッド,ヒマラヤン,タビー,パーティーカラー,シルバー&ゴールデン,スモーク&シェーデット,キャリコ&バイカラー |
毛の長さ | 長毛 |
ペルシャの歴史と名前の由来
ペルシャ猫は、その名の通り中東地域で生まれた、非常に歴史の深い猫種です。
中東で誕生した歴史
ペルシャ猫の起源は、紀元前1600年頃にまで遡ると言われており、その起源は現在のイランやイラクにあたるペルシャ地方(古代メソポタミア)に存在した、長い被毛を持つ猫にあるとされています。
17世紀には、イタリアの探検家によってヨーロッパに持ち込まれ、その美しさから王侯貴族の間で大流行しました。
当時は、ターバンを巻いた男性が貿易船に乗ってペルシャ猫をヨーロッパに運んだという記録も残っています。その後、品種改良が進み、現在のペルシャ猫の姿が確立されていきました。
日本におけるペルシャ猫の変遷
日本にペルシャ猫が初めてやってきたのは、明治時代の中頃と言われています。当時の日本の猫は短毛種が主流だったため、その豪華な長毛と優雅な姿は、多くの人々を魅了しました。
一時期は「ペルシャ猫=高価な猫」というイメージが定着し、憧れの存在でした。その後、さまざまな猫種が日本に渡ってくるにつれて人気は分散しましたが、現在でもペルシャ猫は根強い人気を誇っています。
特に近年は、愛らしい「エキゾチックショートヘア」というペルシャ猫から生まれた短毛種も人気を集めています。
身体的な特徴
ペルシャ猫は、他の猫種にはないユニークな身体的特徴を多く持っています。
豪華な被毛と美しい毛色
ペルシャ猫の最大の特徴は、その豪華でふさふさとした被毛です。
- 被毛: 上毛は長く絹のようになめらかで、下毛は密に生えており、全身を覆うボリューム感があります。この被毛を美しく保つには、毎日の丁寧なブラッシングが不可欠です。
- 毛色: ペルシャ猫の毛色は非常に多様で、7つのカテゴリーと100種類以上のパターンがあります。
- ソリッド: ホワイト、ブラック、クリームなど単色の毛色。
- シルバー&ゴールデン: シェーデッドシルバー、チンチラなど。
- スモーク: 毛先の色が濃く、根元に向かって色が薄くなる毛色。
これらの毛色は、ペルシャ猫のエレガントさを一層引き立てています。
特徴的な顔とずんぐりとした体格
ペルシャ猫は、その特徴的な顔でも知られています。
- 顔: 平たく、短い鼻と丸く大きな目が印象的です。この顔の特徴は「ドールフェイス」や「チンチラ」など、いくつかのタイプに分けられます。
- 体格: 筋肉質で骨太な、ずんぐりとした体型をしています。体重は3〜5kg程度ですが、被毛のボリュームがあるため、実際の体重よりも大きく見えることが多いです。
- 手足: 短くがっしりとしており、指の間から飾り毛が生えているのも特徴です。
ペルシャ猫の顔の平たさは、見た目の可愛らしさである一方、鼻の構造上、呼吸器や目の病気にかかりやすいという側面もあります。
ペルシャの性格と魅力
ペルシャ猫は、その美しい見た目だけでなく、穏やかで優しい性格も多くの人々を魅了しています。
おっとり穏やかな「猫の女王」
ペルシャ猫は、その外見に違わず、非常におっとりとした穏やかな性格をしています。
- 落ち着いている: 走り回ったり、高いところに登ったりすることは少なく、ゆったりと過ごすことを好みます。
- 優しい: 飼い主や家族に対して愛情深く接し、攻撃的な行動はほとんど見せません。
- 抱っこ好き: 抱っこされることや、膝の上でくつろぐことを好みます。
- 社交的: 騒がしい環境は苦手ですが、他の猫や犬とも比較的穏やかに接することができます。
このような性格から、ペルシャ猫は「動くぬいぐるみ」とも呼ばれ、子供がいる家庭や、多頭飼いにも向いていると言われています。
鳴き声の大きさや留守番の得意度
ペルシャ猫は、他の猫種と比べて鳴き声が非常に小さいことでも知られています。
- 鳴き声: 「にゃー」という大きな声で鳴くことは少なく、「クークー」といった小さな声で鳴くことが多いです。
- 留守番: 穏やかで独立心も持ち合わせているため、お留守番は比較的得意な猫種です。
- 注意点:
- 長時間のお留守番は、どんな猫でもストレスになります。
- 寂しがり屋な一面もあるため、帰宅後はたくさん遊んであげましょう。
ペルシャ猫は、静かな生活を好む方や、アパートやマンションなどの集合住宅で猫を飼いたい方にとって、非常に魅力的な猫種と言えるでしょう。
チンチラペルシャとは?
前述の通り、「チンチラ」「チンチラペルシャ」とは、あくまでもペルシャです。
違い | ペルシャ | チンチラ |
---|---|---|
毛色 | ホワイト、ブラック、レッド、ブルーなど | シルバー、ゴールドなど |
目の色 | カッパー、ブルー、オッドアイなど | グリーン、ブルーなど |
毛色の明るさ | 通常 | 明るい |
顔つき | ピークフェイス | ドールフェイス |
よく見てみないとわかりづらいものの、これらの違いがあると言われています。顔つきが特にわかりやすいポイントなので、ぜひ確認してみましょう。
同じ「チンチラ」という名前の齧歯目チンチラ科チンチラ属に属する齧歯類とはまた別です。
ペルシャを迎え入れる前に知っておくべきこと

ペルシャ猫は、その優雅な容姿と穏やかな性格で、私たちにたくさんの癒しを与えてくれる存在です。
しかし、家族として迎え入れる前に、彼らの健康や経済的な面についても深く理解しておくことが大切です。
ここでは、ペルシャ猫の寿命や注意すべき病気、そして迎え入れにかかる費用について詳しく解説します。
ペルシャの寿命と注意したい病気
ペルシャ猫と長く幸せに暮らすためには、彼らの平均寿命や、かかりやすい病気について知っておくことが重要です。
平均寿命と長生きの秘訣
ペルシャ猫の平均寿命は16〜18歳とされており、一般的な猫の平均寿命と比べてやや長い傾向にあります。適切な飼育環境と健康管理を行うことで、15歳以上まで長生きする子も少なくありません。
- バランスの取れた食事: 年齢や体質に合わせた、高品質なフードを選びましょう。
- 適度な運動: 肥満は万病のもとです。遊びなどを通して適度な運動をさせましょう。
- 定期的な健康診断: 定期的に動物病院で健康診断を受け、病気の早期発見に努めましょう。
- ストレスの少ない環境: 静かで安心できる環境を整え、ストレスを軽減させてあげましょう。
日々の愛情とケアが、ペルシャ猫の長寿に繋がります。
かかりやすい病気と予防法
ペルシャ猫は、その特徴的な顔や体質から、遺伝的にかかりやすい病気がいくつか存在します。これらの病気について知っておくことで、早期発見や予防に繋げることができます。
病気の種類 | 症状の例 | 予防法・対策の例 |
---|---|---|
多発性のう胞腎 | 食欲不振、飲水量が増える、体重減少 | 定期的な健康診断、遺伝子検査、水分補給を促す食事 |
肥大型心筋症 | 呼吸が速い、ぐったりする、食欲がない | 定期的な健康診断、心臓に負担をかけない生活(肥満防止) |
流涙症 | 常に涙が出ている、目の周りの毛が濡れて変色する | 毎日の目の周りのケア、清潔な環境を保つ |
尿路結石 | 頻繁にトイレに行く、血尿が出る、排尿時に痛がる | 十分な水分摂取を促す、尿路結石に配慮したフードを選ぶ |
これらの病気は、特に症状が分かりにくいことがあるため、少しでも異変を感じたら、すぐに動物病院に相談することが大切です。
迎え入れにかかる費用と相場
ペルシャ猫を家族として迎え入れる際には、さまざまな費用がかかります。事前に費用を把握しておくことで、経済的な計画を立てることができます。
生体価格と初期費用
ペルシャ猫の子猫を迎え入れる際の生体価格は、一般的に20万円から40万円程度が相場です。
これは、血統やブリーダー、被毛の色、性別などによって変動します。また、生体価格とは別に、初期費用として以下のものが必要になります。
- 猫用ケージ・キャリーケース: 1〜2万円
- トイレ・猫砂: 5千円〜1万円
- 食器・給水器: 5千円〜1万円
- ベッド・おもちゃ: 5千円〜1万円
- フード・サプリメント: 5千円〜1万円
- ワクチン接種・健康診断: 1万5千円〜2万円
これらの初期費用を合わせると、合計で最低でも30万円以上はかかることを想定しておく必要があります。
年間でかかる飼育費用
ペルシャ猫を迎え入れた後も、毎月、そして年間でかかる費用があります。これらを事前に把握しておくことで、経済的な計画を立てることができます。
- 食費: 5万円〜10万円
- 医療費(ワクチン、健康診断、病気の治療費など): 3万円〜5万円
- トリミング代: 3万円〜5万円
- 消耗品費(猫砂、おもちゃ、シャンプーなど): 2万円〜3万円
- その他(ペット保険、予防接種など): 2万円〜4万円
これらの費用を合計すると、年間で約15万円〜27万円程度かかります。生涯でかかる費用を考えると、迎え入れる前に十分な計画を立てることが大切です。
ペルシャとの快適な暮らし方と飼育のコツ

ペルシャ猫は、その優雅な外見と穏やかな性格から「猫の女王」とも呼ばれ、多くの愛猫家を魅了しています。彼らとの快適な共同生活を送るためには、その特性を理解した適切な飼育が不可欠です。
この記事では、ペルシャとの幸せな日々を送るために知っておきたい、健康管理から食事、しつけまで、幅広い飼育のコツをご紹介します。
ペルシャ猫は比較的穏やかで室内での生活を好みますが、美しい被毛や扁平な顔立ちからくる特有のケアが必要です。この記事が、あなたの愛猫との暮らしをより豊かにする一助となれば幸いです。
毎日の健康管理と被毛ケア
ペルシャ猫の健康と美しさを保つためには、日々の細やかなケアが欠かせません。特に、長く密集した被毛は、適切に手入れをしないと毛玉ができやすく、皮膚病の原因になることもあります。
また、扁平な顔立ちが特徴的なため、目や鼻周りもこまめなケアが必要です。毎日のルーティンにこれらのケアを取り入れることで、愛猫の健康状態を常に把握し、異変の早期発見にもつながります。
美しい被毛を保つブラッシング方法
ペルシャのゴージャスな被毛は、毎日のブラッシングが何よりも大切です。最低でも1日1回、できれば朝晩の2回ブラッシングを行いましょう。
- スリッカーブラシで、絡まっている毛をやさしくほぐします。力を入れすぎないように注意しましょう。
- 次にピンブラシで、毛の流れに沿って全身を丁寧にブラッシングします。この時、毛玉がないかを確認してください。
- 仕上げにコームで毛並みを整えます。特に、脇の下やお腹周り、しっぽの付け根は毛玉ができやすいので念入りに行いましょう。
目や鼻周りのケアの重要性
ペルシャ猫は短頭種のため、涙やけを起こしやすい傾向にあります。涙やけを放置すると、雑菌が繁殖し、目の周りの皮膚炎につながることもあります。毎日のチェックとケアを習慣にしましょう。
- 目のケア: 涙や目ヤニは、専用のコットンやガーゼをぬるま湯で湿らせて、優しく拭き取ります。力を入れず、そっと撫でるように拭くのがポイントです。
- 鼻のケア: 鼻腔が狭いため、鼻水が出やすいこともあります。鼻水で汚れた部分は、同様に湿らせたコットンなどで清潔に保ちましょう。
シャンプーや爪切りなどのケア
美しい被毛を保つためには、定期的なシャンプーも効果的です。月1回程度のシャンプーを目安にすると良いでしょう。
シャンプーの際は、皮膚に優しい猫用シャンプーを選び、しっかりと泡立ててから洗い、すすぎ残しがないように丁寧に流してください。
また、爪切りも定期的に行いましょう。爪が伸びすぎると、家具を傷つけたり、猫自身が怪我をする原因にもなります。
食事と運動について
ペルシャ猫の健康を維持するためには、適切な食事と適度な運動が不可欠です。ペルシャは他の猫種に比べて太りやすい傾向にあるため、食事管理には特に注意が必要です。
また、活発に動き回る猫ではありませんが、運動不足は健康に悪影響を及ぼします。
年齢に合わせた食事の選び方
ペルシャ猫の食事は、年齢や健康状態に合わせて選ぶことが大切です。
年齢 | 食事のポイント |
---|---|
子猫期(~1歳頃) | 成長に必要な高タンパクで高カロリーな食事を与えましょう。 消化しやすいものがおすすめです。 |
成猫期(1歳~7歳頃) | 体重管理を意識し、バランスの取れた総合栄養食を選びます。 毛玉ケアに特化したフードも良いでしょう。 |
シニア期(7歳~) | 消化機能が低下するため、消化の良い食事に切り替えます。 腎臓や関節の健康をサポートするフードも検討しましょう。 |
運動不足にならないための工夫
ペルシャ猫は大人しい性格ですが、全く運動をしないわけではありません。室内でも楽しめるような工夫をして、適度な運動を促しましょう。
- おもちゃで遊ぶ: 猫じゃらしやボールなどのおもちゃを使って、1日15分程度遊びの時間を設けましょう。
- キャットタワーの設置: 上り下りすることで運動になり、猫の縄張り意識も満たされます。
- 上下運動を促す工夫: 家具の配置を工夫して、猫が安全に高い場所に上れるような環境を作りましょう。
しつけのポイントと環境作り
ペルシャ猫は賢く、飼い主との信頼関係を築きやすい猫種です。子猫のうちから基本的なしつけを始め、安全で快適な生活空間を整えることで、ストレスなく幸せに暮らすことができます。
しつけの始め方と注意点
ペルシャ猫のしつけは、褒めて伸ばすことが基本です。怒ったり、体罰を与えたりするような方法は、猫との信頼関係を損なうため絶対にやめましょう。
- トイレのしつけ: 猫はきれい好きなので、トイレを適切な場所に設置し、常に清潔に保てば、自然と覚えてくれます。
- 爪とぎのしつけ: 爪とぎ器を複数箇所に設置し、そこで爪を研いだら褒めてあげましょう。
- 社会化: 子猫のうちからさまざまな音や匂いに慣れさせ、来客や動物病院にも動じないように訓練しておくと良いでしょう。
安全で快適な生活空間の作り方
ペルシャ猫は室内で過ごす時間が長いため、安全で快適な生活空間を用意してあげることが大切です。
- 温度・湿度管理: ペルシャは暑さに弱いため、夏場はエアコンなどで室温を適正に保ちましょう。
- 危険物の撤去: 猫にとって有毒な観葉植物や、小さなものを誤飲しないよう、床に物を置かないようにしましょう。
- プライベート空間の確保: いつでも落ち着いて休めるよう、静かで安心できる場所(ケージや隠れ家)を用意してあげましょう。
まとめ:ペルシャとの幸せな生活のために
ペルシャ猫との生活は、その美しい姿と穏やかな性格から、私たちの心を豊かにしてくれます。しかし、彼らの魅力を最大限に引き出し、健康で幸せな日々を過ごすためには、日々のきめ細やかなケアが欠かせません。
美しい被毛のブラッシング、目の周りのケア、適切な食事管理、そして安全な環境作り。これらを一つひとつ丁寧に行うことで、愛猫との絆はさらに深まります。
この記事が、ペルシャ猫を飼っている方、これから迎え入れようと考えている方にとって、有益な情報となれば幸いです。
ペルシャの理解度チェック
この記事の執筆者
nademo編集部
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