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ピーターボールドってどんな猫種?特徴や性格・習性、適切な飼い方

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ピーターボールドってどんな猫種?特徴や性格・習性、適切な飼い方

つり上がった目や被毛が無毛である猫種はいくつか存在しますが、ピーターボールドもその一種です。

シュッとした顔つきに加えて、無毛や少量の被毛というのが特徴的な猫種。ひと目みれば、忘れられない姿をしています。

今回は、そんなピーターボールドの魅力について、詳しく迫っていきます。

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ピーターボールドの特徴

ピーターボールドは、ピーター(Peter)とボールド(bald)の2語を組み合わせて名付けられた猫種です。

ピーター(Peter)はロシアの地名から、ボールド(bald)は無毛という意味を持ちます。

その名の通り、無毛というのがピーターボールドの特徴で、ロシアを原産としています。

とはいえ完全な無毛というわけではなく、被毛が少なく、中には短毛種も存在します。

陽気な性格で活発でもある

とても人懐こく社交的

鳴き声は大きくないが、アピールはある

筋肉質で運動能力が高い

 その他情報

原産国ロシア
大きさ中型
平均寿命13歳~15歳
なりやすい病気皮膚病,熱中症,特発性膀胱炎
参考価格35万円~70万円

体毛

抜け毛ない
毛質被毛なし
毛色チョコレート,フォーン,ブラック,ライラック,ベロア,ブラッシュ
毛の長さ被毛なし

体高

男の子20cm~35cm
女の子20cm~35cm

体重

男の子3kg~5kg
女の子2.5kg~4.5kg

ピーターボールドの体高・体重

体高20cm~35cm
体重男の子:3kg~5kg
女の子:2.5kg~4.5kg

ピーターボールドの体高は、平均的に20cm~35cmほどで、比較的小柄です。

サイズ的には中型ですが、体重も3kg~4kg前後というのが多いです。

体のラインはとても細いので、体高は多少あっても体重は重くなりづらい体型ですね。

ピーターボールドの性格・習性

ピーターボールドはとても社交的な性格をしており、他の動物や先住猫とも仲良くすることができます。

一般的な猫よりもやや犬に近い性格をしており、飼い主さんにべったり懐くことも多々。

他人にも懐くことが多い猫種なので、来客があっても威嚇するようなことは少ないでしょう。

また、運動能力が高く活発な子も多いので、一緒に遊ぶ時間が必要になります。

ピーターボールドの毛色・被毛

特徴的な見た目でもあるその被毛は、無毛タイプと毛が少量のタイプという2種類存在します。

被毛タイプ種類毛の特徴
ボールドウルトラボールド無毛
フロックorシャモア部分的
ベロア全身に細かい毛
ヘアリーストレート直毛
ブラッシュカール

大まかに分けるとボールドとヘアリーという2種類ですが、そこからさらに3種類と2種類に分けられます。

それぞれ毛の特徴が異なっており、毛の少ないタイプがボールド。毛があり、直毛もしくはカール状なのがヘアリーです。

ピーターボールドの平均寿命

平均寿命は約13歳~15歳なので、一般的な猫種の平均年齢と大きく変わりません。

ただし、皮膚・被毛に特徴があるため、これらは特に気をつけて生活する必要があります。

皮膚病には様々な種類が存在するため、常に観察してあげることが大切です。

ピーターボールドの注意したい病気の一例

皮膚病かゆみ、赤み、発疹、などの症状が見られる。
熱中症体温が上がり、嘔吐や下痢、痙攣などが起こる。
特発性膀胱炎(とくはつせいぼうこうえん)頻尿や血尿、排尿による痛みなどが見られる。

やはり皮膚・被毛の特徴的な部分は病気にも繋がりやすく、様々な皮膚病に注意が必要です。

それだけではなく、家具やモノとちょっとぶつかっただけでも、毛で守られることがないため直接傷つく可能性もあるのです。

その他、熱中症や猫に多く見られがちな特発性膀胱炎など、注意したいポイントがいくつか存在します。

ピーターボールドとスフィンクスの違い

無毛タイプの猫種は何種類か存在しますが、中でも代表的なスフィンクスとの違いは以下の通りです。

ピーターボールドスフィンクス
被毛無毛or短毛無毛
ヒゲあるない

ピーターボールドは無毛に加えて短毛も存在しており、スフィンクスは無毛が基本です。産毛程度の被毛を持つ子もいます。

また、ピーターボールドにはヒゲがあり、スフィンクスには基本的にヒゲがありません。

その他にもドンスコイやバンビーノ、ユークレイニアンレフコイといった無毛の猫種が存在します。

元々、ピーターボールドの元になっている猫種の1種がドンスコイです。

そしてバンビーノはスフィンクスから、ユークレイニアンレフコイはドンスコイから誕生しています。

つまりこれらの無毛猫種たちは、スフィンクスやドンスコイの遺伝子を受け継いで無毛となっている、ということですね。

ピーターボールドの誕生の歴史

ピーターボールドは、1987年にロシアで見つかったドンスコイと、オリエンタルショートヘアの交配によって生まれた猫種です。

ドンスコイは成長するにつれて被毛が少しずつ抜けていく、という特徴を持つ猫種。この被毛の変化を解明するべく、ロシアのサンクト・ペテルブルグに住むオルガ・マロノアという研究者の手によって、研究がスタートしました。

この過程でオリエンタルショートヘアとの交配が行われ、誕生したのは4匹の子猫です。

ここで誕生した4匹の子猫たちによって無毛の謎が解明されることはありませんでしたが、ピーターボールドの基礎となったのはここで誕生した4匹だと言われています。

その後も様々な猫種との交配は続き、1996年にはロシアの猫登録団体SFFが新しい猫種として認定。

2005年にはアメリカのTICAによって、新しい猫種として認定されています。

ピーターボールドの飼い方

実はとても可愛らしく、飼い主さんにもたっぷりと懐いてくれるピーターボールド。

無毛の猫種は好みが分かれるところですが、一度好きになると溺愛してしまうほどに可愛い猫種です。

そんなピーターボールドをお迎えするとなったとき、気をつけたいポイントについてご紹介します。

皮膚・被毛のお手入れがとても重要

無毛と短毛が存在するピーターボールドですが、いずれにしても皮膚・被毛の丁寧なケアが必要です。

被毛が薄いことによりちょっとした衝撃でもケガをしやすく、他の猫種なら気にならないようなポイントでも、注意しなければいけなくなります。

例えば先住猫とのじゃれ合いやケンカなど、引っかき傷が思わぬ傷になることもあり得ます。

いつも以上に生活環境を整えてあげて、お手入れを欠かさないようにしましょう。

ケア方法としては、ブラッシングはそこまで必要とせず、濡らしたタオルで拭いてあげるというのがおすすめです。

温度管理・紫外線対策を徹底する

ロシアで生まれているピーターボールドですが、決して寒さに強いというわけではありません。

被毛が薄いことにより、暑い夏も寒い冬も、より一層と室温に気をつけてあげましょう。

もし嫌がらなければ、皮膚をケガから守るためにも服を着せてあげるというのもひとつの手。その分、いつも以上に丁寧で優しくケアしてあげる必要もあります。

室内飼いが基本ですが、紫外線対策として猫用の日焼け止めなどもおすすめですよ。

活発なので運動スペースを確保する

ケガや病気には気をつけてあげたい猫種ですが、実はとても活発な子が多いです。

部屋の中を激しく動き回ることもあるので、キャットタワーやおもちゃなどの用意が必要不可欠。

一緒に遊んであげる時間を確保することはもちろん、一人遊びもできるような環境にしてあげましょう。

他の動物とのコミュニケーションも上手なので、多頭飼いも可能です。

賢いのでしつけは苦労しづらい

学習能力がとても高いピーターボールドは、お迎えからのトレーニングで苦労することが少ないでしょう。

元々猫はトイレを覚えることは苦手としていないため、しつけ自体も少なく済むかもしれませんね。

ただし、全く何もしなければ覚えることもできません。何が必要なのか、どんなトレーニングがいつから必要なのか、しっかりと理解しておきましょう。

飼い主さんへの依存度が高い点に注意

とても人懐っこく愛情深いピーターボールドですが、これが注意点にもなっています。

飼い主さんにべったりということも少なくないので、お留守番などが苦手な猫種と言えるでしょう。

飼い主さんへの依存度が高すぎると、分離不安症になるリスクもあります。

しっかりとコミュニケーションを取る時間も必要ですが、お留守番の訓練も時には必要となるでしょう。

ピーターボールドにおすすめのキャットフード3選

モグニャンキャットフード

出典 :https://www.amazon.co.jp/

大人気ペットフードとして知られるカナガンのスタッフが作り上げた、モグニャンのキャットフード。

グレインフリー(穀物不使用)で、着色料や香料も当然不使用。

新鮮な白身魚を65%使用し、子猫から老猫までのオールステージ対応となっているキャットフードです。

総合栄養食ではありませんが、FEDIAFの基準を満たす工場で生産されています。

対象年齢全年齢
内容量1.5kg
原産国イギリス
主原料白身魚、タピオカ、ジャガイモ
安全性の高い添加物酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
注意したい添加物なし
100gあたりのカロリー379kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合)174円
定期販売【1.5kg】3,920円、【3kg】7,404円、【9kg】20,904
フード目的一般食(FEDIAF基準)
フードの種類ドライ

カナガンキャットフード チキン

言わずとしれたカナガンのキャットフードで、チキンタイプとサーモンタイプが販売されています。

なかなかドライフードを食べてくれない子もいますが、満足のいく食いつきが期待できるでしょう。

高品質な食材は「放し飼いチキン、サーモン・ニシン・マス・白身魚」など、旨味たっぷりのキャットフードです。

対象年齢全年齢
内容量1.5kg
原産国イギリス
主原料乾燥チキン、チキン生肉、サツマイモ
安全性の高い添加物なし
注意したい添加物なし
100gあたりのカロリー405kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合)188円
定期販売【1.5kg】4,237円、【3kg】8,002円、【7.5kg】18,830円
フード目的一般食(FEDIAF基準)
フードの種類ドライ

アランズナチュラルキャットフードチキン&ターキー用

出典 :https://www.amazon.co.jp/

ペットフードの先進国でもある、イギリスで生産されているアランズナチュラルキャットフード。

放し飼いのチキンとターキーを使用し、生産時には人工添加物を一切使用していないフードを実現。

穀物・香料・着色料は不使用で、厳選した自然素材で作り上げられています。

対象年齢全年齢
内容量1.5kg
原産国イギリス
主原料乾燥チキン、ターキー、ターキー油脂、チキングレイビー
安全性の高い添加物なし
注意したい添加物なし
100gあたりのカロリー381kcal
1日あたりの価格(体重5kgの場合)193円
定期販売定期便あり
フード目的一般食(FEDIAF基準)
フードの種類ドライ

ピーターボールドの価格

ピーターボールドを日本国内で迎え入れることは難しく、基本的には海外となるでしょう。

あまり多くない猫種なので、ペットショップや譲渡会などから迎え入れることは難しいです。

かといってブリーダーさんも多くないため、海外のブリーダーさんを頼ることになると思います。

そうなると、移動や手数料として数十万円が上乗せされるので、35万円~70万円程度を想定しておくのが良いでしょう。

個体価格はそこまで高くないでしょうが、諸経費を加味してお迎えを検討してみてください。

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