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猫=可愛いというイメージを持っている人が大半だと思いますが、「猫にしてはちょっとブサイクかも…」なんて思う子も存在します。
人を選ぶ一方で、そのブサイク加減がとても可愛らしいと思える人も実は多く、人気の猫種でもあったりするのです。
何を可愛いと思うかは人それぞれ。ブサカワな子には、それなりの魅力があるのです。
今回はそんなブサカワ猫種に焦点を合わせて、ブサカワ猫の特徴や猫種について詳しくご紹介していきます。
この記事の結論
- 鼻ぺちゃであったり、エイリアンのような顔をしているのが一般的なブサカワ猫
- エキゾチック系の猫種が代表的で、そこからの派生猫種も多い
- 鼻ぺちゃ系の猫種については、呼吸器系疾患や眼疾患などが多く見られる
- 無毛タイプの猫種については、皮膚病に注意し、日頃のケアが重要になる
プレゼント企画やお友だち限定企画も用意してありますので、友だち追加お待ちしております！
ブサイクだけどそれが可愛い猫たち
どれだけ可愛い愛猫であったとしても、ふとした瞬間にブサイクな表情を見せてくれることがあります。
飼い主さんからしてみれば普段見られない表情を見られるというだけで、ブサイクでも可愛く感じられるでしょう。
しかしそんな表情を普段からしている猫種が存在し、それがひとつの魅力となっているのです。
「ブサイクだけれどそれが可愛い」と思える猫種は、どんな特徴を持ち、どんな表情を見せてくれるのでしょうか。
ブサカワな猫種の特徴
一般的にブサカワと言われている猫種たちには、次のような特徴があります。
鼻ぺちゃ
最初に思い浮かべることができるブサカワ猫種の特徴といえば、やはり鼻ぺちゃであることです。
鼻ぺちゃ=短頭種は猫種において多くないものの、エキゾチック系などが代表的な猫種です。
単純に鼻が短いというだけでなく、鼻を中心として真ん中に顔のパーツがぎゅっと寄っていることが多いです。
エイリアン顔
鼻ぺちゃ系の顔に続いて、人気映画『E.T.』を代表とするような、エイリアンにも似た顔を持つ猫種。
後述の無毛タイプの猫種に多いですが、エイリアン顔もまた珍しいでしょう。
映画『E.T.』に登場する宇宙人にとてもよく似ていることから、ブサカワという印象を持つ人が多いはずです。
無毛
猫と言えばフサフサな被毛が愛らしい、という飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
ですが猫種の中には無毛タイプも存在し、全く被毛がない子や、一部だけ生えている子なども存在しています。
こちらも前述のエイリアン顔の子に多く見られており、特徴的なブサカワの一種と言えます。
ブサカワな猫種13選
| No | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 画像 |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | |
| 猫種 | エキゾチックショートヘア | エキゾチックロングヘア | スフィンクス | ドウェルフ | ドンスコイ | バンビーノ | ヒマラヤン | ピーターボールド | フォールデックス | ブリティッシュショートヘア | ブリティッシュロングヘア | ペルシャ | ライコイ | |
| 原産地 | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国 | カナダ | アメリカ合衆国 | ロシア | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国,イギリス | ロシア | カナダ | イギリス | イギリス | イラン | アメリカ合衆国 | |
| 抜け毛 | 少ない | 多い | ない | ない | ない | ない | 多い | ない | 多い | 少ない | 多い | 多い | 少ない | |
| 毛質 | ダブルコート | ダブルコート | 被毛なし | 被毛なし | 被毛なし | 被毛なし | ダブルコート | 被毛なし | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | シングルコート | |
| 毛色 | ブルー,ブラウン,クリーム,レッド,ブラック,シルバー,トーティー,シール | レッド,シルバー,ブラック,クリーム,ブラウンタビー,ブルータビー,レッド&ホワイト,ブラウンタビー&ホワイト,キャリコ | ホワイト,ブラック,ブルー,キャリコ,タビー,ブルークリーム&ホワイト,ブラック&ホワイト | クリーム,ホワイト,ブルー&ホワイト | ラバーボールド,フロックド,ベロア,ブラッシュ | クリーム,ブラック | ブルー,ライラック,シール,チョコレート,フレーム,クリーム | チョコレート,フォーン,ブラック,ライラック,ベロア,ブラッシュ | ブルータビー,クリームタビー,シルバータビー,ブルークリーム,レッドタビー,ブラウンタビー,ブルー・ホワイト,レッド・ホワイト,トーティシェル | ブルー,ブルータビー,ブルーソリッド,ブルーゴールデンシェーデッド,クリーム&ホワイト | ブラック,ホワイト,クリーム,レッド,ブルー,キャリコ,シナモン | ソリッド,ヒマラヤン,タビー,パーティーカラー,シルバー&ゴールデン,スモーク&シェーデット,キャリコ&バイカラー | ブラックローン | |
| 毛の長さ | 短毛 | 長毛 | 被毛なし | 被毛なし | 被毛なし | 短毛 | 長毛 | 被毛なし | 短毛or長毛 | 短毛 | 長毛 | 長毛 | 短毛 | |
| サイズ | 体高：男の子 | 24cm～27cm | 25cm～30cm | 24cm～26cm | 15cm～17cm | 約30cm | 17.7cm～20cm | 25cm～30cm | 20cm～35cm | 約25cm | 23cm～25cm | 25cm～35cm | 25cm～30cm | 20cm前後 |
| 体高：女の子 | 24cm～27cm | 25cm～30cm | 24cm～26cm | 15cm～17cm | 約30cm | 17.7cm～20cm | 25cm～30cm | 20cm～35cm | 約25cm | 23cm～25cm | 25cm～35cm | 25cm～30cm | 20cm前後 | |
| 体重：男の子 | 3kg～7kg | 3.5kg～5.5kg | 3kg～6kg | 2kg～4kg | 2.5kg～4kg | 2.2kg～4kg | 4kg～6kg | 3kg～5kg | 2kg～4kg | 4kg～7kg | 4.5kg～7kg | 3kg～5.5kg | 2kg～4.5kg | |
| 体重：女の子 | 3kg～5kg | 3.5kg～5.5kg | 2.5kg～4kg | 2kg～4kg | 2.5kg～4kg | 2.2kg～4kg | 3kg～5kg | 2.5kg～4.5kg | 2kg～4kg | 3kg～5kg | 3.5kg～6kg | 3kg～5kg | 2kg～4.5kg | |
| 平均寿命 | 10歳～13歳 | 12歳～15歳 | 12歳～14歳 | 12歳～15歳 | 10歳～13歳 | 12歳〜14歳 | 12歳～15歳 | 13歳～15歳 | 12歳～15歳 | 15歳～20歳 | 14歳～17歳 | 16歳～18歳 | 不明 | |
| なりやすい病気 | 流涙症,短頭種気道症候群,多発性嚢胞腎,慢性腎臓病 | 肥大型心筋症,多発性嚢胞腎,毛球症,結膜炎,流涙症,白内障 | 耳疥癬症,皮膚病,肥大型心筋症 | 皮膚病,漏斗胸 | 皮膚病,腎臓病 | 皮膚病,椎間板ヘルニア | 膀胱炎,尿路結石症,毛球症,多発性嚢胞腎,尿毒症,流涙症 | 皮膚病,熱中症,特発性膀胱炎 | 多発性嚢胞腎,外耳炎,流涙症 | 肥満,尿路結石症,肥大型心筋症,新生子溶血,糖尿病,皮膚病 | 下部尿路疾患,腎臓疾患,肥満,肥大型心筋症 | 眼瞼内反症,流涙症,多発性嚢胞腎,潰瘍性口内炎,肥大型心筋症,過敏性皮膚炎,尿路結石症 | 腎臓病,皮膚病 | |
| 参考価格 | 15万円～30万円前後 | 15万円～30万円 | 30万円～50万円 | 15万円～30万円 | 40万円前後 | 19万円～30万円前後 | 10万円～20万円 | 35万円～70万円 | 30万円前後 | 6万円～40万円 | 20万円～50万円 | 10万円～40万円 | 100万円前後 | |
| 詳細へ | ||||||||||||||
No.1 エキゾチックショートヘア
ブサカワを代表するとも言えるエキゾチック系の猫種、エキゾチックショートヘア。
まん丸とした目ととても低い鼻が特徴的で、祖先となるペルシャの特徴を引き継いでいます。
とてもおおらかで落ち着いた性格の持ち主ですが、アメリカンショートヘアの性格を引き継いでいる活発な面も見られます。
祖先とされるペルシャの好発疾患として多発性嚢胞腎（たはつせいのうほうじん）や、短頭種に多く見られる眼瞼内反症（がんけんないはんしょう）、白内障（はくないしょう）にも注意が必要です。
人懐っこく温厚な性格
適応能力が高く懐きやすい
鳴くことは少ない
おとなしく運動量が少ない
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国 |
| 猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 超小型 |
| 平均寿命 | 10歳～13歳 |
| なりやすい病気 | 流涙症,短頭種気道症候群,多発性嚢胞腎,慢性腎臓病 |
| 参考価格 | 15万円～30万円前後 |
被毛
| 抜け毛 | 少ない |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | ブルー,ブラウン,クリーム,レッド,ブラック,シルバー,トーティー,シール |
| 毛の長さ | 短毛 |
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No.2 エキゾチックロングヘア
前述のエキゾチックショートヘアとほぼ同じ見た目をしており、短毛種であるのに対して長毛種であるのがエキゾチックロングヘアです。
基本的な誕生の歴史はエキゾチックショートヘアと同じですが、エキゾチックロングヘアを猫種として認めていない団体も少なくないというのが現状。
性格や顔の特徴などはエキゾチックショートヘアと同じで、注意した病気についても同様。
よりペルシャ感が強くなったようにも感じられる猫種です。
穏やかで社交的
見知らぬ人は警戒する
鳴くことは少ない
おもちゃ遊びが大好き
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国 |
| 猫種公認団体 | CFA,GCCF,TICA,FIFe |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 12歳～15歳 |
| なりやすい病気 | 肥大型心筋症,多発性嚢胞腎,毛球症,結膜炎,流涙症,白内障 |
| 参考価格 | 15万円～30万円 |
被毛
| 抜け毛 | 多い |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | レッド,シルバー,ブラック,クリーム,ブラウンタビー,ブルータビー,レッド&ホワイト,ブラウンタビー&ホワイト,キャリコ |
| 毛の長さ | 長毛 |
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No.3 スフィンクス
無毛猫種として広く知られているスフィンクスは、エイリアン顔と言えるブサカワ猫種です。
実際にはうぶ毛程度の被毛が生えているものの、その見た目はかなり印象的ではないでしょうか。
はっきりとした顔立ちに対して大きな耳が特徴的で、体にはところどころにシワがあることもわかります。
清潔な環境で過ごすことが必要不可欠で、体の汚れは徹底してお手入れする必要があります。
元気で甘えん坊な性格
好奇心旺盛で人懐っこい
それなりに鳴くことがある
運動神経が抜群
その他情報
| 原産地 | カナダ |
| 猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 12歳～14歳 |
| なりやすい病気 | 耳疥癬症,皮膚病,肥大型心筋症 |
| 参考価格 | 30万円～50万円 |
被毛
| 抜け毛 | ない |
| 毛質 | 被毛なし |
| 毛色 | ホワイト,ブラック,ブルー,キャリコ,タビー,ブルークリーム&ホワイト,ブラック&ホワイト |
| 毛の長さ | 被毛なし |
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No.4 ドウェルフ
小人を指す「dwarf（ドワーフ）」と、特徴的な「elf（エルフ）」のような耳から取って名付けられたドウェルフ。
非常に渋い顔をしているドウェルフですが、こちらもまた無毛であるため印象的な猫種です。
無毛タイプの猫種の中でも、耳が内側に少し曲がるようについており、ほかの無毛タイプと比べてもより印象的。
これこそがドウェルフの魅力でもありますが、皮膚への影響については飼い主さんの管理が重要です。
人懐っこく友好的な性格
とても人懐っこい
ほとんど鳴くことはない
運動神経がよく、遊びを好む
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国 |
| 猫種公認団体 | TDCA |
| 大きさ | 小型 |
| 平均寿命 | 12歳～15歳 |
| なりやすい病気 | 皮膚病,漏斗胸 |
| 参考価格 | 15万円～30万円 |
被毛
| 抜け毛 | ない |
| 毛質 | 被毛なし |
| 毛色 | クリーム,ホワイト,ブルー&ホワイト |
| 毛の長さ | 被毛なし |
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No.5 ドンスコイ
自然発生したと考えられているドンスコイは、ロシアのとある町で発見された猫種です。
逆三角形の顔立ちとアーモンド型のツリ目が印象的で、被毛は無毛タイプの猫種。
無毛タイプの中でも体にシワが多いと見られており、体のお手入れが特に重要になっています。
皮膚病の中でも直射日光は避けなければならず、紫外線対策などが必要とされています。
愛情深く、人懐っこい
社交性がとても高い
あまり鳴くことはない
活発で運動好き
その他情報
| 原産地 | ロシア |
| 猫種公認団体 | TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 10歳～13歳 |
| なりやすい病気 | 皮膚病,腎臓病 |
| 参考価格 | 40万円前後 |
被毛
| 抜け毛 | ない |
| 毛質 | 被毛なし |
| 毛色 | ラバーボールド,フロックド,ベロア,ブラッシュ |
| 毛の長さ | 被毛なし |
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No.6 バンビーノ
バンビーノは親にスフィンクスを持つことから、スフィンクス同様に無毛タイプの猫種です。
見た目もほぼ同じで大きな違いが見られず、体のサイズの違いのみが見分けるポイントとなっています。
とても活発な子なので、遊んでいる最中や運動中に肌を傷つけてしまう可能性もあり、注意が必要。
体のシワも多い方なので、日常的なお手入れはもちろん、寄生虫や虫刺されにも注意しましょう。
フレンドリーで明るい性格
人見知りをあまりせず懐きやすい
それなりに鳴くことがある
運動欲求が強くよく動く
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国 |
| 猫種公認団体 | TICA |
| 大きさ | 小型 |
| 平均寿命 | 12歳〜14歳 |
| なりやすい病気 | 皮膚病,椎間板ヘルニア |
| 参考価格 | 19万円～30万円前後 |
被毛
| 抜け毛 | ない |
| 毛質 | 被毛なし |
| 毛色 | クリーム,ブラック |
| 毛の長さ | 短毛 |
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No.7 ヒマラヤン
ペルシャとシャムの交配によって誕生したヒマラヤンは、2種類の顔のタイプを持つ猫種です。
これをドールフェイスとエクストリームフェイスといい、ドールフェイスはどちらかといえば鼻筋の通った顔立ちをしています。
対してエクストリームフェイスはペルシャ系のペチャ鼻で、ペルシャのような顔立ちをしています。
ドールフェイスはブサカワとは言えないような美形ですが、エクストリームフェイスはブサカワと言えるでしょう。
とても静かで大人しい
社交性は平均的で懐く
ほとんど鳴くことはない
とても大人しく、あまり動かない
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国,イギリス |
| 猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 12歳～15歳 |
| なりやすい病気 | 膀胱炎,尿路結石症,毛球症,多発性嚢胞腎,尿毒症,流涙症 |
| 参考価格 | 10万円～20万円 |
被毛
| 抜け毛 | 多い |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | ブルー,ライラック,シール,チョコレート,フレーム,クリーム |
| 毛の長さ | 長毛 |
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No.8 ピーターボールド
前述したドンスコイを基礎として交配していき、誕生したのがこのピーターボールドです。
いわゆる無毛タイプのピーターボールドは、ほかの無毛タイプに似た印象を持ちます。
ですが、ピーターボールドの中には被毛のある子も存在し、これがまたブサカワな子たちなのです。
とても社交的で活発な性格の子ですが、紫外線などを始めとした皮膚病には気をつけなければいけません。
陽気な性格で活発でもある
とても人懐こく社交的
鳴き声は大きくないが、アピールはある
筋肉質で運動能力が高い
その他情報
| 原産地 | ロシア |
| 猫種公認団体 | TICA,FIFe |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 13歳～15歳 |
| なりやすい病気 | 皮膚病,熱中症,特発性膀胱炎 |
| 参考価格 | 35万円～70万円 |
被毛
| 抜け毛 | ない |
| 毛質 | 被毛なし |
| 毛色 | チョコレート,フォーン,ブラック,ライラック,ベロア,ブラッシュ |
| 毛の長さ | 被毛なし |
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No.9 フォールデックス
フォールデックスという猫種を聞いたことがある人は多くないと思いますが、実はスコティッシュフォールドがひとつの祖先となっています。
日本でも人気のスコティッシュフォールドに加え、エキゾチックショートヘアとの掛け合わせで誕生したのがフォールデックス。
両親とも言えるこの2猫種の特徴を引き継ぎ、折れ耳や短い鼻を引き継いでいる猫種です。
ただこれらの特徴を持つ以上、折れ耳や短頭種特有の遺伝性疾患や病気、ケガには注意が必要です。
愛情深く、人懐っこい
警戒心が強く、懐きづらい
あまり鳴くことはない
活発に動き回ることがある
その他情報
| 原産地 | カナダ |
| 猫種公認団体 | CCA |
| 大きさ | 小型 |
| 平均寿命 | 12歳～15歳 |
| なりやすい病気 | 多発性嚢胞腎,外耳炎,流涙症 |
| 参考価格 | 30万円前後 |
被毛
| 抜け毛 | 多い |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | ブルータビー,クリームタビー,シルバータビー,ブルークリーム,レッドタビー,ブラウンタビー,ブルー・ホワイト,レッド・ホワイト,トーティシェル |
| 毛の長さ | 短毛or長毛 |
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No.10 ブリティッシュショートヘア
ほかの猫種に比べればブサカワとまでは言えないものの、愛らしい猫種として人気のブリティッシュショートヘア。
非常にがっしりとした体格をしている猫種で、まん丸な顔と短めの鼻が特徴的です。
とはいえほかの短頭種に比べればまだ鼻も長い方で、気にならない方も多いでしょう。
遺伝性疾患の少ない猫種だと言われている一方で、肥満になりやすい点には注意が必要です。
愛情深くて寛容な性格
飼い主には懐くことが多い
ほとんど鳴かない
運動能力はとても高い
その他情報
| 原産地 | イギリス |
| 猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 15歳～20歳 |
| なりやすい病気 | 肥満,尿路結石症,肥大型心筋症,新生子溶血,糖尿病,皮膚病 |
| 参考価格 | 6万円～40万円 |
被毛
| 抜け毛 | 少ない |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | ブルー,ブルータビー,ブルーソリッド,ブルーゴールデンシェーデッド,クリーム&ホワイト |
| 毛の長さ | 短毛 |
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No.11 ブリティッシュロングヘア
前述のブリティッシュショートヘアを改良し、長毛種になったブリティッシュロングヘア。
ブリティッシュショートヘア同様にずんぐりむっくりとしたコビータイプで、全体的に丸みのある体が特徴的です。
長毛種で鼻が短いため、交配にも参加したペルシャにもどこか似ている風貌。
ブリティッシュショートヘアよりも体は頑丈ですが、肥満にはなりやすいと言われています。
構われることを好まない性格
適度な距離感で懐く
ほとんど鳴くことはない
運動量は多くない
その他情報
| 原産地 | イギリス |
| 猫種公認団体 | FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 14歳～17歳 |
| なりやすい病気 | 下部尿路疾患,腎臓疾患,肥満,肥大型心筋症 |
| 参考価格 | 20万円～50万円 |
被毛
| 抜け毛 | 多い |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | ブラック,ホワイト,クリーム,レッド,ブルー,キャリコ,シナモン |
| 毛の長さ | 長毛 |
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No.12 ペルシャ
上品でとても落ち着いた猫、という印象が一般的に知られているペルシャ。
多くの短頭種の祖先猫となっており、密集した被毛に短い鼻、短い手足などが特徴的な猫種です。
被毛の量が非常に多いため、自ら丁寧にグルーミングすることができず、飼い主さんのお手入れが必要不可欠。
鼻ぺちゃの影響もあり、涙が出やすい子も多いため、想像以上に手のかかる子になることもあります。
とても大人しい性格
適度な距離感で懐く
鳴くことが少ない
運動神経がよくない
その他情報
| 原産地 | イラン |
| 猫種公認団体 | CFA,FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 16歳～18歳 |
| なりやすい病気 | 眼瞼内反症,流涙症,多発性嚢胞腎,潰瘍性口内炎,肥大型心筋症,過敏性皮膚炎,尿路結石症 |
| 参考価格 | 10万円～40万円 |
被毛
| 抜け毛 | 多い |
| 毛質 | ダブルコート |
| 毛色 | ソリッド,ヒマラヤン,タビー,パーティーカラー,シルバー&ゴールデン,スモーク&シェーデット,キャリコ&バイカラー |
| 毛の長さ | 長毛 |
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No.13 ライコイ
無毛でもなくしっかり被毛が生えているわけでもない、そんな中間に位置する被毛を持つのがライコイです。
生後3週間頃から被毛が抜けていき、顔を中心に少しずつ被毛の量が少なくなっていきます。
最終的には全身の毛が抜けていくという特徴を持っており、とても印象的な見た目になる猫種です。
まだまだ歴史の浅い猫種であるためわかっていることは少ないですが、やはり被毛量が少ないため、皮膚病には注意が必要です。
穏やかで社交的な性格
警戒心は強いが、懐きやすい
大きく鳴くことは少ない
運動量は一般的
その他情報
| 原産地 | アメリカ合衆国 |
| 猫種公認団体 | FIFe,GCCF,TICA |
| 大きさ | 中型 |
| 平均寿命 | 不明 |
| なりやすい病気 | 腎臓病,皮膚病 |
| 参考価格 | 100万円前後 |
被毛
| 抜け毛 | 少ない |
| 毛質 | シングルコート |
| 毛色 | ブラックローン |
| 毛の長さ | 短毛 |
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鼻ぺちゃな猫種をお迎えする際の注意点
ブサカワ猫種にはそれなりの魅力がある一方で、特徴的な体の構造によって注意すべきポイントがあります。
まずは鼻ぺちゃ猫種を中心として、お迎えする際に気をつけたいポイントをまとめました。
呼吸器系の病気にかかりやすい
鼻ぺちゃ系の猫種は短頭種と言って、鼻が短く喉や気道が狭いという体の構造になっています。
そのためもとから呼吸が少ししづらい体の構造とも言えて、息苦しそうにしたりいびきをかくことがあります。
鼻腔狭窄（びくうきょうさく）や気管虚脱（きかんきょだつ）、そして軟口蓋過長症（なんこうがいかちょうしょう）といった病気に注意しなければいけません。
生活環境が劣悪だと発症しやすい病気などもあり、呼吸困難に陥ると命の危険もあります。
目の病気にかかりやすい
あまり関係ないようにも思われますが、鼻が短いと眼疾患にもかかりやすいという特徴があります。
実は目と鼻の通り道である鼻涙管が圧迫されるような体の構造で、涙が過剰に出やすい子もいるでしょう。
目にゴミが入りやすかったり、傷つきやすいという特徴もあるため、気づかぬうちに症状が悪化しているケースも少なくありません。
普段から特に涙の量や目やになどに注意し、気になる点があればすぐ動物病院へ行く必要があります。
熱中症にかかりやすい
通常、体が熱を持ち始めたら汗をかくことで体温を下げようとしますが、犬や猫はほとんど汗をかけない体の構造をしています。
そのため、熱を持ち始めたときには口呼吸などで唾液を気化し、体から熱を逃がそうとします。
ですが短頭種の場合、口腔内がほかの猫種に比べて狭いため、熱を逃がすことが苦手です。
その結果としてほかの猫種よりも熱中症になりやすく、完全室内飼いであっても徹底した室温・湿度の管理が必要なのです。
無毛猫種をお迎えする際の注意点
無毛や被毛が少ない子をお迎えするときには、皮膚へのダイレクトな刺激に注意が必要です。
皮膚を守る被毛がなかったり少ないわけですから、刺激はほかの猫種以上のものがあります。
皮膚病にかかりやすい
通常であれば被毛によって皮膚への直接的な刺激が遮断され、必要以上の刺激は加わりません。
ですが無毛の猫種であったり被毛の量が極端に少ない子は、さまざまな刺激をダイレクトに受けます。
直射日光の影響や家具にぶつかったときなど、被毛がある子に比べて病気やケガをしやすくなるのです。
被毛がないことで乾燥しやすい子もいますので、皮膚病には十分な注意が必要です。
ブラッシングとは違ったケアが必要になる
被毛がない子は、被毛がある子と同じようなブラッシングではいけません。
場合によってはブラッシングによって肌を傷つけてしまうこともあるため、お手入れ方法が違ってきます。
一般的に使われるブラシは使わず、ペット用ウェットティッシュやホットタオルなどを使って汚れを拭き取るのです。
毛球症などの被毛があることによって見られる病気にはなりづらいですが、その一方でお手入れの仕方が通常とは異なる点に注意が必要です。
この記事の執筆者
nademo編集部
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