どんぶらこどんぶらこと流れるように、わが家に辿り着いた、ちょび髭わんぱく猫のギア君。
毎日たっぷり遊んで、たっぷり食べて、たっぷり寝て、全力で生きているうちに、体も心もすくすく成長しました。
そして、自我も目覚めたのか、こだわりを持ち始めたのです。
大人の雄は、わんぱくなだけでいけないと思ったのか定かではございません。
しかし、こだわりを持ってこそ一人前のおっさん猫のようです(生後半年未満)。
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ライター/愛玩動物飼養管理士/トリマー/グルーマー/ベテリナリーテクニシャンズ
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体の成長に合わせた心の成長
わが家の環境に慣れたギア君は毎日元気に走り回っていました。
時々、先住猫に教育的指導を受けるのもご愛嬌。
トイレもすぐに覚えてくれました。
猫は砂をかく習性から、トイレの躾は比較的行いやすいですが、キリッとトイレをこなす姿は感動的です。
そして、すくすく成長するにつれて、独自のこだわりを見せ始めました。
無邪気に興味を示した猫用品も、使ったり使わなかったりするようになり、個性が出てきました。
自分の好みを持ち、考えるようになるのは、心の成長の表れです。喜ばしいことです。
しかし逆を言えば、選り好みをするようになってきたとも言えるでしょう。
ギア君好みの猫用品探しが始まる予感がしました。
ニヒルなちょび髭猫の好みを理解する
子猫特有の瞳の色、キトンブルーはヘーゼルになりました。
そんなギア君のこだわりは一風変わっていました。
一般的に猫の好む場所や好きな物は、このように言われます。
ギア君が好む場所や好きな物は、このようになりました。
とくに病院のベッドに利用されるような綿シーツが大好きで、部屋の真ん中に敷くと、嬉しそうにゴロゴロ転がります。
君は本当に猫なのかい?
それにしても、ダンボールは最強の猫用品です。
猫ベッドの使い方は猫それぞれ
大きくなってきたギア君のために、猫ベッドを新調しました。
それまでは円形の開けた猫ベッドだったのですが、ドームタイプの猫ベッドを購入しました。
ギア君の好みからすると、綿シーツが最適解になるのですが、そちらはお昼寝用に日の当たるところに広げています。
気分で寝る場所を変える傾向があったので、部屋の隅に新調した猫ベッドをそっと設置してみました。
結論から申し上げると、使ってくれました。
ただし、ドーム部分を潰して。
正直「その発想はなかった」使い道でした。
購入し直しも検討したのですが、本人はそれで気に入ったようなので、そのまま利用続行。
こだわりのある雄はやはり一味違うようでした。
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この記事の執筆者
ライター/愛玩動物飼養管理士/トリマー/グルーマー/ベテリナリーテクニシャンズ
地元の動物園や水族館に観察しに行ったり、遠方の生物イベントまで足を運んだりしています。
現在は、保護猫と拾い猫の下僕。毎日布団の奪い合いをしています。
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